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BOSS SD-1フルボディMODレビュー|フェンダーに合わせた太い音

FULLBODYの黒いラベルを貼った、愛用のBOSS SD-1フルボディMOD

私が愛用しているSD-1は、歪みを抑えながら太い音を出せるように改造した1台です。 メインで使っているフェンダーアンプに合わせ、自分が好きな音域へチューニングしています。

ベースにしたのは、当サイトのSD-1改造記事で紹介しているFullclone MOD。そこへオリジナルの改造も加えたので、私は「フルボディMOD」と名付けています。今回は、その愛用品の音の方向と中身を紹介します。

FULLBODYの黒いラベルを貼った、愛用のBOSS SD-1フルボディMOD

自分で改造したSD-1。ケースの「FULLBODY」が目印です。

Fullclone MODをベースに、自分の好みへ調整

Fullclone MODは、私が掲載しているSD-1改造7選の中の一つです。この愛用品にも、まずその改造を施しました。

そこからさらに、好きな音域に特化させるための変更を加えています。改造7選には載せていない内容も含むので、Fullclone MODの部品表だけで、この個体と同じ仕様になるわけではありません。Fullclone MODを土台に、自分のアンプで使う音へ仕上げたのがフルボディMODです。

ベースとなる交換内容は、こちらの記事のFullclone MODの項目で紹介しています。

項目愛用品の仕様・方向性
ベースとなる機種BOSS SD-1
改造の出発点当サイトで紹介しているFullclone MOD
追加の変更好きな音域に合わせたオリジナルの調整
音の狙い歪みを抑えながら、太い音を出す
バイパス時オフの音も改善する改造を実施
主に合わせるアンプフェンダーアンプ

歪みを抑えて、太い音を出したい

このSD-1で特に気に入っているのは、歪みを抑えた方向で、音の太さを楽しめるところです。改造の狙いも、そこに置いています。

オーバードライブを改造すると、歪み量を増やす方向にも手を入れられます。ただ、私がこの1台に求めているのは、好きな音域で太く鳴ってくれることです。Fullclone MODを施した後も、その好みに合わせて追加調整しています。

Fullclone MODを出発点にしながら、自分が欲しい音になるまで追加の調整を加えたのが、このフルボディMODです。

メインのフェンダーアンプに合わせる

私は基本的にフェンダーアンプをメインで使っているので、このSD-1もフェンダーに合うようにチューニングしています。自分が普段使うアンプとの組み合わせが、改造の基準です。

同じオーバードライブでも、合わせるアンプによって欲しい音は変わります。私の場合は、普段のフェンダーアンプで、歪みを抑えつつ好みの太い音が出ることを重視しました。

このように使う環境を決めて調整できるところも、愛用品を自分で改造する楽しさだと思います。

バイパス音にも手を入れて、使いやすく

フルボディMODでは、歪みの音作りに加えて、エフェクトをオフにしたときのバイパス音も改善する改造を施しています。オンとオフの両方に手を入れたことで、全体として使いやすくなったと感じています。

技 WAZA CRAFTシリーズにも、バイパス時の信号を大切にする設計が見られます。たとえばBOSSは、DS-1Wにギターの信号を保つためのバッファを搭載していると説明しています。バッファは、後につながるケーブルや機材へ信号を送りやすくする回路です。

参考 技シリーズのバッファについての説明BOSS DS-1W公式

私も、歪みの音だけでなくオフの音まで整えたいと考えて手を入れました。普段使う1台なので、オン・オフの両方で気持ちよく弾けることを大切にしています。

フルボディMODで手を入れたところ

BOSS SD-1フルボディMODの基板全体。交換したコンデンサとソケットに取り付けたRC4558D

コンデンサやダイオードを交換し、オペアンプをソケットに取り付けたフルボディMODの基板。

元のスルーホール基板を使い、コンデンサやダイオードを交換しました。好きな音域に合わせるための変更に加え、オペアンプはソケットに取り付けています。

整流ダイオードとゲルマニウムダイオードを組み合わせる

SD-1フルボディMODのD4・D5・D6周辺。整流ダイオードとゲルマニウムダイオードを組み合わせた実装

歪み方を調整するために組み合わせた、整流ダイオードとゲルマニウムダイオード。

歪み方を調整するため、整流ダイオードとゲルマニウムダイオードを組み合わせて取り付けました。 Fullclone MODのダイオード交換をベースにした部分です。

私が求めたのは、歪みを抑えながら太く鳴る音です。ダイオードの組み合わせだけで仕上げるのではなく、コンデンサなどの変更も含めて、自分の好みに合わせています。

オペアンプはRC4558D

SD-1フルボディMODに使用したRC4558D。RAYの刻印があるオペアンプをソケットに取り付けている

オペアンプにはRC4558Dを使い、ソケットに取り付けています。

オペアンプには、RAYの刻印があるRC4558Dを使っています。コンデンサやダイオードと合わせて、この組み合わせで好みの音に仕上げました。

私にとっては、使っている部品そのものよりも、普段のフェンダーアンプにつないだときに欲しい音が出ることが大切です。歪みを抑えた太さと、バイパス時を含めた使いやすさが、このSD-1を愛用している理由です。

別に所有している日本製初期SD-1については、外観や中身をこちらで紹介しています。

SD-1フルボディMODについてよくある質問

フルボディMODとは何ですか?
私が愛用するSD-1に付けた改造名です。当サイトで紹介しているFullclone MODを施し、さらに好みの音域に合わせたオリジナルの調整を加えています。
Fullclone MODを施せば同じ音になりますか?
この個体には、改造7選で公開しているFullclone MODに加え、記事に載せていない調整も施しています。公開している部品表だけでは、同じ仕様にはなりません。
どのような音を狙った改造ですか?
歪みを抑えて太い音を出すことに特化させています。自分が好きな音域を重視し、メインで使うフェンダーアンプに合うようにチューニングした愛用品です。
バイパス時の音にも改造を加えていますか?
はい。エフェクトをオフにしたときの音も改善する改造を施しています。歪みの音作りと合わせて、オン・オフを含めた全体の使いやすさを重視しています。