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リングモジュレーターおすすめ8選|現行・中古名機と使い方

リングモジュレーターおすすめ8選|現行・中古名機と使い方

リングモジュレーターは、普通のコーラスやフェイザーでは出せない金属的な揺れ、鐘のような倍音、ロボットの声に似た音を作れるエフェクターです。

ただし、最初の1台としてはかなりクセが強いです。選ぶなら、現行品で扱いやすいモデルを選ぶのか、中古で名機を探すのかを先に分けた方が失敗しにくいです。

この記事では、ギターで使いやすいリングモジュレーターを、現行で買いやすいモデル、中古で狙う名機、実験的な飛び道具に分けて整理します。使い方や選び方もあわせて解説します。

この記事の選び方
純粋なリングモジュレーターとして使えること、ギターで音作りしやすいこと、入手性、個性、ライブや録音での扱いやすさを基準に選んでいます。

結論:最初に選ぶならこの3方向

目的おすすめ理由
現行で多機能に使いたいRed Panda Radiusリングモジュレーター、周波数シフター、ステレオ、MIDIまで対応し、現代的に使いやすい
アナログ感と実用性を両立したいFairfield Circuitry Randy’s Revenge過激な音だけでなく、トレモロ的な揺れや変調音を薄く混ぜる使い方にも使いやすい
中古名機として探したいElectro-Harmonix Ring Thing / Moog MF-102音作りの幅が広く、リングモジュレーターらしさを強く出せる

迷ったら、まずはRed Panda RadiusかFairfield Circuitry Randy’s Revengeを基準に考えるのがおすすめです。とにかく過激な飛び道具が欲しいならDOD Gonkulator、価格を抑えて試したいならBehringer BM-12も候補になります。

リングモジュレーターとは

リングモジュレーターは、入力したギターの音と内部オシレーターの周波数を掛け合わせて、元の音にはない倍音を作るエフェクトです。結果として、金属的な響き、鐘のような音、チューニングが外れたような不安定な音が出ます。

普通のモジュレーション系は、原音を揺らして気持ちよく聴かせる方向が多いです。リングモジュレーターはそれよりも、音色そのものを別物に変える方向のエフェクトです。

設定を浅くすればトレモロやビブラートに近い揺れも作れます。設定を深くすると、メロディの音程感を壊すような強い飛び道具になります。

リングモジュレーターの選び方

最初は「薄く使える」モデルを選ぶ

リングモジュレーターは、効果を深くかけると一気に使いどころが狭くなります。最初の1台では、ブレンド、周波数、レンジ、LFOなどを細かく調整できるモデルが扱いやすいです。

原音を残せるブレンド機能があると、ギターの中音域を残しながら金属的な倍音だけを足せます。バンドの中で使うなら、この差はかなり大きいです。

現行品か中古名機かを分けて考える

リングモジュレーターは市場が狭く、生産完了品も多いジャンルです。Moog MF-102のような名機は魅力がありますが、価格や状態、電源仕様まで含めて確認が必要です。

現行品で安心して使いたいならRed Panda Radius、Fairfield Circuitry Randy’s Revenge、Behringer BM-12のようなモデルが見やすいです。中古名機を探すなら、EHX Ring ThingやMoog MF-102を候補に入れるとよいです。

ギターだけで使うか、シンセや録音にも使うか

ギターの飛び道具として使うだけなら、シンプルなエフェクターでも十分です。シンセ、ドラム、ミックス素材まで加工したいなら、ステレオ入出力、MIDI、外部CV、プリセットの有無が重要になります。

Red Panda RadiusはステレオやMIDIまで含めて現代的です。EHX Ring Thingもステレオ出力やプリセットを使えるため、録音向きの音作りに向いています。

リングモジュレーターおすすめ比較表

製品音の傾向入手性おすすめな人
Red Panda Radius多機能・現代的現行ステレオ、MIDI、音作りの深さまで欲しい人
Behringer BM-12 RING MODULATOR低価格・過激現行候補リングモジュレーターを安く試したい人
Fairfield Circuitry Randy’s Revengeアナログ・実用的現行/流通あり薄い揺れから飛び道具まで使いたい人
Electro-Harmonix Ring Thing多機能・ピッチ系も強い流通状況に注意プリセットやピッチシフトも使いたい人
DOD Gonkulator歪み+リングモジュレーター流通状況に注意ノイズロック、オルタナ系の強い飛び道具が欲しい人
Moog MF-102ヴィンテージ名機中古中心Moogらしい太い変調を求める人
Moody Sounds Carlin Ring Modulator Cloneクローン系・実験的流通少なめマニアックなアナログ感を狙う人
Copilot fx Antenna 2ノイズ/実験音楽向け流通少なめ普通のギター音から離れたい人

リングモジュレーターおすすめ8選

Red Panda Radius

Red Panda Radiusは、現行のリングモジュレーターで最初に候補に入れたいモデルです。リングモジュレーターと周波数シフターを連続的に扱えるため、金属的な倍音から不思議なピッチ移動まで広く作れます。

公式情報では、ステレオ入出力、ピッチトラッキング、タップテンポ、MIDI、プリセット、USB経由のアップデートなどに対応しています。ギター用の飛び道具だけでなく、シンセや録音素材の加工にも使いやすいです。

シンプルなアナログエフェクターより操作項目は多いですが、1台で深く作り込みたい人にはかなり強い選択肢です。

Behringer BM-12 RING MODULATOR

Behringer BM-12 RING MODULATORは、リングモジュレーターを低予算で試したい人に向いたモデルです。Lovetone Ring Stingerを参考にした製品として紹介されることが多く、リングモジュレーターとオクターブファズに似た粗い歪みを組み合わせています。

上品に薄くかけるより、変な音、壊れたような音、歪みとノイズが強い音を作りたい人に合います。価格を抑えて飛び道具を増やしたい場合は候補にしやすいです。

Fairfield Circuitry Randy’s Revenge

Fairfield Circuitry Randy’s Revengeは、リングモジュレーターの中では音程感を残して使いやすいモデルです。強くかければ金属的でエグい音になりますが、浅く混ぜるとトレモロやビブラートのような揺れとしても使えます。

変調音を薄く混ぜる設定から、金属的な倍音を強く出す設定まで調整できます。

「飛び道具は欲しいけど、曲の中で使える音も欲しい」という人には特におすすめしやすいです。

Electro-Harmonix Ring Thing

Electro-Harmonix Ring Thingは、リングモジュレーターだけでなく、ピッチシフト、単側波帯モジュレーション、プリセット機能まで含めた多機能モデルです。公式情報ではデジタル回路、ステレオ出力、バッファードバイパス、9.6VDC-200mA電源、2010年リリースとされています。

金属的なモジュレーションだけでなく、ワーミー風の音やビブラート的な音まで作れるので、録音で細かく音を作りたい人に向いています。操作はやや複雑ですが、リングモジュレーターを音作りの中心にしたいなら今でも魅力があります。

DOD Gonkulator

DOD Gonkulatorは、ディストーションとリングモジュレーターを組み合わせたかなりクセの強いエフェクターです。普通のモジュレーションとして使うより、歪んだギターをさらに壊すための機材と考える方が分かりやすいです。

オルタナ、ノイズロック、インダストリアル、実験的なリフにはかなり合います。逆に、コード感やピッチ感をきれいに残したい人には向きません。

Moog moogerfooger MF-102

Moog moogerfooger MF-102は、生産を終えたリングモジュレーターです。キャリア周波数とLFOを個別に調整でき、ギターのほかシンセやベースにもつなげます。

生産完了品のため、価格と状態には注意が必要です。電源やノブの状態、ノイズ、ジャック周りまで確認できる個体を選びたいところです。

Moody Sounds Carlin Ring Modulator Clone

Moody Sounds Carlin Ring Modulator Cloneは、マニアックなアナログ系リングモジュレーターを探している人向けです。現代的な多機能エフェクターというより、操作を変えながら不協和音を試す用途です。

入手性は安定しにくいので、常におすすめの本命というより、見つけたときに検討したい変化球です。シンプルなリングモジュレーターを求める人に合います。

Copilot fx Antenna 2 8knob Version

Copilot fx Antenna 2は、一般的なギター用エフェクターというより、実験音楽やノイズ寄りの音作りに向いたリングモジュレーターです。8ノブ仕様は調整幅が広く、普通の音から不協和音や金属的な倍音を狙えます。

ブルースやポップスで薄く使うというより、曲中で一瞬だけ異物感を出す、ループ素材を壊す、シンセ的な音へ寄せるといった使い方が合います。

リングモジュレーターの使い方

最初はブレンドを浅くする

最初からエフェクト音を全開にすると、音程感が崩れて使いにくくなります。まずは原音を多めに残し、リングモジュレーターの金属的な倍音を少しだけ足す設定から始めると扱いやすいです。

クリーントーンに薄くかけると、普通のトレモロやフェイザーとは違う不穏な揺れになります。コードより単音リフやアルペジオの方が効果を整理しやすいです。

歪みの前後で音が大きく変わる

歪みの前に置くと、リングモジュレーターで作った倍音ごと歪むので、荒くまとまった音になります。歪みの後に置くと、歪んだ音をさらに変調するため、より過激で分離した音になります。

バンドで使うなら歪みの前、飛び道具として目立たせるなら歪みの後が試しやすいです。空間系の前に置くと、ディレイやリバーブで変な倍音が広がります。

単音フレーズで使う

リングモジュレーターは和音にかけると音程感が崩れやすいです。最初は単音リフ、オクターブ奏法、短いフレーズに限定した方が使いやすいです。

フレーズの最後だけONにする、ブレイク前だけONにする、ソロの一部だけ壊すといった使い方なら、曲の中でも浮きにくくなります。

リングモジュレーターが合う音楽

リングモジュレーターは、アンビエント、エレクトロニカ、ノイズロック、サイケ、プログレ、実験的なロックに合います。普通のバッキングで常時ONにするより、曲の一部で強い印象を作る使い方が向いています。

Radioheadのような不協和音、シンセ的なギター、映画音楽のような効果音、壊れたラジオのような音を作りたいときに便利です。ギターらしい音を保ちたいなら、薄く混ぜるか、低めの周波数でトレモロ寄りに使うのが実用的です。

あわせて読みたい関連記事

リングモジュレーター以外の飛び道具系エフェクターを探すなら、変態系エフェクターの記事も参考になります。

揺れものとして使いやすいエフェクターを探している場合は、フェイザーやトレモロも候補になります。

より過激なシンセ系・ピッチ系の飛び道具なら、EarthQuaker Devices Data Corrupterのような機材も近い方向です。

リングモジュレーターのよくある質問

リングモジュレーターは初心者にも必要ですか?
最初のエフェクターとしては優先度は低いです。歪み、ディレイ、リバーブ、揺れものをある程度持っていて、さらに変わった音が欲しい人向けです。
リングモジュレーターとトレモロの違いは何ですか?
トレモロは音量を周期的に揺らすエフェクトです。リングモジュレーターは周波数を掛け合わせて新しい倍音を作るため、金属的で音程感の崩れた音になりやすいです。
リングモジュレーターはどこにつなぐのがおすすめですか?
最初は歪みの前がおすすめです。効果を目立たせたい場合は歪みの後、ディレイやリバーブの前に置くと変調した音が広がります。
コード弾きにも使えますか?
使えますが、深くかけると音程感が崩れます。コードで使うならブレンドを浅くして、トレモロ寄りの揺れとして使う方が実用的です。
中古で買うときの注意点は?
生産完了品は価格だけでなく、電源仕様、ジャック、ノブ、ノイズ、ガリを確認してください。Moog MF-102のような名機は状態差も価格差も大きいです。

まとめ

リングモジュレーターは、普通のギターサウンドから一気に離れられる飛び道具系エフェクターです。最初の1台なら、現行で扱いやすいRed Panda Radius、に使いやすいFairfield Circuitry Randy’s Revenge、低価格で試しやすいBehringer BM-12あたりから考えると選びやすいです。

中古名機を狙うなら、Electro-Harmonix Ring ThingやMoog MF-102も候補になります。ただし、古いモデルは状態と価格に差が出やすいので、現行品と同じ感覚で選ばない方が安全です。

リングモジュレーターは常時ONで使うより、曲の一部で一気に空気を変える使い方が得意です。単音フレーズ、ブレイク前、ソロの一部など、使う場面を絞ると効果がはっきり出ます。