2023年7月10日のSUGIZOソロ公演では、Fractal Audio Systems Axe-Fx III、Free The Tone RM-2S、moogerfooger MF-102、Fulltone ’69 MkII、Strymon BigSky、BOSS RE-20、Digitech Whammy IIなどが確認できます。
ただし、これは2023年公演の記録で、現在の全機材を示すものではありません。この記事では2017年・2022年・2023年の公演を分け、過去の使用機材と、同型機が買えない場合の後継・現行候補まで紹介します。
SUGIZOのエフェクター|先に結論
2023年公演の写真で確認できる機材は、次の5グループに整理できます。使用曲、設定、全機材の接続順は公開資料から分かりません。
- Axe-Fx IIIはプリアンプ / マルチエフェクトプロセッサー
- RM-2SとMF-102はリングモジュレーター
- ’69 MkIIとMazzy Fuzzy 2in1はファズを含む歪み系
- RE-20とPDM1はディレイ系、BigSkyはリバーブ
- Whammy IIは本人の足元、SL-20はラック横に設置
再現するときも同じ機種をすべて集める必要はありません。まずは歪み、ピッチまたはリングモジュレーター、ディレイ、リバーブの4役を用意し、曲中で必要な効果だけを深くかける方が近道です。
2024年5月に公開されたVCAユニットの追加
Free The Toneの2024年5月公開情報では、LUNA SEA結成35周年ツアー用メインシステムに同社製VCAユニットが追加されています。ドライブ&クリーン用とクランチ用の2系統へVCAを入れ、SUGIZOが操作しやすいボリュームカーブへ調整したものです。
ただし、この2024年資料はシステム更新の紹介であり、全エフェクター名は公開していません。本記事では、今回確認した公開資料のうち、ペダル名と設置場所まで詳しく分かる2023年公演を中心に扱います。
参考 SUGIZO氏にフリーザトーン製VCAユニットを採用いただきましたFree The Tone2023年に確認できた使用エフェクター一覧
2023年7月10日のZepp DiverCity公演では、ステージ袖のラック、ラック上のペダル、本人の足元が分けて撮影されています。詳細を確認できた機材は次の通りです。
| 設置場所 | 製品 | 機材の種類 | 一般的な効果 |
|---|---|---|---|
| ステージ袖ラック | Fractal Audio Systems Axe-Fx III | プリアンプ / マルチ | アンプ、キャビネット、エフェクト処理 |
| ラック上 | moogerfooger MF-102 | リングモジュレーター | 入力音へ新しい倍音を加える |
| ラック上 | Free The Tone RM-2S | リングモジュレーター | 入力音へ新しい倍音を加える |
| ラック上 | Fulltone ’69 MkII | ファズ | ファズによる歪み |
| ラック上 | Mazzy Fuzzy 2in1 | ディストーション / ファズ | 歪み、ファズ、アッパーオクターブ |
| ラック横 | BOSS SL-20 | スライサー | リズミックな音量変化 |
| 足元右 | Strymon BigSky | リバーブ | 残響を加える |
| 足元右 | BOSS RE-20 Space Echo | エコー | テープエコー風の反復 |
| 足元右 | Maxon PDM1 | モジュレーションディレイ | 揺れを含むディレイ |
| 足元左 | Digitech Whammy II | ワーミー | 足元でピッチを変化 |
このほか、バッファー / ブースターのSource Audio Zio、ボリュームペダルのFree The Tone Direct Volume、チューナーのPeterson Strobo Stomp HD、スイッチャーのFree The Tone ARC-53M、Axe-Fx用コントローラーのFractal Audio Systems FC-12も確認できます。
参考 SUGIZO使用楽器・機材紹介(2)~Amp, Effects & SynthesizersSTAGEAxe-Fx IIIと外付けエフェクターを併用
Fractal Audio Systems Axe-Fx III
2023年のシステムでは、Axe-Fx IIIがプリアンプ兼マルチエフェクトプロセッサーとしてラックに収められていました。足元のFC-12は、Axe-Fx IIIのプリセットやシーンを呼び出すためのコントローラーです。
写真ではAxe-Fx IIIと外付けエフェクターの併用を確認できます。ただし、Axe-Fx III内で処理していたエフェクトや、外付け機材との接続順は公開資料から分かりません。
自宅でシステムの役割を確認するだけなら、高価なラック機材は必須ではありません。手持ちのマルチエフェクターで基本音とプリセット切り替えを試し、マルチでは再現しにくいファズやリングモジュレーターを本人使用機または同系統機で追加すると、必要な機材を判断しやすくなります。
マルチエフェクターを使う場合は、搭載エフェクト数よりも、曲間で音量差が出ないことと、演奏中に迷わず切り替えられることを優先してください。
Fractal Audio Systems FC-12
FC-12はAxe-Fx IIIを足元で操作するコントローラーです。2023年の写真ではAxe-Fx IIIと同じシステムで確認できますが、各スイッチへの割り当ては公開されていません。
2023年に確認できる周辺機材
Source Audio SA271 ZIO
ZIOは2023年のシステムで確認できるバッファー / ブースターです。写真から選択していたモードや設定値までは分かりません。
Peterson StroboStomp HD
StroboStomp HDは2023年の写真で確認できるペダルチューナーです。チューニング以外の音色処理を行う機材ではありません。
Free The Tone ARC-53M
ARC-53Mは複数の機材を切り替えるプログラマブルスイッチャーです。2023年の写真では確認できますが、各プリセットのループ割り当ては公開されていません。
SUGIZOを象徴するリングモジュレーター
Free The Tone RM-2S
SUGIZOの使用エフェクターで代表的なのがリングモジュレーターです。2023年の公演写真では、Free The Tone RM-2Sとmoogerfooger MF-102が同じラック上に確認できます。
RM-2SはSUGIZOシグネチャーのRING MODULATOR IIです。メーカー公式では、1998年に製作されたカスタム機、2018年発売のRM-1Sを経て開発された経緯が説明されています。専用エクスプレッションペダルでSHIFTを操作できる仕様です。
通常のコーラスやフェイザーと違い、リングモジュレーターは入力音と内部周波数を掛け合わせて新しい倍音を作ります。深くかけるほど金属的になり、音程感も崩れます。SUGIZO風のリードを試すなら、最初はMIXを浅めにし、単音のロングトーンで効果を確認すると調整しやすいです。
RM-2Sと完全一致するAmazonまたはサウンドハウスの商品を確認できなかったため、誤商品カードは置かず、同型機の動画を掲載します。
参考 RING MODULATOR II / RM-2SFree The Tonemoogerfooger MF-102
同じ2023年のラックには、MoogのMF-102も並んでいます。写真から2台のリングモジュレーターがあることは確認できますが、使用曲や使い分けは公開資料から分かりません。
本人は2017年のLUNA SEA公式インタビューで、Moogのアタッチメントを使ったモジュラーシンセ的な処理について説明しています。ただし、この発言だけではMF-102の使用曲や設定までは分かりません。
参考 SUGIZO Interview | LUNA SEA『LUV』SPECIAL SITEUniversal Musicリングモジュレーターの現行品、中古名機、基本的な使い方は別記事で比較しています。
2023年に確認できる2台のファズ
Fulltone ’69 MkII
Fulltone ’69 MkIIは、2022年と2023年の各公演写真でラック上に確認できるファズです。設定や使用曲は写真から分かりません。
再現案でファズを使うときは、最初から歪みを最大にせず、ギター側ボリュームを7〜10の間で動かして変化を確認します。
Mazzy Fuzzy 2in1
Masami Tsuchiya x Endroll Mazzy Fuzzy 2in1も、2022年と2023年のラック上で確認できます。2022年の機材紹介では、ディストーション / ファズとアッパーオクターブを組み合わせた機材として掲載されました。
2022年の機材紹介で分かるのは製品の種類までで、’69 MkIIとの使い分けや使用曲は公開資料から特定できません。
Mazzy Fuzzy 2in1と完全一致するAmazonまたはサウンドハウスの商品を確認できなかったため、誤商品カードは置かず、同型機の動画を掲載します。
ファズを1台だけで試すなら、ギター側ボリュームに反応しやすいFuzz Face系から始めると、クリーンから荒いリードまで変化を付けやすくなります。
空間系はRE-20、PDM1、BigSky
BOSS RE-20 Space Echo
BOSS RE-20は、Roland RE-201 Space Echoのテープエコーとスプリングリバーブをデジタルで再現したペダルです。2022年と2023年の足元で確認でき、SUGIZOの空間系を考えるうえで外せない機材です。
現在は販売完了品です。BOSS公式では、RE-201特有の温かい反復、テープ走行の揺れ、複数の再生ヘッドを使うエコーを再現したモデルとして説明されています。
近い方向を試すなら、リードでは反復を2〜3回に抑え、原音より少し暗いエコーを後ろへ置きます。INTENSITYを上げて発振させる使い方は印象的ですが、通常のバッキングでは音が混みやすいため、場面を限定する方が効果的です。
参考 RE-20 Space EchoBOSSBOSS/RE-20 Roland Space Echo RE-201 “Space Echo” スペース エコー
現行の後継候補 BOSS RE-2
RE-20は販売完了品のため、現行のコンパクトモデルから選ぶ場合はBOSS RE-2が候補です。RE-20と同じ機種ではありませんが、RE-201を基にしたテープエコー、スプリングリバーブ、ワウ・フラッターを1台で試せます。
BOSS RE-2 Space Echo スペースエコー エコー ディレイ リバーブ ギターエフェクター
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Maxon PDM1 Modulation Delay
Maxon PDM1はモジュレーションディレイ、RE-20はテープエコーを再現したペダルです。2022年と2023年の写真では両方を確認できますが、使い分けや設定は公開されていません。
PDM1と完全一致する販売中の商品を確認できなかったため、別のMaxonディレイへ置き換えず、同型機の動画だけを掲載します。
再現用ボードでディレイを2台置けない場合は、モジュレーションを加えられるデジタルディレイ1台へまとめても構いません。通常用の短いディレイと、揺れの深い演出用プリセットを分けると実用的です。
Strymon BigSky
BigSkyは、2022年と2023年の写真で確認できるリバーブです。使用したアルゴリズムや設定は公開資料から分かりません。
すべての音へ深くかけると、速いフレーズやコードの輪郭が隠れます。基本音ではMixとDecayを控えめにし、長く伸ばす単音、ボリューム奏法、静かな導入だけ残響を深くすると、音色の差を作れます。
Strymon 『BigSky 』 (ビッグスカイ/リバーブ・マシーン) [国内正規品]
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ディレイの種類や選び方を先に整理したい場合はこちらも参考にしてください。
Whammy IIは足元、SL-20はラック横
DigiTech Whammy II / WH-2
Digitech Whammy IIは、2023年の左側ボードに置かれていました。固定のピッチシフトではなく、ペダル操作で音程を連続的に変えられるため、フレーズそのものとエフェクト操作を一体化できます。
Whammy II / WH-2と完全一致する販売中の商品を確認できなかったため、商品カードは置かず、現行候補のWhammy 5と分けて紹介します。
同シリーズの現行候補 DigiTech Whammy 5
Whammy IIと同じ型番ではありませんが、現行品から選ぶ場合はDigiTech Whammy 5が候補です。ペダルでピッチを連続的に操作するWhammyシリーズの機能を引き継いでいます。音色やピッチ変化のカーブまでWhammy IIと同一ではないため、完全な置き換えとは扱いません。
参考 WhammyDigiTechBOSS SL-20 Slicer
BOSS SL-20はラック横に置かれたスライサーです。音を周期的に分割する機能がありますが、誰が操作したのか、どのように呼び出したのかは公開資料から分かりません。
後継・現行候補 BOSS SL-2 Slicer
BOSS SL-2は、SL-20で展開されたスライサーの考え方をコンパクトペダルへ引き継いだ現行候補です。SL-20とプリセット、端子、操作方法は同一ではありませんが、音をリズミカルに分割する効果を同じBOSS製品で試せます。
参考 SL-2 SlicerBOSSただし、具体的なプリセットや使用曲は公演写真だけでは分かりません。再現では、Whammyをソロの一部、スライサーをイントロやブレイクなど、効果が伝わる短い区間に限定すると使いやすくなります。
2022年と2023年で変わった点
2022年10月18日のSHAG公演と2023年7月10日のソロ公演を比べると、共通して写る機材と、どちらか一方だけで確認できる機材があります。
| 項目 | 2022年SHAG公演 | 2023年ソロ公演 |
|---|---|---|
| プリアンプ/マルチエフェクトプロセッサー | Axe-Fx III | Axe-Fx III |
| SUGIZOシグネチャー・リングモジュレーター | RM-1S | RM-2S |
| もう1台のリングモジュレーター | MF-102 | MF-102 |
| ファズ | ’69 MkII、Mazzy Fuzzy | ’69 MkII、Mazzy Fuzzy |
| 主な空間系 | BigSky、RE-20、PDM1 | BigSky、RE-20、PDM1 |
| 足元のピッチ操作 | DVL-1Lに「PITCH」表示 | Whammy II |
同じ機材が多くても、SHAG公演とソロ公演では演奏内容が異なります。この比較は「2022年から2023年の全活動で固定されたシステム」という意味ではなく、撮影された2公演の差分です。
参考 SUGIZO使用楽器・機材紹介(4)~アンプ&エフェクターSTAGE過去の使用機材|2017年LUNA SEA公演
2017年12月24日のLUNA SEA「The Holy Night 2017」では、2023年よりも多くの単体エフェクターとラック機材を組み合わせた大規模なシステムが撮影されています。過去機材を現在のボードと混ぜないよう、設置場所ごとに整理します。
ステージ上で本人が操作していた機材
| 製品 | 種類 | 役割 |
|---|---|---|
| BOSS FV-500 | エクスプレッションペダル | パラメーター操作 |
| Ernie Ball VP JR. | ボリュームペダル | 音量とスウェル |
| Digitech Whammy WH-2 | ワーミーペダル | ピッチ操作 |
| Jim Dunlop Crybaby Rack Foot Controller | ワウコントローラー | ラックワウの操作 |
| Free The Tone ARC-3 | プログラマブルスイッチャー | 音色の一括切り替え |
| BOSS RE-20 Space Echo | エコー | テープエコー風の反復 |
| KORG Pitchblack | チューナー | チューニング |
バイオリン用ボードにはBOSS DD-500、Lehle Mono Volume、Fishman Aura Spectrum DI、tc electronic PolyTune、Radial J48が並んでいました。DD-500はギター用ではなく、当該公演のバイオリン用ディレイとして分けて考えます。
参考 SUGIZO 使用機材紹介(2)~Pedal BoardSTAGEアンプ上のテック操作ボード
| 製品 | 種類 | 2023年との関係 |
|---|---|---|
| iSP Decimator | ノイズリダクション | 2023年詳細写真では未確認 |
| Free The Tone SC-1 Silky Comp | コンプレッサー | 2023年詳細写真では未確認 |
| Fulltone ’69 MkII | ファズ | 2022年・2023年の写真でも確認 |
| Free The Tone RM-1S | リングモジュレーター | 2022年写真はRM-1S、2023年写真はRM-2S |
| Creation Audio Labs MK.4.23 Boost | バッファー / ブースター | 2023年詳細写真では未確認 |
| MXR Phase 90 | フェイザー | 2023年詳細写真では未確認 |
| Digitech Whammy DT | ワーミーペダル | 2023年は足元にWhammy II |
| Maxon PDM1 | モジュレーションディレイ | 2022年・2023年の写真でも確認 |
| Eventide TimeFactor | ディレイ | 2023年詳細写真では未確認 |
| Eventide ModFactor | モジュレーション | 2023年詳細写真では未確認 |
| Free The Tone Flight Time FT-1Y | ディレイ | 後にFT-2Y-Sを共同開発 |
これらはFree The Tone製ルーティングユニットで管理され、本人の足元から切り替えられる構成でした。ペダルの数が多くても、本人がすべてを個別に踏むわけではありません。
ラック横のエフェクターボード
| 製品 | 種類 | 2023年との関係 |
|---|---|---|
| moogerfooger MF-102 | リングモジュレーター | 2022年・2023年の写真でも確認 |
| Free The Tone TRI AVATAR TA-1H | コーラス | 2023年詳細写真では未確認 |
| BOSS GE-7 Free The Tone Mod | グラフィックEQ | 2023年詳細写真では未確認 |
| Devi Ever Shoegazer | ファズ | 2023年詳細写真では未確認 |
| Providence Stampede OD | オーバードライブ | 2023年詳細写真では未確認 |
| Free The Tone GIGS BOSON | オーバードライブ | 2023年詳細写真では未確認 |
| Electro-Harmonix Ravish Sitar | シタール・エミュレーター | 2023年詳細写真では未確認 |
| Providence PD-2 | バッファー / ブースター | 2023年詳細写真では未確認 |
| Strymon BigSky | リバーブ | 2022年・2023年の写真でも確認 |
2017年の写真より、2022年・2023年の写真に写る単体エフェクターは少なく、Axe-Fx IIIが追加されています。機材を減らした理由や、Axe-Fx IIIへ移した処理の内容は公開資料から分かりません。
参考 SUGIZO 使用機材紹介(5)~Effect PedalsSTAGE商品情報を確認できた2017年使用機材は、以下で個別に紹介します。
ここからは、2017年の機材写真で確認でき、同じ型番の商品情報を照合できた機材を個別に紹介します。商品カードは購入先を探すための情報であり、現在の販売状況やSUGIZO本人の設定を示すものではありません。
Free The Tone ARC-3
ARC-3は2017年の本人操作ボードで確認できるプログラマブルスイッチャーです。登録されている商品カードはARC-3 SVで、写真からカラー仕様までは確定できないため、同シリーズの参考情報として掲載します。
Fishman Aura Spectrum DI
Aura Spectrum DIは2017年のバイオリン用ボードで確認できます。ギター用エフェクターではなく、バイオリン信号のDI / プリアンプとして分けて考えます。
Radial J48
Radial J48も2017年のバイオリン用ボードで確認できるアクティブDIです。曲中の音色を作るペダルではなく、信号をPAへ送るための機材です。
BOSS FV-500|H / Lの判別は保留
2017年の写真ではBOSS FV-500を確認できますが、公開写真だけではFV-500HとFV-500Lのどちらかを確定できません。誤って一方を本人使用モデルと断定しないよう、商品カードは両仕様を参考候補として掲載します。
Ernie Ball VP JR.|25K / 250Kの判別は保留
Ernie Ball VP JR.も2017年の写真で確認できますが、25Kと250Kのどちらかは判別できません。接続する機器の出力インピーダンスによって選ぶ仕様が異なるため、両方を本人使用機として断定せず候補を分けます。
KORG Pitchblack|現行候補はPitchblack X
2017年の写真では旧世代のKORG Pitchblackを確認できますが、細かな世代は判別できません。現在購入する後継候補として、別製品のPitchblack X PB-Xを掲載します。
iSP Technologies Decimator
2017年のアンプ上ボードに写る筐体と印字から、Decimator IIやDecimator Xではなく旧型Decimatorとして整理しました。写真からスレッショルド位置や使用場面までは分かりません。
同シリーズの現行候補 ISP Technologies Decimator X
旧型Decimatorと同じメーカーの現行候補はDecimator Xです。ノイズ低減という用途は共通しますが、回路や追従特性まで旧型と同一とは限りません。旧型を入手できない場合の同シリーズ候補として掲載します。
参考 Decimator XISP TechnologiesiSP Technologies/Decimator X Noise Reduction ノイズリダクション
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Free The Tone SC-1 Silky Comp
SC-1 Silky Compは2017年のアンプ上ボードで確認できるコンプレッサーです。販売ページに対応する安全な商品カードは確認できなかったため、同型機の動画を掲載します。
Free The Tone RM-1S Ring Modulator
RM-1Sは2017年と2022年の写真で確認でき、2023年のRM-2Sとは別モデルです。使用曲や設定は公開資料から特定できません。
RM-1Sの後継にあたるRM-2Sは、この記事の2023年使用機材で個別に紹介しています。RM-2SはSUGIZOシグネチャーで、本人使用機と無関係な一般的リングモジュレーターへの置き換えではありません。
Creation Audio Labs MK.4.23 Boost
MK.4.23 Boostは2017年のテック操作ボードで確認できます。写真だけでは常時オンだったか、音量を上げる場面だけ使ったかは分かりません。
MK.4.23 Boostと完全一致するAmazonまたはサウンドハウスの商品を確認できなかったため、同型機の動画だけを掲載します。
Free The Tone Flight Time FT-1Y
FT-1Yは2017年のテック操作ボードで確認できるデジタルディレイです。後のFT-2YやSUGIZOシグネチャーFT-2Y-Sとは別モデルとして扱います。
後継・現行候補 Free The Tone FT-2Y
FT-2YはFT-1Yの後継として機能を発展させたFLIGHT TIMEです。本人が共同開発したFT-2Y-Sとは別モデルですが、FT-1Yが入手できない場合に同じシリーズから選ぶ候補になります。
参考 FLIGHT TIME DIGITAL DELAY FT-2YFree The ToneFree The Tone FT-2Y FLIGHT TIME DIGITAL DELAY デジタルディレイ ギターエフェクター
Free The Tone TRI AVATAR TA-1H
TA-1Hは2017年のラック横ボードで確認できるコーラスです。使用したプリセットやステレオ接続の詳細は公開写真から分かりません。
FREE THE TONE TRI AVATAR Multi-Dimensional Chorus TA-1H
後継候補 Free The Tone TRI AVATAR TA-2H
メーカーの生産終了製品一覧では、TA-2HがTA-1Hの後継製品として案内されています。Amazonとサウンドハウスで完全一致の商品カードを確認できなかったため、誤った商品リンクは作らず、同型機の動画だけを掲載します。
参考 生産終了製品Free The ToneDevi Ever FX Shoegazer
Shoegazerは2017年のラック横ボードで確認できます。後継・別製品のMega Gazerとは区別し、同型機の動画だけを掲載します。
Providence SOV-2 Stampede OD
SOV-2 Stampede ODは2017年のラック横ボードで確認できるオーバードライブです。写真から設定や使用曲までは分かりません。
Free The Tone GIGS BOSON GB-1V
GIGS BOSON GB-1Vも2017年のラック横ボードで確認できます。ほかのオーバードライブとの使い分けは公開資料から分かりません。
Providence PD-2 Buffer / Booster
PD-2は2017年のラック横ボードで確認できるバッファー / ブースターです。同型機の商品ページは確認できなかったため、動画のみ掲載します。
BOSS DD-500|2017年はバイオリン用ボードで確認
DD-500は2系統のディレイを組み合わせられるデジタルディレイです。2017年公演ではバイオリン用ボードに設置されており、ギター用ボードの機材としては扱いません。曲ごとの設定値は公開資料から確認できません。
MXR M101 Phase 90|アンプ上のボードで確認
Phase 90はフェイズの周期を1ノブで調整するフェイザーです。2017年公演ではアンプ上のテック操作ボードに設置されていました。実際のノブ位置や使用曲は確認できません。
DigiTech Whammy DT|2017年のテック操作ボードで確認
Whammy DTはペダルによるピッチ操作に加え、ドロップチューニング方向の音程変更にも対応する機材です。2017年公演ではテック操作ボードにありました。2023年に本人の足元で確認できるWhammy IIとは別モデルです。
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Eventide TimeFactor|2017年のディレイ
TimeFactorは複数のディレイ方式を収録したデジタルディレイです。2017年公演ではアンプ上のテック操作ボードで確認できますが、使用曲やプリセット内容は分かりません。
Eventide イーブンタイド エフェクター ディレイ TimeFactor 【国内正規品】
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Eventide ModFactor|2017年のモジュレーション
ModFactorはコーラス、フェイザー、フランジャーなど複数のモジュレーションを収録した機材です。2017年公演のテック操作ボードで確認できます。写真だけでは選択していたモードや設定値までは特定できません。
BOSS GE-7 Free The Tone Mod|カードは標準GE-7
2017年のラック横ボードに写るのは、BOSS GE-7へFree The Toneが手を加えた個体です。下の商品カードは改造内容を含まない標準仕様のGE-7なので、同じ仕様の機材としてではなく、ベースモデルの参考として掲載します。
Electro-Harmonix Ravish Sitar|2017年のラック横ボードで確認
Ravish Sitarはギターの入力音からシタール風の響きを作るエフェクターです。2017年公演ではラック横のボードにありました。写真では曲中の使い方や設定値までは分かりません。
Electro-Harmonix シタールシミュレーター Ravish SITAR
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2017年のラックエフェクト
2017年は足元とペダルボードだけでなく、ラック側にも次の音響処理機材が組み込まれていました。
| 製品 | 種類 | 用途 |
|---|---|---|
| Sherman Filterbank 2 | アナログフィルター | 強いフィルター処理 |
| iSP Decimator ProRackG | ノイズリダクション | ハイゲイン時のノイズ管理 |
| Jim Dunlop Crybaby Rack DCR-1SR | ラックワウ | ステージ上のペダルで操作 |
| Eventide Eclipse | ハーモナイザー | ピッチと空間処理 |
| tc electronic TC 2290 | ラックディレイ | 独立したディレイ音を作る |
2017年のシステム図では、Eventide EclipseとTC 2290を通る系統がVHTパワーアンプとディレイ用キャビネットへ接続されています。設定や、この系統を採用した目的は公開資料から分かりません。
参考 SUGIZO 使用機材紹介(4)~Amp & Rack SystemSTAGESherman Filterbank 2
Filterbank 2は2017年のラックで確認できます。完全一致の商品カード用画像を安全に確認できなかったため、同型機の動画のみ掲載します。
iSP Decimator ProRackG
ProRackGは2017年のラックで確認できるノイズリダクションです。足元の旧型Decimatorとは別機材です。
ラック型ProRackGと完全一致する販売商品を確認できなかったため、ペダル型Decimatorのカードで代用せず、同型機の動画だけを掲載します。
Jim Dunlop Crybaby Rack DCR-1SR
DCR-1SRは2017年のラックで確認でき、ステージ上のフットコントローラーから操作されるラックワウです。後継のDCR-2SRとは区別します。
DCR-1SRと完全一致する販売商品を確認できなかったため、DCR-2SRや一般的なCry Babyのカードへ置き換えず、同型機の動画だけを掲載します。
Eventide Eclipse
Eclipseは2017年のラックで確認できるハーモナイザー / マルチエフェクトプロセッサーです。使用プリセットは公開資料から分かりません。
記事で確認したEclipseと完全一致する販売商品を確認できなかったため、別のEventide製品で代用せず、同型機の動画だけを掲載します。
tc electronic TC 2290
2017年に確認できるのはオリジナルのラック型TC 2290です。現行の2290 Pペダルとは別製品として扱います。
ラック型TC 2290と完全一致する販売商品を確認できなかったため、現行の2290 Pの商品カードは置かず、ラック型の動画だけを掲載します。
複数年の公演写真で確認できる機材
2017年と2023年の両方で確認できるのは、Fulltone ’69 MkII、moogerfooger MF-102、Maxon PDM1、BOSS RE-20、Strymon BigSky、Whammy系です。SUGIZOシグネチャーのリングモジュレーターは、2017年と2022年の写真ではRM-1S、2023年の写真ではRM-2Sを確認できます。
一方、SC-1、Phase 90、TimeFactor、ModFactor、TA-1H、GE-7 Mod、Shoegazer、Stampede OD、GIGS BOSON、Ravish Sitarなどは、2023年の詳細写真では確認できません。これは「使用を終了した」という意味ではなく、少なくとも撮影された2023年ソロ公演のシステムには見当たらない、という範囲の確認です。
シグネチャーのFT-2Y-Sも知っておきたい
Free The Tone FT-2Y-Sは、SUGIZO SIGNATURE FLIGHT TIMEとして発売されたデジタルディレイです。SUGIZO本人用と同じ黒い筐体を採用し、本人が使用する16種類のプリセットデータを収録したモデルとして公式に紹介されています。
ただし、2023年公演のギター用ボード写真で確認できるのはRE-20、PDM1、BigSkyです。FT-2Y-SがSUGIZOと共同開発された事実と、特定公演の足元に置かれた機材は分けて考える必要があります。
参考 SUGIZO SIGNATURE FLIGHT TIME / FT-2Y-SFree The ToneEquipboardの掲載機材は使用時期と根拠を確認する
Equipboardでは、Fulltone ’69 MkII、Eventide H9、BOSS RE-20、BOSS DD-500、BOSS GT-10、Electro-Harmonix Ravish Sitar、BOSS GE-7、BOSS SL-20など、異なる時期の掲載機材を横断して確認できます。
一方、Equipboardはコミュニティが情報を追加するデータベースです。各項目の根拠には、本人動画、ステージ写真、メーカーのシステム写真、二次的な機材リストが混在しています。
STAGEの2017年写真とは別に、Equipboardで過去の根拠を追える主な機材は次の通りです。
| 製品 | Equipboard上の根拠 | 本記事での扱い |
|---|---|---|
| Eventide H9 Max | 2016年のバックステージ映像 | 過去の映像確認機材 |
| BOSS DD-500 | 2016年のバックステージ映像 | 過去機材。2017年はバイオリン用でも確認 |
| BOSS GT-10 | 本人出演のデモ映像 | デモ出演を確認。ライブ使用の根拠ではない |
| BOSS SL-20 | 機材写真 | 2023年公演写真でも確認 |
| Electro-Harmonix Ravish Sitar | 機材写真 | 2017年公演写真でも確認 |
| BOSS GE-7 | Free The Toneのシステム写真 | 2017年はFree The Tone Modを確認 |
| Providence Stampede OD SOV-2 | Free The Toneのボード写真 | 2017年公演写真でも確認 |
Eventide H9 Max
H9 MaxはEquipboardで2016年のバックステージ映像を根拠に掲載されています。2023年公演の詳細写真では確認できないため、現在のライブシステムに含まれるとは断定しません。
Eventide H9 Max Harmonizer Pedal
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次世代の現行候補 Eventide H90
H90はH9 Maxに収録された52種類のアルゴリズムを含む、Eventideの次世代マルチエフェクターです。H9 Maxと本体操作や同時処理数は異なりますが、H9 Maxの音を現行機で扱いたい場合のメーカー内候補になります。
参考 H90 HarmonizerEventideBOSS GT-10
GT-10は本人が出演したデモ映像を根拠に掲載されています。ただし、デモ出演はSUGIZOがライブで使用した証拠ではありません。Cloud Vocal GT-10やBOSS GT-1000とは別製品です。
同じGTシリーズの現行候補 BOSS GT-1000
BOSSがGT-10の直接後継と明記した資料は今回確認できませんでした。そのため、同じGTシリーズのフルサイズ旗艦機GT-1000を「現行候補」として掲載します。GT-10と音源、エフェクト構成、操作方法は異なり、SUGIZO本人がGT-1000を使用したという意味でもありません。
次の商品リンクはGT-1000本体にPLAYTECH製エフェクターバッグが付属するサウンドハウスのセットです。GT-1000COREや別機種へのリンクではありません。
参考 GT-1000 Guitar Effects ProcessorBOSSBOSS OD-1、BOSS CE-2、Providence Final Booster、Eventide PitchFactor、TC Electronic G-Systemなど、二次的な機材リストを主な根拠とする項目もあります。これらは過去の使用候補として参照できますが、使用時期とシステム内の位置を強く断定できないため、写真で確認できた2017年機材とは分けました。
そのため、H9やDD-500が過去の映像で確認できても、2023年の写真にないことだけを理由に「使用をやめた」とは断定できません。Equipboardの掲載機材を、同じ時期の1枚のエフェクターボードとして扱わないことも重要です。
参考 SUGIZO’s Effects PedalsEquipboardSUGIZOの使用機材から組む最小構成
SUGIZOの実機システムをそのまま再現するのは現実的ではありません。最初は4つの役割へ絞ります。
| 優先 | 用意するもの | 狙い |
|---|---|---|
| 1 | ’69 MkIIなどFuzz Face系のファズ | ギター側ボリュームに追従するファズを作る |
| 2 | RM-1S / RM-2S、MF-102、Whammyシリーズ | リング変調または連続的なピッチ変化を加える |
| 3 | RE-20、または同じSpace Echo系のRE-2 | RE-201を基にしたテープエコーを加える |
| 4 | BigSky | 通常の残響と長いアンビエントを切り替える |
基本のつなぎ方
公開写真だけでは実機の全接続順を確認できないため、次は再現を始めるための提案です。
ギター → ファズ → 歪み → Whammy / ピッチ → リングモジュレーター → モジュレーション → ディレイ → リバーブ → アンプ
Fuzz Face系はギター直後で反応が良くなる機種があります。リングモジュレーターは歪みの後へ置くと変調が強く出ますが、扱いにくい場合は歪みの前も試してください。
最初に試す設定
以下は本人の公開設定ではなく、近い方向を試し始めるための編集部案です。
| エフェクト | 設定の出発点 | 調整の基準 |
|---|---|---|
| ファズ | Fuzz 60〜80%、音量は原音より少し上 | ギター側Volでクリーンまで戻るか |
| リングモジュレーター | MIX 10〜25% | 単音の芯が消えないか |
| ディレイ | 300〜450ms、2〜3回 | 速いフレーズが濁らないか |
| リバーブ | Mix 10〜20%、Decay短め | コードの分離が残るか |
基本音ができた後に、ソロだけリングモジュレーターのMIXを増やす、静かな部分だけリバーブを深くするなど、曲中で差を付けます。
予算を抑える方法
予算を抑える場合も、本人使用機と関係のない安価なペダルへ一括で置き換える方法は勧めません。まずRE-20に対するRE-2、旧Pitchblackに対するPitchblack Xのように、同じメーカーとシリーズを受け継ぐ現行候補を確認します。
マルチエフェクター1台へまとめる場合は、本人と同じ音を出せるとはせず、必要な機材をそろえる前の試奏・構成確認用と考えてください。ファズやリングモジュレーターのように機種差が音へ強く表れる部分は、本人使用機または根拠のある後継・現行候補を優先します。
よくある質問
- SUGIZOのメインエフェクターは何ですか?
- 1台だけではありません。2023年公演ではプリアンプ/マルチエフェクトプロセッサーのAxe-Fx IIIに加え、RM-2S、MF-102、’69 MkII、BigSky、RE-20、Whammy IIなどが確認できます。
- SUGIZOが使うリングモジュレーターは何ですか?
- 2023年公演ではFree The Tone RM-2Sとmoogerfooger MF-102が確認できます。2022年のSHAG公演ではRM-2SではなくRM-1Sが使われていました。
- SUGIZOはBOSS RE-20を使っていますか?
- はい。2022年のSHAG公演と2023年のソロ公演の機材写真で、ギター用の足元にRE-20が確認できます。現在RE-20は販売完了品です。
- Eventide H9やBOSS DD-500も現在使っていますか?
- 過去の映像を根拠にEquipboardへ掲載されていますが、2023年公演の詳細写真では確認できません。現在も使用している、または使用をやめたとは断定できません。
- 販売完了の使用機材は何で代用できますか?
- 同じ型番を第一候補にし、入手できない場合は同一シリーズの後継機、またはメーカーが同じ設計目的を引き継いだ現行機から選びます。単に同じカテゴリという理由で、無関係な安価な機材を同等品とは扱いません。
まとめ
2023年の公演写真では、Axe-Fx III、RM-2S、MF-102、’69 MkII、Mazzy Fuzzy、RE-20、PDM1、BigSky、Whammy II、SL-20などを確認できます。2024年にはLUNA SEA用システムへのVCA追加が公式発表されましたが、今回確認した資料に2024年以降の全ペダル一覧はありません。
少ない機材から始める場合も、’69 MkIIなどのFuzz Face系、RM-1S / RM-2SまたはMF-102、Whammyシリーズ、RE-20またはRE-2、BigSkyという本人使用機と同系統機から優先します。
過去の2017年LUNA SEA公演では、TimeFactor、ModFactor、FT-1Y、TRI AVATAR、Shoegazer、Ravish Sitarなど、さらに多くの単体機とラックエフェクトが撮影されています。Equipboardも異なる年代の掲載機材を横断した資料です。機材名だけでなく、いつ、どの活動で確認されたかまで分けて見てください。









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