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Uni-Vibe系・クローンおすすめ7選|初めての選び方と使い方

初めてユニヴァイブ系エフェクターを選ぶなら、最初に決めるべきなのは「どれが本物に近いか」ではなく、自分の使い方に合う揺れ方かどうかです。

結論から言うと、テンポに合わせて使いたいならJHS Pedals Unicorn V2、小型で本格的に使うならDryBell Vibe Machine V-3、扱いやすい定番サイズならMXR M68 Uni-Vibe、Hendrix系の雰囲気を狙うならDunlop JHMS3 Uni-Vibeが選びやすいです。

この記事では、初めてUni-Vibe系を買う人に向けて、7機種の違い、選び方、接続順、最初の設定例をまとめます。

検索で「Uni-Vibeクローン」と呼ばれる製品には、ヴィンテージ回路の再現を重視する機種だけでなく、サイズ、テンポ同期、音量調整を現代向けに変えたUni-Vibe系も含まれます。本記事では後者も含めて比較します。

この記事の選び方
初心者が音を作りやすいこと、現行で入手しやすいこと、Chorus/Vibratoの違いが分かりやすいこと、ブルースロックやサイケだけでなく普通のバンドでも使いやすいことを重視しています。

ユニヴァイブ系エフェクターおすすめの結論

用途おすすめ理由
最初の本命MXR M68 Uni-Vibe3ノブで分かりやすく、Chorus/Vibratoの基本を覚えやすいです。
ライブで使うJHS Pedals Unicorn V2タップテンポ、Ratio、外部コントロールで曲に合わせやすいです。
Hendrix系Dunlop JHMS3 Uni-VibeAuthentic Hendrixシリーズらしく、古いロックの揺れを狙いやすいです。
明るめに使うElectro-Harmonix Good VibesVolume付きで音量を整えやすく、エクスプレッションペダルにも対応します。
コーラス兼用Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibe完全なヴィンテージ再現より、揺れを浅く加えたい人に合います。
小型で調整項目が多いDryBell Vibe Machine V-3省スペースでも濃いユニヴァイブ感を狙いやすいです。
安く試すMoen Shaky Jimiまずユニヴァイブ的な揺れを低予算で体験したい人向けです。

ユニヴァイブ系エフェクター7選の比較表

モデル音の傾向おすすめな人注意点
JHS Pedals Unicorn V2高機能アナログテンポ同期やライブ運用まで考える人初心者には少し高価です。
Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibeコーラス寄りの揺れ揺れを浅く加えたい人濃いヴィンテージ感だけを求める人には軽めです。
Dunlop JHMS3 Uni-VibeHendrix系古いロックの雰囲気を狙う人Hendrix系の音を狙う人向けです。
MXR M68 Uni-Vibe定番・扱いやすい最初の1台で失敗したくない人深い作り込みより分かりやすさ重視です。
DryBell Vibe Machine V-3小型・調整項目が多い省スペースで濃い揺れが欲しい人低価格入門機よりは予算が必要です。
Electro-Harmonix Good Vibesアナログ/デジタル制御音量と揺れをきちんと調整したい人付属アダプター前提の電源仕様を確認してください。
Moen Shaky Jimi低価格入門まず安くユニヴァイブ感を試したい人入手性や個体差は購入時に確認したいです。

ユニヴァイブとは?フェイザーやコーラスとの違い

Uni-Vibeは、1960年代後半に登場した独特なモジュレーションです。一般的なフェイザーのように位相を動かしながら、コーラスのような広がり、トレモロに近い脈動感も少し混ざったように感じます。

ギターでよく使うのは、原音と揺れた音を混ぜるChorusモードです。深くかけるとHendrixやRobin Trower周辺のサイケデリックな揺れになり、浅くかけるとブルースロックや歌もののリードにも使えます。

Vibratoモードは、揺れた音だけを出すため、音程が大きく揺れて聴こえます。効果は分かりやすいですが、常時ONよりも飛び道具や印象的なフレーズ向きです。

自作経験上、ユニヴァイブ系は回路だけでなく、光学素子、ランプやLEDの反応、プリアンプ部の動作で印象がかなり変わります。初心者は「本物に近いか」より、まずバンドの中で使いやすい深さと音量調整ができるかを見たほうが失敗しにくいです。

初心者向けユニヴァイブの選び方

最初はChorus/Vibrato切替があるモデルを選ぶ

初めてなら、ChorusとVibratoを切り替えられるモデルが分かりやすいです。Chorusは実戦向き、Vibratoは効果確認向きと考えると整理しやすくなります。

ライブで使うなら音量調整とテンポ操作を見る

ユニヴァイブ系は、ONにしたときに音量感が変わるモデルがあります。リードで使うならVolumeやLevelがあると便利です。曲のテンポに合わせるなら、タップテンポや外部端子の有無も判断材料になります。

Hendrix/SRV系なら歪みの前に置く

古いブルースロックの粘る揺れを狙うなら、ユニヴァイブは歪みの前に置くのが基本です。揺れた音がオーバードライブやファズで軽く潰れるため、エフェクトだけが浮きにくくなります。

クリーンで整えたいなら歪みの後ろも試す

コードの各音を聞き取りやすい揺れを加えたい場合や、コードの後ろに薄く動きを足したい場合は、歪みの後ろも選択肢です。音が分離しやすく、ポップスやクリーンバッキングでは扱いやすいことがあります。

初めてのユニヴァイブ系エフェクターおすすめ7選

1. JHS Pedals Unicorn V2

おすすめな人
フォトセル式のアナログ回路とタップテンポを両立したい人

JHS Pedals Unicorn V2は、ライブでユニヴァイブ系をしっかり使いたい人に向くモデルです。JHS公式では、アナログのフォトセル式Vibeで、タップテンポ、Ratio、外部タップ/エクスプレッション操作に対応すると説明されています。

音の方向は、粘るようなクラシックな揺れを保ちながら、テンポに合わせて管理しやすいタイプです。Hendrix系のリードだけでなく、現代的なバンドで曲に合わせて揺れを置きたい人にも合います。

最初の設定例:Volume 12時、Depth 10時、Speedは曲に合わせる、Ratioは4分から始める。深くしすぎるとフレーズが揺れに飲まれるので、最初はDepth控えめがおすすめです。

2. Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibe

おすすめな人
コーラス感もある薄い揺れを低予算で使いたい人

Animals Pedal Car Crush Chorus/Vibeは、完全なヴィンテージUni-Vibe再現というより、コーラスとVibeの中間にある揺れを作るモデルです。

深くかけてサイケに寄せるより、クリーンや軽いクランチに薄く足す使い方が合います。歌もの、インディーロック、ブルースのバッキングで「普通のコーラスより少し古い雰囲気」が欲しい人に向いています。

最初の設定例:Rate遅め、Depth控えめ、Levelは原音と同じくらい。歪みの後ろに置くと、コーラス的な広がりとして扱いやすいです。

3. Dunlop JHMS3 Uni-Vibe

おすすめな人
Jimi Hendrix周辺の揺れをコンパクトに狙いたい人

Dunlop JHMS3 Uni-Vibeは、Authentic Hendrix Shrine ’68 Seriesのユニヴァイブ系エフェクターです。Hendrix系のファズやワウと組み合わせる前提なら、雰囲気を作りやすい選択肢になります。

使い方は、ファズやオーバードライブの前に置いて、揺れた信号を後段で少し歪ませるのが分かりやすいです。深くかけると曲を選ぶので、最初はソロやイントロだけに使うとまとまりやすくなります。

最初の設定例:Speed遅め、Depth 10時から11時、Chorusモード。Fuzz Face系やTS系の前に置くと、揺れを加えた音に歪みが重なります。

4. MXR M68 Uni-Vibe

おすすめな人
最初の1台で操作に迷いたくない人

MXR M68 Uni-Vibeは、初めてのユニヴァイブ系としてかなり選びやすい定番候補です。Dunlop公式では、クラシックなテクスチャを小さめの筐体、3ノブ、トゥルーバイパスで扱えるモデルとして説明されています。

音は極端に濃すぎず、初心者でもバンドの中に置きやすいです。Chorus/Vibrato切替に加え、Speed、Level、Depthを操作できるため、ユニヴァイブの基本を覚えたい人に向きます。

最初の設定例:Level 12時、Depth 10時、Speed 9時から10時、Chorusモード。リードで少し物足りない場合だけDepthを上げると扱いやすいです。

5. DryBell Vibe Machine V-3

おすすめな人
小型ボードでも本格的なユニヴァイブ感を使いたい人

DryBell Vibe Machine V-3は、コンパクトな筐体で本格的なユニヴァイブ系サウンドを狙いたい人に向いたモデルです。大きなヴィンテージ系クローンを置く余裕はないけれど、単なる薄い揺れでは物足りない人に合います。

音の方向は、薄く整ったモジュレーションというより、ギターの重心ごと揺れるような濃いVibe感です。価格は入門機より上がりますが、最初から長く使える小型ユニヴァイブを探すなら候補に入ります。

最初の設定例:Speed遅め、Depth 10時から11時、Chorusモード。歪みの前に置くと揺れを加えた音にも歪みがかかり、歪みの後ろに置くと揺れがはっきり聞こえます。

6. Electro-Harmonix Good Vibes

おすすめな人
音量調整とエクスプレッションペダル対応まで欲しい人

Electro-Harmonix Good Vibesは、Volume、Intensity、Speedで分かりやすく調整できるアナログ系モジュレーターです。EHX公式では、Chorus/Vibrato切替、SpeedまたはIntensityのエクスプレッション操作、トゥルーバイパス、45mAの消費電流などが案内されています。

Volumeがあるため、ONにしたときの音量差を整えやすいのが実用的です。リードの音量を少し上げたい人や、エクスプレッションペダルで揺れを調整したい人に向きます。

最初の設定例:Volume 12時、Intensity 10時、Speed 9時、Chorusモード。アダプター仕様は購入時に必ず確認してください。

7. Moen Shaky Jimi

おすすめな人
低価格でユニヴァイブ的な揺れを試したい人

Moen Shaky Jimiは、まず低予算でユニヴァイブ的なChorus/Vibratoの雰囲気を試したい人向けです。細かな調整機能より、手軽に古いロック風の揺れを加えたい人に向きます。

最初から長く使う本命を探しているならMXR M68やJHS Unicornを優先したいですが、「自分の音楽にユニヴァイブが必要か」を確認する入門機としては候補になります。

最初の設定例:Speed遅め、Depth 10時前後、Chorusモード。ファズやオーバードライブの前に置いて、薄くかけるところから始めると失敗しにくいです。

ユニヴァイブの基本設定と接続順

Hendrix / ブルースロック寄りの設定

Chorusモード、Speed遅め、Depth控えめから始めます。接続順は、ギター、ワウ、ユニヴァイブ、ファズまたはオーバードライブ、アンプの順が分かりやすいです。揺れた信号を後段で歪ませることで、音が一体化しやすくなります。

クリーンバッキング寄りの設定

Depthを浅め、Speedを遅めにして、歪みの後ろに置きます。コーラスほど透明ではなく、フェイザーほど均一でもない揺れが、コードの後ろにゆっくり残ります。

飛び道具寄りの設定

Vibratoモード、Depth深め、Speedやや速めにすると、音程がぐらつくような強い効果になります。常時ONより、イントロ、ブレイク、アウトロなど短い場面で使うと印象に残ります。

関連して読みたい記事

ユニヴァイブ系をさらに広く比較したい場合は、現行モデル中心のまとめ記事も参考になります。

Hendrix系の音作りでは、ファズとの組み合わせも重要です。

David Gilmour周辺の揺れものや空間系まで含めて考えるなら、こちらの記事も役立ちます。

公式情報・参考リンク

参考 UNICORN V2JHS Pedals 参考 MXR Uni-Vibe Chorus/VibratoDunlop 参考 Good Vibes Analog ModulatorElectro-Harmonix

FAQ

ユニヴァイブとフェイザーの違いは何ですか?
フェイザーは比較的なめらかに位相が動きます。ユニヴァイブは音量の脈動を感じやすく、古いブルースロックやサイケデリックロックで使われます。
初めて買うならどのユニヴァイブがおすすめですか?
迷ったらMXR M68 Uni-Vibeが選びやすいです。操作がシンプルで、Chorus/Vibratoの違いを覚えやすく、定番のユニヴァイブ感を扱いやすい範囲で試せます。
ユニヴァイブは歪みの前と後ろのどちらに置きますか?
Hendrix系やブルースロックなら歪みの前が基本です。揺れた音を後段で歪ませるため一体感が出ます。クリーンで整えたい場合は歪みの後ろも試す価値があります。
ChorusモードとVibratoモードはどちらを使いますか?
原音を残して揺れを加えるならChorusモードが基本です。Vibratoモードは音程の揺れが強く出るため、常時オンよりイントロや効果音として使うフレーズに向いています。
ユニヴァイブはコーラスの代わりになりますか?
薄く使えばコーラス的な広がりにも使えます。ただしユニヴァイブは揺れのクセが強く、周期的な音量変化と強い揺れを加えるエフェクトです。

まとめ

初めてユニヴァイブ系を選ぶなら、最初は扱いやすさを優先してください。迷ったらMXR M68 Uni-Vibe、小型で本格的に使うならDryBell Vibe Machine V-3、ライブでテンポに合わせたいならJHS Pedals Unicorn V2、Hendrix系の雰囲気を狙うならDunlop JHMS3 Uni-Vibeが候補になります。

設定はChorusモード、Speed遅め、Depth控えめから始めるのが安全です。ブルースロックやHendrix系なら歪みの前、クリーンで整えたいなら歪みの後ろ。まずはこの2パターンを試すと、歪みの前後で揺れの聞こえ方がどう変わるかが分かりやすくなります。