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鈴木茂の使用エフェクター・機材まとめ|エフェクターボードと音作り

鈴木茂の使用エフェクター・機材まとめ|エフェクターボードと音作り

鈴木茂氏の音作りを追うなら、まず見るべきはコンプレッサー、ブースター、Klon系ドライブ、ディレイを中心にしたエフェクターボードです。

結論から言うと、鈴木茂氏のサウンドは「強く歪ませる」よりも、コンプとブースターでタッチを整え、必要な場面だけ空間系やピッチ系を足す方向です。カッティングの粒立ち、メロディの低中音域の量、バンド内での輪郭を重視した機材選びだと考えると理解しやすくなります。

この記事では、確認できるエフェクターボードの機材、鈴木茂氏の公式ハンドメイドエフェクター、近い音を作るための考え方を整理します。

この記事の見方
アーティスト機材は時期によって変わります。この記事では、確認できるボード写真、入手しやすい代替候補、鈴木茂氏の公式エフェクターページで確認できる情報を分けて扱います。

鈴木茂氏の使用エフェクターまとめ

検索意図として多いのは、「どのエフェクターを使っているか」「エフェクターボードの中身は何か」「コンプレッサーやブースターは買えるのか」の3つです。先に一覧で整理します。

鈴木茂氏のエフェクターボード写真
確認できるエフェクターボード写真です。
機材カテゴリ役割音作りのポイント
KORG Pitchblack miniチューナーピッチ管理ライブでの視認性と省スペース性
ROSS COMPRESSORコンプレッサー粒立ちとサステインカッティングとリードの均一感
Free The Tone Integrated Gateノイズゲートノイズ処理ボード全体の静けさを保つ
Klon Centaur系オーバードライブ中音域と出力音量歪みを抑えて音量を上げる
Strymon TimeLineディレイ空間と反復音や残響の広がり曲ごとのディレイを作り分ける
One Control Chamaeleo Tail Loopスイッチャー切り替え複数エフェクターをライブで扱いやすくする
Eventide PitchFactorピッチ系ハーモニーと特殊効果必要な場面で音色の幅を広げる
VITAL AUDIO VA-08 Mk-II(現行後継:Mk-III)パワーサプライ電源供給デジタル系を含むボードの安定化
ERNIE BALL VP Jrボリュームペダル音量操作フェードやブースト量の調整
SHIGERU SUZUKI C-2コンプレッサー公式ハンドメイド機材ROSS / MXR / Maestro系の関連情報
SHIGERU SUZUKI B-1ブースター公式ハンドメイド機材輪郭と倍音を足すプリアンプ的効果

鈴木茂氏のエフェクターボードで重要な考え方

鈴木茂氏のエフェクターボードは、派手な飛び道具を並べるタイプではありません。ピッキングの強弱を残しながら、中音域と音量を補ってバンド内でギターを聞き取りやすくしています。

特に重要なのはコンプレッサーとブースターです。コンプレッサーでカッティングの音量差を整え、ブースターやKlon Centaur系のオーバードライブで中音域と出力音量を補います。そこへTimeLineやPitchFactorのようなデジタル系を必要に応じて加える組み合わせです。

この方向は、はっぴいえんど以降の日本語ロック、シティポップ、フュージョン寄りのギターにかなり相性が良いです。音を深く歪ませるより、アンプのクリーンから軽いクランチを土台にして、ピッキングのニュアンスを残すほうが近づきます。

使用されている主なエフェクター

KORG Pitchblack mini

Pitchblack miniは、省スペースでボードに入れやすいエフェクターチューナーです。鈴木茂氏のように複数の大型エフェクターやスイッチャーを使うボードでは、チューナーの小型化はかなり現実的な選択になります。

音作りそのものを変える機材ではありませんが、ライブで安定したピッチを保つための入口です。視認性とサイズのバランスを優先する人に向きます。

ROSS COMPRESSOR

ROSS COMPRESSORは、鈴木茂氏のコンプレッサー関連情報を理解するうえで外せない機材です。強く潰すというより、ピッキングの粒を整え、サステインを伸ばす方向で使うと近づきます。

カッティングでは音量差をならし、リードでは中音域を保ちやすくなります。Fender系アンプのクリーンから軽いクランチに合わせると、硬すぎない中域と滑らかなアタックが作りやすいです。

Free The Tone Integrated Gate

Free The Tone Integrated Gateは、余計なノイズを抑えるためのノイズゲートです。コンプレッサーやブースターを使うと、音の余韻だけでなくノイズも持ち上がりやすくなります。

鈴木茂氏のようにクリーンなニュアンスを大切にする音作りでは、ノイズ処理も重要です。ゲートを強くかけすぎると余韻が不なるため、演奏の語尾が切れない程度に薄く使うのがポイントです。

Klon Centaur系

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Klon Centaurは、Gainを低め、Outputを高めにして、中音域と出力音量を補う使い方があります。実機は高価なため、現実的にはCeriatone CenturaやWarm Audio CentavoのようなKlon系エフェクターで傾向を試す人が多いです。

鈴木茂氏の音に寄せるなら、ゲインを上げすぎず、ブースターに近い使い方が合います。歪み量よりも、ソロで音を一歩バンド内で聞き取りやすくすること、コードの輪郭を太くすることを狙います。

Strymon TimeLine

Strymon TimeLineは、多機能なディレイです。単純なエコーだけでなく、曲ごとにディレイタイムや反復音や残響の聞こえ方を作り込めるため、ライブで幅広い楽曲を演奏するギタリストに向きます。

鈴木茂氏に近い音を試す場合は、ディレイの反復音を原音より小さく混ぜ、メロディの後ろに残します。音の輪郭を残したい場合は、ミックスを控えめにして、リピートがバンドの中で聞き取りやすくするぎない設定から始めると扱いやすいです。

One Control Chamaeleo Tail Loop

One Control Chamaeleo Tail Loopは、複数のエフェクターをまとめて切り替えるためのスイッチャーです。コンプ、ドライブ、ディレイ、ピッチ系を曲中で切り替える場合、個別に踏むよりミスが減ります。

エフェクターボード全体を「音色を作る箱」として運用するための中枢です。鈴木茂氏のように音色の変化をに見せたい場合、スイッチャーの存在はかなり大きいです。

Eventide PitchFactor

Eventide PitchFactorは、ピッチシフトやハーモニー系のサウンドを作るエフェクターです。常時オンの基礎音というより、曲中の特定の場面で音色の広がりや特殊なニュアンスを足す役割と考えると分かりやすいです。

鈴木茂氏のギターはメロディの歌わせ方が重要なので、ピッチ系を使う場合も過度に機械的にせず、フレーズの後ろで音域の広がりを作る方向が合います。

VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-08 Mk-II/Mk-III

鈴木茂氏のエフェクターボードで確認されているのはVA-08 Mk-IIです。商品リンクは現行後継のVA-08 Mk-IIIへ更新しました。Mk-IIIは8つのアイソレートDC出力を継承し、9V/12V/18V可変・最大2,000mAのHigh Current出力、USB-A/USB-C、厚さ22mmの薄型設計を追加しています。

TimeLineやPitchFactorなどのデジタル機材を含むボードでは、電源容量とノイズ対策が安定動作に直結します。Mk-IIIを後継候補として使う場合も、各機材の電圧、消費電流、極性を確認して出力先を割り振ってください。

ERNIE BALL VP Jr

ERNIE BALL VP Jrは、フェードイン、フェードアウト、音量バランスの調整に使えるボリュームペダルです。確認できるボード情報では、ボリュームペダルを使ってブーストレベルをコントロールしているとされています。

音作りの観点では、歪みの前に置くか後ろに置くかで役割が変わります。前段ならギターのボリューム操作に近く、後段なら全体音量の調整に近くなります。

鈴木茂氏の公式ハンドメイドエフェクター

鈴木茂氏の機材を語るうえで、公式サイトに掲載されているハンドメイドエフェクターは重要です。特にCOMPRESSOR<C-2>とBooster Amp<B-1>は、単なる代替機材ではなく、本人の音作りの思想が直接反映された機材として見たほうがよいです。

SHIGERU SUZUKI COMPRESSOR<C-2>

公式ページでは、COMPRESSOR<C-2>について、鈴木茂氏が長年愛用してきたMaestro、MXR、ROSSの回路を参考にしたコンプレッサーと説明されています。RCA3080キャンタイプを使ったヴィンテージサウンドのコンプレッサーという位置づけです。

この情報から見ると、鈴木茂氏のコンプは「音を均一化するだけの道具」ではありません。アタック、サステイン、低中音域の量を含めて、ギターのニュアンスを整えるための中心的な機材です。

なお、公式ページにはC-2の価格や在庫表記もあります。注文条件や在庫は変わるため、購入前に公式ページで確認してください。

詳しい単体レビューはこちらで整理しています。

SHIGERU SUZUKI Booster Amp<B-1>

Booster Amp<B-1>は、公式ページでBA-1Aを基本に倍音機能を加えた機種と説明されています。輪郭をややはっきりさせるエンハンサー的な効果を狙ったブースターです。

公式の使用説明では、FET一石のシンプルなアンプで、歪ませるためのエフェクターではなく、小さなアンプの音を楽しむための機材とされています。弱い音を少し持ち上げ、強い音のピークを少し抑えるリミッター的な反応にも触れられています。

この方向は、単に音量を上げるクリーンブースターとは少し違います。ギターの輪郭、倍音、バンド内での聴こえ方を整えるプリアンプ的なブースターとして考えると理解しやすいです。

鈴木茂氏の音作りに近づける設定

近い方向を作るなら、まずアンプはクリーンから軽いクランチにします。歪み系エフェクターを深くかけるより、ギター、コンプレッサー、ブースター、アンプの関係で音を作るほうが近づきます。

用途設定の目安注意点
カッティングコンプ浅め、ブースター薄め、ディレイ控えめコンプを深くしすぎるとリズムの立ち上がりが鈍る
メロディコンプ中程度、Klon系で中域を足すゲインより音量と中域を優先する
ソロブースターまたはKlon系で一段バンド内で聞き取りやすくする高域を上げすぎると細く聴こえる
空間系ディレイはミックス控えめ、リピート少なめ歌ものではディレイを主張させすぎない

自分なら、Stratocaster系のシングルコイルにFender系アンプを合わせ、ROSS系コンプを薄くかけたうえで、Klon系をブースター寄りに使います。そこに必要な曲だけディレイを足すと、鈴木茂氏の音作りにある「太いけれど濁らない」方向へ寄せやすいです。

ファズと揺れを使う別の音作り

SG、ファズ、トレモロ、テープエコーを組み合わせる別の例として、坂本慎太郎さんの使用機材も比較できます。ゆらゆら帝国期とソロ期で機材の役割を分けて整理しています。

関連記事

コンプレッサー選びを深掘りしたい場合は、こちらの記事も参考になります。

エフェクターボード全体の組み方を整理したい場合は、こちらも合わせて読むと理解しやすいです。

参考ソース

参考 エフェクター鈴木茂 公式ホームページ 参考 COMPRESSOR<C-2>鈴木茂 公式ホームページ 参考 Booster Amp<B-1>鈴木茂 公式ホームページ

FAQ

鈴木茂氏のエフェクターボードで重要な機材は何ですか?
コンプレッサー、ブースター、Klon系オーバードライブ、ディレイが中心です。特にコンプとブースターは、タッチと音の輪郭を整えるうえで重要です。
鈴木茂氏のコンプレッサーは購入できますか?
公式ページにCOMPRESSOR<C-2>の情報があります。在庫や注文条件は変わるため、購入前に鈴木茂氏の公式ページで確認してください。
鈴木茂氏の音作りに近づけるには何から揃えるべきですか?
まずはROSS系コンプレッサーとブースター寄りに使えるKlon系オーバードライブから始めるのがおすすめです。深い歪みより、粒立ちと中域を整えることを優先します。
Klon Centaur実機がないと鈴木茂氏の音は作れませんか?
実機でなくても近い音は作れます。Ceriatone CenturaやWarm Audio Centavoなどは、Gainを低め、Outputを高めにして中音域と音量を補えます。

同世代の日本人ギタリストの機材例

コンプレッサー、ブースター、揺れ物を使う別の構成として、森園勝敏氏の使用エフェクターも比較できます。共通する機材名だけでなく、アンプと演奏スタイルを含めて確認してください。

まとめ

鈴木茂氏の使用エフェクターを整理すると、中心にあるのはコンプレッサーとブースターです。そこへKlon系の出力音量、TimeLineの空間、PitchFactorの広がりを必要に応じて足す組み合わせとして見ると、エフェクターボード全体の狙いが見えてきます。

近い音を作るなら、深い歪みよりも、クリーンから軽いクランチを土台にして、コンプで粒を整え、ブースターで輪郭を出すことを優先してください。そのほうが、鈴木茂氏らしい低中音域の量とバンド内での聞き取りやすさを両立しやすくなります。