私のMicro Ampは、ケースを生かして中身をほぼすべて組み直した1台です。 ビンテージ機の回路に合わせて作り直したところ、以前より太く、ツヤのある音になりました。プリアンプやブースターとして使うときの印象が大きく変わり、気に入っています。
もともとMicro Amp自体は以前から使っていました。そこまで手を入れるきっかけになったのは、知人が持っていたビンテージのMicro Ampでした。

外観はMicro Ampのまま。中身は私の手でほぼ総入れ替えしています。
きっかけは、知人のビンテージMicro Amp
知人のビンテージ機を聴いたときは、自分が使っていたMicro Ampとの音の違いに驚きました。それまでも使っていた機種でしたが、その音を知ってからは、手元のものに満足できなくなってしまったんです。
私が所有していた当時の現行品は、プリアンプやブースターとして使うには、少し音が薄いと感じていました。ビンテージ機で気に入った太さやツヤを、自分のMicro Ampでも出せないか。それが内部を見直す出発点でした。
調べてみると、私が比較したものでは、回路に使われている部品の値にも少し違いがありました。これは所有していた個体だけの違いかもしれませんが、私は参考にしたビンテージ機の回路に合わせて組み直すことにしました。
ケースを残し、内部をほぼ総入れ替え
今回は一部のコンデンサやオペアンプを交換する範囲にとどまらず、ほぼケースを使う形で内部を入れ替えました。使い慣れたMicro Ampの外観を残しながら、自分が欲しかった音へ近づけています。

入力側の側面。使い込んだケースをそのまま生かしています。
ユニバーサル基板を使った手配線

組み直した内部。穴の並ぶユニバーサル基板に部品を配置しています。
内部はユニバーサル基板を使い、接続点を一つずつつなぐ手配線で組み直しています。私がポイント・トゥ・ポイント配線で作り直した部分です。抵抗やコンデンサを基板に配置し、オペアンプはソケットに取り付けました。
組み直したあとには、信号が以前よりクリアになったように感じました。回路や部品も同時に見直しているので、配線方式だけによる変化とは切り分けられませんが、完成したこの1台の音にはとても満足しています。
オペアンプはUA741CN
オペアンプにはST製のUA741CNを使っています。音声信号を増幅するICで、ソケットに取り付けました。
STの資料では、UA741は1回路入りの汎用オペアンプとして説明されています。
General-purpose single operational amplifier
日本語訳:1回路入りの汎用オペアンプ。
参考 UA741のメーカー資料(英語・PDF)STMicroelectronicsこのICを含めて内部を組み直したのが、現在の愛用品の状態です。部品を単体で評価するより、完成した回路を通したときの音が自分の好みに合うことを重視しています。
太さとツヤが加わり、ブースターとして気に入る音に
総入れ替え後は、太さとツヤがあり、しかもクリアに感じられる音になりました。 改造前に自分のMicro Ampで感じていた薄さが気にならなくなり、プリアンプやブースターとして、とても使いやすい1台になっています。
知人のビンテージ機に驚いたことから始めた改造でしたが、実際に組み直すと、使い慣れた機材にもここまで印象の違いが出るのかと感じました。単に音量を上げるためだけでなく、通したときの音を気に入って使えることが、私には大きいです。
同じように、自分が使いやすいプリアンプ・ブースターを目指して改造したGE-7も紹介しています。こちらは既存の基板を使い、オペアンプやコンデンサを交換した例です。
歪みを抑えた太い音を目指して手を入れたSD-1フルボディMODも、愛用品の一つです。それぞれの機材で、自分が欲しい音に合わせて調整することを楽しんでいます。
改造Micro Ampについてよくある質問
- どのような改造をしたMicro Ampですか?
- 元のケースを生かし、内部をほぼすべて組み直した愛用品です。参考にしたビンテージ機の回路に合わせ、ユニバーサル基板を使った手配線で作り直しました。
- ビンテージと現行品では必ず部品の値が違いますか?
- 私が比較したものでは少し違いがありましたが、所有していた個体だけの違いかもしれません。この記事は全世代の仕様比較ではなく、手元の1台を組み直した体験の紹介です。
- 組み直して音はどう変わりましたか?
- 私には、改造前より太くツヤがあり、信号もクリアになったように感じられました。回路・部品・配線をまとめて変えた結果として、プリアンプやブースター用途で気に入っています。
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