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カーク・フレッチャーの使用機材と音作り|Jan Ray・Tchulaの使い方

Kirk Fletcher使用エフェクターまとめ|エフェクターボードと音作り

カーク・フレッチャーの機材を調べるなら、Jan Ray、旧DL4、Hall of Fame Miniから見ると分かりやすいです。本人が2022年公開の動画企画で挙げた3台です。アルバム『My Blues Pathway』の取材では、StratとDeluxe Reverb、Tchulaという別の組み合わせも話しています。

音を近づけたいときは、弱く弾けばクリーン、強く弾くと少し歪む音を先に作ります。残響はそのあとで少し足すと、ピッキングの差が聞こえます。

以下には本人が挙げた機材と、同じ用途で比べられる候補を載せています。すべてを同じ時期に使ったボードではありません。設定図は比較するための提案で、本人の設定ではありません。

本人が話した機材と使用時期

資料紹介した機材読むときの注意
Pedalpocalypse紹介記事(2022年9月・英語)Jan Ray / 旧DL4 / Hall of Fame Mini残したい3台を挙げる企画。後継機の商品リンクと混同しない
My Blues Pathwayの本人取材(2022年5月更新・英語)Strat / blackface Deluxe Reverb / Tchulaこのアルバムの録音についての発言

“I only use one or two pedals”

日本語訳:使うペダルは1台か2台だけ。上のGuitar World記事での発言です。台数を増やすより、使うアンプに合う1台を選ぶ考え方が参考になります。

参考 Kirk Fletcher Official WebsiteKirk Fletcher

Kirk Fletcherの演奏動画

Kirk Fletcherの音作りは、機材名だけでなくピッキングの強弱、ビブラート、アンプの反応まで含めて見ると理解しやすいです。まずは実際の演奏動画で、歪み量が意外と控えめなことを確認しておくと、エフェクター選びで迷いにくくなります。

本人が挙げた機材と音作りの比較候補

製品カテゴリ役割選ぶときの目安
VEMURAM Jan Rayオーバードライブ原音を大きく変えにくい軽い歪み高い
Ibanez TS9 Tube Screamerオーバードライブ中音域を強め、中音域と歪みを足す高い
Xotic RC Boosterブースター音量と輪郭を足す高い
Catalinbread Topangaリバーブアンプライクなスプリング感高い
Lovepedal Tchulaブースター/ODアンプへの入力を強くするローゲイン中
ZVEX Box of RockディストーションMarshall系の太い歪み中
TC Electronic Flashback Delayディレイ薄い反復音や残響、ソロの余韻中
Line 6 DL4 Delay Modelerディレイ多機能ディレイ/ルーパー中
MXR Phase 90フェイザーファンク/ソウル寄りの揺れ中
Voodoo Lab Pedal Power 2 Plusパワーサプライボード全体の安定化中

Kirk Fletcherのエフェクターボードは、派手な飛び道具で音を作るというより、ギター、アンプ、ピッキングの反応を残す方向です。特にブルースでは、歪みを深くしすぎるとタッチの強弱が平坦になります。軽い歪みとブーストでアンプへの入力を強くする考え方が合います。

Kirk Fletcher風の音作りの結論

カーク・フレッチャー風の音作りは、次の順番で考えると失敗しにくいです。

  • アンプはクリーンから軽いクランチにする
  • オーバードライブはゲイン低め、レベル高めにする
  • Ibanez TS9などは、ソロで中音域と音量を上げる用途から試す
  • リバーブは深くかけすぎず、アンプの反復音や残響程度にする
  • モジュレーションは曲の色付けとして薄く使う

自分なら、まずはFender系クリーンアンプにローゲインODを1台、TS系を1台、スプリング系リバーブを1台という組み合わせから作ります。そこに必要ならフェイザーやトレモロを足すほうが、Kirk Fletcherらしいタッチの残り方を出しやすいです。

歪み・ブースター系

VEMURAM Jan Ray

Jan Rayは、Kirk Fletcher系の音作りで最初に候補に入れたいローゲインオーバードライブです。強く歪ませるより、アンプのクリーン音や軽い歪みの音量を少し上げる使い方に向いています。

音の方向は、低域を膨らませすぎず、中高域の輪郭を残すタイプです。ブルースのリードでピッキングの強弱を残したいとき、深い歪みよりもこういう反応の速いODが合います。

おすすめ設定は、GAINを低め、VOLUMEを少し高め、BASSとTREBLEはアンプに合わせて微調整です。Fender系アンプで高域が痛い場合はTREBLEを少し下げると、高音域が強すぎず、バンド内で聞こえやすくなります。

2022年の動画企画では、会場ごとに違うアンプへ合わせやすい点も話しています。

Jan Ray:軽い歪み

Jan Ray:軽い歪み

  • 1 VOLUME9時
  • 2 GAIN9時
  • 3 BASS11時
  • 4 TREBLE11時

VOLUMEは最小から音量を合わせます。強く弾いたときに歪みが出る位置へGAINを少しずつ上げます。

Ibanez TS9 Tube Screamer

TS9は、Kirk Fletcher風のソロの音量を上げるために使いやすい定番オーバードライブです。単体で深く歪ませるより、アンプやJan Ray系のローゲインODへの入力を強くする使い方が合います。

Tube Screamer系と呼ばれる製品には中音域が強くなるものがありますが、歪み量、低音域、音量、バッファの有無は機種ごとに異なります。ここで紹介するTS9では、中音域を強めてフレーズを聞こえやすくできます。

設定はDRIVEを9時前後、TONEを弾くアンプに合わせ、LEVELを少し高めから始めるのがおすすめです。歪ませすぎるとKirk Fletcherらしい太いクリーン成分が減るので、控えめに使うのがコツです。

TS9:中音域を少し足す

TS9:中音域を少し足す

  • DRIVE9時
  • TONE11時
  • LEVEL9時

LEVELは最小から調整します。すでにアンプが歪んでいる場合は、音量より歪みが増えることがあります。

実機の内部や音の印象を比べたい方は、同系統の所有機TS808のレビューへ。TS9と同じ個体ではありませんが、TS系の使い方を比べられます。

Xotic RC Booster V2

RC Boosterは、音色を大きく変えずにアンプへの入力を強くしたいときに便利なブースターです。Kirk Fletcherのように、ピッキングのニュアンスを残しながらギターをバンドの中で聞こえやすくしたい場合に相性が良いです。

EQが付いているため、会場やアンプに合わせて低域と高域を少し補正できます。音が細い日はBassを少し足し、高音域が聞こえにくい日はTrebleを少し上げると、ボード全体の使いやすさが上がります。

RC Booster V2:音量を補う

RC Booster V2:音量を補う

  • GAIN8時
  • VOLUME9時
  • TREBLE12時
  • BASS12時

追加ゲインのGAIN2側はOFFで試します。先にON/OFFの音量を合わせ、足りない帯域だけEQで調整します。ソロ音量を上げる用途は、後段アンプに余裕があるときに試します。

Xotic Super Clean Buffer

Super Clean Bufferは、ブースター兼バッファーとしてボード全体の輪郭を整えたいときに便利です。RC BoosterよりEQで積極的に作るというより、シンプルに音の張りやケーブルによる高域落ちを補う役割で見やすいです。

エフェクター数が多いボードでは、バッファーの有無でピッキングの反応が変わります。Kirk Fletcher風のようにタッチを大事にする音では、歪みエフェクターだけでなく信号の通り方も重要です。

Super Clean:少量のブースト

Super Clean:少量のブースト

  • VOLUME9時

VOLUMEは最小から上げます。内部のEQ切替は、購入した個体の取扱説明書を見て調整してください。

Lovepedal Tchula

比較対象のBurst Tchula。本人の取材で挙がったTchulaと、同じ仕様だとは扱いません。

比較対象のBurst Tchula。本人の取材で挙がったTchulaと、同じ仕様だとは扱いません。 画像引用元:Lovepedal公式(英語)

Lovepedal公式の製品ページで仕様を確認(英語)

Tchulaは、ブースター寄りのローゲインエフェクターとして考えると分かりやすいです。歪みを作り込むというより、アンプ側の張りや反応を引き出す方向です。

Kirk Fletcher風に使うなら、基本的につけたまま出力を少し上げるか、リードの前にオンにして低中音域を増やす使い方が合います。歪みを増やすより、中音域と弦を弾いた直後の音を強めたい場合に選びやすいです。

本人の録音機材としては前述のアルバム取材で確認できます。掲載写真と製品リンクはBurst Tchulaで、録音時の個体と同じ版だと確認できたものではありません。

ZVEX Vexter Box of Rock

Box of Rockは、Marshall系の太い歪みを足したいときの候補です。Kirk Fletcherの基本トーンはローゲイン寄りですが、ロック色の強い場面ではアンプライクな歪みがあると便利です。

注意点は、ゲインを上げすぎるとブルースらしいピッキングのニュアンスが薄くなることです。Driveを控えめにし、音量と低中音域を増やす方向で使うと、ブルースロック寄りのリードにまとまります。

Box of Rock:軽い歪み

Box of Rock:軽い歪み

  • VOLUME9時
  • TONE11時
  • DRIVE9時
  • BOOST9時

BOOST側をOFFにして歪み側を調整します。別のBOOSTを加えるときは、音量を下げてから試します。

Lovepedal Amp Eleven SRV HOSSの参考資料

Amp Eleven SRV HOSSの販売記録に掲載された別個体

出品者がSRV HOSSとして紹介した別個体の外観です。本人の所有品ではありません。引用元:売却済みのYahoo!フリマ掲載記録

Amp Eleven SRV HOSSの外観・型番を販売記録で確認。このリンクは現在の購入先としての案内ではありません。

Amp Elevenは、クリーンアンプを少し太くしたいときに候補になるアンプライク系のオーバードライブです。Kirk Fletcher風に使うなら、深い歪みではなく、エフェクターの出力を少し上げる設定が合います。

Jan RayやTS9と役割が重なる部分もありますが、よりラフなブルースロック感を出したいときに使いやすいエフェクターです。

JAM Pedals TubeDreamer

TubeDreamerは、TS系に近い中音域の強さを狙いたいときの候補です。TS9とは音域のバランスが異なる製品を選びたい場合に選びやすく、ブルースのリードを聞こえやすくする用途に合います。

Kirk Fletcher風に使うなら、強く歪ませず、アンプやローゲインODへの入力を強くする設定がおすすめです。TS9と同時に使う場合は役割が重なりやすいため、どちらかをメインに決めると音作りが散らかりにくいです。

TubeDreamer:中音域を残す

TubeDreamer:中音域を残す

  • LEVEL9時
  • TONE11時
  • GAIN9時

図は旧3ノブ構成です。LEVELは最小から音量を合わせ、TONEを上げすぎずに単音を比べます。

空間系・モジュレーション系

Catalinbread Topanga

Topangaは、アンプ内蔵スプリングリバーブに似た残響を足したいときに使いやすいエフェクターです。Kirk Fletcher風の音作りでは、リバーブを主役にするより、ドライ音の後ろに反復音や残響を作る程度が合います。

ブルースではリバーブを深くしすぎると、フレーズの立ち上がりがぼやけます。Dwellを上げすぎず、Mixも控えめにすると、低中音域を保ち、弦を弾いた直後の音も聞き取りやすくなります。

Topanga:薄い残響

Topanga:薄い残響

  • DWELL9時
  • TONE11時
  • MIX9時
  • VOLUME9時

VOLは最小から音量を合わせます。MIXで原音の後ろに少し残る量にし、DWELLは残響が濁らないところへ調整します。

TC Electronic Hall Of Fame Reverb

本人が挙げたのはHall of Fame Miniです。以下のカードと設定図は通常サイズのHall of Fame 2で、Miniと操作部が異なります。

比較候補:Hall of Fame 2

Hall Of Fameは、複数のリバーブを1台で使い分けたい人に向きます。スプリング系だけでなく、ホールやプレート系も選べるため、ライブの編成に合わせやすいです。

Kirk Fletcher風に寄せるなら、まずはSpring系かPlate系を薄く使います。リードで広げたいときだけ少し深くする程度に留めると、中音域と弦を弾いた直後の音が残ります。

Hall of Fame 2:薄いホール

Hall of Fame 2:薄いホール

  • DECAY9時
  • TONE11時
  • LEVEL9時

HALLを選びます。DECAYを短め、LEVELを低めにして、速いフレーズの隙間が聞こえる量へ調整します。

TC Electronic Flashback Delay

以下のカードはFlashback 2です。元のFlashbackと同じモデル名として扱わず、ノブとモードを確認して選びます。

比較候補:Flashback 2

Flashback Delayは、ソロに薄い残響を足すためのディレイとして使いやすいです。Kirk Fletcherのようなブルースリードでは、ディレイ音を目立たせるより、弾いた後ろに短く残る程度が自然です。

設定は、Delay Timeを短めから中程度、Feedbackを少なめ、Levelを控えめにします。スラップバック寄りにすれば古いブルース感が出やすく、少し長めにするとモダンなリード感が出ます。

Flashback 2:少量の反復

Flashback 2:少量の反復

  • DELAY10時
  • FEEDBACK9時
  • LEVEL9時

2290モードで、音符は4分音符。DELAYを回し、反復の間隔を聴いて合わせます。FEEDBACKで反復回数を少なくします。

TC Electronic Flashback Mini Delay

以下はMASH対応のFlashback 2 Miniです。TonePrintで読み込んだ音色によってノブの効き方も変わります。

比較候補:Flashback 2 Mini

Flashback Mini Delayは、コンパクトなエフェクターボードでディレイを入れたい場合に便利です。細かく操作したい人には通常サイズ、音色を固定して使う人にはMiniが向きます。

Flashback 2 Mini:控えめな反復

Flashback 2 Mini:控えめな反復

  • DELAY10時
  • FEEDBACK9時
  • LEVEL9時

標準的なディレイのTonePrintで試します。DELAYは音を聴いて合わせ、図の時刻からミリ秒へ換算しません。

Line 6 DL4 Delay Modeler

本人が挙げたのは旧DL4です。以下はDL4 MkIIの商品カードと調整例で、当時のボードと同じ実機ではありません。

後継候補:DL4 MkII

DL4は、複数のディレイタイプやルーパーを使いたいときの定番モデルです。Kirk Fletcher風の基本音作りでは必須ではありませんが、ライブで曲ごとに反復音の明るさや減衰を切り替えるなら便利です。

ブルースで使うなら、ディレイ音を大きくしすぎないのがポイントです。ソロの後ろに薄く置く設定から始めると、フレーズの中音域を残しやすくなります。

DL4 MkII:短い反復を加える

DL4 MkII:短い反復を加える

  • TIME9時
  • REPEATS8時
  • TWEAK12時
  • TWEEZ12時
  • MIX9時

LEGACYのDIGITAL DELAYを選び、手動で調整します。REPEATSを少なく、MIXを薄くして、TIMEを音に合わせます。

MXR M101 Phase 90

Phase 90は、ファンクやソウル寄りのフレーズに揺れを足す定番フェイザーです。Kirk Fletcherの音作りで常に必要なエフェクターではありませんが、カッティングや長い音に動きを出したいときに使えます。

Speedを上げすぎるとエフェクト感が強くなるため、ブルースでは遅めから始めるのが使いやすいです。薄くかけるだけで、クリーンフレーズに立体感が出ます。

Phase 90:ゆっくりした揺れ

Phase 90:ゆっくりした揺れ

  • 1 SPEED9時

クリーンで揺れを聴き、フレーズに合う速さへ少しずつ動かします。深さを調整するノブはありません。

揺れ方を調整できる機種との違いは、所有機PT-909のレビューでも紹介しています。

MXR Custom Shop CSP105 Vintage ’75 Phase 45

Phase 45は、Phase 90よりも控えめな揺れを狙いやすいフェイザーです。派手なモジュレーションより、音の奥で少しだけ動く感じが欲しい人に向いています。

Phase 45:ゆっくり揺らす

Phase 45:ゆっくり揺らす

  • SPEED9時

SPEEDを低めから上げます。Phase 90と比べるときは音量をそろえ、揺れ方を比べてください。

Electro-Harmonix Small Stone

Small Stoneは、Phase 90とは違う濃いフェイズ感を出しやすいエフェクターです。ファンク寄りのカッティングや、少しサイケデリックな色を足したいときに合います。

Small Stone:控えめな速さ

Small Stone:控えめな速さ

  • RATE9時

COLORは浅い側から試します。COLOR切替で音量や揺れの印象が変わるので、耳で確かめてください。

Catalinbread Valcoder

Valcoderは、アンプ内蔵トレモロのような揺れを足したいときに向きます。ブルースでは、深くかけるよりテンポに合わせて薄く入れると、歌ものやスローに浅い揺れを加えられます。

Valcoder:薄い音量の揺れ

Valcoder:薄い音量の揺れ

  • DEPTH9時
  • SPEED10時
  • INPUT9時
  • OUTPUT9時

INPUTを低めにして歪みを抑え、OUTPUTで音量を合わせます。DEPTHは音が途切れない量から試します。

BOSS TR-2 Tremolo

TR-2は、トレモロをシンプルに使いたい人に向く定番エフェクターです。RATE、WAVE、DEPTHで揺れ方を作れるので、薄いアンプトレモロから深い揺れまで調整できます。

TR-2:なだらかな揺れ

TR-2:なだらかな揺れ

  • RATE10時
  • WAVE8時
  • DEPTH9時

WAVEをなだらかな側にし、曲に合わせてRATEを調整します。DEPTHは少量から。

ファズ・ワウ・ユニバイブ系

Vertex BC109 Fuzz

BC109 Fuzzは、シリコンFuzz Face系の歪みの粒の粗さや低中音域の多さを狙うときの候補です。Kirk Fletcherの基本はローゲインOD寄りですが、ブルースロックでリードの低中音域を増やしたいときにはファズ系も相性があります。

ファズを使う場合は、ギター側のボリューム操作が重要です。フルで荒く、少し絞ってクランチ寄りにする使い方をすると、表情を作りやすくなります。

VOX V847 Wah

V847は、クラシックなワウサウンドを狙うときの候補です。ブルースでは踏みっぱなしでミッドを固定する使い方も、フレーズに合わせて動かす使い方もできます。

使いすぎるとワウの音が主役になりすぎるため、ソロの一部だけに入れると効果的です。

Sweet Sound Electronics Mojo Vibe

Mojo Vibeは、Uni-Vibe系の揺れを狙うエフェクターです。Kirk Fletcher風の基本セットには必須ではありませんが、深いモジュレーションでブルースロックの色を足したいときに候補になります。

Uni-Vibe系と呼ばれる製品でも、揺れの深さ、原音の混ざり方、入出力は機種ごとに異なります。歪みの前後で音が変わるため、同じ音量で比較します。

Mojo Vibe:薄いうねり

Mojo Vibe:薄いうねり

  • VOLUME9時
  • INTENSITY9時
  • SPEED9時

CHORUS側で試し、VOLUMEは最小から音量を合わせます。SPEEDを上げる前にINTENSITYの深さを決めます。

チューナー・電源系

KORG Pitchblack

Pitchblackは、ライブ用チューナーとして扱いやすい定番です。エフェクターボードでは音作りに直接関係しませんが、チューニングの安定はブルースのニュアンスに直結します。

TC Electronic PolyTune 2 Mini / PolyTune 3

PolyTune Mini系は、省スペースでエフェクターボードを組みたい人に向きます。現行で選ぶならPolyTune 3系が候補になります。

比較候補:PolyTune 3(通常サイズ)

下のカードは通常サイズのPolyTune 3です。Miniの小ささを理由に選ぶ場合は、型番とサイズを別に確認してください。

Voodoo Lab Pedal Power 2 Plus

Pedal Power 2 Plusは、複数のエフェクターへ安定して電源を供給するための定番パワーサプライです。ブルース系のボードでは、歪みの音作りだけでなく、ノイズを減らす電源環境も重要です。

特にファズ、オーバードライブ、空間系を混ぜる場合、電源ノイズが増えると音の輪郭が悪くなります。アイソレート電源を使うと、現場でのトラブルを減らしやすいです。

Kirk Fletcher風エフェクターボードを組むなら

機材を4台に絞るなら、次の組み合わせから始められます。

順番カテゴリ候補役割
1チューナーPitchblack / PolyTuneライブでの安定
2ローゲインODJan Ray / Amp Elevenアンプへの入力を少し強くする
3ミッドブーストTS9中音域と歪みを足す
4リバーブTopanga / Hall Of Fame残響を足す

もう少し広げるなら、RC Boosterを歪みの前後どちらかに入れ、曲によってPhase 90やTR-2を足します。ファズやワウは常時必要なものではなく、曲の音域のバランスや歪み方を変えたいときの追加枠として考えると整理しやすいです。

アンプと合わせて調整する順番

手順1
ペダルを切ってアンプの音を作る
許容できる音量でクリーンか、ごく軽い歪みにします。無理にアンプを大音量にする必要はありません。
手順2
歪みを1台だけ足す
各製品の設定図を参考にGAINを低めから上げます。強弱が聞こえたら、LEVELやVOLUMEで必要な音量へ合わせます。
手順3
反復音と残響を少量ずつ足す
ディレイのMIXとリバーブのLEVELを一つずつ調整します。音を伸ばしたあとに余韻が少し聞こえる量から試してください。

FAQ

Kirk Fletcherの音作りで最初に買うならどれですか?
最初はローゲインODかブースターが優先です。Jan Ray系、TS9、RC Boosterのようにアンプの反応を残せるエフェクターから選ぶと近づけやすいです。
Kirk Fletcher風の歪みは深く歪ませますか?
深く歪ませるより、アンプへの入力を少し強くする程度が基本です。ゲインを上げすぎると、ブルースらしいタッチやギター側のボリューム操作が出にくくなります。
Kirk Fletcherのエフェクターボードにディレイは必要ですか?
必須ではありませんが、薄く使うとソロに反復音や残響が出ます。目立つディレイより、短めで控えめな設定のほうがブルースには合わせやすいです。
カークフレッチャー風の音にはTS9とJan Rayのどちらが合いますか?
役割が違います。Jan Rayは常時ONや基礎のローゲイン、TS9はソロ用の中域ブーストに向きます。両方を低ゲインで使い分けると実用的です。

まとめ

Kirk Fletcherの使用エフェクターを参考にするなら、機材名をそのまま集めるより、ローゲイン、ブースト、薄い空間系という考え方を押さえるほうが再現しやすいです。

最初に組むなら、Jan Ray系のローゲインOD、TS9、RC Booster、Topanga系リバーブの4系統が軸になります。そこに、曲調に合わせてフェイザー、トレモロ、ワウ、ファズを足すと、カーク・フレッチャーらしいブルーストーンへ近づけやすくなります。

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