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Marcus Kingの使用機材・エフェクターまとめ|エフェクターボードと音作り

マーカス・キングの機材を調べるなら、最初に見るべきなのは「何を使っているか」だけではなく、どの役割で使っているかです。

Fender Super Reverb系の低中音域が多いクリーンまたは軽い歪みを基に、TS9で中音域を補い、Phase 90やUni-Vibe系の揺れと短いEchoplex系ディレイを加える方法を紹介します。

この記事では、「マーカス キング 機材」「marcus king pedalboard」で知りたい内容に合わせて、確認できる使用エフェクター、エフェクターボードの考え方、近い音を作るための代替機を整理します。

この記事の見方
アーティストの使用機材は時期やツアーで変わります。この記事では、本人発言、機材解説、信頼できる機材データベース、メーカー投稿などで確認できるものを中心に扱い、確度が低いものは断定しません。

Marcus Kingの使用機材の結論

Marcus Kingサウンドの中心は、エフェクターを大量に重ねる音ではありません。アンプとギターの反応を残したまま、必要な場面でエフェクターを足すタイプです。

特に重要なのは、以下の4つです。

役割代表的な機材音の方向優先度
基本の歪みIbanez TS9 Tube Screamer / PCE-FX Aluminum Falcon III中音域を強めるブルースロックの歪み
揺れMXR Phase 90 / Fulltone Mini DejaVibe系70年代ロック、サザンロック的なうねり
飛び道具/ブーストAnalog Man Beano Boost / Tru-Fi Colordriver倍音、フィードバック、荒さ
広がりDunlop Echoplex Delay EP103 / Fender Mirror Image Delay短いスラップバック、歌ものの広がり

まず近い音を作るなら、Tube Screamer系、フェイザー、Uni-Vibe系、短めのディレイをそろえるのが現実的です。

Marcus Kingのエフェクターボードで重要なエフェクター

ここでは、確認できる機材と、音作り上の役割を分けて整理します。

Ibanez TS9 Tube Screamer

TS9は、Marcus Kingのエフェクターボードを語るうえで最重要に近いオーバードライブです。

Premier Guitarの機材紹介では、Fender Super ReverbとTS9を組み合わせた使用例が紹介されています。ポイントは、TS9を単なる歪み系エフェクターとしてではなく、アンプの音量と反応を整える道具として使っていることです。

中音域が強く、低音域のぼやけが少ないため、ソロをバンドの中で聞き取りやすい音です。Marcus King風に使うなら、ゲインを上げすぎるより、アンプのクランチに少し音の伸びを足す感覚が合います。

TS系の選び方を詳しく知りたい場合はこちらで整理しています。

PCE-FX Aluminum Falcon III

PCE-FX Aluminum Falcon IIIは、TS9の代わりにボードへ入ったとされるオーバードライブです。Equipboardでは、メーカー投稿を根拠に「TS9を置き換えた」と説明されています。

ただし、国内での入手性はTS9ほど高くありません。完全に同じ機材を探すより、TS系の中域、アンプへの入力を強くする使い方、ピッキングへの反応を基準に近いエフェクターを選ぶほうが現実的です。

MXR Phase 90 / Phase 100

MXR Phase 90は、Marcus Kingのサザンロック、ブルースロック的な揺れを作るうえで重要なフェイザーです。

Phase 90系は、コーラスほど広がりすぎず、Uni-Vibeほど癖が強すぎない中間の揺れを作れます。コードを弾いたときはゆっくりうねり、リードでは音の後ろで動くため、70年代ロックの空気を出しやすいです。

Phase 100も候補に入ります。より揺れ幅を作り込みたい場合はPhase 100、シンプルに1ノブで使いたい場合はPhase 90が選びやすいです。

Analog Man Beano Boost

Analog Man Beano Boostは、Dallas Rangemaster系の関連情報にあるトレブルブースターです。Marcus Kingは、通常の歪み作りというより、フィードバックや荒さを強く出したい場面で使う機材として語っています。

このタイプは、常時ONで万人向けに使うエフェクターではありません。ハムバッカー、太いアンプ、音量を出せる環境で、倍音と暴れ方を足すためのエフェクターです。

近い方向を狙うなら、Rangemaster系ブースター、ゲルマニウム系ブースター、または高域がバンドの中で聞き取りやすくなるブースターを候補にすると音作りの意図をつかみやすいです。

既存ボード関連情報では、Benson Amps Germanium BoostやMXR Booster Miniも名前が挙がっています。Bensonは倍音や荒さを足すゲルマニウム系、MXR Booster Miniは必要な場面で音量を一段バンド内で聞き取りやすくするクリーンブースターとして考えると整理しやすいです。

Fulltone Mini DejaVibe系

Fulltone Mini DejaVibe系は、Uni-Vibe的な深いうねりを作るエフェクターです。

Marcus King本人は、Black Crowes系の楽曲を演奏する関連情報でUni-Vibe系の音が必要になり、Mini DejaVibeを使うようになった趣旨の発言をしています。つまり、常時ONの基本音というより、曲の色を変えるための揺れものです。

Uni-Vibe系は、フェイザーよりも濃く、コーラスよりも古いサイケ感が出ます。Marcus King風に使うなら、深くかけすぎず、リードや長いコードの余韻にうねりを足す程度が扱いやすいです。

Dunlop Rotovibeも、足元で揺れを操作しやすいロータリー/ビブラート系として既存記事に掲載されていた機材です。Mini DejaVibeほどピンポイントなUni-Vibe再現だけでなく、踏み込みで揺れの速さを動かしたい場合に向きます。

現行で選びやすいUni-Vibe系はこちらでも比較しています。

Univox Super-Fuzz系 / Tru-Fi Colordriver

Marcus Kingのファズ系は、常に同じ1台で固定というより、曲や時期によって荒い倍音を足す機材として見るほうが自然です。

Equipboardでは、El Dorado期の機材としてUnivox Super-Fuzz、Tru-Fi Colordriverなどが挙げられています。Super-Fuzz系はオクターブ上の倍音を含む粗いファズ、Colordriver系は出力音量を上げられるプリアンプ兼ファズとして扱います。

近い音を狙うなら、Fuzz Face系だけでなく、オクターブファズやColorSound Overdriver系も候補になります。ブルースロックのメイン歪みというより、ソロのピークで音を太く荒くする役割です。

ファズ選びの基準はこちらでも解説しています。

Dunlop Echoplex Delay EP103

Dunlop Echoplex Delay EP103は、Marcus Kingの反復音や残響の広がりを作るディレイとして重要です。

長く残る空間系というより、短めのスラップバックに近い使い方が合います。リードへ小さな反復音を加えると、原音を隠しすぎず余韻を伸ばせます。

Marcus King風にするなら、ディレイタイムは短め、ミックスは控えめ、リピートも少なめが基本です。ディレイが主役になる設定ではなく、歌とギターを太く見せるための薄い反復音や残響の広がりと考えると失敗しにくいです。

Fender Mirror Image Delay

Fender Mirror Image Delayも、Marcus Kingの機材として名前が挙がるディレイです。

Echoplex系ほどヴィンテージテープエコーの関連情報に寄せるというより、複数のディレイ音域の傾向を1台で扱える実用機として考えると分かりやすいです。ライブで細かく使い分けるより、短めの広がり用に固定する使い方が合います。

MXR M300 Reverb

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MXR M300 Reverbは、ボード用リバーブとして名前が挙がる機材です。

Marcus Kingの音作りでは、リバーブを深くかけて空間を作るより、アンプや会場の響きに足りない部分を補う役割で考えるほうが自然です。設定は浅めから始め、ギターの低中音域の量が奥に引っ込まない範囲に留めるのがおすすめです。

Ernie Ball Volume Pedal

Ernie Ballのボリュームペダルは、音量調整やミュート用途で使われる機材です。

Marcus Kingの場合、ボリュームペダルで常に音色を作るというより、ギター本体のボリューム操作を重視するタイプです。エフェクターはチャンネルミュートやステージ上の実用的な音量管理として見ると理解しやすいです。

Dunlop Cry Baby GCB-95

Dunlop Cry Baby GCB-95は、ワウの定番です。

Marcus Kingは、手に入りやすく、必要なときに代替しやすい機材としてオリジナルCry Babyを評価する関連情報があります。音作りとしては、常時踏むより、リードの一部で母音のような動きを足す使い方が合います。

ワウペダル選びはこちらでも詳しく比較しています。

BOSS TU-3

BOSS TU-3は、ステージ用チューナーとして定番のエフェクターです。

Marcus Kingのサウンドを作る機材というより、ライブでの安定性に使う実用品です。アーティストのボード再現を考える場合でも、チューナーは音色より視認性、耐久性、ミュートのしやすさで選ぶのが良いです。

Marcus Kingのギターとアンプの考え方

Marcus Kingのエフェクターを理解するには、ギターとアンプの土台も重要です。

代表的なギターとしては、Gibson ES-345、Les Paul、Telecaster、Stratocasterなどが語られます。特にES-345系の太いハムバッカーサウンドと、Fender Super Reverb系の大きなクリーン/クランチは、エフェクター選びに大きく関係します。

TS9やBeano Boostは、アンプで軽い歪みを作った状態から、アンプへの入力を強くする使い方があります。自宅の小音量アンプで完全再現を狙うより、アンプライクなクリーン/クランチを先に作り、その前段にTS系やブースターを足すほうが近道です。

参考 Marcus King – EquipboardEquipboard 参考 Marcus King Official SiteMarcus King

Marcus King風の音作り

Marcus King風の音を作るなら、エフェクターの数より順番とゲイン量が大事です。

基本の流れは、ギター、ワウ、ファズ/ブースター、TS系、揺れもの、ディレイ、リバーブ、アンプです。ファズやトレブルブースターを最初につなぎ、Ibanez TS9やTS MINIはその後につなぐと、アンプへの入力を強くできます。

設定の目安は以下です。

エフェクト設定の方向注意点
TS系Driveは中程度、Levelはアンプとの音量差を見て調整歪ませすぎるとピッキングの低中音域の量が消えやすい
フェイザーSpeedは遅め速すぎるとファンク寄りになりすぎる
Uni-Vibe系Depthは中程度、Speedは曲に合わせる深すぎると歌の伴奏で邪魔になりやすい
ディレイ短め、Mix控えめ、Repeat少なめ長いディレイはMarcus Kingらしい生々しさから離れやすい
リバーブ薄め深くすると音が奥に引っ込みやすい

ブルースセッションやサザンロック系の実用ボードを組むなら、こちらの記事の考え方も近いです。

近い音を作るためのおすすめ順

完全なエフェクターボード再現を目指すより、音作りの優先順位でそろえるほうが失敗しにくいです。

1台目はTS系オーバードライブです。TS9、TS808、TS MINI、Maxon OD808・OD9などは中音域を強め、アンプへの入力を強くする用途で比較できます。

2台目はフェイザーです。MXR Phase 90系を入れると、70年代ロックやサザンロックの揺れが一気に出しやすくなります。

3台目は短めのディレイです。Echoplex系やアナログ風のディレイで反復音を小さく混ぜると、リードの低中音域を大きく変えずに余韻を伸ばせます。

4台目以降で、Uni-Vibe系、ワウ、ファズ/ブースターを足すと、曲ごとの色を作りやすくなります。

FAQ

Marcus Kingの代表的なエフェクターは何ですか?
Ibanez TS9 Tube Screamer、MXR Phase 90、Fulltone Mini DejaVibe系、Analog Man Beano Boost、Dunlop Echoplex Delay EP103などが重要です。時期によってボードは変わるため、役割で見るのがおすすめです。
Marcus King風の音作りで最初に買うならどれですか?
最初はTS系オーバードライブが選びやすいです。TS9やTS MINIをアンプの前に置き、ゲインを上げすぎず中域と音の伸びを足すと近づけやすいです。
Marcus Kingのpedalboardは現在も同じですか?
ツアーや時期で変わります。この記事では確認できる機材を中心に整理していますが、現在の完全な固定ボードとして断定せず、音作りの役割で見るのが安全です。
Marcus King風にUni-Vibeは必要ですか?
必須ではありませんが、Black Crowes系や70年代ロック寄りのうねりを出したいなら有効です。まずはTS系とフェイザーを優先し、その後にUni-Vibe系を足すと組みやすいです。

まとめ

Marcus Kingの使用機材は、TS9、Phase 90、Beano Boost、Mini DejaVibe系、Echoplex Delayなどが重要です。

珍しいエフェクターの数より、低中音域の多いギターとアンプを使い、必要な場面だけエフェクターをオンにすることが重要です。

まずはTS系で中域と音の伸びを作り、Phase 90で揺れを足し、短いディレイで反復音や残響の広がりを出す。この3点から始めると、Marcus Kingらしいブルースロック/サザンロックの方向へ近づけます。