1965年製Deluxe Reverbは、音量を上げると出力音量が増え、リバーブの残響とトレモロの揺れも確認できます。ただしヴィンテージアンプは、音だけでなく整備状態まで含めて選ぶ必要があります。
1965年製Deluxe Reverbはヴィンテージアンプで、中古市場でも状態差が大きい機材です。現行リイシューとは別に、整備履歴込みで判断する必要があります。
結論:この機材はどんな人に向くか
1965年製Deluxe Reverbは、音量を上げると出力音量が増え、リバーブの残響とトレモロの揺れも確認できます。ただしヴィンテージアンプは、音だけでなく整備状態まで含めて選ぶ必要があります。
音の特徴
クリーンは硬すぎず、ストラトの高域が痛くなりにくいです。音量を上げるとコンプレッションが出て、オーバードライブやファズの前段としても扱いやすいです。
実用的な使い方
自宅では音量管理が難しいため、アッテネーターやロードボックスの検討も現実的です。ライブや録音では、アンプを軽く歪み始める手前に設定し、エフェクターで入力を強くする使い方があります。
おすすめな人
- Fenderヴィンテージアンプの基準音を知りたい人
- ストラトやシングルコイル中心の人
- 整備も含めてヴィンテージ機材を楽しめる人
おすすめしない人
- メンテナンス不要のアンプがほしい人
- 自宅小音量だけで完結したい人
- 軽量で持ち運びやすいアンプを優先する人
Deluxe Reverbに合わせる空間系を探すなら、アナログディレイの比較も相性を考えるヒントになります。
FAQ
- 1965年製Deluxe Reverbは現行リイシューと違いますか?
- 回路や部品、経年、整備状態が違うため同じ音とは考えないほうが自然です。現行品は実用性、ヴィンテージは個体の設定に応じて音域が変わります。
- ヴィンテージDeluxe Reverbで注意する点は?
- トランス、フィルターキャップ、真空管、リバーブ、トレモロ、アース周り、過去の改造履歴を確認したいです。
- エフェクターとの相性は良いですか?
- 良いです。特にオーバードライブ、ファズ、ディレイ、トレモロの反応が分かりやすいアンプです。
実機メモと写真
実は2023年にハイパーギターズさんで1965年製のデラックスリバーブアンプを購入してました!ずっと憧れだったんですが、ためらっているうちにどんどん値段が上がっていくので少しお安く出ていたものを奮発して購入しました。思った30倍は音がでかいので、家ではアッテネーターに繋いで楽しんでますが、それなりに広いライブ会場でボリュームを6くらいまで上げると爆音です。家だとアッテネーター無しだとボリューム3くらいでもう近所迷惑です。
愛用のデラリバとUniversal Audio OXアッテネーター。

全部で7台アンプを持ってます。ギターも40本はあります。。。処分せねば。

銅の棒を仕込む処理前

銅の棒を仕込む処理後
オーバーホール済みという話で買ったのですが、フィルターキャップの製造年数が2004年製でした。一回ヒューズが飛んだのでもしかしてと思っていましたが、オーバーホールってこういうところを新品に変えておくことなんじゃないのかと思いつつ自分で交換しました。やすかったので仕方ない。
ドイツF&T社の評価の高い電解コンデンサに交換しました。オリジナルを尊重しないのであれば、プリ管に行くもの以外は20uFくらいに上げても良いかもしれません。
トランスは全てオリジナルで安心しました。「606542」が製造年数を表していて、真ん中の65とかいてあるのが1965年製造のトランスであることを示しています。
出力トランスとチョークトランス。これも同じで1965年製造。
リバーブトランス。これもくどいですが1965年製。
邪道ですが、整流管も高い時代になってしまったので少しでも寿命を伸ばすためにバックアップダイオードをつけてます。ITT社製1N4007。これで電源トランスからの不意の高電圧が整流管に行くのを予防してくれます。
ちなみに整流管の話で言えば、ダイオード整流に簡単に変更できる半導体整流器というものがありますが、6L6GC系のアンプでは気にしなくてもいいですがデラリバのような6V6系のアンプだと、6V6自身が高電圧に耐えられなくて、ダイオード整流にするともともと付いている5Y3などの整流管よりも高電圧が流れるのでパワー管の寿命が縮まります。とはいえ便利で、ダイオード整流のほうが音がいいような気がしているので、どうしても使いたい場合は6V6GTから6V6Sに変更すると500Vくらいまでは耐えられるので理論上はダイオード整流にしても問題ないです。



