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デジタルディレイおすすめ15選|用途と操作で選ぶ

デジタルディレイおすすめ15選|用途と操作で選ぶ

最初の1台ならBOSS DD-8、曲ごとの設定を保存するならDD-200、ルーパーも演奏に使うならLine 6 DL4 MkIIが選びやすいです。デジタル方式には明瞭な反復だけでなく、テープやアナログ風の反復を作る機種もあります。

15機種を、音の方向、設定保存、テンポ合わせ、入出力の違いで比較します。MIDIは外部の機器から音色を呼び出すなどの操作に、ステレオは2系統の出力で左右へ音を広げる用途に役立ちます。使わない機能までそろえる必要はありません。

この記事の結論
最初の1台ならBOSS DD-8。ライブでプリセットを使うならBOSS DD-200。作り込み重視ならStrymon TimeLineやSource Audio Nemesis。反復音が明瞭なデュアルディレイならStrymon DIG V2。ルーパー込みならLine 6 DL4 MkIIが有力です。

ディレイ全体・アナログ・中華製との違い

初めてのディレイを回路方式から比べ、基本設定を覚えるなら総合記事を確認してください。

反復音が少しずつ丸くなる機種を中心に選ぶ場合は、アナログディレイを比較します。

低価格な中国系ブランドを、流通や元ネタの注意点まで含めて見る場合はこちらです。

予算を先に決めて、低価格のディレイを比較する場合はこちらです。

デジタルディレイおすすめ早見表

モデルタイプ向いている用途
BOSS DD-8コンパクト定番最初の1台
BOSS DD-200プリセット対応ライブ向け
Strymon TimeLineハイエンド作り込み重視
Strymon DIG V2デュアルデジタル2つの反復でリズムを作る
Line 6 DL4 MkIIマルチディレイルーパー込み
TC Electronic Flashback 2多機能コンパクトTonePrint対応
Source Audio Nemesis高機能デジタル細かい設定向け
Walrus Audio Mako D1 MKIIコンパクト省スペース上位機
Free The Tone FT-2Y Flight Time精密デジタルテンポ管理重視
T-REX REPLICA DKデジタルディレイVintage / Modernを切り替える
TC Electronic THE PROPHET低価格デジタル安く試す
Universal Audio Starlight Echo Stationヴィンテージ系DSP反復音の高音域や減衰を重視
Universal Audio Orion Tape EchoテープエコーDSP小型テープ系
BOSS RE-2 Space EchoSpace Echo系DSP複数ヘッドとリバーブを使う
EarthQuaker Devices Silosマルチ世代ディレイ個性派デジタル

デジタルディレイの選び方

最初の1台は多機能コンパクトが選びやすい

初めてディレイを買うなら、BOSS DD-8やTC Electronic Flashback 2のように複数のディレイタイプを試せるモデルが選びやすいです。反復音が明瞭なデジタル、アナログ風、テープ風、リバースなどを一台で比べると、自分がよく使う音の傾向を判断できます。

ライブで使うならプリセットとタップテンポを見る

曲ごとにディレイタイムやフィードバック量を変えるなら、プリセットとタップテンポは重要です。BOSS DD-200、Strymon TimeLine、Source Audio Nemesis、Line 6 DL4 MkIIのようなモデルは、ライブで複数設定を切り替える人に向きます。

ステレオとMIDIは接続する機器に合わせて選ぶ

アンプ1台へつなぐなら、モノラルでもディレイは使えます。アンプ2台や録音の2入力へ左右の音を分けるならステレオ、外部スイッチャーで音色をまとめて切り替えるならMIDIを確認してください。DD-8のようにステレオ対応でもMIDIを持たない機種もあるため、価格帯だけで判断しないようにします。

テープエコー系もデジタル処理なら比較対象になる

BOSS RE-2やUniversal Audio Orionのようなモデルは、テープのように高音が少しずつ減る反復音をデジタル処理で再現するタイプです。高音域が減りにくいデジタルディレイとは、反復音の変化が異なりますが、エフェクターボードで安定して使えるテープ系として比較対象になります。

デジタルディレイおすすめ15選

各設定例はクリーン寄りのアンプへ歪み系の後ろにつなぐことを想定した記事の提案です。時刻はノブ位置、msは本体に表示して合わせる値です。保存した音色を呼び出す機種では、選択中の音色やモードも確認してください。

1. BOSS DD-8

まだ好きなディレイの種類が決まっていない人に向く1台です。11モードで明瞭な反復、テープ風、逆再生などを比べられます。設定保存には対応しないので、曲ごとに音色を呼び戻す必要がある人はDD-200へ進むと選びやすくなります。

DD-8:ソロの後ろに反復を足す

DD-8:ソロの後ろに反復を足す

  • 1 E.LEVEL9時30分
  • 2 FEEDBACK9時
  • 3 TIME11時

MODE=STANDARD。E.LEVELは反復音量、FEEDBACKは残る回数。TIMEは曲とフレーズに合わせて調整します。

参考 BOSS:DD-8/日本語取扱説明書BOSS

2. BOSS DD-200

DD-200は曲ごとに音を保存して足で切り替える人向けです。タップテンポ、ステレオ入出力、MIDIに対応します。現行の仕様は127ユーザーメモリーとMANUALですが、古い個体はファームウェアの版で保存数が異なるため、中古品では確認が必要です。

DD-200:ソロ用ディレイの操作例

MODE=STANDARD、TIMEの表示を400 ms、FEEDBACK=9時、E.LEVEL=10時、TONE=12時、MOD DEPTH=最小に。TIMEは表示値を見て合わせる押し込み式の操作部です。

参考 BOSS:DD-200/取扱説明書Ver.1.1BOSS

3. Strymon TimeLine

TimeLineは多くの音色を保存し、曲ごとに細部まで作りたい人に向きます。12種類のディレイとMIDIを備え、FILTERやGRITで反復音の高音域や歪みも調整できます。ここで紹介するオリジナルTimeLineと、別製品TimeLine MXは操作部や機能が異なります。

TimeLine:明瞭な反復を薄く混ぜる

TYPEでDIGITALを選択。TIME=11時、REPEATS=10時、MIX=10時、FILTER=12時、GRIT=最小、SPEED=10時、DEPTH=最小に。TIMEを動かし表示と音を確認し、曲に合う間隔へ調整します。

TAP: Tap to set the delay time.

日本語訳:TAPスイッチを踏むとディレイタイムを設定できます。(2n3565訳)

参考 Strymon TimeLine取扱説明書(英語)Strymon TimeLine取扱説明書(英語)

4. Strymon DIG V2

DIG V2は2つの反復が作るリズムを演奏へ加えたい人向けです。TIMEで主となる間隔、TIME 2で2つ目との音符の関係を決め、MIXとMIX 2でそれぞれの音量を混ぜます。V2は6ノブでTONEを備え、5ノブの初代とは操作が異なります。

DIG V2:2つの反復でアルペジオを広げる

MODは中央light、TYPEは上24/96、TIME 2は付点8分音符の印へ。TONE=12時、REPEATS=10時、MIX=10時、MIX 2=9時半にし、左TAPを曲の4分音符で踏みます。TIME 2の音符選択を時刻へ置き換えず、刻印で合わせてください。

Sets the rhythmic subdivision relationship between Delay 1 and Delay 2.

日本語訳:ディレイ1とディレイ2のリズム上の音符の関係を設定します。(2n3565訳)

参考 Strymon DIG V2製品情報(英語)Strymon DIG V2製品情報(英語)

5. Line 6 DL4 MkII

DL4 MkIIはディレイとルーパーを足元で使い分けたい人向けです。ALT/LEGACYボタンの状態で、新しいMkIIモデルと旧DL4のモデルを切り替えます。同じTWEAK/TWEEZでも選んだモデルごとに働きが変わるため、音色名と一緒に設定を保存する使い方に合います。

DL4 MkII:揺れを抑えたアルペジオ

ALT/LEGACYを消灯させ、白文字ADRIATICを選びます。REPEATS=10時、TWEAK=10時、TWEEZ=8時、MIX=10時へ。このモデルではTWEAKが揺れの速さ、TWEEZが深さ。右端TAPで曲のテンポを入力します。

Toggle the ALT/LEGACY button to MkII (LED is not lit)

日本語訳:ALT/LEGACYボタンをMkII(LED消灯)に切り替えます。(2n3565訳)

参考 Line 6 DL4 MkII取扱説明書Rev.D(英語)Line 6 DL4 MkII取扱説明書Rev.D(英語)

6. TC Electronic Flashback 2

Flashback 2は小型機で音色の種類と踏み込み表現を増やしたい人に向きます。MASHはフットスイッチを踏む強さで効果を変える機能です。TonePrintでは追加音色を読み込めますが、通常の8種類のディレイでも音を作れるため、最初からアプリ操作を覚える必要はありません。

Flashback 2:明瞭な反復を薄く足す

TYPEは2290、中央の音符切替は上の4分音符。DELAY=11時、FEEDBACK=9時、LEVEL=10時にし、MASHを押し込まずに聴きます。LEVELが反復音量です。

参考 ヒビノエレクトリ:FLASHBACK 2 DELAY/取扱説明書ヒビノエレクトリ

7. Source Audio Nemesis

旧SA260 Nemesisは音色を保存し、アプリやMIDIでさらに調整したい人向けです。本体の12種類に加え、Neuroアプリで追加のエフェクトへアクセスできます。Nemesis ADTとは本体の音色構成が異なるので、旧型を選ぶ場合は型番と音色表示を確認してください。

Nemesis SA260:原音を邪魔しにくい反復

エンジンをDIGITAL、TIME=11時、MIX=9時、FEEDBACK=10時、MOD=最小、RATE=12時、INTENSITY=12時へ。MIXは反復音の量を聴きながら、原音のフレーズが埋もれない位置へ調整します。

参考 Okada International:SA260 Nemesis DelayOkada International

8. Walrus Audio Mako D1 MKII

D1 MKIIは小型でも表示画面を見ながら細かく音を変えたい人向けです。上段のTIME、REPEATS、MIXは基本操作、下段の3つは押す操作もできるエンコーダーです。旧D1のTWEAK/TUNE/ATTACKというノブ配置で探すと操作が合わないため、MKIIの取説を使ってください。

D1 MKII:DIGでソロに余韻を足す

D1 MKII:DIGでソロに余韻を足す

  • 1 TIME11時
  • 2 REPEATS9時30分
  • 3 MIX10時

DIGを選んだ状態の上段3ノブ。下段は画面を見て選ぶエンコーダーのため時刻指定しません。MIXを下げると原音を残して反復を薄くできます。

参考 パール楽器:D1 MKII日本語取扱説明書パール楽器

9. Free The Tone FT-2Y Flight Time

FT-2Yはディレイタイムを数値で決め、細かいテンポ差まで管理したい人向けです。タップで入れたテンポを基に演奏へ追従させるBPM ANALYZERも備えますが、認識範囲や演奏内容の条件があります。2024年9月出荷分から電源仕様が変わっているので、DC IN端子の電圧表示に合わせてください。

FT-2Y:数値でソロ用の反復を作る

BPM/msecでmsecを選び、INC/+とDEC/−で400にしてENTERで確定。DELAY/FEEDBACK/OUTでFEEDBACKを選び20にしてENTER、DELAYは小さくして耳で調整します。BPM ANALYZERはOFFで始めます。

参考 Free The Tone:FT-2Y日本語取扱説明書Free The Tone

10. T-REX REPLICA DK

REPLICA DKはステレオ接続とタップテンポを、直接触れる操作部で使いたい人向けです。VINTAGEでは初代のコンプレッサー/エキスパンダー回路を反復へ使い、MODERNでは明瞭な反復を選べます。旧Replicaの動画や説明と、2022世代の入出力・電源・操作部を混ぜないようにしてください。

REPLICA DK:反復の高音域を控えめにする

REPLICA DK:反復の高音域を控えめにする

  • 1 ECHO10時
  • 2 HI-CUT12時
  • 3 INPUT GAIN12時
  • 4 VOLUME12時
  • 5 REPEAT10時
  • 6 TEMPO11時

左の切替を上VINTAGE、音符の切替を上の4分音符へ。VOLUMEとINPUT GAINは接続先に合わせ、ON/OFFで音量をそろえます。ECHOが反復の混合量、REPEATが回数です。

Selectable Vintage / Modern mode

日本語訳:Vintage / Modernのモードを選べます。(2n3565訳)

参考 T-Rex:Replica 2022製品情報(英語)T-Rex

11. TC Electronic THE PROPHET

TC Electronic THE PROPHET

TC Electronic THE PROPHET

7,480円(10/24 17:03時点)
Amazonの情報を掲載しています

THE PROPHETは3ノブで明瞭な反復を作りたい人向けです。TIMEが間隔、MIXが反復の混合量、REPEATSが残る回数です。プリセットやタップテンポを使うより、その場で短い反復やソロ用の余韻を作る用途に合います。

THE PROPHET:短い反復を加える

THE PROPHET:短い反復を加える

  • 1 TIME11時
  • 2 MIX9時30分
  • 3 REPEATS9時

右の切替は上の1/16。TIMEで間隔を聴きながら合わせ、MIXで反復を薄くします。切替を動かすとTIMEが同じ位置でも反復間隔が変わります。

Time – Adjusts the tempo of the repeats.

日本語訳:TIMEは反復音のテンポを調整します。(2n3565訳)

参考 ヒビノエレクトリ:THE PROPHET クイックスタートガイド(英語・日本語)ヒビノエレクトリ

公式動画には、3位置の切替を時間の切替として説明した箇所について、概要欄に「音符の分割を選ぶ切替」との訂正があります。上の操作例は本体の1/16の位置を指定しています。

The switch on the pedal controls subdivisions and not time as Tore accidentally said.

日本語訳:本体の切替は、Toreが誤って述べた時間そのものではなく、音符の分割を制御します。(2n3565訳)

参考 THE PROPHET公式動画の概要欄の訂正(英語)TC Electronic

12. Universal Audio Starlight Echo Station

Starlightはテープ風、アナログ風、明瞭なデジタルを1台で使い分けたい人向けです。音量と回数だけでなく、COLORやMODで選んだモデルの歪みや揺れも変えられます。別売電源はDC9V・センターマイナス・400mA以上で、個別に分離された出力を用意してください。

Starlight:テープの揺れを少し混ぜる

Starlight:テープの揺れを少し混ぜる

  • 1 DELAY11時
  • 2 FEEDBACK10時
  • 3 MIX10時
  • 4 COLOR12時
  • 5 MOD10時

TAPE EP-III、A、DIVISIONは4分音符。COLORはテープへの録音レベル、MODは揺れなどを調整します。FEEDBACKを上げすぎると自己発振するので、回数を控えめにします。

参考 Hookup:UAFX Starlight Echo Station日本語マニュアルHookup

13. Universal Audio Orion Tape Echo

OrionはEP-III型のテープエコーを、小型機で調整したい人向けです。TAPEで3種類のテープと機体の状態を選び、WONKで揺れ、REC LEVELで録音時の歪みを調整します。モノラル入出力なので、ステレオで音を広げたい場合はStarlightなどと比較してください。

Orion:揺れを抑えたテープエコー

TAPE=MINT、DELAY=11時、MIX=10時、FEEDBACK=9時、WONK=9時、REC LEVEL=12時へ。背面BYPASSはTRAILS、PREAMPはOFFから試します。発振を止めるときはFEEDBACKを下げます。

参考 Hookup:UAFX Orion Tape Echo日本語マニュアルHookup

14. BOSS RE-2 Space Echo

RE-2は複数の再生ヘッドによるリズムと、スプリングリバーブを組み合わせたい人向けです。MODEの11通りは3つのヘッドとリバーブの組み合わせです。REPEAT RATEは右へ回すほど反復間隔が短くなるため、一般的なTIMEノブと同じ向きだと思って調整しないでください。

RE-2:単一ヘッドとリバーブを薄く混ぜる

MODE=5、ECHO=10時、REVERB=9時、INTENSITY=9時、TONE=12時、REPEAT RATE=12時、WOW & FLUTTER=9時へ。二重ノブは別々に回し、反復が残りすぎる場合はINTENSITYを下げます。

参考 BOSS:RE-2日本語取扱説明書BOSS

15. EarthQuaker Devices Silos

Silosは3種類の反復音と6つの設定保存を、小型機で使いたい人に向きます。Dは明瞭なデジタル、Aはアナログ風、Tはテープ風です。Dは反復を長く残しても自己発振しない設計で、A/TはREPEATSを上げて発振させられるため、同じノブ位置でも挙動が異なります。

Silos:長めの反復を薄く混ぜる

LiveモードでMODE=D、TIME=1時、REPEATS=1時、MIX=10時へ。長く残りすぎるならREPEATSを下げ、原音が聞きにくいならMIXを下げます。プリセット選択はノブ時刻ではなく番号で扱います。

参考 EarthQuaker Devices:Silos日本語製品情報EarthQuaker Devices

アンビエントの関連機材:サスティンを重ねるなら

MXR M307 LAYERS|和音を引き延ばして重ねる

LAYERSは弾いた和音を引き延ばし、その上へ別のフレーズを重ねたい人向けのサスティン機です。基本動作では3層まで重ねられ、音が立ち上がる速さと消えるまでの長さを変えられます。普段のソロへ1〜3回の反復を加えるディレイを探している場合は、上の15機種から選ぶ方が目的に合います。

LAYERS:和音をパッドのように重ねる

LAYERS:和音をパッドのように重ねる

  • 1 MIX10時
  • 2 TRIG7時
  • 3 ATTACK1時
  • 4 DECAY2時

SINGLE/SUB OCTはOFF、TRIGは左へ回し切って自動検出OFF。和音を弾いてフットスイッチを押し、ATTACKで立ち上がり、DECAYで消える長さを調整します。

By default, there are 3 simultaneous layers that overlap with each other.

日本語訳:標準では3つの層を同時に重ねられます。(2n3565訳)

参考 Jim Dunlop:M307 LAYERS取扱説明書(英語)Jim Dunlop

用途別おすすめ

用途おすすめ理由
最初の1台BOSS DD-8 / TC Electronic Flashback 2複数タイプを一台で試せて、好みを把握しやすいです。
ライブで使うBOSS DD-200 / Strymon TimeLine / Line 6 DL4 MkIIプリセット、タップテンポ、外部コントロールを活かせます。
反復音が明瞭なディレイStrymon DIG V2 / BOSS DD-8反復音の粒立ちを残しやすく、クリーンやアルペジオに合います。
MIDIやステレオ運用Source Audio Nemesis / Walrus Audio Mako D1 MKII / Strymon TimeLineエフェクターボードや宅録環境で管理しやすいです。
テープエコー風BOSS RE-2 / Universal Audio Orion / Universal Audio Starlightデジタル処理でテープ系の揺れや反復の変化を扱えます。

デジタルディレイの基本的な使い方

ソロに薄くかける

リードギターではディレイ音量を上げすぎず、原音の後ろに1〜3回程度残るくらいにすると自然です。音数が多いフレーズでは、ディレイタイムを短めにした方が濁りにくいです。

アルペジオを広げる

クリーンのアルペジオでは、テンポに合わせたディレイを薄く足すと立体感が出ます。デジタルディレイは反復音の輪郭が残りやすいため、リズムをはっきり出したい曲に向きます。

テンポ同期でリズムを作る

付点8分や4分ディレイを使うと、演奏とディレイが絡んでリズムパターンを作れます。タップテンポ対応機なら、曲のテンポに合わせてライブ中でも調整しやすいです。

リバースやホールドを飛び道具にする

リバースディレイ、ホールド、ルーパー系の機能は、通常の反復とは違う効果を作れます。常用する機能ではありませんが、イントロ、間奏、アンビエントパートで印象を変えたいときに便利です。

デジタルディレイ FAQ

初心者におすすめのデジタルディレイはどれですか?
複数の音色を本体操作で試すならBOSS DD-8が選びやすいです。踏み込む強さで音を変えるMASHや、追加音色のTonePrintを使うならFlashback 2も比べてください。
デジタルディレイとアナログディレイはどちらが良いですか?
明瞭な反復、設定保存、細かいテンポ管理を重視するならデジタルが選びやすいです。デジタルでもアナログ風の音を作れるため、音と必要な機能の両方で比べてください。
ライブで使うならどの機能が必要ですか?
曲の速さに合わせるにはタップテンポ、曲ごとに音を戻すには設定保存が役立ちます。外部機器で一括操作する場合にMIDIを確認し、アンプ1台ならステレオ出力は必須ではありません。
テープエコー系はデジタルディレイに含めて良いですか?
テープの挙動をデジタル処理で再現するRE-2やOrionも比較できます。明瞭な反復とは音の狙いが異なるので、揺れや反復が変化する音を求める場合に選んでください。
アナログディレイのおすすめも知りたい場合はどうすれば良いですか?
冒頭のアナログディレイ比較へ進んでください。反復の高音域の減り方や発振の変化を比べたい場合に役立ちます。回路方式とアナログ風の音は分けて判断します。
MXR LAYERSは普通のディレイとして選べますか?
LAYERSは弾いた音を引き延ばし、重ねて保持する使い方が中心です。通常のソロへ短い反復を加える用途なら15機種から、和音の上で演奏する用途ならLAYERSを比較してください。

まとめ

デジタルディレイは、輪郭が明瞭な反復音、テンポ管理、プリセット、ステレオ/MIDI対応を重視する人に向きます。迷ったらBOSS DD-8、ライブ運用ならBOSS DD-200、作り込みならStrymon TimeLineやSource Audio Nemesis、ルーパー込みならLine 6 DL4 MkIIが有力です。

まずは設定保存を使うか、足でテンポを合わせるか、モノラルかステレオかを決めると選びやすくなります。比較表から該当機種へ進み、実演で反復の聴こえ方を確認してから、商品ページで当該世代の入出力と電源を照合してください。