エレキギター機材知恵袋を開設しました!質問募集中!

藤原基央の使用機材まとめ|ギター・エフェクター・アンプと音作り

藤原基央の使用機材まとめ|ギター・エフェクター・アンプと音作り

BUMP OF CHICKENの藤原基央さんの音を近づけるなら、最初に見るべきなのはエフェクター単体ではなく、ギター、アンプ、歪み、空間系を含めた全体の組み方です。

結論から言うと、藤原基央さんのギターの音は、P-90系ギター、歪みの少ない音から軽く歪んだ音まで使えるアンプ、ピッキングに反応するオーバードライブ、反復音や揺れを加えるエフェクターの組み合わせです。

この記事では、藤原基央さんの使用機材として名前が挙がるギター、エフェクター、アンプを整理しつつ、BUMP OF CHICKENらしい音作りに近づくための現実的な代替候補まで解説します。

この記事の見方
アーティスト機材は時期やツアー、レコーディングごとに変わります。この記事では、使用情報を確認できる機材と、似た音を作るための代替機を分けて整理します。

藤原基央氏の使用機材早見表

機材名種類使用時期・用途入手性代替候補
Gibson Les Paul Special TV Yellow系エレキギター藤原基央さんの代表的なP-90系サウンドとして語られることが多い機材ヴィンテージは高額P-90搭載Les Paul Specialタイプ
Fender Telecaster系エレキギター近年のステージや楽曲イメージで言及されることが多い機材現行品で選びやすいPlayer / American Performer系Telecaster
Gibson J-45系アコースティックギターアコースティックパート、弾き語り寄りの音現行・中古とも選択肢ありJ-45系、ラウンドショルダー系
Matchless DC-30系ギターアンプクランチ、歪みの土台として語られることが多い高価VOX AC系、Matchless系アンプシミュレーター
Bad Cat Black Cat 30系ギターアンプクリーンから軽いクランチの土台高価Fender系クリーン、JC-120、クリーン寄りアンプシミュレーター
Klon Centaur / Centaur系オーバードライブ中音域を強め、アンプに入る信号を大きくするオリジナルは非常に高額Warm Audio Centavo、Soul Food、Sugar Drive
BOSS BD-2 Blues Driverオーバードライブ初期から中期の荒さとピッキングレスポンス入手しやすいBD-2W、BD-2系OD
Honda Sound Works DRIVE-Fオーバードライブカスタム系ドライブとして言及される機材入手困難BD-2系、ローゲインOD
Eventide TimeFactorディレイアルペジオに反復音を加える中古中心現行デジタルディレイ
BOSS TR-2トレモロ揺れのあるクリーン/アルペジオ入手しやすいトレモロ内蔵マルチ、アンプトレモロ
Electro-Harmonix Small Cloneコーラス浮遊感のあるクリーン入手しやすいアナログコーラス全般
MXR Phase 90フェイザーリフやソロのうねり入手しやすい1ノブフェイザー
Jim Dunlop Cry Baby系ワウリードやフレーズの表情付け入手しやすいCry Baby系、可変幅の広いワウ

藤原基央のギターの音を作る要素

藤原基央さんの音作りでまず大事なのは、歪ませすぎないことです。

BUMP OF CHICKENのギターは、ハイゲインで壁を作るというより、コードの中音域、ピッキングの強弱、歌の後ろで鳴る余韻が重要です。強く弾くと音量と歪みが増え、弱く弾くとその変化が小さくなります。そこにBUMPらしい歌との距離感があります。

音作りの軸は、次の4つに分けると考えやすいです。

  • P-90系、または太めのシングルコイルのギター
  • クリーンから軽いクランチのアンプ
  • BD-2やCentaur系のような、ピッキングに反応するローゲインからミドルゲインの歪み
  • ディレイの反復音、トレモロやコーラス、フェイザーの揺れ

「天体観測」「カルマ」のようなリフの立ち方、「ray」や「アカシア」のような広がり、「車輪の唄」やアコースティック寄りの楽曲でのコード感を考えると、エフェクターだけでなくギターとアンプの土台がかなり重要です。

藤原基央の使用ギター

Gibson Les Paul Special TV Yellow系

藤原基央さんのギターとして特に象徴的に語られるのが、P-90ピックアップを搭載したLes Paul Special系のサウンドです。

P-90は、一般的なハムバッカーほど滑らかにまとまりすぎず、シングルコイルよりも中域が太く出ます。コードの各音が残り、軽く歪ませても輪郭が潰れにくいのが特徴です。

BUMP OF CHICKENのギターで感じる、少しざらっとしたコード感、歌を邪魔しない低中音域の量、ピッキングで表情が変わるクランチは、P-90系ギターでかなり近づけます。

本家ヴィンテージを狙う必要はありません。音作りの方向としては、P-90搭載のLes Paul Specialタイプ、Juniorタイプ、または太めのシングルコイルを載せたギターを選ぶほうが現実的です。

Fender Telecaster系

Telecaster系のギターは、藤原基央さんの使用ギターを考えるうえで外せない選択肢のひとつです。

Telecaster系は、P-90系よりもアタックが速く、コードの輪郭がはっきり出ます。BUMP OF CHICKENの近年のアレンジのように、バンド全体の中でギターを整理して鳴らしたい場合、Telecaster系の硬さとバンドでの聞こえやすさはかなり相性が良いです。

ただし、Telecasterを使えばそのまま藤原基央さんの音になるわけではありません。重要なのは、アンプをクリーンから軽いクランチに置き、歪みを薄く重ねて、右手の強弱で音量と歪み方を変えることです。

Gibson J-45系などのアコースティックギター

BUMP OF CHICKENの楽曲では、エレキギターだけでなくアコースティックギターの音も重要です。J-45系のようなラウンドショルダーのアコースティックは、低域が膨らみすぎず、歌の後ろでコードを支えやすい音になります。

アコギを選ぶ場合は、派手な高域よりも、ストロークしたときの中域、歌の邪魔をしないまとまり、録音で扱いやすい低域を重視すると近い方向に寄せやすいです。

藤原基央の使用アンプ

Matchless DC-30系

藤原基央さんのアンプとしてよく名前が挙がるのが、Matchless DC-30系です。

Matchless系は、ほとんど歪ませない設定でも音が細くなりにくく、軽く歪ませると高音域の倍音が増えます。BD-2やCentaur系のような歪みを前段に置くと、エフェクターだけで歪ませるのではなく、アンプへの入力が大きくなり、低中音域を多く含むクランチになります。

自宅で再現するなら、本物のDC-30を用意するより、VOX AC系のクリーン/クランチ、Matchless系のアンプシミュレーター、または高域がきれいに出るクリーンアンプを土台にするほうが現実的です。

Bad Cat Black Cat 30系

Bad Cat Black Cat 30系も、藤原基央さんのクリーンやクランチの音に使われる例が多いアンプです。

Bad Cat系は、クリーンのレンジが広く、エフェクターを乗せても音が潰れにくい方向です。ディレイ、コーラス、トレモロを使う場合、アンプ側が濁りすぎると反復音や揺れが原音より目立ちすぎます。歌の後ろでディレイやリバーブを使う場合は、アンプを歪ませすぎない設定が必要です。

自宅で近づけるアンプ設定

自宅やスタジオで近づけるなら、まずは次の設定を基準にしてください。

項目目安
ゲインクリーンから軽いクランチ
低域出しすぎない
中域少し上げる
高域痛くならない程度に残す
リバーブ深すぎない
歪みエフェクターで薄く足す

JC-120のようなクリーンアンプでも、BD-2やCentaur系を薄くかけるとかなり近い方向に寄せられます。

JC-120での歪み作りを詰めたい場合は、こちらの記事も参考になります。

藤原基央の使用エフェクター

Klon Centaur / Centaur系

Klon Centaurは、藤原基央さんの歪み機材として名前が挙がることが多いエフェクターです。

Centaur系の良さは、単体で強く歪ませるというより、アンプへ入る信号を大きくし、中音域を強められることです。ゲインを上げすぎず、アンプや他の歪みの手前で使うと、コードの中音域が太くなり、リードのサスティンも伸びます。

オリジナルのCentaurは非常に高額なので、再現を狙うならWarm Audio CentavoのようなCentaur系エフェクターが現実的です。BUMP OF CHICKEN風の音作りでは、GAINを控えめにして、OUTPUTを上げてアンプに入る信号を大きくする使い方が合います。

BOSS BD-2 Blues Driver

BD-2は、藤原基央さんの初期から中期の歪みを考えるうえで外せない定番です。

BD-2は、ピッキングに対する反応が速く、ゲインを上げると少し粗い歪みになります。コードの各音が少し粗く聞こえ、バンド演奏でもギターを聞き取りやすい音です。

「天体観測」や「カルマ」系の歯切れの良いリフを作るなら、BD-2のGAINを上げすぎず、TONEを耳に痛くないところまで抑えるのがポイントです。アンプがクリーンすぎる場合は、LEVELを少し高めにしてアンプへの入力を大きくすると、エフェクターだけの歪みになりにくくなります。

Honda Sound Works DRIVE-F

Honda Sound Works DRIVE-Fは、藤原基央さんのために製作されたカスタム系ドライブとして言及されることがあるエフェクターです。

市販品として常に入手しやすい機材ではないため、再現用としてはBD-2系、ローゲインOD、アンプライクなオーバードライブを候補にすると考えやすいです。

音作りの狙いは、強い歪みではなく、アンプのクランチに低中音域と軽い歪みを加えることです。コード感を残したまま、サビやリードの音量を上げる用途に向きます。

Free The Tone FB-2 FINAL BOOSTER

Free The Tone FB-2 FINAL BOOSTERは、音量を上げるブースターとして言及される機材です。

ブースターは歪みを増やすためだけのものではありません。歌の後ろでは音量を抑え、ソロや印象的なフレーズでは音量と中音域を上げる使い方に向きます。

入手が難しい場合は、原音を大きく変えすぎないクリーンブースターで代用できます。

Z.VEX SUPER HARD ON

Z.VEX SUPER HARD ONは、ギターからアンプへ入る信号を大きくし、弦を弾いた直後の音をはっきりさせるブースターです。

常時ONでプリアンプ的に使うと、後段の歪みやアンプの反応が変わります。BUMP OF CHICKEN風の音作りでは、強く歪ませるより、クリーンからクランチの輪郭を少しはっきりさせる使い方が合います。

BOSS OS-2 OverDrive/Distortion

OS-2は、オーバードライブとディストーションをCOLORノブで混ぜられるエフェクターです。

藤原基央さんのキャリア初期機材として名前が挙がることがあります。BD-2よりも強く歪ませたい場面や、粗いロック感を出したい場面では、OS-2のようなエフェクターが選択肢になります。

ただし、BUMP OF CHICKEN風に使うなら、ディストーション側へ振り切るより、オーバードライブ寄りにしてコードの輪郭を残すほうが合わせやすいです。

BOSS OD-1 OverDrive

BOSS OD-1は、BOSS初期のオーバードライブとして知られる名機です。

藤原基央さんの過去機材として名前が挙がることがありますが、現在の入手性は高くありません。代替するなら、SD-1系、OD-3、または中音域が強くなるローゲインオーバードライブが候補です。

OD-1系の良さは、強い歪みではなく、アンプの前で中域を整えてくれるところです。コードの各音が聞き取りやすく、バンド演奏で使いやすい歪みです。

BOSS OD-3 OverDrive

OD-3はBD-2より低中音域が強く、単音を伸ばしやすいオーバードライブです。

藤原基央さんの過去使用機材として名前が挙がることがあります。BD-2のざらつきが強すぎると感じる場合、OD-3を使うと低域とサスティンを足しやすくなります。

BUMP OF CHICKEN風のクランチでは、GAINを上げすぎず、LEVELを上げ、アンプに入る信号を大きくする設定が使いやすいです。

BLACK CAT SUPERFUZZ

BLACK CAT SUPERFUZZは、過去機材として名前が挙がることがあるファズです。

藤原基央さんの音作りは常にファズ中心というわけではありませんが、楽曲によっては荒い歪みや飛び道具的な音が必要になります。ファズを使う場合も、音を潰しすぎず、バンド全体の中でリフやソロの音を立たせる方向で使うのが合います。

Far East Electric Original Custom Made

Far East Electricのカスタムメイド機材も、藤原基央さんの機材として言及されることがあります。

詳細仕様が不明な機材なので、回路や音の傾向は断定しません。特定のステージやシステムに合わせて作られたカスタム機材として扱うのが自然です。

再現を考えるなら、ブランド名を追うより、役割を見ます。歪みを増やすのか、音量を上げるのか、アンプを切り替えるのか。その役割に合わせて現行品を選ぶほうが実用的です。

空間系・モジュレーション系

Eventide TimeFactor

Eventide TimeFactorは、BUMP OF CHICKENの広がりのあるギターを考えるうえで重要なディレイです。

TimeFactorは、2系統のディレイを使い、異なる間隔の反復音を重ねられます。アルペジオに薄くかけると、原音の輪郭を残したまま反復音を加えられます。

「ray」や近年のBUMP OF CHICKENのように、反復音を原音より目立たせない場合は、ディレイタイムを長くしすぎず、MIXを控えめにします。

ディレイ選びを広く比較したい場合は、こちらの記事でも定番機種を整理しています。

BOSS TR-2 Tremolo

TR-2は、音量を周期的に揺らすトレモロです。

トレモロは派手なエフェクトに見えますが、設定を浅めにすると、クリーンやアルペジオへ浅い揺れを加えられます。BUMP OF CHICKENのように歌を中心にしたバンドでは、エフェクトが主張しすぎないことが大事です。

RATEは曲のテンポに合わせ、DEPTHは深くしすぎない。これだけでも、コードの余韻に動きが出ます。

Electro-Harmonix Small Clone

Small Cloneは、深く温かい揺れを持つアナログコーラスです。

BUMP OF CHICKEN風に使うなら、常に深くかけるより、クリーンのアルペジオや展開を変えたい場面で薄く使うほうが合います。コーラスをかけすぎると歌の中心がぼやけるので、MIX感は控えめに考えるのが実用的です。

コーラスの選び方はこちらでも詳しくまとめています。

MXR Phase 90

MXR Phase 90は、1ノブで扱える定番フェイザーです。

フェイザーは、リフやソロにうねりを足したいときに便利です。藤原基央さんのサウンドに近づける目的なら、エフェクト音を全面に出すより、コードの奥に少し動きがあるくらいに抑えると使いやすいです。

ワウ・EQ・ユーティリティ

Jim Dunlop Cry Baby系

Cry Baby系ワウは、リードやフレーズに声のような表情を足せるエフェクターです。

踏みっぱなしで音色を固定する使い方もありますが、藤原基央さん風に考えるなら、フレーズの語尾やリードの山場で表情を作る使い方が合います。歪みを深くしすぎないぶん、ワウの動きがはっきり出ます。

BOSS GE-7 Equalizer

GE-7は、7バンドで帯域を調整できるイコライザーです。

歪み系エフェクターの後ろに置けば音色を補正でき、前に置けば特定の音域を強めて歪み方を変えられます。BUMP OF CHICKEN風の音作りでは、低域を出しすぎず、中音域を少し上げる補正が使いやすいです。

Free The Tone PA-1QG / PT-3D

Free The Tone PA-1QGのようなプログラマブルEQや、PT-3Dのようなパワーサプライは、音作りそのものというより、ライブで安定して同じ音を出すための機材です。

アーティストのボードでは、歪みや空間系の派手な機材に目が行きがちですが、実際には電源、チューナー、スイッチャー、EQの品質がかなり重要です。

自宅で再現する場合も、ノイズの少ない電源を使い、ケーブルと接続順を整理するだけで、歪みや空間系の効き方がかなり変わります。

藤原基央サウンドに近づく音作り

1. ギターはP-90系か太めのシングルコイルを選ぶ

最短で近づけるなら、P-90系のギターが有力です。

ハムバッカーだと滑らかになりすぎることがあり、細いシングルコイルだと中音域の強さが足りないことがあります。P-90系は、その中間で、コードの中音域と荒さを両立しやすいです。

Telecaster系を使う場合は、ブリッジだけで硬くなりすぎないように、トーンを少し絞るか、アンプ側で高域を整えると扱いやすくなります。

2. アンプはクリーンから軽いクランチ

アンプは歪ませすぎないほうが近づきます。

ゲインを上げすぎると、コードの細かいニュアンスや歌の後ろでの立ち位置が潰れます。クリーンより少しだけ歪む位置にして、BD-2やCentaur系の出力を上げると、BUMP OF CHICKENらしいロック感と繊細さが両立しやすくなります。

3. 歪みはローゲインからミドルゲイン

BD-2、Centaur系、OD-3のようなエフェクターを使う場合、GAINは控えめから始めます。

目安は、強く弾くと歪み、弱く弾くとクリーン寄りに戻る程度です。常に歪みっぱなしにするより、ピッキングで表情を変えられる設定のほうが藤原基央さんの音作りに近いです。

オーバードライブを製品ごとに比較したい場合は、こちらの記事も参考になります。

4. ディレイとモジュレーションは原音を残す

ディレイ、コーラス、フェイザー、トレモロは、深くかければ近づくわけではありません。

BUMP OF CHICKENのギターでは、エフェクト音が歌より大きくならないように調整することが重要です。ディレイはMIX控えめ、コーラスやフェイザーは揺れを浅めにして、原音の輪郭を残します。

入手困難な機材の代替候補

入手困難な機材近い方向の代替候補選び方
Klon CentaurWarm Audio Centavo、Electro-Harmonix Soul Food、MXR Sugar Drive、NUX Horsemanゲインより出力と中音域の強さを重視
Honda Sound Works DRIVE-FBD-2系、OD-3、ローゲインODピッキングへの反応が速いもの
Free The Tone FB-2クリーンブースター、バッファ兼ブースター音色を変えすぎないもの
BOSS OD-1SD-1系、OD-3、中音域が強くなるODコードの中音域が残るもの
BLACK CAT SUPERFUZZオクターブファズ、ヴィンテージファズ系常用より飛び道具用途で考える
Matchless DC-30 / Bad Cat系VOX AC系、Fender系クリーン、アンプシミュレータークリーンからクランチの反応を重視

Centaur系は、オリジナルにこだわりすぎると価格面でかなり厳しくなります。現実的には、中音域を強めて出力を上げられるCentaur系エフェクターを選び、アンプ側のクランチと組み合わせる方法があります。

初心者が揃えるならこの順番

最初から高額なギターやアンプを揃える必要はありません。

藤原基央さん風の音に近づけるなら、次の順番で揃えるのが現実的です。

STEP.1
BD-2、またはBD-2系のオーバードライブ
まずは歪みの中心を作ります。アンプをクリーン寄りにして、BD-2系を薄くかけるだけでも、BUMP OF CHICKENのリフやコード感に近い方向を試せます。
STEP.2
P-90系、または太めのシングルコイルのギター
歪みだけでなく、ギター側の低中音域の量も重要です。P-90系や太めのシングルコイルを選ぶと、コードの中音域と少しざらっとした音を作りやすくなります。
STEP.3
クリーンがきれいなアンプ、またはアンプシミュレーター
アンプはハイゲインより、クリーンから軽いクランチを基準にします。歪ませすぎない土台を作ると、ピッキングの強弱が出しやすくなります。
STEP.4
Centaur系オーバードライブ
BD-2系の次に足すなら、アンプに入る信号を大きくできるCentaur系が候補です。ゲインを抑え、出力と中音域を上げる使い方が合います。
STEP.5
ディレイ
次に、リフやアルペジオへ反復音や揺れを加えます。深くかけすぎず、原音の輪郭が残る量にすると歌の後ろで揺れが目立ちにくくなります。
STEP.6
コーラス、トレモロ、フェイザーなどのモジュレーション
最後に揺れ物で曲ごとの表情を足します。つけたままにせず、必要なパートだけ薄く使うと、原音の後ろに反復音を残せます。

特にBD-2は入手しやすく、設定の幅も広いので、最初の1台としてかなり試しやすいです。アンプをクリーン寄りにして、BD-2で軽く歪ませるだけでも、BUMP OF CHICKENのリフやコード感に近い方向は作れます。

歌とギターを両立する別の機材例

同じくボーカルとギターを担当し、曲ごとに歪みと空間系を切り替える例として、RADWIMPS野田洋次郎さんの機材も参考になります。Telemaster “Ace”とプログラマブルスイッチャーの役割を整理しています。

FAQ

藤原基央さんのメインギターは何ですか?
P-90搭載のGibson Les Paul Special TV Yellow系が代表的な機材として語られることが多いです。時期によってTelecaster系やアコースティックギターも使われます。
藤原基央さんの代表的なエフェクターは何ですか?
BD-2、Centaur系、TimeFactor、TR-2、Small Clone、Phase 90などが代表的に名前の挙がる機材です。音作りでは歪みと空間系のバランスが重要です。
藤原基央さん風の音作りは何から始めるべきですか?
まずはクリーンから軽いクランチのアンプに、BD-2系のオーバードライブを薄く足すところから始めるのが現実的です。
Klon Centaurが高い場合の代替品はありますか?
Warm Audio Centavo、Electro-Harmonix Soul Food、MXR Sugar Drive、NUX HorsemanなどのCentaur系エフェクターが現実的です。
藤原基央さん風のアンプ設定は?
クリーンから軽いクランチを基準に、低域を出しすぎず中音域を少し強めます。歪みはエフェクターで薄く足すと近づけやすいです。
BUMP OF CHICKENのギター音作りで大事なことは?
歪みを深くしすぎず、コードの輪郭とピッキングの強弱を残すことです。ディレイやモジュレーションも原音を消さない量に抑えます。

まとめ

藤原基央さんの使用機材を追うと、派手な機材を並べるより、ギター、アンプ、歪み、空間系をバランスよく組み合わせることが大事だと分かります。

P-90系やTelecaster系のギター、クリーンから軽いクランチのアンプ、BD-2やCentaur系の歪み、TimeFactorのようなディレイ。この組み合わせを、歌の邪魔をしない音量と帯域で整えることが、BUMP OF CHICKENらしいギターサウンドに近づく近道です。

高額なヴィンテージ機材をすべて揃える必要はありません。まずはBD-2系の歪みとクリーンなアンプ設定から始め、必要に応じてCentaur系、ディレイ、モジュレーションを足していくのが現実的です。