John Mayerのエフェクターボードに関する解説
John Mayerが使用しているエフェクターは、ギタリストや音楽ファンにとって非常に興味深いトピックです。彼のサウンドは、複数の高品質エフェクターに支えられており、それぞれが独自の役割を果たしています。この記事では、彼が使用しているエフェクターをメーカー名と製品名ごとに整理しました。
オーバードライブエフェクター
JHS Bonsai
JHS Bonsaiは、クラシックなチューブスクリーマーを9種類収めた多用途のオーバードライブペダルです。John Mayerは「Gravity」などのクリーンなソロプレイに使用しています。
Ibanez TS808 Tube Screamer
John Mayerが「Slow Dancing in a Burning Room」や「Gravity」で使用している定番のオーバードライブペダルです。スムーズなオーバードライブと高いレスポンスが特徴です。
Marshall Bluesbreaker Guitar Pedal
Marshall Bluesbreakerは、John Mayerのクリーンブーストと軽いドライブサウンドに使用され、「Slow Dancing in a Burning Room」のライブバージョンでよく登場します。
Klon Centaur Overdrive
非常に透明感のあるオーバードライブサウンドが特徴で、John Mayerは「Vultures」や「Gravity」でこのペダルを使用しています。
オリジナルは入手困難なので、レプリカはこちら。
Analog Man King of Tone Overdrive
Analog Man King of Toneは、John Mayerのライブパフォーマンスに欠かせないペダルです。「Belief」のようなクリーントーンからオーバードライブまで、幅広い音色が出せるのが特徴です。
オリジナルは入手困難ですがクローンペダルが売ってます。
Keeley Boss BD-2 Blues Driver Mod
Keeleyが改良したこのペダルは、John Mayerの「Bold as Love」や「Neon」で使われ、ブルースの枠を超えた幅広いトーンを提供します。
KeeleyのMODモデルは最近見かけないのでBOSSのオリジナルを掲載しときます。
Ibanez TS10 Tube Screamer Classic
John Mayerが「Good Love Is on the Way」などの曲で使用しているヴィンテージオーバードライブです。強烈な中音域ブーストが特徴。
Fulltone Full-Drive 2
John Mayerは「Waiting on the World to Change」で使用しており、フルドライブ2は厚みのあるサウンドを提供します。クリーンブーストとオーバードライブを組み合わせた柔軟なサウンドが特徴。
バージョン違いが現行では流通してます。
Ibanez TS9 Tube Screamer
John Mayerの「Who Did You Think I Was」で聞くことができるペダルで、クラシックなオーバードライブサウンドを提供します。
Fulltone Full-Drive2 Mosfet
John Mayerが「Gravity」や「Belief」で使用しているペダルで、MOSFETバージョンはさらにダイナミックレンジが広がっています。
Way Huge Pork Loin
John Mayerが「Slow Dancing in a Burning Room」で使用しているオーバードライブペダルで、クリーンブレンドが可能なため、多彩な音色が出せます。
Way Huge RL2 Red Llama
Way Huge Red Llamaは、John Mayerが「Vultures」で使用しているペダルで、オーバードライブとディストーションの中間のサウンドを提供します。
現行はこちら。
WAY HUGE ウェイ ヒュージ レッド ラマ WM23 RED LLAMA OVERDRIVE MkIII オーバードライブ【国内正規品】
Way Huge Green Rhino MkII Overdrive
John Mayerが「Belief」で使っている、低音を強調した独特のサウンドが魅力のペダルです。
最新モデルはこちら
Way Huge Foot Pig
「Who Did You Think I Was」で使用されているファズペダルで、強烈なサチュレーションを提供します。
Way Huge Sasquatch
Way Hugeの珍しいペダルで、John Mayerは「Who Says」でこのペダルを使用していました。
Way Huge Camel Toe Triple Overdrive MkII
「Good Love Is on the Way」などで使われるトリプルオーバードライブで、音の幅が非常に広いです。
Archer “The Jeff” Mod
Klon Centaurの代替として「Vultures」で使われたArcherのJeff Mod。透き通ったサウンドが特徴。
【国内正規品】 J. Rockett Audio Designs (JRAD) ギターエフェクター The Jeff Archer ザ・ジェフ・アーチ…
Keeley Tone Workstation KTW-1
John Mayerは「Gravity」などでこのペダルを使用しており、オーバードライブとコンプレッサーを一体化した便利なユニットです。
https://www.mikigakki.com/ec/pro/disp/A/ue-7gktw
JHS Legends of Fuzz Series Supreme
John Mayerは「I Don’t Trust Myself (With Loving You)」で使用しているファズで、強烈なディストーションが特徴です。
https://jhspedals.jp/guitar-pedals/3408
JHS Pedals BOX IT LATER
ライブセットで使用しているブーストペダルです。透明感のあるブーストを提供します。
https://www.instagram.com/johnmayergear/p/C30XwlNud4U/?img_index=1
ディストーションエフェクター
MXR M104 Distortion+
John Mayerは「Crossroads」などでMXR Distortion+を使用し、クラシックなディストーションサウンドを引き出しています。中音域が豊かな歪みが特徴です。
ブーストエフェクター
JHS Kirkland Custom Boost
このカスタムブーストペダルはJohn Mayerのライブで使用されており、特にソロプレイでギター音を際立たせるために活用されています。
https://reverb.com/item/74364897-coriolis-effects-kirkland-bulk-boost
Keeley Katana
John Mayerが使用するKeeley Katanaは、クリーンで透明感のあるブーストを提供し、「Belief」のようなクリーントーンに強烈なインパクトを加えています。
ミニバージョンが現在流通してます。
Way Huge WHE101 Angry Troll
John Mayerのライブパフォーマンスで、ギターの出力を強化するために使用されるブーストペダルです。特にソロ時に音圧を増強します。
Sabbadius Mr White Booster
John Mayerは「Who Did You Think I Was」でSabbadius Mr White Boosterを使用し、ギターの音量とアタックを強化しています。
https://ameblo.jp/buy-japan/entry-11282594910.html
JHS Prestige
John Mayerは「Crossroads」などのライブでこのブーストペダルを使用し、ギター音を大きく前面に押し出しています。
JHS Pedals ジェイエイチエスペダルズ エフェクター バッファー/ブースター Prestige 【国内正規品】
コンプレッサーエフェクター
Strymon OB.1 Optical Compressor and Clean Boost Pedal
「Slow Dancing in a Burning Room」のようなクリーンで繊細なトーンを維持するためにJohn Mayerが使用しているコンプレッサーペダルです。
現行だとこれが近いです。
Origin Effects Cali76 Compact Deluxe
John Mayerは「Who Did You Think I Was」などのライブパフォーマンスでこのコンプレッサーを使用し、クリーンでダイナミックなトーンを保っています。
Analog Man 2 Knob Small Compressor
John Mayerはこのコンプレッサーを使って、「Bold as Love」などの曲で、ピッキングのニュアンスを生かしたクリアなサウンドを実現しています。
https://www.buyanalogman.com/2_Knob_Small_Comprossor_p/am-2-knob-small-comprossor.htm
ディレイエフェクター
MXR M169 Carbon Copy
「Gravity」などで使用されているディレイペダルで、John Mayerの広がりのあるリードサウンドをサポートします。アナログディレイの暖かいトーンが特徴です。
T-Rex Engineering Replica
John Mayerが「Slow Dancing in a Burning Room」のような曲で使用している、タップテンポ対応のディレイペダルで、クリアなディレイサウンドを提供します。
T-REX EFFECTS ティーレックス ステレオデジタルディレイペダル タップテンポ MIDI対応 REPLICA DK
Way Huge Aqua-Puss Analog Delay
「Belief」などでJohn Mayerが使用するアナログディレイペダルで、リッチなサウンドと短めのディレイタイムが特徴です。
現行だと下記が近いです。
Way Huge (ウェイ ヒュージ) WM71 Smalls Aqua Puss スモールズ アクア プス ディレイ
Strymon TimeLine
「Slow Dancing in a Burning Room」などのライブで使用され、デジタルディレイながらも暖かいトーンが特徴です。
Dunlop Echoplex Delay EP103
John Mayerは「In Repair」でこのペダルを使用し、ビンテージ風のディレイサウンドを再現しています。
Strymon Volante Magnetic Echo Machine
John Mayerが「Born and Raised」のセッションで使用し、アナログテープエコーを再現したディレイペダルです。
Boss RE-20 Space Echo
John Mayerは「I Don’t Trust Myself (With Loving You)」でこのペダルを使用し、空間的なディレイを提供しています。
Line 6 DL4 Delay Modeler
John Mayerが「Who Did You Think I Was」などの曲で使用しているディレイペダルで、多機能なディレイエフェクトを提供します。
現行品は下記です。
Way Huge Supa-Puss
「In Repair」で使われたアナログディレイで、タップテンポ機能を持ち、幅広いディレイサウンドが特徴です。
Dawner Prince Boonar Multi-Head Drum Echo
John Mayerが「If I Ever Get Around To Living」で使用し、テープエコーのビンテージ感を再現します。
Eventide TimeFactor Twin Delay
John Mayerが「Edge of Desire」などのライブで使った、ステレオディレイペダルで、多彩なディレイモードが魅力です。
https://effectorshop.com/?pid=37239273
Boss DM-101 Delay Machine
最新型のアナログディレイペダルで、John Mayerは「I Guess I Just Feel Like」などで使用し、モダンなアナログサウンドを実現しています。
フェイザーエフェクター
MXR M101 Phase 90
John Mayerは「Who Did You Think I Was」で、このフェイザーペダルを使い、ウォームでスムーズなフェイザーエフェクトを加えています。
MXR EVH90 Phase 90
John Mayerは、ライブで「Crossroads」などの曲に使用し、強烈なフェイザー効果を生み出しています。EVHのカスタムモデルです。
MXR CSP101SL Script Phase 90 with LED
John Mayerのクリーントーンのセットアップで使用され、クラシックなフェイザー効果が特徴です。「Slow Dancing in a Burning Room」などで使用されています。
【 並行輸入品 】 Jim Dunlop (ジムダンロップ) CSP-101SL MXR Script Phase 90 with LED
ファズエフェクター
Cornish NG-2 Fuzz pedal
John Mayerは「Good Love Is On The Way」でこのファズペダルを使用し、太くてリッチなディストーションサウンドを出しています。
https://graphtronix.com/stomp-box/pete-cornish-n-g-fuzz/
Fulltone ’69 Fuzz
John Mayerは「Who Did You Think I Was」でこのクラシックなファズペダルを使用し、暖かみのあるサチュレーションを得ています。
Tycobrahe Octavia
John Mayerが「Who Did You Think I Was」などで使用しているオクターブファズで、倍音豊かなサウンドが特徴です。
現行で手に入るものだと下記が近いです。
Way Huge Swollen Pickle MKII Jumbo Fuzz
「Belief」などで使われるファズで、太くて強烈なディストーションを提供します。
WAY HUGE ウェイヒュージ ギター用エフェクター Swollen Pickle MkIIS Jumbo Fuzz
ワウエフェクター
Dunlop MC404 CAE Wah Pedal
John Mayerは「Vultures」でこのワウペダルを使用しており、滑らかで幅広いサウンドが得られるモデルです。
Xotic Effects Wah XW-1
「Good Love Is On The Way」や「Vultures」で使用されているペダルで、調整可能なワウ効果が特徴です。
Fulltone CLYDE Standard Wah
John Mayerが「Gravity」などで使用しているクラシックワウペダルで、広がりのあるサウンドが得られます。
Standardの在庫が見つからなかったのでDeluxeを貼っときます。名前からしてこっちのほうが上位機種だと思います。
Real McCoy Custom RMC8 Guitar Eqwahlyzer Wah Pedal
John Mayerのトーンシェーピングに活躍するワウペダルです。音色により深みを持たせ、「Slow Dancing in a Burning Room」のライブ演奏で使用されています。
コーラスエフェクター
Boss CE-2 Chorus
John Mayerが「Last Train Home」で使用しているクラシックなコーラスペダルです。ウォームで豊かなトーンが特徴です。
現行で手に入るものだと下記が近いです。
Way Huge Blue Hippo
「Belief」でJohn Mayerが使用しており、厚みのあるコーラスエフェクトを提供します。
スモール版が一般流通してます。
Way Huge (ウェイ ヒュージ) WM61 Smalls Blue Hippo スモールズ ブルー ヒッポ コーラス
Chase Bliss Audio Warped Vinyl HiFi
John Mayerが「Edge of Desire」で使用したアナログコーラスペダルで、トーンが独特です。
Red Witch Empress Chorus
John Mayerがライブパフォーマンスで使用しているペダルで、滑らかでリッチなコーラスエフェクトが特徴です。
イコライザーエフェクター
Boss GE-7 Graphic Equalizer
John Mayerが「Gravity」などで使用しており、音域ごとにトーンを調整して理想のサウンドを作り出すために欠かせないペダルです。
MXR M-108 Ten Band Graphic Equalizer Pedal
John Mayerがライブセットで使用しており、ギターサウンドを精密に調整するために使われるグラフィックイコライザーペダルです。
ルーパーエフェクター
TC Electronic Ditto X2
John Mayerがソロギグで使用しているルーパーで、即興演奏の際にリアルタイムでループを重ねることが可能です。
Boomerang Phrase Sampler
John Mayerは「Gravity」や「In Repair」でこのルーパーを使用し、複数のギタートラックを重ねてリアルタイムでパフォーマンスを行っています。
たぶんこれです
Boss RC-500 Loop Station
John Mayerは最新のツアーでこのルーパーを使用し、複雑なパフォーマンスをサポートしています。
ユニバイブエフェクター
Univox U-915 Uni-Vibe
「Vultures」や「Bold as Love」などの楽曲で使用され、クラシックなビブラート効果を得ることができるユニバイブペダルです。
Fulltone Mini DejaVibe Stereo
「Good Love Is On The Way」で使用されるユニバイブ系エフェクターで、滑らかでリッチなモジュレーション効果が特徴です。
現行は下記です
Drybell Vibe Machine V-2
「Bold as Love」や「Vultures」で使用されるビブラートペダルで、John Mayerの独特なサウンドを支えています。
最新版は下記です。
その他エフェクター
Strymon Flint
「Slow Dancing in a Burning Room」で使用されるトレモロ&リバーブペダルで、John Mayerのリバーブサウンドの要です。
V2は下記です。トレモロ&リバーブ
Neunaber Slate v2
John Mayerは「Born and Raised」のレコーディングセッションでこのペダルを使用し、独特なモジュレーションを加えています。
Roger Linn Design AdrenaLinn III Guitar Effects Processor
「Vultures」や「Gravity」などで使用されるエフェクトプロセッサーで、John Mayerのシグネチャーサウンドを作り出します。
https://www.rogerlinndesign.com/about/adrenalinn
Fractal FM9
John Mayerの最新のライブセットアップで使われるマルチエフェクターで、デジタルモデリングを駆使しています。
最新版は下記です。
Fractal Audio Systems / FM9 MARK II Turbo フラクタルオーディオシステム マルチエフェクター