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フェイザーおすすめ12選|定番から多機能モデルまで比較

フェイザーを初めて選ぶなら、まずはMXR Phase 90のような4段・1ノブの定番が基準になります。より深い揺れや音作りを求めるなら、BOSS PH-3やStrymon Zelzahなどの多機能モデルが候補です。

この記事では、シンプルなアナログ系から多段・ステレオ・エンベロープ複合型まで12機種を比較します。以前の記事に掲載していた評価は残し、用途の違いが分かるように整理しました。

先に結論
迷ったらPhase 90、滑らかな定番ならSmall Stone、細かく作り込むならPH-3、ステレオまで含めた多機能機ならZelzahが選びやすいです。

フェイザーエフェクターとは

フェイザーは、原音と位相をずらした音を混ぜ、周波数特性に周期的な山と谷を作るエフェクターです。ジェット機のように強くうねるフランジャーより、丸く流れる揺れを作りやすい傾向があります。

段数が少ないモデルは素朴で太く、段数が多いモデルは谷が増えて複雑な動きになります。ただし、段数だけで優劣は決まりません。ギター、歪み、アンプ、接続順によって聞こえ方が変わります。

Van Halen「Eruption」冒頭のように、歪みへフェイザーを組み合わせる使い方は代表例です。

フェイザーの選び方

初めてなら操作の少ない4段系

RateだけのPhase 90は、演奏中でも迷いにくく、フェイザーの基準音を覚えるのに向きます。カッティング、コード、歪ませたリードまで広く使えます。

深い揺れや特殊効果ならモード数を確認

PH-3は4・8・10・12段に加え、Rise、Fall、Stepを搭載します。Zelzahは4段と6段を組み合わせられます。曲中で複数の揺れを使うなら、Rate以外の調整幅があるモデルが便利です。

ボードではサイズ・電源・バイパスも確認

ミニサイズは省スペースですが、ライブ中の細かな操作は難しくなります。デジタル機は一般にアナログ1ノブ機より消費電流が多いため、パワーサプライの出力も確認してください。

選び方向くタイプ候補
定番の太い揺れ初めての1台MXR Phase 90
滑らかで深い揺れシンプル操作重視Nano Small Stone
多段・特殊モード幅広く作り込みたいBOSS PH-3
ステレオ・複合1台で多彩に使いたいStrymon Zelzah
低価格・省スペースボードを小さくしたいFLAMMA FC13、Blood Moon

フェイザーおすすめ12選

1. MXR Phase 90|最初に試したい定番

Phase 90はRateノブだけで速度を決める4段フェイザーです。遅くすればコードの奥で動く広がり、速くすればロータリースピーカーに近い回転感を作れます。

MXR Phase 90のレビュー
価格
(3.5)
揺れ方
(5.0)
各弦の聞き取りやすさ
(4.5)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.0)

EVHモデルはScriptスイッチでヴィンテージ寄りと現行寄りを切り替えられ、’74 Vintageは初期仕様を意識したモデルです。3機種を同じものとして扱わず、低中音域の量と歪み方で選びます。

参考 MXR Phase 90Jim Dunlop

2. BOSS PH-3 Phase Shifter|多段と特殊モード

PH-3は4・8・10・12段のほか、上昇し続けるように聞こえるRise、下降するFall、階段状に変化するStepを搭載します。タップテンポとエクスプレッション入力もあり、曲のテンポへ合わせたい人向けです。

BOSS PH-3 Phase Shifterのレビュー
価格
(3.5)
揺れ方
(4.0)
各弦の聞き取りやすさ
(4.5)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.0)
参考 PH-3 Phase ShifterBOSS

3. Electro-Harmonix Nano Small Stone|Colorで深さを切替

Small StoneはRateノブとColorスイッチだけで調整します。Colorを切り替えるとフィードバック感が変わり、素直な揺れから深くクセのあるうねりまで作れます。

Electro-Harmonix Nano Small Stoneのレビュー
価格
(4.0)
揺れ方
(4.5)
各弦の聞き取りやすさ
(4.0)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)
参考 Small Stone Analog Phase ShifterElectro-Harmonix

4. TC Electronic Helix Phaser|TonePrint対応

Helix Phaserはヴィンテージ寄りと滑らかなモダン寄りを切り替え、TonePrintで設定を入れ替えられるモデルです。シンプル機より調整項目が欲しい一方、大型のデジタル機までは必要ない人に合います。

TC Electronic Helix Phaserのレビュー
価格
(3.5)
揺れ方
(4.5)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

5. Walrus Audio Lillian Phaser|4段・6段を連続可変

LillianはStagesノブで4段と6段の間を連続的に移動でき、D-P-VノブでDry、Phase、Vibratoの混ざり方を調整できます。定番の丸い揺れから、原音を減らしたビブラート寄りまで扱えるのが強みです。

Walrus Audio Lillian Phaserのレビュー
価格
(2.5)
揺れ方
(4.5)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

6. Strymon Zelzah|4段+6段のステレオ機

Zelzahは4段側と6段側を組み合わせられる多機能フェイザーです。フェイザーだけでなく、コーラスやフランジャーに近い複雑なモジュレーションも作れます。価格と操作数より、音作りの幅を優先する人向けです。

Strymon Zelzahのレビュー
価格
(1.5)
揺れ方
(5.0)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.0)
総合評価
(5.0)
Strymon/ZELZAH [フェイザー]

Strymon/ZELZAH [フェイザー]

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7. Walrus Audio Fundamental Phaser|3アルゴリズムを手軽に

Fundamental PhaserはLight、Medium、Heavyの3モードを選べます。スライダー中心で設定が見やすく、定番だけでは物足りないものの複雑なメニュー操作は避けたい人に合います。

WALRUS AUDIO Fundamental Phaserのレビュー
価格
(3.0)
揺れ方
(4.5)
各弦の聞き取りやすさ
(4.5)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

8. Way Huge Attack Vector|フェイザー+エンベロープ

Attack Vectorはフェイザーとエンベロープフィルターを組み合わせた複合エフェクターです。一定周期の揺れだけでなく、ピッキングの強さに反応するワウ的な変化を加えたい人に向きます。

Way Huge WM92 Smalls ATTACK VECTOR Phaser & Envelopeのレビュー
価格
(2.0)
揺れ方
(5.0)
各弦の聞き取りやすさ
(4.5)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

9. FLAMMA FC13|低価格の3モード機

FC13はClassic、Vintage、Modernの3モードを備えたミニエフェクターです。省スペースと価格を優先しつつ、揺れ方を選びたい場合の候補です。

FLAMMA FC13のレビュー
価格
(3.0)
揺れ方
(4.5)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

10. Pigtronix Resotron|フィルター複合の飛び道具

Resotronは純粋なフェイザー専用機ではなく、アナログフィルター、エンベロープ、LFOを組み合わせる複合モデルです。一般的なフェイザーよりシンセ的なスウィープやオートワウを求める人向けの飛び道具枠です。

Pigtronix Resotronのレビュー
価格
(2.5)
揺れ方
(5.0)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

11. EarthQuaker Devices Grand Orbiter|深さとレゾナンスを調整

Grand Orbiterは3段階のRateレンジに加え、Depth、Sweep、Resonanceを調整できます。遅く広い揺れから速いビブラート寄りまで、アナログの揺れ方を保ちながら細かく合わせたい人向けです。

EarthQuaker Devices Grand Orbiterのレビュー
価格
(3.5)
揺れ方
(4.5)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.5)
総合評価
(5.0)

12. TC Electronic Blood Moon Phaser|濃い揺れを安く

Blood Moon PhaserはRate、Depth、Feedbackの3ノブで、濃く渦巻くアナログフェイズを作るモデルです。TonePrintは不要で、低価格でもRate以外を調整したい人に向きます。

tc electronic BLOOD MOON PHASERのレビュー
価格
(3.5)
揺れ方
(5.0)
各弦の聞き取りやすさ
(5.0)
大きさ
(4.5)
総合評価
(5.0)

接続順と使い方

歪みの前に置くと揺れがまとまり、歪みの後に置くとフェイザーの山と谷が強調されます。Van Halenのような分かりやすいスウィープを狙うなら、まず歪みの後から試すと違いを判断しやすいです。

Rateは遅め、DepthやFeedbackは中央から始め、バンドで音が引っ込む場合だけ薄くします。フェイザーは単独音より、ベースやドラムと合わせたときに深すぎることがあるためです。

MXRの別モデルまで比較したい場合は、Phase 45のレビューも参考になります。

似た揺れ系との違いはフランジャーの解説で確認できます。

フェイザーのFAQ

初心者におすすめのフェイザーはどれですか?
操作が分かりやすく基準音にもなるMXR Phase 90がおすすめです。深さを切り替えたいならNano Small Stoneも選びやすいです。
フェイザーは歪みの前と後のどちらに置きますか?
前ならまとまりやすく、後なら揺れが強く聞こえます。正解はないため、歪みの後を基準に曲へ合わせて比較してください。
フェイザーとフランジャーの違いは何ですか?
フェイザーは位相差で山と谷を作り、丸く流れる揺れが得意です。フランジャーは短い遅延を使い、金属的でジェット音のような効果を作りやすいです。

まとめ

最初のフェイザーならPhase 90が基準です。滑らかなSmall Stone、特殊モードのPH-3、ステレオで作り込めるZelzahなど、必要な揺れの深さと操作数で選べば失敗しにくくなります。12機種を同じ土俵の順位にせず、曲とエフェクターボードに必要な役割から選んでください。