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ジョンメイヤーの空間系エフェクター35選|ディレイ・揺れ・接続順

ジョンメイヤーの空間系エフェクター35選|ディレイ・揺れ・接続順

ジョンメイヤーの空間系エフェクター35選|ディレイ・揺れ・接続順

この記事は、John Mayer(ジョンメイヤー)が使用したエフェクター全67機種を役割別に分けた後編です。後編ではディレイ、揺れ、残響、ワウ、EQ、ルーパーの35機種を紹介します。

後編では、ディレイ、Uni-Vibe系モジュレーション、リバーブ、トレモロ、ワウ、EQ、ルーパー、マルチエフェクトなど、反復音、揺れ、残響を加えるエフェクターを中心に紹介します。

オーバードライブ、ファズ、ブースター、コンプレッサーなど、音作りの土台になるエフェクターは前編で解説しています。

前編:歪み・ブースター・コンプはこちら

この記事でわかること

  • John Mayerが使用したディレイ、モジュレーション、リバーブ、ワウ、EQ、ルーパーの代表機種
  • Aqua-Puss、Carbon Copy、Adineko、Way Huge Blue Hippo、Strymon Flintなどの使われ方
  • ソロやバッキングに反復音、残響、揺れを加えるエフェクターの選び方
  • 前編で紹介したオーバードライブ、ブースター、コンプレッサーとの組み合わせ

現代の3大ギタリストの一人、ジョン・メイヤー。彼のサウンドは、ブルースに根差しながらも、ポップスやソウルフルなフィーリングを併せ持つ、極めて繊細かつ表現力豊かなトーンで知られています。エフェクターボードには、ヴィンテージエフェクターと近年のブティック系エフェクターが混在しています。この記事では、全67機種のうち後編に該当する35機種を、ディレイ、モジュレーション、リバーブ、ワウ、EQ、ルーパーに分けて紹介します。歪み、ブースター、コンプレッサーの32機種は、一覧から重複掲載せず前編へ集約しました。

ディレイ・揺れ・空間系35機種一覧

彼のサウンドを彩る膨大なエフェクター群を一覧にまとめました。機種名をクリックすると、各エフェクターの詳細解説へジャンプします。

機種名メーカーカテゴリー備考(主な使用時期・楽曲)
Way Huge Aqua-PussWay Hugeディレイ彼の隠し味。スラップバックディレイの定番。
Strymon TimeLineStrymonディレイライブでの多彩なディレイサウンドをカバー。
Dunlop Echoplex Delay EP103Dunlopディレイヴィンテージなテープエコーサウンド。「In Repair」。
Boss RE-20 Space EchoBossディレイ空間的なテープエコーシミュレーター。「I Don’t Trust Myself…」。
Strymon VolanteStrymonディレイアナログテープエコーを再現。「Born and Raised」。
Boss DM-101 Delay MachineBossディレイ8つのBBDを搭載したアナログディレイ。「I Guess I Just Feel Like」。
MXR Carbon CopyMXRディレイ広がりのあるリードサウンドをサポート。「Gravity」。
T-Rex ReplicaT-Rexディレイタップテンポ対応の各音を聞き取りやすいディレイ。「Slow Dancing…」。
Line 6 DL4 Delay ModelerLine 6ディレイ多機能なディレイ。「Who Did You Think I Was」。
Way Huge Supa-PussWay Hugeディレイタップテンポ付きアナログディレイ。「In Repair」。
Dawner Prince BoonarDawner Princeディレイテープエコーのビンテージ感を再現。「If I Ever Get Around…」。
Eventide TimeFactorEventideディレイステレオディレイ。「Edge of Desire」。
Univox U-915 Uni-VibeUnivoxユニバイブジミヘン直系のサウンド。「Bold as Love」「Vultures」。
Drybell Vibe Machine V-2Drybellユニバイブ周期的なピッチの揺れを加えるビブラート。「Bold as Love」。
Fulltone Mini DejaVibeFulltoneユニバイブ揺れが急に変わりにくいモジュレーション。「Good Love Is On The Way」。
MXR Phase 90MXRフェイザー高音域が控えめで、揺れが急に変わりにくいモジュレーション。「Who Did You Think I Was」。
MXR EVH90 Phase 90MXRフェイザー強烈なフェイザー効果。「Crossroads」。
MXR Script Phase 90MXRフェイザークラシックなフェイザー効果。「Slow Dancing…」。
Boss CE-2 ChorusBossコーラス80’sサウンドに不可欠。「Last Train Home」。
Way Huge Blue HippoWay Hugeコーラス低中音域の量のあるコーラス。「Belief」。
Chase Bliss Warped VinylChase Bliss Audioコーラス独特なアナログコーラス。「Edge of Desire」。
Red Witch Empress ChorusRed Witchコーラス揺れが緩やかで、低中音域が残るコーラス。ライブで使用。
Strymon FlintStrymonリバーブ/トレモロリバーブとトレモロの定番。「Slow Dancing…」。
Neunaber Slate v2Neunaberリバーブ/モジュレーション独特なモジュレーション。「Born and Raised」。
Xotic XW-1 WahXoticワウ複数の設定を調整できるワウペダル。近年のメイン。
Dunlop MC404 CAE WahDunlopワウワウの効く音域を調整可能。「Vultures」。
Fulltone CLYDE Standard WahFulltoneワウクラシックワウ。「Gravity」。
Real McCoy Custom RMC8RMCワウトーンシェイピングに貢献。「Slow Dancing…」ライブ。
Boss GE-7 EqualizerBossイコライザートーンの微調整に使用。「Gravity」等。
MXR M-108 Ten Band EQMXRイコライザー精密なサウンド調整。ライブセットで使用。
TC Electronic Ditto X2 LooperTC Electronicルーパーソロギグでの即興演奏で使用。
Boomerang Phrase SamplerBoomerangルーパー複数のトラックを重ねる。「Gravity」「In Repair」。
Boss RC-500 Loop StationBossルーパー最新ツアーで使用される高機能ルーパー。
Roger Linn AdrenaLinn IIIRoger Linnマルチエフェクト彼のシグネチャーサウンドの心臓部。「I Don’t Trust Myself…」
Fractal FM9Fractal Audioマルチエフェクト近年のライブで使用するマルチエフェクター。デジタルモデリング。

John Mayerの使用エフェクター詳細解説(後編)

ディレイ (Delay)

Way Huge Aqua-Puss Analog Delay

ジョン・メイヤーのサウンドの「隠し味」とも言える重要なエフェクター。**スラップバック・ディレイ**は、ディレイタイムを短く、MIXを低く設定し、原音の直後に1回程度の反復音を加える方法です。このエフェクターを使うと、原音の後ろに反復音を加えられます。「Belief」「Gravity」など、彼の代表曲の多くでこのテクニックが使われています。

設定例 (スラップバック):DELAY: 9時 / FEEDBACK: 9時 / BLEND: 10時

ジョン・メイヤーの使用機材を参考にしたい人の候補です。現行はコンパクトなSmallsシリーズが流通しています。

Strymon TimeLine

アナログ、テープ、デジタル系のディレイモードを備え、複数の設定を保存できるデジタルディレイです。ジョンは「Slow Dancing in a Burning Room」の壮大なソロなど、ライブで複数のディレイ設定を切り替える用途に使われています。

Dunlop Echoplex Delay EP103

伝説的なテープエコー「Maestro Echoplex EP-3」のサウンドをコンパクトエフェクターで再現。アナログ回路によるプリアンプの音と、テープエコー特有の温かく揺らぎのあるディレイ音が特徴です。ジョンは「In Repair」などで、サウンドにヴィンテージな空気感を加えるために使用しています。

Boss RE-20 Space Echo

もう一つの伝説的テープエコー「Roland RE-201 Space Echo」をシミュレートしたエフェクター。複数の再生ヘッドによるリズミカルなエコーや、スプリングリバーブも再現しています。ジョンは「I Don’t Trust Myself (With Loving You)」で、その幻想的で空間的なディレイサウンドを活用しました。

Strymon Volante Magnetic Echo Machine

マグネティック・ドラムエコー、テープエコー、スタジオエコーという3種類のエコーマシンをシミュレート。非常に高機能で、ヘッドの組み合わせや再生品質などを細かく調整できます。ジョンは「Born and Raised」のセッションなどで、アナログ感溢れる複雑な響きを生み出すために使用しました。

Boss DM-101 Delay Machine

BOSSのアナログディレイエフェクター。8つのBBD(遅延素子)を搭載し、12種類の多彩なモードを切り替え可能です。「I Guess I Just Feel Like」などで使用が紹介されています。アナログ方式の反復音は、繰り返すたびに高音域が減ります。

MXR M169 Carbon Copy

モダンなアナログディレイの定番モデル。BBD素子による温かく少しダークなディレイサウンドが特徴です。MODスイッチを押すことで、モジュレーション(揺れ)を加えることも可能。「Gravity」などでの使用が紹介されており、リードに反復音を加えられます。

MXR M169 CC ANALOG DELAY

MXR M169 CC ANALOG DELAY

25,300円(09/09 14:03時点)
Amazonの情報を掲載しています

T-Rex Engineering Replica

スタジオ品質の各音を聞き取りやすいディレイサウンドと、タップテンポ機能を両立させたデジタルディレイの名機。ジョンは「Slow Dancing in a Burning Room」のような楽曲で、タップテンポで曲の速さに合わせる用途に使われました。

Line 6 DL4 Delay Modeler

2000年代初頭に登場し、多くのギタリストの足元を飾った緑色のディレイモデラー。多彩なディレイタイプとルーパー機能を搭載しています。ジョンは「Who Did You Think I Was」などで、その多機能性を活かして様々なディレイエフェクトを試していました。

現在は機能が大幅にアップグレードされたMkIIが販売されています。

Way Huge Supa-Puss

Aqua-Pussをベースに、タップテンポ機能やモジュレーション、サブディビジョン(符割)切り替えなどを追加した高機能アナログディレイ。「In Repair」などで使用され、アナログの温かいサウンドとデジタル制御の利便性を両立させています。

Dawner Prince Boonar Multi-Head Drum Echo

60年代のBinson Echorecドラムエコーをエフェクターサイズで再現。複数の再生ヘッドの組み合わせによる、リズミカルで幻想的なエコーサウンドが特徴です。ジョンは「If I Ever Get Around To Living」で、そのサイケデリックな響きを楽曲に取り入れています。

http://googleusercontent.com/youtube/com/81

Eventide TimeFactor Twin Delay

2系統の独立したディレイを搭載し、複雑なディレイパターンを作り出せる高機能エフェクター。スタジオ機材で名高いEventideのアルゴリズムが詰め込まれています。ジョンは「Edge of Desire」などのライブで、壮大でステレオなディレイサウンドを構築するために使用しました。

https://effectorshop.com/?pid=37239273

モジュレーション (Modulation)

Univox U-915 Uni-Vibe

フェイザーともコーラスとも異なる、独特のうねりと揺れを生み出す伝説的なエフェクト。ジミ・ヘンドリックスの使用で有名になり、ブルースロックやサイケデリックロックには欠かせないサウンドです。ジョンは「Bold as Love」のカバーや「Vultures」で、そのオーガニックで渦巻くようなサウンドを再現しています。

Univox Uni-Vibe

Drybell Vibe Machine V-2

オリジナルのUni-Vibeのサウンドをコンパクトな筐体で忠実に再現したブティックエフェクター。ジョンは「Bold as Love」「Vultures」のライブで、オリジナルの代替として、あるいはその信頼性と音質の高さからこのエフェクターを愛用しています。周期的なピッチの揺れを加えるエフェクターです。

現在はさらに進化したV3が販売されています。

Fulltone Mini DejaVibe Stereo

FulltoneによるUni-Vibeクローン。オリジナルに忠実でありながら、より使いやすく改良されています。「Good Love Is On The Way」などでの使用が紹介されており、緩やかなピッチの揺れを加えます。

現行モデルはMKIIとなっています。

MXR M101 Phase 90

たった一つのノブで、魔法のようなサウンドを生み出すフェイザーの代名詞。ジョンは「Who Did You Think I Was」などで、アルペジオやカッティングに高音域を抑えた揺れを加え、サウンドに動きと彩りを与えています。

MXR EVH90 Phase 90

エディ・ヴァン・ヘイレンのシグネチャーモデル。ヴィンテージな”Script”ロゴ期の音と、モダンでエグい”Block”ロゴ期の音を切り替え可能です。ジョンはライブで「Crossroads」などを演奏する際に、より強烈なフェイザー効果を求めて使用しました。

MXR CSP101SL Script Phase 90 with LED

Phase 90の中でも特に人気の高い、初期の”Script”ロゴ期の回路を再現したモデル。Blockロゴ期より揺れが緩やかで、高音域が強く出にくいフェイズサウンドです。ジョンは「Slow Dancing in a Burning Room」などで、 subtle(繊細)な揺れを加えたい時に使用しています。

Boss CE-2 Chorus

80年代のサウンドを象徴する、日本製アナログコーラスの名機。高音域が強く出にくく、揺れが緩やかなコーラスです。ジョンはアルバムSob Rockで80年代のサウンドを再解釈しており、「Last Train Home」などでこのエフェクターを使用し、オーセンティックなトーンを追求しています。

現在は技WAZA CRAFTシリーズとして、オリジナルサウンドを再現したCE-2Wが販売されています。

Way Huge Blue Hippo

シンプルながらも非常に太く、低中音域の量のあるアナログコーラスサウンドが特徴。ジョンは「Belief」などで、サウンドに深みと広がりを与えるために使用しています。Smallsシリーズとしてコンパクト化されたバージョンも人気です。

Chase Bliss Audio Warped Vinyl HiFi

レコードが歪んだような独特の揺れを再現する、アナログビブラート/コーラスエフェクター。非常に多機能で、他のエフェクターでは不可能なユニークな音作りが可能です。ジョンは「Edge of Desire」のライブパフォーマンスなどで、その独特なトーンをサウンドのアクセントとして使用しました。

Red Witch Empress Chorus

ニュージーランド発のブティックエフェクター。揺れが緩やかで、原音の輪郭を残しやすいコーラスです。ジョンはライブでコーラスを加えるために使用していました。

リバーブ & トレモロ

Strymon Flint

60年代のヴィンテージアンプに搭載されていたトレモロとリバーブのサウンドを1台に凝縮したエフェクター。ジョンは特にリバーブ側を多用し、「Slow Dancing in a Burning Room」などで、彼のサウンドの要である深みと広がりのある空間を演出しています。トレモロ側では、音量が上下する速さと深さを調整できます。

現在はV2にバージョンアップしています。

Neunaber Slate v2

Pedal Customizerソフトウェアを使って、リバーブ、ディレイ、コーラスなど様々なエフェクトを書き込むことができる多機能エフェクター。ジョンは「Born and Raised」のレコーディングセッションで、複数のアルゴリズムを切り替え、揺れ方の異なる音を作りました。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/245716/

ワウ (Wah)

Xotic Effects Wah XW-1

イタリア製のヴィンテージワウをベースに、多彩なコントロールを追加した高機能ワウペダル。バイアス、Q、トレブル、ベースを調整でき、あらゆるワウサウンドを一台で作り出せます。ジョンは「Good Love Is On The Way」「Vultures」などで、その表現力の高さと音質の良さから、近年のメインワウとして愛用しています。

Dunlop MC404 CAE Wah Pedal

トップクラスのエンジニアであるボブ・ブラッドショーとのコラボレーションで生まれたワウ。内部に2種類のインダクター(Fasel)を搭載し、スイッチで切り替え可能です。ブースト機能も内蔵。ジョンは「Vultures」などで使用しました。

Fulltone CLYDE Standard Wah

60年代のClyde McCoyシグネチャーワウを再現したモデル。ヴィンテージライクでボーカルのような、表現力豊かなワウサウンドが特徴です。ジョンは「Gravity」のライブなどで、そのクラシックなトーンを求めて使用しました。

現在はさらに機能を追加したDeluxeモデルが主流です。

Real McCoy Custom RMC8 Guitar Eqwahlyzer Wah Pedal

ワウペダルに5バンドのグラフィックイコライザーを搭載した、非常にユニークなモデル。ワウの周波数特性を自在にコントロールでき、トーンシェイピングツールとしても活躍します。ジョンは「Slow Dancing in a Burning Room」のライブ演奏で、サウンドにさらなる深みと表現力を与えるために使用しました。

イコライザー (Equalizer)

Boss GE-7 Graphic Equalizer

ギタリストの足元の定番、7バンドグラフィックイコライザー。ジョンは「Gravity」などで、特定の周波数帯をブースト/カットすることで、使用するギターやアンプに合わせた向いているトーンを微調整したり、ソロ時にミッドレンジを強調したりするために使用しています。

MXR M-108 Ten Band Graphic Equalizer Pedal

GE-7よりもさらに細かい音作りが可能な10バンドグラフィックイコライザー。ライブセットで、より精密なサウンド調整が求められる場面で使用されます。ノイズリダクション回路も搭載しており、各音を聞き取りやすいサウンドを保ったまま大胆な音作りが可能です。

ルーパー (Looper)

TC Electronic Ditto X2 Looper

シンプルさと高音質で人気のルーパーエフェクター。ジョンはソロでのギグやクリニックなどで、バッキングトラックをその場で録音・再生し、即興演奏を重ねるために使用しています。リバースやハーフスピードといったエフェクトも搭載。

Boomerang Phrase Sampler

ルーパーの草分け的存在であり、高機能モデルの定番。複数の独立したループを録音し、個別に再生できます。ジョンは「Gravity」「In Repair」のライブで、複数のギタートラックをリアルタイムで重ね、一人で壮大なアンサンブルを構築するために使用しました。

現行モデルはIIIとなっています。

Boss RC-500 Loop Station

最新のツアーで使用されている、BOSSの高性能ルーパー。2つのステレオトラック、高音質なAD/DA変換、多彩なリズムパターン、MIDIコントロールなど、現代のライブパフォーマンスに求められる機能を網羅しています。

BOSS/RC-500 LOOP STATION ボス RC500

BOSS/RC-500 LOOP STATION ボス RC500

46,200円(09/09 15:27時点)
Amazonの情報を掲載しています

マルチエフェクト / プロセッサー

Roger Linn Design AdrenaLinn III

ジョン・メイヤーのシグネチャーサウンドの心臓部と言えるユニークなエフェクトプロセッサー。フィルター、アンプモデリング、ドラムマシンなどが一体となっていますが、彼が多用するのはフィルターとモジュレーション機能です。「I Don’t Trust Myself (With Loving You)」のイントロで聴けるリズミカルなフィルターサウンドや、「Bigger Than My Body」の揺れるようなエフェクトはこのエフェクターによるものです。「John Mayer」と名付けられたプリセットも内蔵されています。

https://www.rogerlinndesign.com/about/adrenalinn

Fractal FM9

近年のライブで使用している、Fractal Audio Systemsのフロア型マルチエフェクターです。同社のフラッグシップモデルAxe-Fx IIIのサウンドを移植し、アンプモデリング、キャビネットシミュレーション、そして膨大なエフェクト群を一台で完結させます。ジョンはこれを使用することで、ツアーでの機材を減らしながら、ライブごとの音の差も抑えています。

MARK II Turboは後に発売された別仕様です。

関連するエフェクター解説

ジョンメイヤーの空間系・揺れ系サウンドを掘り下げたい場合は、以下の記事も参考になります。

ジョンメイヤーの空間系エフェクターに関するFAQ

ジョンメイヤーらしいディレイを狙うならどのタイプが近いですか?

短めのアナログディレイやテープエコー系が合わせやすいです。深くかけるより、原音の後ろに薄く残してフレーズの余韻を補う使い方がジョンメイヤーらしいニュアンスにつながります。

ジョンメイヤーの揺れ系サウンドはコーラスとUni-Vibeのどちらが重要ですか?

どちらも使われますが、ブルージーなソロの立体感を狙うならUni-Vibe系、クリーントーンの広がりを狙うならコーラス系を優先すると整理しやすいです。

ジョンメイヤーのエフェクター接続順はどう考えるとよいですか?

基本はギターからワウ、コンプレッサー、オーバードライブ、モジュレーション、ディレイ、リバーブ、ルーパーの順で考えると整理しやすいです。実際のボードではループスイッチャーやアンプの使い分けも絡むため、曲ごとの役割に合わせて前後する場合があります。

前編と後編はどちらから読むべきですか?

音作りの土台を知りたい場合は前編のオーバードライブ、ブースター、コンプレッサーから読むのがおすすめです。後編は、その上にディレイやリバーブ、モジュレーションを足していく内容です。

前編はこちら

オーバードライブ、ファズ、ブースター、コンプレッサーなど、John Mayerサウンドの土台になるエフェクターは前編で解説しています。

John Mayer関連エフェクター67選 前編を読む