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Ibanez TS808 40thレビュー|赤ラメの所有機と通常版の違い

私が持っているTS808 40thは、赤いラメ塗装が目を引くTube Screamerの40周年記念モデルです。音のために特別仕様を探すというより、普段使いのTS808をこの見た目で楽しむ一台だと思っています。

赤ラメの40周年モデルを持つ楽しさ

通常の緑色とはずいぶん印象が違います。裏面のシールも通常版とは異なるシンプルなデザインで、並べると記念モデルらしさが分かります。後には青い45周年モデルも登場しましたが、ここで紹介するのは赤い40周年モデルです。

中を確認すると、TS808らしい構成

中を開けたところ、定番のJRC4558D(NJM4558D)が使われていました。バッテリーや基板周りも、私が確認した通常版TS808に近い作りです。

所有しているTS808 40thの内部。JRC4558Dを使った構成を確認できます。

所有しているTS808 40thの内部。JRC4558Dを使った構成を確認できます。

通常版もJRC4558Dを採用するアナログ・オーバードライブです。ただ、同じICが載っていることだけで、抵抗値や回路の全てが同じだとは判断できません。私の個体で確認した範囲では、外装の特別感に対して中身は見慣れたTS808という印象でした。

The reissue includes the JRC 4558D IC chip and analog circuitry.

日本語訳:通常版の復刻モデルはJRC4558DのICとアナログ回路を採用しています。

仕様の確認:Ibanez通常版TS808の製品情報(英語)。

音は温かいTS系。比較の基準にも使いやすい

温かいオーバードライブの音で、これだけでも十分に良いと思います。TS系はギターの中音域を前に出しやすく、歪みを足す使い方にも、後ろのアンプや歪みペダルを押す使い方にも向きます。

私には、改造したTS808やヴィンテージを比べるときの基準としても使いやすいモデルです。同じギターとアンプにつなぎ、まずオン/オフの音量をそろえてから比べると、歪み方や音域の違いを聞き取りやすくなります。

3つのノブは何を変える?

  • OVERDRIVE:歪みの量。
  • TONE:音の明るさ。
  • LEVEL:ペダルから出る音量。

アンプを押すならOVERDRIVEを低めにし、LEVELを必要な分だけ上げるところから始めます。音量が上がるか、歪みが増えるかは、後ろにつなぐ機材の余裕によって変わります。

通常版TS808と、どう選び分けるか

赤ラメの外装は、このモデルならではの特徴です。ただ、TS808の音が欲しいだけなら、記念モデルの中古価格にこだわらず通常版を選んでもよいと思います。通常版TS808は、写真の40周年モデルとは外装の違うモデルです。

よくある質問

TS808 40thと通常版は何が違いますか?
40周年モデルは赤ラメの外装が特徴です。所有個体の内部は見慣れたTS808に近い印象ですが、同じICだけで回路全体が同一とは判断できません。
TS808をブースターとして使えますか?
OVERDRIVEを低めにしてLEVELを上げる使い方があります。音量が上がるか歪みが増えるかは、後ろのアンプやペダルの余裕によって変わります。
他のTS系と比較するときはどうしますか?
同じギターとアンプで、まずオン/オフの音量をそろえます。その後、歪み方や音域の違いを聴きます。