ベースシンセエフェクターは、ベースの入力を加工したり、演奏を検出して別の電子音を作ったりする機材です。すぐに音を選びたいならBOSS SY-1、音色を保存したいならSY-200、パソコンやアプリで細かく作るならSource Audio C4が選びやすい候補です。
ベースシンセは何をしている?
ベースシンセの作り方は1つではありません。入力音へフィルターや歪みを加えてシンセらしく変える方式、音程を検出して内部の発音部を鳴らす方式、複数の処理を組み合わせるデジタル方式があります。原音を残せる機種では、いつものベース音に低いシンセ音やフィルター音を足せます。
MIDI変換機能のない製品も多く、すべてのベースシンセが外部シンセを演奏できるわけではありません。また、単音向けと和音対応では弾き方が変わります。
| 製品 | 音色・保存 | 発音の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| BOSS SY-1 | 121音色、メモリーなし | 和音対応 | ノブですぐ音を探したい |
| BOSS SY-200 | 171音色、128メモリー | 和音対応 | ライブで音色を保存したい |
| Source Audio C4 Synth | 最大4系統のボイス、MIDIで128プリセット | エディターで詳細設定 | 音作りを深く行いたい |
| Future Impact V4 | シンセとMIDI音源拡張 | ベース向け多機能 | シンセ中心のシステムを組みたい |
| MXR Bass Synth | 8プリセット | 単音シンセ | 足元で分かりやすく操作したい |
BOSS SY-1 Synthesizer
SY-1は11タイプ×11バリエーションの121音色を備えます。専用ピックアップは不要で、ギター/ベース切り替えと、原音・シンセ音の音量調整ができます。メモリー機能はないため、曲間でノブを大きく変えない使い方に向きます。
BOSS SY-200 Synthesizer
SY-200は171音色と128メモリーを備え、MIDIにも対応します。SY-1と似た用途を持ちますが、ライブで曲ごとの音色を保存し、フットスイッチで呼び出せる点が大きな違いです。
Source Audio C4 Synth
C4 Synthは最大4系統のボイスを組み合わせ、各系統へオシレーター波形や入力信号を割り当てられます。フィルターとエンベロープもエディターで設定でき、スマートフォンやパソコンで音色を設計したい人向けです。
Source Audio C4 SYNTH コンパクトエフェクター シンセサイザーペダル ソースオーディオ
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メーカーの英語サイトには、次のように記載されています。
Mix together any of the 4 independent Voices and assign oscillator wave shape.日本語訳:最大4系統の独立したボイスを混ぜ、各ボイスへオシレーター波形を割り当てられます。
参考 C4 Synth製品情報(英語)Source AudiopandaMidi Solutions Future Impact V4
Future Impact V4はベース用シンセとMIDI音源拡張機能を組み合わせた機種です。音作りの項目が多いため、プリセットを選ぶだけでなく、シンセの波形やフィルターを理解して作り込みたい人に合います。
メーカーの英語サイトでは用途を次のように示しています。
Bass guitar synthesizer and MIDI expander.日本語訳:ベース用シンセサイザーとMIDI音源拡張機能を備えます。
参考 Future Impact V4製品情報(英語)pandaMidi SolutionsMXR MB301 Bass Synth
MB301 Bass Synthは8プリセット、サブオクターブ、エンベロープ、モジュレーションを備えた単音向けのベースシンセです。コードより1音ずつ明確に弾き、足元のノブで原音とシンセ音を混ぜたい人に向きます。
メーカーの英語サイトには、次のように記載されています。
This powerhouse of a pedal offers thunderous sub-octave, expressive envelope, and lush modulation effects.日本語訳:サブオクターブ、エンベロープ、モジュレーションを組み合わせたシンセ音を作れます。
参考 MXR Bass Synth製品情報(英語)Dunlop音が途切れるときの弾き方と接続順
最初はベース → ベースシンセ → コンプレッサー/歪み → アンプで試します。シンセの前では、強い歪みや長い残響を避けると音程を読み取りやすくなります。
単音向けの機種では、隣の弦をしっかりミュートし、音と音の間を少し空けます。低すぎる音で反応が不安定な場合は、1オクターブ上で同じフレーズを試すと原因を切り分けられます。
ベース用エフェクター全体の役割を見直したい場合はこちらも参考になります。
よくある質問
- ベースシンセエフェクターとは何ですか?
- ベースの入力をフィルターや歪みで加工する方式、音程を検出して別の電子音を作る方式などで、シンセらしい音を作るエフェクターです。原音を混ぜられる機種もあります。
- ベースシンセでコードは弾けますか?
- 和音対応のSY-1やSY-200ではコードも扱えます。単音向けの機種は1音ずつ弾き、不要な弦をミュートすると安定します。
- ベースシンセはボードのどこへ置きますか?
- 音程を読み取りやすくするため、最初はチューナーの後、強い歪みやディレイの前へ置きます。機種ごとの入力レベルを合わせてから順番を調整します。
まとめ
手早さならSY-1、保存機能ならSY-200、詳細な音作りならC4 SynthやFuture Impact V4、単音シンセを足元で扱うならMXR Bass Synthが候補です。演奏する音数と、音色保存の必要性から選んでください。






