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ディレイおすすめ13選|初心者向けに選び方・使い方まで解説

ディレイおすすめ13選|初心者向けに選び方・使い方まで解説

ディレイを初めて選ぶなら、最初に見るべきなのは「アナログかデジタルか」よりも、自分がどんな場面で使いたいかです。

結論から言うと、迷ったらBOSS DD-8、シンプルに使うならBOSS DD-3T、温かい反復が欲しいならBOSS DM-2WかMXR Carbon Copy、ライブで設定を切り替えるならBOSS DD-200が選びやすいです。

この記事では、ギター用ディレイのおすすめ機種、初心者向けの選び方、アナログ/デジタルの違い、基本設定、接続順までまとめます。

この記事の選び方
最初の1台として扱いやすいこと、現行で入手しやすいこと、反復音を小さく混ぜられること、アナログ・デジタル・テープエコー系の違いが分かりやすいことを重視しています。

ディレイおすすめの結論

用途おすすめ理由
最初の1台BOSS DD-8複数タイプを試せて、好みが固まる前でも失敗しにくいです。
簡単操作BOSS DD-3T定番デジタルディレイを少ない操作で使えます。
温かい音BOSS DM-2W / MXR Carbon Copy反復音が丸く、原音の後ろに原音より小さく混ざりみます。
安く試すMemory Toy / BUCKET BRIGADEアナログディレイの基本を低予算で試しやすいです。
ライブ運用BOSS DD-200プリセット、タップテンポ、ステレオ、MIDIまで対応できます。
テープエコー系BOSS RE-2 / Strymon El Capistan V2反復の揺れやにじみを含んだ古いエコー感を作りやすいです。

テープエコーを詳しく比較する

反復音の揺れや減衰を重視し、Space Echo、EP-3系、BBD、デジタルを横断して選ぶ場合はエコー専用記事で比較できます。

価格を抑えるなら安いディレイ専用記事で比較する

5千円前後から1万円台の現行品に絞り、公式情報、国内流通、アナログ/デジタルの違いを重視する場合はこちらが近道です。

ディレイおすすめ13選の比較表

モデルタイプおすすめな人ひとことで言うと
BOSS DD-8多機能デジタル最初の1台、迷った人いちばん失敗しにくい基準機
BOSS DD-3Tシンプルデジタル操作を迷いたくない人定番DDを簡単に使える
BOSS DM-2Wアナログディレイ温かい反復が欲しい人アナログの最初の本命
MXR Carbon Copyアナログディレイ濃く暗い余韻が好きな人高音域が控えめなアナログ
TC Electronic Flashback 2多機能デジタル多彩な音色をコンパクトに試したい人TonePrint込みで遊べる
Electro-Harmonix Memory Toyアナログディレイ安くアナログ感を試したい人手頃なアナログ入門
TC Electronic BUCKET BRIGADE ANALOG DELAY低価格アナログ予算を抑えたい人安く始めるアナログ
Ibanez ADMINIミニアナログ小型ボードに入れたい人省スペースの短めディレイ
BOSS RE-2 Space Echoテープエコー系古いエコー感とリバーブ感が欲しい人Space Echo系を小型で
Strymon El Capistan V2テープエコー系テープエコーの音の変化を作り込みたい人音の変化重視の上位候補
BOSS DD-200プリセット対応デジタルライブで複数設定を使う人中級者へのステップアップ
Line 6 DL4 MkIIディレイモデラールーパーや飛び道具も使いたい人創作向けの定番系
Walrus Audio ARP-87多機能コンパクト省スペースで個性も欲しい人小型で音色を選べる

初心者向けディレイの選び方

迷ったら多機能デジタルから選ぶ

初めてのディレイで好みがまだ分からないなら、BOSS DD-8やTC Electronic Flashback 2のような多機能デジタルが選びやすいです。デジタル、アナログ風、テープ風を一台で試せるため、次に買うべき方向も見えます。

原音より小さく混ぜたいならアナログを選ぶ

リードの後ろに薄く残したい、クリーンを少し太くしたい、反復音を目立たせすぎたくない場合はアナログディレイが合います。BOSS DM-2WやMXR Carbon Copyは、反復音が丸く暗めなので、初心者でも音が散らかりにくいです。

曲ごとに使うならタップテンポとプリセットを見る

ディレイを曲のテンポに合わせたいなら、タップテンポがあると便利です。ライブで曲ごとに設定を変えるなら、BOSS DD-200やLine 6 DL4 MkIIのようにプリセットを扱えるモデルを選ぶと後で困りにくいです。

最初はミックス控えめで使う

初心者が失敗しやすいのは、ディレイを深くかけすぎることです。最初はミックスを9時から10時、フィードバックを9時前後にして、反復音が「少し聞こえる」くらいから始めると演奏に馴染みます。

アナログディレイとデジタルディレイの違い

種類音の特徴向いている使い方代表候補
アナログディレイ反復音が丸く暗くなりやすいリードへ反復音を加える、スラップバック、反復音を小さく混ぜるBOSS DM-2W、MXR Carbon Copy
デジタルディレイ反復音が各弦の音を聞き取りやすく正確テンポ同期、長いディレイ、プリセット運用BOSS DD-8、DD-3T、DD-200
テープエコー系揺れ、にじみ、古い録音感が出やすいロック、ダブ、アンビエント、シューゲイザーBOSS RE-2、Strymon El Capistan V2

もっと深く比較したい場合は、アナログディレイとデジタルディレイの記事でそれぞれ詳しく整理しています。

各弦の音を聞き取りやすい反復、プリセット、ステレオ運用を重視する場合は、デジタルディレイ側から選ぶと整理しやすいです。

ディレイおすすめ13選

1. BOSS DD-8

おすすめな人
最初の1台、迷った人

BOSS DD-8は、初めてディレイを買う人の基準にしやすいモデルです。各弦の音を聞き取りやすいデジタル、アナログ風、テープ風、リバース、ルーパーまで試せるので、自分が好きなディレイの方向を一台で確認できます。まず普通に使えるディレイが欲しいなら、最初に候補へ入れてください。

最初の設定例:E.LEVEL 10時 / FEEDBACK 9時 / TIME 10時 / MODEはSTANDARDかANALOG

2. BOSS DD-3T

おすすめな人
操作を迷いたくない人

BOSS DD-3Tは、多機能すぎるディレイが苦手な人に向きます。基本はE.LEVEL、FEEDBACK、TIME、MODEだけで、タップテンポも使えます。DD-8ほど多彩ではありませんが、クリーンな反復を素早く作れるので、バンドで邪魔にならないディレイを探している人に合います。

最初の設定例:E.LEVEL 9時から10時 / FEEDBACK 9時 / TIME 300ms付近

3. BOSS DM-2W

おすすめな人
温かい反復が欲しい人

BOSS DM-2Wは、アナログディレイらしい丸い反復を分かりやすく味わえるモデルです。Standardでは暗く太い反復、Customでは少し長めで各弦の音を聞き取りやすいディレイまで対応します。リードへ反復音を加える、クリーンへ短いエコーを加える用途に向きます。

最初の設定例:ECHO 10時 / INTENSITY 9時 / REPEAT RATE 11時 / MODEはStandard

4. MXR Carbon Copy

おすすめな人
濃く暗い余韻が好きな人

MXR Carbon Copyは、暗めで太い反復が原音の後ろに沈む定番アナログディレイです。歪みの後ろにつないでも反復音が原音を隠しにくく、リードやアルペジオへ短い反復音を加えたい場合に使いやすいです。明るく正確なディレイより、温かくにじむ反復音や残響の聞こえ方を求める人に向きます。

最初の設定例:MIX 9時から10時 / REGEN 9時 / DELAY 10時から12時

5. TC Electronic Flashback 2

おすすめな人
多彩な音色をコンパクトに試したい人

TC Electronic Flashback 2は、デジタル、アナログ風、テープ風などをコンパクトに扱えるディレイです。BOSS DD-8と同じく最初の多機能ディレイ候補ですが、TonePrintやMASHスイッチで音作りを広げられる点が特徴です。スマホ連携やプリセット的な使い方に抵抗がなければ候補になります。

最初の設定例:FX LEVEL 10時 / FEEDBACK 9時 / DELAY 10時 / モードは2290かANALOG

6. Electro-Harmonix Memory Toy

おすすめな人
安くアナログ感を試したい人

Electro-Harmonix Memory Toyは、比較的手に取りやすい価格でアナログディレイらしい反復を試せる候補です。操作はシンプルで、暗めの反復とモジュレーション感を作れます。高級機のような細かい制御より、まずアナログの音の変化を体験したい人に向きます。

最初の設定例:BLEND 9時から10時 / FEEDBACK 9時 / DELAY 11時

7. TC Electronic BUCKET BRIGADE ANALOG DELAY

おすすめな人
予算を抑えたい人

TC Electronic BUCKET BRIGADE ANALOG DELAYは、低価格帯でアナログディレイを試したい人向けです。多機能ではありませんが、短いディレイ、スラップバック、反復音を小さく混ぜる設定を作りやすいです。最初から高価なモデルへ行く前に、ディレイの使いどころを覚えたい人にも合います。

最初の設定例:MIX 10時 / FEEDBACK 9時 / TIME 10時

8. Ibanez ADMINI

おすすめな人
小型ボードに入れたい人

Ibanez ADMINIは、小型ボードにアナログディレイを入れたい人に向きます。ミニ筐体ながらDELAY TIME、REPEAT、BLENDで基本的な調整ができ、短い反復音や反復音を小さく混ぜる設定に使いやすいです。大きな多機能機が不要な人には現実的な選択肢です。

最初の設定例:BLEND 10時 / REPEAT 9時 / DELAY TIME 10時

9. BOSS RE-2 Space Echo

おすすめな人
古いエコー感とリバーブ感が欲しい人

BOSS RE-2は、Roland Space Echo系の雰囲気をコンパクトに扱えるモデルです。一般的なデジタルディレイより、反復音の揺れや高音域の減衰、リバーブを加えた反復音を作りやすいです。ロック、ダブ、アンビエント、シューゲイザー寄りの音の変化を作りたい人に向きます。

最初の設定例:ECHO 10時 / INTENSITY 9時 / REVERB 9時 / MODEは1か5

10. Strymon El Capistan V2

おすすめな人
テープエコーの音の変化を作り込みたい人

Strymon El Capistan V2は、テープエコー系ディレイを音作りの中心にしたい人向けです。反復音の揺れ、音域、混ぜる量を細かく調整できます。初心者の最初の1台としては高価ですが、古いテープエコーの音の変化が好きなら長く使える候補です。

最初の設定例:MIX 10時 / REPEATS 9時 / TIME 11時 / TAPE AGE控えめ

11. BOSS DD-200

おすすめな人
ライブで複数設定を使う人

BOSS DD-200は、曲ごとにディレイ設定を切り替えたい人向けです。タップテンポ、プリセット、ステレオ、MIDIに対応しつつ、DD-500ほど大きくない点が実用的です。最初の1台としても使えますが、特にライブでディレイを複数使う人に強いモデルです。

最初の設定例:E.LEVEL 10時 / FEEDBACK 9時 / TIMEは曲テンポに合わせる / TAP DIVISIONは4分か付点8分

12. Line 6 DL4 MkII

おすすめな人
ルーパーや飛び道具も使いたい人

Line 6 DL4 MkIIは、普通のディレイだけでなく、複数モデル、ルーパー、アンビエント、飛び道具的な使い方まで広げたい人に向きます。サイズは大きめですが、足元で複数のディレイを切り替えやすいです。バンド演奏だけでなく、ソロ演奏や実験的な音作りにも合います。

最初の設定例:MIX控えめ / REPEATS 9時 / DELAY TIMEはタップで曲に合わせる

13. Walrus Audio ARP-87

おすすめな人
省スペースで個性も欲しい人

Walrus Audio ARP-87は、省スペースでデジタル、アナログ風、ローファイ、スラップ系の音域の傾向を使い分けたい人に向きます。BOSS系より少し個性的な音の変化を作りやすく、ポップス、インディー、アンビエント寄りのボードにも入れやすいです。

最初の設定例:Level 10時 / Repeats 9時 / Ratioは4分か8分 / ProgramはDigitalかAnalog

ディレイの基本設定

使い方ディレイタイムフィードバックミックス
反復音を小さく混ぜる250から350ms1から2回控えめ
ギターソロ300から450ms2から4回原音より小さく
スラップバック80から140ms1回やや控えめ
付点8分リズム曲テンポに合わせる2から4回弾くフレーズに合わせる
アンビエント500ms以上多め深め

最初は、反復音を原音より小さく混ぜる設定から始めます。ディレイ音を主役にするより、原音の後ろに反復音が少し残る程度にすると、バンド内で他の音と重なりにくくなります。

ディレイの接続順

基本の接続順は、チューナー、歪み、モジュレーション、ディレイ、リバーブです。ディレイは歪みの後ろに置くと、歪んだ音に対して反復が付きます。歪みの前に置くと反復音まで歪んで濁りやすいため、最初は歪みの後ろから試してください。

リバーブも使う場合は、ディレイを先、リバーブを後ろに置くと自然です。逆にすると残響全体が繰り返され、反復音が増えるため、バンドでは原音を聞き取りにくくなることがあります。

デジタルディレイやリバーブを複数使う場合は、電源の安定性も大事です。ノイズが出る場合はパワーサプライの記事も確認しておくと原因を切り分けやすいです。

ディレイをおすすめしないケース

音を広げたいだけなら、ディレイよりリバーブのほうが感じることがあります。反復音が聞こえるのが苦手な人、歌ものの伴奏で余韻だけを足したい人は、リバーブも比較してください。

逆に、ギターソロを太くしたい、リズムに反復を絡めたい、フレーズの隙間を埋めたい場合はディレイのほうが効果を管理しやすいです。

公式情報・参考リンク

仕様や現行ラインナップは変更されることがあります。購入前はメーカー公式情報も確認してください。

参考 BOSS DD-8BOSS

参考 BOSS DD-3TBOSS

参考 BOSS DM-2WBOSS

参考 BOSS RE-2BOSS

参考 BOSS DD-200BOSS

ディレイ FAQ

初心者が最初に買うディレイはどれがおすすめですか?
迷ったらBOSS DD-8がおすすめです。デジタル、アナログ風、テープ風などを一台で試せるため、自分の好みを確認しながら長く使えます。
アナログディレイとデジタルディレイはどちらが初心者向きですか?
最初に複数の方式を試すならデジタル、高音域が反復ごとに減衰する機種を求めるならアナログ方式が候補です。迷う場合はDD-8のように複数モードを備えたデジタルディレイで比較できます。
ディレイはどこにつなぐのが基本ですか?
基本は歪みやモジュレーションの後ろ、リバーブの前です。歪みの前に置くと反復音まで歪んで濁りやすいため、まずは歪みの後ろから試すのが安全です。
ディレイタイムは何msくらいから始めればいいですか?
初心者は300ms前後、フィードバック少なめ、ミックス控えめから始めると扱いやすいです。スラップバックなら80から140ms、リードなら300から450msが目安です。
タップテンポは必要ですか?
曲のテンポに合わせて反復させる場合は便利です。反復音を原音より小さく混ぜるだけなら必須ではありません。ライブで曲ごとにディレイタイムを変える場合は、タップテンポ付きが候補です。
ディレイとリバーブはどちらを先に買うべきですか?
ギターソロやリズムに反復音を加えたいならディレイ、部屋鳴りのような残響を加えたいならリバーブです。バンド内でギターを聞き取りやすくしたい場合は、最初はディレイのほうが反復音の大きさを調整しやすいです。

EP-3系テープエコーの実機レビュー

テープエコー風の揺れ、プリアンプ、長いディレイタイムを一台で使いたい場合は、Catalinbread Belle Epoch Deluxeの実機レビューも参考になります。一般的なデジタルディレイより機能と音の色付けが強いモデルです。

まとめ

ディレイおすすめを初心者目線で選ぶなら、まずはBOSS DD-8を基準に考えるのが分かりやすいです。シンプル操作ならDD-3T、温かい反復ならDM-2WやMXR Carbon Copy、低価格で試すならMemory ToyやBUCKET BRIGADE、ライブで複数設定を使うならDD-200が候補になります。

最初から1台ですべてをまかなおうとせず、反復音を小さく混ぜる設定、ソロ用、スラップバックの3つを試すと、必要なディレイを判断しやすくなります。アナログかデジタルかは、そのあとで深掘りすれば十分です。