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向井秀徳のエフェクター|NUMBER GIRL期とDL4 MkII

向井秀徳のエフェクター|NUMBER GIRL期とDL4 MkII

向井秀徳さんは、2022年のLine 6 DL4 MkII製品セッションで初代DL4を1台、DL4 MkIIを3台使いました。信号を2系統へ分け、一方をRoland JC-120、もう一方をFender Twin Reverbへ送る構成です。

このセッションではHarmony、Glitch、Elephant Man、ADT、Heliosphere、Cosmos、Looperなどを使い、ギターの音を複数の遅延、変調、ループへ分解しています。

NUMBER GIRL期は、ギター・マガジン2014年7月号を出典として示す二次資料でBOSS OS-2、MAXON ROD880、Electro-Harmonix Octave Multiplexer、初代Line 6 DL4が報告されています。

製品セッションの機材
以下の4台構成はDL4 MkIIの特別セッションで使われたものです。ZAZEN BOYSやNUMBER GIRLの通常ライブのペダルボードではありません。

情報の確認日
公開資料は2026年8月14日に確認しました。各機材の年代と用途を分け、2022年のセッション機材を現在のライブシステムとは扱っていません。

向井秀徳のエフェクター|先に結論

2022年のセッションで中心になったのは、向井さんが以前から使っていた初代DL4と、その後継モデルDL4 MkIIです。初代の操作感を残しつつ、MkIIで増えたディレイ、リバーブ、ルーパーを3台に分けて使っています。

本人はHarmonyが生む偶発的な和音、Glitchの変調、ノブを回した瞬間に音が変わる操作性に触れています。完成したプリセットを呼び出すだけでなく、演奏中の操作で音を変化させるセッションでした。

参考 向井秀徳×DL4 MkIIスペシャル・セッションギター・マガジンWEB

2022年DL4 MkIIセッションの接続

ギターからペダルボードを通り、その後のA/Bボックスで2系統へ分けます。

系統接続順出力先
ALine 6 DL4DL4 MkII → DL4 MkIIRoland JC-120
BLine 6 DL4 MkIIFender Twin Reverb
参考 向井秀徳×DL4 MkIIセッションの使用機材とセッティングギター・マガジンWEB

Line 6 DL4

初代DL4は複数方式のディレイとルーパーをフットスイッチで操作できるディレイ・モデラーです。向井さんはDL4ユーザーとしてDL4 MkIIのセッションに参加し、実際の演奏でも初代を1台使いました。

Line 6 DL4 MkII

DL4 MkIIは初代DL4のディレイを引き継ぎながら、新しいディレイ、リバーブ、2方式のルーパー、MIDI、microSDによる録音時間の拡張を加えた後継モデルです。

セッションでは3台を同時に使用し、2台をJC-120側、1台をTwin Reverb側に接続しました。

参考 DL4 MkIILine 6 Japan

DL4 MkII 3台の役割

接続先機材プリセット/機能
JC-120側・1台目DL4 MkIIA:Harmony、B:Glitch、C:Elephant Man
JC-120側・2台目DL4 MkIIA:ADT、B:Heliosphere、C:Cosmos
Twin Reverb側DL4 MkIILooperとモジュレーション

HarmonyとGlitch

Harmonyは入力音にピッチの異なる遅延音を重ねるモデルです。向井さんは、自分ですべてを決めない偶発的な和音に注目しています。

Glitchでは短い音の断片と変調を組み合わせ、ディレイの反復を整った形で残すのとは異なる変化を作っています。

Elephant Man、ADT、Heliosphere、Cosmos

Elephant Manはアナログディレイ系、ADTは二重録音のようなずれ、HeliosphereとCosmosはディレイと残響を組み合わせたモデルです。セッションではプリセットを呼び出した後も、ノブを直接動かして音を変えています。

NUMBER GIRLとZAZEN BOYSの歴代機材について

ギター・マガジン2019年9月号には「ナンバガ愛用機材大全」としてギター、ペダル、アンプが掲載されています。号数の公開ページでは各ペダルの型番と年代別の接続順まで確認できないため、2022年のDL4 MkIIセッションとひとつのボードにまとめることはできません。

参考 ギター・マガジン 2019年9月号ギター・マガジンWEB

2025年のFenderセッションではギターと演奏を確認できますが、エフェクターの一覧と配線は掲載されていません。

参考 SESSIONS in TOKYO|ZAZEN BOYSFenderNews

NUMBER GIRL期として報告されている機材

ギター・マガジン2014年7月号を出典として示す二次資料では、NUMBER GIRL期の機材としてBOSS OS-2、MAXON ROD880、Electro-Harmonix Octave Multiplexer、Line 6 DL4が挙げられています。原誌の機材ページを直接確認できていないため、接続順と設定は補いません。

BOSS OS-2 OverDrive/Distortion

OS-2はオーバードライブとディストーションを混ぜられる歪みペダルです。二次資料ではNUMBER GIRL初期の使用機として挙げられています。

MAXON ROD880 Real Overdrive

ROD880は真空管を使うオーバードライブです。二次資料はOS-2とともにNUMBER GIRL期の歪みとして挙げています。

Electro-Harmonix Octave Multiplexer(世代不明)

Octave Multiplexerは1オクターブ下の音を加えるオクターバーです。二次資料ではNUMBER GIRL後期の使用機として報告されていますが、製品名までの記載で、筐体や再発世代は判別できません。

参考 ナンバーガール時代の向井秀徳 使用機材gottarocks.com

向井秀徳のDL4セッションを1台で試す

DL4 MkIIは3台を同時に使わなくても、プリセットの切り替えとルーパーでセッションの考え方を試せます。

優先度機能試す内容
1GlitchまたはHarmony短い反復音とピッチ変化を加える
2Elephant Manアナログディレイ系の反復音とGlitch/Harmonyの変化を比べる
3Looper短いフレーズを重ねてノブを動かす

接続の開始案

次は特別セッションの操作を1台で試すための案で、向井さんの通常ライブの公開設定ではありません。

ギター → DL4 MkII → アンプ

まずディレイの反復を少なくし、GlitchやHarmonyの変化が原音と聞き分けられる位置から始めます。次に短いフレーズをループし、ノブを1つずつ動かすと、演奏中に音を組み替える感覚を確認できます。

よくある質問

向井秀徳さんはLine 6 DL4を使っていますか?
2022年のGuitar Magazine製品セッションで、初代DL4を1台とDL4 MkIIを3台使った演奏が公開されています。
2022年のDL4 MkII構成はZAZEN BOYSのライブ機材ですか?
いいえ。DL4 MkIIの特別セッション用に用意された構成で、ZAZEN BOYSやNUMBER GIRLの通常ライブボードとは分けて考えます。
DL4 MkIIは何台使われましたか?
3台です。2台をRoland JC-120側、1台をFender Twin Reverb側に接続し、初代DL4もJC-120側で使っています。
向井秀徳さんがDL4 MkIIで試したモデルは?
Harmony、Glitch、Elephant Man、ADT、Heliosphere、Cosmos、Looperなどです。演奏中にノブも動かしています。
DL4 MkIIの2系統はどのアンプへ送られましたか?
初代DL4とDL4 MkII 2台の系統はRoland JC-120へ、DL4 MkII 1台の系統はFender Twin Reverbへ送られました。

まとめ

2022年のDL4 MkIIセッションでは、初代DL4 1台とDL4 MkII 3台を2系統に分け、Roland JC-120とFender Twin Reverbへ出力しました。Harmony、Glitch、Elephant Man、ADT、Heliosphere、Cosmos、Looperを分担させ、ノブの操作も演奏に取り込んでいます。

ただし、これは製品セッション用の構成です。NUMBER GIRLやZAZEN BOYSの歴代ペダルボードは、年代と公演ごとの資料で確認する必要があります。