BEAMS FUJIYAMAは、公開されていた回路図を参考に、自分と友人が使うために製作したオーバードライブです。販売を目的にした製品ではありませんが、出来がかなり良かったため、回路と実際の使い方を記録します。
BEAMS FUJIYAMAとは
当サイト2n3565.tokyoの管理人が、ネットで公開されていた回路を参考に製作しました。商売で販売する気は一切なく、自分で使うか友達にお裾分けしているだけです。
参考 製作時に参考にした公開回路図回路図資料回路の特徴
回路の方向はトランスペアレント系ですが、Fulltone OCDやZendriveでも見られるMOSFETをダイオードとして使うクリッピングと、BASSコントロール周辺のジャイレータ回路が特徴です。
一般的な低域カット量だけを決めるBASSとは操作感が異なり、低音域の量と歪みのまとまり方が一緒に変わります。回路名だけで音を断定せず、実際のアンプで音量を合わせて判断しています。
実機の音とおすすめ設定

普通のトランスペアレント系とは違う動きがあり、特にBASSコントロールの効き方が面白いです。私は普段、エフェクターやアンプのBASSをあまり上げませんが、このエフェクターではほぼMAXで使います。
最初はGainとToneを12時、BASSを3時から始め、接続するアンプで低域が飽和しない範囲まで上げます。ハムバッカーや小型キャビネットでは、BASSを少し戻す方がコードの分離を保てます。
使用部品と基板

参考回路では1/2Wサイズの抵抗が使われていますが、価格と入手性を考え、私は一般的な1/4W抵抗を使いました。個人的には、エフェクターで大きな抵抗やコンデンサを使うこと自体に音質上の必然性は感じていません。定格、誤差、温度特性、実装の安定性を優先します。
プリント基板を発注して組みましたが、極端に複雑な回路ではありません。十分な絶縁と配線確認ができれば、ラグ板、ポイント・トゥ・ポイント、空中配線でも製作できます。
良かった点
- BASSを積極的に上げても中音域を作りやすい
- ピッキングとギターボリュームへの反応を残せる
- MOSFETクリッピングらしい硬さと開放感を調整できる
- 1/4W抵抗でも実用上問題なく製作できた
注意点
- 販売製品ではなく、自作品の記録である
- 参考回路の権利や利用条件は各自で確認する必要がある
- BASSを上げすぎるとアンプやキャビネットによって低域が飽和する
- 自作時は極性部品、電源、ショートを必ず確認する
同じ2n3565.tokyo製作のBEAMS OVERDRIVEはこちらです。
自作エフェクターの部品と製作品質についてはこちらで解説しています。
BEAMS FUJIYAMAのFAQ
- BEAMS FUJIYAMAは購入できますか?
- 販売を目的にした製品ではありません。管理人が自分と友人用に製作した自作オーバードライブです。
- どんなオーバードライブですか?
- トランスペアレント系を土台に、MOSFETクリッピングとジャイレータを使ったBASSコントロールを組み合わせた自作ODです。
- BASSはどの位置がおすすめですか?
- 管理人はほぼ最大で使います。低域の多いアンプやハムバッカーでは3時前後から始め、輪郭が残る位置まで戻します。
まとめ
BEAMS FUJIYAMAは、トランスペアレント系の反応を残しながら、BASSを積極的に使える自作オーバードライブです。大きな部品を無理に選ばず、1/4W抵抗とプリント基板で実用性を優先した点も、自分の製作方針がよく出ています。

