エレキギター機材知恵袋を開設しました!質問募集中!

斎藤宏介のエフェクター|2023年UNISONと2020年の機材

斎藤宏介のエフェクター|2023年UNISON|2020年の機材

斎藤宏介さんが2023年7月1日のUNISON SQUARE GARDEN公演で使った歪みは、VEMURAM Jan Ray、Way Huge Saucy Box HC、Friedman BE-ODの3台です。Jan RayはDivided by 13、Saucy Box HCはBogner Shiva、BE-ODはShivaの別チャンネルと組み合わせていました。

ピッチ系はEventide PitchFactorとDigiTech Whammy 5、空間系はOOPEGG Super Retro ReverbとLine 6 M9です。各ペダルはFree The Tone ARC-3につながり、Lehle 1 at 3 SGoSで2台のアンプを選ぶ構成でした。

情報の時点
ここで扱う詳細ボードは2023年7月1日の公演と、2020年に公開された取材資料です。2026年現在の全公演で同じ構成を使っていることを示すものではありません。

斎藤宏介のエフェクター|先に結論

2023年のボードは、3台の歪みと2台のピッチ系、2台の空間系をARC-3で切り替える構成です。ギターの信号はJB-82SからARC-3へ入り、Lehleを経由して2台のアンプへ送られます。

  • コード主体の音:Jan RayとDivided by 13 CJ11 W
  • ソロやリード:Saucy Box HCとBogner Shivaのチャンネル2
  • 強い歪み:BE-ODとShivaのチャンネル1
  • ピッチ変化:PitchFactorとWhammy 5
  • ディレイ、リバーブ、オートワウ:Super Retro ReverbとM9
参考 斎藤宏介のペダルボード|UNISON SQUARE GARDEN 2023ギター・マガジンWEB

2023年UNISON SQUARE GARDEN公演の使用機材

2023年7月1日のボードでは、次の機材がARC-3のループへ接続されていました。表の製品名から各解説へ移動できます。

種類使用機材公開資料で確認できる使い方
オーバードライブVEMURAM Jan Rayコード主体の音
オーバードライブWay Huge Saucy Box HCソロ、リード
ディストーションFriedman BE-OD強い歪み
ピッチEventide PitchFactorピッチ変化
ワーミーDigiTech Whammy 5「シュガーソングとビターステップ」など
リバーブOOPEGG Super Retro Reverbリバーブ
マルチLine 6 M9長短のディレイ、リバースディレイ、オートワウ

VEMURAM Jan Ray

Jan Rayは2023年公演でコード主体の音に使われていました。Divided by 13 CJ11 Wを歪み始める直前に設定し、Jan Rayをオンにして演奏します。クリーンが必要な場面ではJan Rayをオフにしていました。

Way Huge Saucy Box HC

Saucy Box HCは、Bogner Shivaのチャンネル2と組み合わせるソロ/リード用のオーバードライブです。2020年のボードにも同名機が写っています。

Friedman BE-OD

BE-ODは、Bogner Shivaのチャンネル1と組み合わせて強い歪みを作るディストーションです。Jan RayやSaucy Box HCとは、接続するアンプ側のチャンネルを含めて役割が分かれています。

Eventide PitchFactor

PitchFactorはハーモナイザー、ピッチシフト、ディレイを備えたピッチ系ペダルです。2023年のボードではWhammy 5と並んでARC-3へ接続されていました。

DigiTech Whammy 5

Whammy 5はペダル操作でピッチを連続的に変えるエフェクターです。取材では「シュガーソングとビターステップ」での使用が代表例として挙げられています。

OOPEGG Super Retro Reverb

Super Retro Reverbは2023年公演のリバーブです。M9とともに空間系を担当し、ARC-3のループへ接続されていました。

Line 6 M9 Stompbox Modeler

M9には長いディレイ、短いディレイ、リバースディレイ、オートワウのプリセットが用意され、M9本体のフットスイッチで選んでいました。

スイッチャー、アンプ切り替え、チューナー

役割使用機材接続・操作
ジャンクションFree The Tone JB-82Sギター入力とアンプ出力の窓口
ループ/MIDI切り替えFree The Tone ARC-3Jan RayからST-300までの8台を接続し、音色を切り替える
アンプ選択Lehle 1 at 3 SGoS2台のアンプをMIDIで選択
チューナーSonic Research ST-300チューニング
バンク選択Source Audio SA167PitchFactorのバンク選択
電源Vital Audio VA-08 Mk-IIペダルへ電源を供給

Free The Tone JB-82S

JB-82Sはボードの入出力をまとめるジャンクションボックスです。2023年の信号はJB-82SからARC-3へ入り、Lehleを経て再びJB-82Sからアンプへ送られていました。

Free The Tone ARC-3

ARC-3はペダルのループとMIDI対応機器をまとめて切り替えるルーティングコントローラーです。2023年の歪み、ピッチ、空間系はARC-3へ接続されていました。

Lehle 1 at 3 SGoS

Lehle 1 at 3 SGoSは出力先を切り替えるスイッチャーです。斎藤さんのシステムではARC-3からMIDIで操作し、Divided by 13とBognerの2台を選んでいました。

Sonic Research ST-300

ST-300はストロボ方式のチューナーです。音色を作るペダルとは分けて、チューニング確認を担います。

Source Audio SA167 Tap Tempo Switch

SA167は小型フットスイッチです。2023年ボードではPitchFactorのバンク選択に使われていました。

Vital Audio VA-08 Mk-II

VA-08 Mk-IIは各ペダルへ電源を供給するパワーサプライです。Kenton THRU-5とcirculator用スイッチも補助機器として同じボードに置かれていました。

2020年のペダルボード

2020年の写真では、Jan Ray、Saucy Box HC、PitchFactor、Whammy 5、M9、ARC-3、JB-82S、Lehle、ST-300を確認できます。これらの機材は2023年公演の写真でも別に確認できます。また、2020年ボードにはPinnacle StandardとHoly Grailがありました。

2020年に確認できる機材種類
Wampler Pinnacle Standardディストーション
Electro-Harmonix Holy Grailリバーブ

Wampler Pinnacle Standard

Pinnacle Standardは2020年ボードに置かれていたディストーションです。2023年公演で確認されたBE-ODとは別機種です。

Electro-Harmonix Holy Grail

Holy Grailは2020年ボードのリバーブです。2023年公演のSuper Retro Reverbとは年代を分けて確認できます。

Electro-Harmonix Holy Grail

Electro-Harmonix Holy Grail

22,165円(08/13 22:25時点)
Amazonの情報を掲載しています

参考 斎藤宏介のペダルボード|2020ギター・マガジンWEB

斎藤宏介の音作りを少ない機材で始める

コードの輪郭、ピッチ変化、曲ごとの空間系を試すなら、Jan Ray、Whammy 5、M9の3台から始められます。

優先度機材試せること
1VEMURAM Jan Rayアンプが歪み始める手前のコード音
2DigiTech Whammy 5ペダル操作によるピッチ変化
3Line 6 M9長短のディレイ、リバースディレイ、オートワウ

接続順の開始案

次は本人の小型ボードではなく、2023年の役割を3台へ絞って試す接続例です。

ギター → Whammy 5 → Jan Ray → M9 → アンプ

アンプはクリーンから歪み始める直前に設定し、Jan Rayでコードを弾いたときの音量と歪みを整えます。M9はまず短いディレイを1種類だけ選び、反復音が歌やリフを隠さない量から始めます。

よくある質問

斎藤宏介さんの2023年公演の歪みエフェクターは何ですか?
VEMURAM Jan Ray、Way Huge Saucy Box HC、Friedman BE-ODです。アンプとチャンネルを含めて役割が分かれていました。
斎藤宏介さんはWhammy 5をどの曲で使いますか?
2023年の取材では「シュガーソングとビターステップ」が代表例として挙げられています。
Line 6 M9は何に使われていますか?
2023年公演では長いディレイ、短いディレイ、リバースディレイ、オートワウのプリセットを本体のスイッチで選んでいました。
2020年と2023年のペダルボードは同じですか?
同じ機材もありますが、2020年にはPinnacle StandardとHoly Grail、2023年にはBE-ODとSuper Retro Reverbが確認できます。
少ない機材で斎藤宏介さんの音作りを始めるなら何が必要ですか?
Jan Ray、Whammy 5、M9の3台が候補です。アンプを歪み始める手前に設定し、コード音、ピッチ変化、ディレイを順に整えます。

まとめ

2023年7月1日のUNISON SQUARE GARDEN公演では、Jan Ray、Saucy Box HC、BE-ODが3種類の歪みを担当し、PitchFactorとWhammy 5、Super Retro ReverbとM9がピッチ変化と空間系を担当していました。ARC-3とLehleを使い、ペダルだけでなく2台のアンプも切り替える構成です。

2020年のボードにはPinnacle StandardとHoly Grailがあり、2023年公演とは一部の機材が異なります。同じ方向を少ない機材で試すなら、Jan Ray、Whammy 5、M9から始めると、コード、ピッチ、空間系の3要素を分けて調整できます。