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浅井健一(ベンジー)のエフェクター|2025年ボードと過去機材

浅井健一(ベンジー)のエフェクター|2025年ボードと過去機材

2025年7月4日の「BEST SELECTION TOUR 2025」東京公演では、BOSS CS-3、ProCo RAT2、Human Gear Vivace、BOSS FV-500、BOSS DM-2を直列でつないだボードと、BOSS TU-3Sが確認できます。

浅井健一(ベンジー)さんのエフェクターボードは、コンプレッサー、2台の歪み、ボリュームペダル、アナログディレイという少数構成です。この記事では2025年公演のボードと過去資料に名前が挙がる機材を年代別に整理し、入手しにくい機種は同じシリーズの現行モデルもあわせて解説します。

情報の確認日
公開資料は2026年8月13日に確認しました。2025年の接続順と使い方は、7月4日公演のSTAGE記事を基準にしています。過去機材は機材誌、楽器店記事、機材一覧を参照し、使用時期が分かるものだけ年代を記載しています。

浅井健一さんのエフェクター|先に結論

2025年公演のボードで分かるポイントは3つです。

  • CS-3からDM-2までの5台は直列接続
  • CS-3はLEVELを低めにし、クリーントーンでオン
  • FV-500で音量だけでなくアンプの歪み方も調整

現在そろえやすいのは、CS-3、RAT2、DM-2を基に再設計されたDM-2Wです。VivaceとオリジナルDM-2は中古品が中心になります。

2025年に確認できたエフェクターボード

STAGEの2025年7月4日公演記事では、次の並びが明記されています。

接続製品機材の種類/確認できる使い方
1BOSS CS-3コンプレッサー。クリーントーンでオン
2ProCo RAT2ディストーション
3Human Gear Vivaceオーバードライブ
4BOSS FV-500ボリュームペダル。アンプの歪み方を含む全体音量を操作
5BOSS DM-2アナログディレイ
6(直列5台とは別記)BOSS TU-3Sチューナー。接続方法は未確認
参考 浅井健一(Vocal&Guitar)使用楽器・機材紹介STAGE

写真から分からないこと
RAT2とVivaceを単独で使うのか重ねるのか、DM-2をどの曲で使うのかは資料に記載がありません。表は接続順であり、演奏中に踏む順番ではありません。

BOSS CS-3 Compression Sustainer

CS-3は、ピッキングによる音量差を整え、サステインやアタックを調整できるアナログコンプレッサーです。2025年のボードでは直列の先頭に置かれています。

STAGEは、浅井健一さんがCS-3のLEVELを低めに設定し、クリーントーンを出すときにオンにすると説明しています。各ノブの数値は記事に記載されていません。

参考 CS-3 Compression SustainerBOSS

コンプレッサーのかけっぱなしと、必要な場面だけオンにする方法の違いはこちらで詳しく解説しています。

ProCo RAT2

RAT2はDISTORTION、FILTER、VOLUMEの3ノブを備えたディストーションです。2025年のボードではCS-3の後、Vivaceの前に置かれていました。

FILTERは時計回りで高音域を抑える方向に働きます。

参考 RAT2 Distortionモリダイラ楽器

現行RAT2とRAT系の選び方は、別記事で回路の系統と機能を比較しています。

Human Gear Vivace

Vivaceは2025年のボードで、RAT2とFV-500の間に置かれていたオーバードライブです。過去の機材一覧にも浅井健一さんの使用機として名前があります。

BOSS FV-500

STAGEの記事と写真にある表記は「BOSS FV-500」です。FV-500には、ギターなどの楽器レベル向けFV-500Hと、ステレオ/ローインピーダンス仕様のFV-500Lがあります。公開写真ではHとLのどちらかまでは判別できません。

STAGEは、浅井健一さんがこのボリュームペダルで、アンプの歪み方を含む全体の音量を調整していたと説明しています。ペダルを動かすと、アンプへ送る信号の大きさが連続的に変わります。

購入時は、接続位置とインピーダンスに合う方を選びます。

BOSS FV-500H

FV-500Hはモノラル/ハイインピーダンスの楽器レベル向けです。ギターから直接、またはエフェクターボードの先頭に近い位置へつなぐ場合に向きます。

BOSS FV-500H ボリュームペダル

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BOSS FV-500L

FV-500Lはステレオ/ローインピーダンス仕様です。バッファーやエフェクターの後など、低インピーダンスの信号を受ける位置に向きます。

参考 FV-500H/FV-500L Volume PedalBOSS

BOSS DM-2

DM-2は1981年に発売されたBOSS初のコンパクトディレイで、BBDを使うアナログ方式です。2025年のボードでは直列接続の最後に置かれていました。

BOSS公式の歴史資料では、オリジナルDM-2は1984年に生産完了したと説明されています。

参考 DM-2 Delay / 1981-84年BOSS

BOSS DM-2W

DM-2WはオリジナルDM-2の回路を基にWaza Craftで再設計した現行モデルです。Standardモードに加え、ディレイタイムを広げたCustomモードを備えます。浅井健一さんが2025年に使用したDM-2とは別製品です。

参考 DM-2W DelayBOSS

アナログディレイの現行機を比較したい場合はこちらも参考にしてください。

BOSS TU-3S

TU-3Sは2025年のボード上で確認できるチューナーです。TU-3からフットスイッチを省いた省スペース仕様で、常時オンの状態で使う設計です。

STAGEでは、直列接続された5台とは別枠でTU-3Sが紹介されています。電源や信号の分岐方法は記事に記載されていません。

過去のエフェクターは資料の年代を分けて見る

2025年のボードは公演写真と機材解説で接続順まで分かります。過去機材の多くは、後年の機材一覧や楽器店の記事に名前があるものです。表では資料の年代と2025年公演での確認状況を分けています。

製品過去資料の記載2025年公演
BOSS GE-7BLANKEY JET CITY期の機材一覧に掲載写真では未確認
BOSS CE-3BLANKEY JET CITY期の機材一覧に掲載写真では未確認
BOSS FV-300L過去のボリュームペダルとして掲載FV-500を確認
BOSS TU-12過去のチューナーとして掲載TU-3Sを確認
Maxon AD-900二次資料が1998〜1999年頃の使用例を掲載DM-2を確認
September Sound SD-1 Spangle Mod楽器店が浅井健一さんの愛用を紹介写真では未確認
September Sound Full Range Booster楽器店が浅井健一さんの愛用を紹介写真では未確認
EarthQuaker Devices Bows時期未確定の二次資料に掲載写真では未確認
EarthQuaker Devices Dunes時期未確定の二次資料に掲載写真では未確認

過去機材の読み方
「2025年写真では未確認」は、その公演のボードに写っていないという意味です。過去資料だけでは、現在の使用状況までは分かりません。
参考 BLANKEY JET CITY 浅井健一の使用機材/エフェクターギタリストの使用機材を考える

BOSS GE-7

GE-7は100Hzから6.4kHzまでの7帯域を調整できるグラフィックイコライザーです。2009年に公開されたBLANKEY JET CITY期の機材一覧で名前が挙がっています。

2009年の一覧には、当時の接続位置や設定値が記載されていません。2025年公演のボードには写っていません。

BOSS CE-3 Chorus

CE-3は1980年代のBOSSコーラスです。過去の機材一覧で浅井健一さんの使用機として掲載されていますが、使用曲と設定は確認できませんでした。

CE-3は生産完了品で、2026年8月13日時点では中古品が流通しています。在庫は変動します。

BOSS FV-300L

FV-300Lは過去の機材一覧に掲載されているローインピーダンス仕様のボリュームペダルです。2025年公演では後のFV-500シリーズが確認できますが、H/Lのどちらかまでは判別できません。

BOSS公式はFV-300が14年間使われ、その後FV-50シリーズ、FV-500H/Lへ続いたと説明しています。浅井健一さんがFV-300LからFV-500へ切り替えた時期は資料に記載されていません。

FV-300Lは現在中古品が中心です。現行のFV-500HFV-500Lは、接続位置に応じて選べます。

BOSS TU-12

TU-12は針式メーターを備えた過去のクロマチックチューナーで、BLANKEY JET CITY期の機材一覧に掲載されています。2025年公演では、省スペース仕様のTU-3Sが確認されています。

TU-12は現在中古品が中心です。2025年公演で確認できた省スペース機を選ぶならTU-3Sです。

Maxon AD-900

AD-900はMaxonのアナログディレイです。直後に示す二次資料には1998年と1999年の使用例がありますが、当時のボード写真や接続位置は掲載されていません。

参考 ギタリスト 浅井健一A CITY OF BLANKEY TO BE JET

過去資料に名前が挙がる歪み・ブースター

September Sound SD-1 Spangle Mod

SD-1 Spangle ModはBOSS SD-1を基にSeptember Soundが手を加えた機材です。イシバシ楽器の2016年記事では、浅井健一さんがこのモデルとFull Range Boosterを愛用していると紹介されています。

元のBOSS SD-1とは別製品です。

参考 September SoundのブースターとSD-1 MODイシバシ楽器

September Sound Full Range Booster

Full Range Boosterも、同じ2016年のイシバシ楽器記事で浅井健一さんの愛用機として紹介されています。2025年公演の写真には写っていません。

EarthQuaker Devices Bows

BowsはEarthQuaker Devicesのプリアンプ/ブースターです。時期を特定できない二次資料に、浅井健一さんの使用機として掲載されています。

EarthQuaker Devices公式のアーティスト一覧には浅井健一さんの名前がありますが、Bowsの使用時期や接続位置の記載はありません。

参考 アーティストEarthQuaker Devices 参考 浅井健一(ベンジー)の使用機材機材図鑑

EarthQuaker Devices Dunes

Dunesは同社Palisadesの機能を絞ったオーバードライブで、Bowsと同じく時期を特定できない二次資料に使用機として掲載されています。2025年のボードでは確認できません。

参考 浅井健一(ベンジー)の使用機材機材図鑑

EarthQuaker Devices Dunes 2025年日本限定復刻版

2025年12月発売の日本限定復刻版は、廃番前のDunesに使われたPalisadesのGain Aではなく、よりゲインの高いGain Bを採用しています。浅井健一さんの使用が報告された旧仕様とは別モデルです。2026年8月13日時点で新品流通を確認できたのは、この日本限定復刻版です。

参考 EarthQuaker Devices Dunes 日本国内限定復刻版イシバシ楽器

浅井健一さんの音作りを現行機で始める

2025年のボードを現在入手できる機材で組むなら、CS-3とRAT2は同型機、DM-2は再設計版のDM-2Wを選べます。ボリュームペダルは接続位置に合わせてFV-500HまたはFV-500Lを選びます。

機材2025年ボードとの関係
BOSS CS-32025年使用機と同じ現行モデル
ProCo RAT22025年使用機と同じ現行モデル
BOSS DM-2WDM-2を基に再設計された現行モデル
FV-500HまたはFV-500L接続位置に合うインピーダンスを選べる
Human Gear Vivace2025年使用機と同じモデル。中古品が中心

接続順の開始案

2025年資料で確認できる順番を基に、現行機で始めるなら次のようにつなぎます。

FV-500Hを使う場合:ギター → FV-500H → CS-3 → RAT2 → Vivace(入手できる場合) → DM-2W → アンプ

FV-500Lを使う場合:ギター → CS-3 → RAT2 → Vivace(入手できる場合) → FV-500L → DM-2W → アンプ

2025年のFV-500はH/Lを判別できないため、手持ちの機種に合う接続を試してください。

最初に試す設定

つまみ位置は公開されていないため、次の値から始めて音量差を調整してください。

機材設定の出発点確認すること
CS-3LEVELは原音より少し低め、SUSTAIN控えめオンでクリーンの粒がそろうか
RAT2DISTORTION 9〜10時、FILTER 12時、VOLUMEは原音と同程度コードの輪郭を残して歪むか
FV-500H/L最小音量を0から少し上へペダルを戻した時も音が消えすぎないか
DM-2WStandard、ECHO 10〜11時、INTENSITY 9〜10時短い反復が演奏を邪魔しないか

最初からRAT2のゲインやDM-2Wの反復を深くしすぎると、ピッキングとアンプの変化を判断しにくくなります。まずアンプをクリーンから軽い歪みの境目へ置き、ボリュームペダルを動かした時の変化を確認してから歪みとディレイを足してください。

エフェクター全体の接続順を基礎から確認したい場合はこちらを参照してください。

よくある質問

浅井健一さんが2025年に使っていたエフェクターは何ですか?
2025年7月4日公演では、CS-3、RAT2、Vivace、FV-500、DM-2を直列接続していました。TU-3Sも確認できますが、接続方法は資料に記載されていません。
浅井健一さんのエフェクターの接続順は分かりますか?
2025年公演では、CS-3、RAT2、Vivace、FV-500、DM-2の順に直列接続されていました。TU-3Sはこの5台とは別に(6)として掲載されていますが、接続方法は未確認です。過去の全ボードが同じ順番だったとは限りません。
BOSS DM-2は現在も購入できますか?
オリジナルDM-2は生産完了品です。現在購入できるDM-2Wは、DM-2の回路を基に再設計された別モデルです。浅井健一さんが2025年に使用したのはオリジナルDM-2です。
BOSS FV-500はHとLのどちらを使っていますか?
公開写真ではH/Lのどちらかまでは判別できません。ギター直後など高インピーダンスの位置ならH、低インピーダンスのエフェクター後段ならLを選びます。
少ない機材で浅井健一さんの音作りを始めるなら何が必要ですか?
ProCo RAT2、BOSS CS-3、DM-2を基にしたDM-2W、接続位置に合うFV-500HまたはFV-500Lの4台から始められます。Vivaceを加えると2025年の5台構成になります。

まとめ

2025年7月4日の浅井健一さんのボードでは、BOSS CS-3、ProCo RAT2、Human Gear Vivace、BOSS FV-500、BOSS DM-2の直列接続を確認できます。BOSS TU-3Sはこの5台とは別に(6)として掲載されていますが、接続方法は未確認です。CS-3はクリーントーン、FV-500はアンプの歪み方を含む音量操作に使うことまで公演資料で確認できます。

過去資料には、GE-7、CE-3、FV-300L、TU-12、AD-900、September Soundの2機種、EarthQuaker Devices Bows/Dunesなどの名前があります。資料の年代が異なるため、2025年ボードとは分けて確認してください。

現在入手するなら、同型のCS-3とRAT2、DM-2を基にしたDM-2W、接続位置に合うFV-500H/Lから始められます。