斎藤宏介さんが2023年7月1日のUNISON SQUARE GARDEN公演で使った歪みは、VEMURAM Jan Ray、Way Huge Saucy Box HC、Friedman BE-ODの3台です。Jan RayはDivided by 13、Saucy Box HCはBogner Shiva、BE-ODはShivaの別チャンネルと組み合わせていました。
ピッチ系はEventide PitchFactorとDigiTech Whammy 5、空間系はOOPEGG Super Retro ReverbとLine 6 M9です。各ペダルはFree The Tone ARC-3につながり、Lehle 1 at 3 SGoSで2台のアンプを選ぶ構成でした。
斎藤宏介のエフェクター|先に結論
2023年のボードは、3台の歪みと2台のピッチ系、2台の空間系をARC-3で切り替える構成です。ギターの信号はJB-82SからARC-3へ入り、Lehleを経由して2台のアンプへ送られます。
- コード主体の音:Jan RayとDivided by 13 CJ11 W
- ソロやリード:Saucy Box HCとBogner Shivaのチャンネル2
- 強い歪み:BE-ODとShivaのチャンネル1
- ピッチ変化:PitchFactorとWhammy 5
- ディレイ、リバーブ、オートワウ:Super Retro ReverbとM9
2023年UNISON SQUARE GARDEN公演の使用機材
2023年7月1日のボードでは、次の機材がARC-3のループへ接続されていました。表の製品名から各解説へ移動できます。
| 種類 | 使用機材 | 公開資料で確認できる使い方 |
|---|---|---|
| オーバードライブ | VEMURAM Jan Ray | コード主体の音 |
| オーバードライブ | Way Huge Saucy Box HC | ソロ、リード |
| ディストーション | Friedman BE-OD | 強い歪み |
| ピッチ | Eventide PitchFactor | ピッチ変化 |
| ワーミー | DigiTech Whammy 5 | 「シュガーソングとビターステップ」など |
| リバーブ | OOPEGG Super Retro Reverb | リバーブ |
| マルチ | Line 6 M9 | 長短のディレイ、リバースディレイ、オートワウ |
VEMURAM Jan Ray
Jan Rayは2023年公演でコード主体の音に使われていました。Divided by 13 CJ11 Wを歪み始める直前に設定し、Jan Rayをオンにして演奏します。クリーンが必要な場面ではJan Rayをオフにしていました。
Way Huge Saucy Box HC
Saucy Box HCは、Bogner Shivaのチャンネル2と組み合わせるソロ/リード用のオーバードライブです。2020年のボードにも同名機が写っています。
Friedman BE-OD
BE-ODは、Bogner Shivaのチャンネル1と組み合わせて強い歪みを作るディストーションです。Jan RayやSaucy Box HCとは、接続するアンプ側のチャンネルを含めて役割が分かれています。
Eventide PitchFactor
PitchFactorはハーモナイザー、ピッチシフト、ディレイを備えたピッチ系ペダルです。2023年のボードではWhammy 5と並んでARC-3へ接続されていました。
Eventide PITCHFACTOR ハーモナイザーエフェクター
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DigiTech Whammy 5
Whammy 5はペダル操作でピッチを連続的に変えるエフェクターです。取材では「シュガーソングとビターステップ」での使用が代表例として挙げられています。
OOPEGG Super Retro Reverb
Super Retro Reverbは2023年公演のリバーブです。M9とともに空間系を担当し、ARC-3のループへ接続されていました。
Line 6 M9 Stompbox Modeler
M9には長いディレイ、短いディレイ、リバースディレイ、オートワウのプリセットが用意され、M9本体のフットスイッチで選んでいました。
スイッチャー、アンプ切り替え、チューナー
| 役割 | 使用機材 | 接続・操作 |
|---|---|---|
| ジャンクション | Free The Tone JB-82S | ギター入力とアンプ出力の窓口 |
| ループ/MIDI切り替え | Free The Tone ARC-3 | Jan RayからST-300までの8台を接続し、音色を切り替える |
| アンプ選択 | Lehle 1 at 3 SGoS | 2台のアンプをMIDIで選択 |
| チューナー | Sonic Research ST-300 | チューニング |
| バンク選択 | Source Audio SA167 | PitchFactorのバンク選択 |
| 電源 | Vital Audio VA-08 Mk-II | ペダルへ電源を供給 |
Free The Tone JB-82S
JB-82Sはボードの入出力をまとめるジャンクションボックスです。2023年の信号はJB-82SからARC-3へ入り、Lehleを経て再びJB-82Sからアンプへ送られていました。
Free The Tone ARC-3
ARC-3はペダルのループとMIDI対応機器をまとめて切り替えるルーティングコントローラーです。2023年の歪み、ピッチ、空間系はARC-3へ接続されていました。
Lehle 1 at 3 SGoS
Lehle 1 at 3 SGoSは出力先を切り替えるスイッチャーです。斎藤さんのシステムではARC-3からMIDIで操作し、Divided by 13とBognerの2台を選んでいました。
Sonic Research ST-300
ST-300はストロボ方式のチューナーです。音色を作るペダルとは分けて、チューニング確認を担います。
Source Audio SA167 Tap Tempo Switch
SA167は小型フットスイッチです。2023年ボードではPitchFactorのバンク選択に使われていました。
SOURCE AUDIO SA167 TapTempoSwitch
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Vital Audio VA-08 Mk-II
VA-08 Mk-IIは各ペダルへ電源を供給するパワーサプライです。Kenton THRU-5とcirculator用スイッチも補助機器として同じボードに置かれていました。
2020年のペダルボード
2020年の写真では、Jan Ray、Saucy Box HC、PitchFactor、Whammy 5、M9、ARC-3、JB-82S、Lehle、ST-300を確認できます。これらの機材は2023年公演の写真でも別に確認できます。また、2020年ボードにはPinnacle StandardとHoly Grailがありました。
| 2020年に確認できる機材 | 種類 |
|---|---|
| Wampler Pinnacle Standard | ディストーション |
| Electro-Harmonix Holy Grail | リバーブ |
Wampler Pinnacle Standard
Pinnacle Standardは2020年ボードに置かれていたディストーションです。2023年公演で確認されたBE-ODとは別機種です。
Electro-Harmonix Holy Grail
Holy Grailは2020年ボードのリバーブです。2023年公演のSuper Retro Reverbとは年代を分けて確認できます。
参考 斎藤宏介のペダルボード|2020ギター・マガジンWEB斎藤宏介の音作りを少ない機材で始める
コードの輪郭、ピッチ変化、曲ごとの空間系を試すなら、Jan Ray、Whammy 5、M9の3台から始められます。
| 優先度 | 機材 | 試せること |
|---|---|---|
| 1 | VEMURAM Jan Ray | アンプが歪み始める手前のコード音 |
| 2 | DigiTech Whammy 5 | ペダル操作によるピッチ変化 |
| 3 | Line 6 M9 | 長短のディレイ、リバースディレイ、オートワウ |
接続順の開始案
次は本人の小型ボードではなく、2023年の役割を3台へ絞って試す接続例です。
ギター → Whammy 5 → Jan Ray → M9 → アンプ
アンプはクリーンから歪み始める直前に設定し、Jan Rayでコードを弾いたときの音量と歪みを整えます。M9はまず短いディレイを1種類だけ選び、反復音が歌やリフを隠さない量から始めます。
よくある質問
- 斎藤宏介さんの2023年公演の歪みエフェクターは何ですか?
- VEMURAM Jan Ray、Way Huge Saucy Box HC、Friedman BE-ODです。アンプとチャンネルを含めて役割が分かれていました。
- 斎藤宏介さんはWhammy 5をどの曲で使いますか?
- 2023年の取材では「シュガーソングとビターステップ」が代表例として挙げられています。
- Line 6 M9は何に使われていますか?
- 2023年公演では長いディレイ、短いディレイ、リバースディレイ、オートワウのプリセットを本体のスイッチで選んでいました。
- 2020年と2023年のペダルボードは同じですか?
- 同じ機材もありますが、2020年にはPinnacle StandardとHoly Grail、2023年にはBE-ODとSuper Retro Reverbが確認できます。
- 少ない機材で斎藤宏介さんの音作りを始めるなら何が必要ですか?
- Jan Ray、Whammy 5、M9の3台が候補です。アンプを歪み始める手前に設定し、コード音、ピッチ変化、ディレイを順に整えます。
まとめ
2023年7月1日のUNISON SQUARE GARDEN公演では、Jan Ray、Saucy Box HC、BE-ODが3種類の歪みを担当し、PitchFactorとWhammy 5、Super Retro ReverbとM9がピッチ変化と空間系を担当していました。ARC-3とLehleを使い、ペダルだけでなく2台のアンプも切り替える構成です。
2020年のボードにはPinnacle StandardとHoly Grailがあり、2023年公演とは一部の機材が異なります。同じ方向を少ない機材で試すなら、Jan Ray、Whammy 5、M9から始めると、コード、ピッチ、空間系の3要素を分けて調整できます。











