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EarthQuaker Devices Data Corrupterレビュー|変態系シンセファズの音

Data Corrupterは、ギターを普通に太く歪ませるエフェクターではありません。単音リフ、ノイズ、シンセ風のフレーズを作るPLL系シンセファズと考えると、用途を判断しやすくなります。

Data Corrupterは現代的な飛び道具エフェクターとして探される機材です。普通の歪みを求めるより、シンセ的な単音リフや効果音を作る前提で選ぶと失敗しにくいです。

結論:この機材はどんな人に向くか

Data Corrupterは、ギターを普通に太く歪ませるエフェクターではありません。単音リフ、ノイズ、シンセ風のフレーズを作るPLL系シンセファズと考えると、用途を判断しやすくなります。

音の特徴

音程が暴れ、オクターブやサブオシレーターが絡むため、コードより単音向きです。ピッキングの強さやポジションで追従感が変わり、きれいに弾くより機械っぽい崩れを楽しむ音です。

実用的な使い方

曲の一部で踏む飛び道具、ベースライン風の単音、ノイズパートに向きます。前段にコンプやブースターを置くと入力が安定し、トラッキングが扱いやすくなる場合があります。

おすすめな人

  • 普通ではないシンセファズを探している人
  • 単音リフやノイズで強い個性を出したい人
  • EQDらしい実験的なエフェクターが好きな人

おすすめしない人

  • コード弾き中心で使いたい人
  • リフと単音の両方に使えるディストーションを探している人
  • 音程追従の不安定さを避けたい人

FAQ

Data Corrupterは普通のファズとして使えますか?
普通のファズとしてはかなり特殊です。単音シンセ、ノイズ、飛び道具として考えるほうが合います。
Data Corrupterはコード弾きに向きますか?
複雑なコードは音程が崩れやすいです。単音リフやオクターブ感を活かす使い方に向きます。
EQD Data Corrupterはどんな人におすすめですか?
曲中で強烈な音色変化を出したい人、シンセファズやPLL系の不安定さを楽しめる人に向きます。

実機メモと写真

EarthQuaker Devices Data Corrupterとは?

EarthQuaker Devices Data Corrupterは、PLL回路で入力音を分周し、矩形波を組み合わせるエフェクターです。和音より単音を入力したときに動作を確認しやすい機種です。

このエフェクターはギターやベースから入力された信号をスクエアウェーブのファズに変換し、さらにハーモナイズしながらモジュレーションをかけてくれます。その結果、普通のギター音では絶対に得られない、カオスで独特なシンセ音が生まれるんです。

Data Corrupterの主な特徴

Data Corrupterには、他のエフェクターではなかなか見られないユニークな機能がたくさんあります。以下にその主な特徴をまとめました。

  • モノフォニックのアナログPLLハーモナイザー
  • 入力信号を増幅し、スクエアウェーブのファズに変換
  • 3オクターブに対応し、ハーモナイズをコントロール可能
  • ピッチベンドやビブラートのモジュレーション効果を追加
  • 個別に調整可能なマスターオシレーター、サブハーモニック、スクエアウェーブ

Master Oscillatorとは?

Master Oscillatorは、このエフェクターの心臓部です。入力された信号をUnison(オリジナルのオクターブ)-1オクターブ-2オクターブに変換し、さらにハーモニーを加えられます。これを使って、まるでギターがシンセサイザーになったような音作りが可能です。

地味に使われている部品の品質も高いです。

Frequency Modulatorでピッチモジュレーションを追加

Frequency Modulatorは、Master Oscillatorにピッチベンドを加えるセクションです。GlideモードVibratoモードを選択でき、Glideでは音程の移動が滑らかに、Vibratoでは昔のSF映画に出てきそうなレーザー音のような効果が得られます。

Subharmonicで低音を強化

Subharmonicセクションでは、1オクターブ下から3オクターブ下の音を追加できます。これによって、音により重厚な低音を加えることができ、シンセベースのようなサウンドが作れます。

Data Corrupterの使い方のポイント

このエフェクターを最大限に活用するためのポイントをいくつか紹介します。

  • ディレイやリバーブなどの空間系エフェクトの前に接続しましょう。
  • ネックピックアップでの使用がおすすめです。ピッキングに反応しやすく、各弦の音を聞き取りやすいトラッキングが得られます。
  • 単音プレイでは特にトラッキングが正確で、カオスなサウンドが得られます。

Data Corrupterのコントロール説明

Voice MixerとLevel

Data Corrupterでは、Voice Mixerセクションを使ってMaster OscillatorやSubharmonicの音量を調整できます。また、Squareセクションではスクエアウェーブファズの音量を調整し、Levelで全体の出力をコントロールします。

トラッキングの設定

トラッキングを正確にするためには、ギターの出力に応じて設定を調整することが重要です。例えば、ギターのボリュームが低すぎるとトラッキングが不正確になることがあります。単音でピッキングすることで、Data Corrupterのトラッキングが最も正確に反応します。

よくある質問

Q: Data Corrupterはバンド演奏で使えますか?

A: はい、使えます!ただし、サウンドが独特なので、他の楽器とぶつからないように工夫が必要です。

Q: 単音しか使えませんか?

A: 基本的にモノフォニック対応ですが、工夫次第ではコードプレイでも面白い結果が得られるかもしれません。

Q: 他のエフェクターと組み合わせてもいいですか?

A: もちろんです!特にディレイやリバーブと組み合わせることで、より深みのあるサウンドが作れます。

まとめ

EarthQuaker DevicesのData Corrupterは、他のエフェクターでは決して出せない音を提供してくれるユニークなエフェクターです。私はこのエフェクターを使うたびに、新しい音の発見があり、「変態系」エフェクターとして大活躍しています!ぜひ試してみてください。

注意
Data Corrupterはかなり強烈なエフェクターなので、使いすぎるとバンド全体のサウンドを覆い隠してしまうことがあります。使い方には注意してください。
MEMO
このエフェクターは9VのDCパワーサプライが必要です。トランス式ではノイズが発生する可能性があるため、適切な電源を使用しましょう。