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元RADWIMPS 桑原彰の使用機材|ギター・アンプ・エフェクター28選

桑原彰の使用ギターと機材を先に確認

桑原彰さんの代表的な使用ギターとして、ギター・マガジンは1968年製Gibson Les Paulを紹介しています。検索されることの多い「使用ギター」への答えはこの個体です。ただし、公開されている誌面案内だけでは改造内容やピックアップ仕様まで確認できないため、外観だけから断定しません。

年代・役割確認できる機材/構成読み方
2016年の代表ギター1968年製 Gibson Les Paulギター・マガジンの桑原彰ソロ特集で明記
2017年ツアーFree The Tone製ギターシステムプリセット用とリアルタイム操作用を別ラックに配置
歪みTS808HW/TS808/BD-2など年代ごとの候補を以下で個別に確認
モジュレーション/空間系ModFactor/PitchFactor/DL4など単一時点のボードではなく複数年代の一覧

桑原さんは2024年10月17日にRADWIMPSを脱退しています。本記事は現在のボードを推測するものではなく、RADWIMPS在籍時に公開された機材資料を年代別に読むための記事です。


参考
ギター・マガジン2016年12月号 RADWIMPS特集リットーミュージック公式


参考
RADWIMPS 2017 Asia Live Tour 桑原彰氏ギターシステムFree The Tone公式


参考
桑原彰の脱退に関する発表RADWIMPS公式

ギター・アンプ・システムの年代差

1968年製Les Paulは代表機として確認できますが、アンプとエフェクターはツアーや楽曲によって組み合わせが変わります。公開資料で見られるOrange Rockerverb 100、Divided by 13 RSA 31、Hughes & Kettner TriAmp MK IIIも、常に同じ接続で同時使用したと決めつけず、各年代の候補として捉えるのが安全です。

Free The Toneの2017年資料で確認できるのは、右ラックに信号の入出力とプリセットで使うエフェクター、左ラックにリアルタイムでON/OFFするエフェクターを収めた構成です。「常時ON」「曲ごとの設定」「接続順」は写真だけでは確定できないため、以下では確認できる機種と一般的な役割を分けて説明します。

桑原彰の使用エフェクター28選

① 歪み系(オーバードライブ/ブースター)

Ibanez TS808HW

製品説明

桑原サウンドの心臓部であり、彼のボードで「常時ON」として使うエフェクター。この特別仕様のTS808は手作業で配線されています。オンにすると中音域が強くなり、音が圧縮されて単音を伸ばしやすくなります。軽いクランチに設定すると、中音域が強いリード音を作れます。

桑原さんが使用していたのは初期型で、現在はVer.2が流通してます。

Ibanez TS808

製品説明

ハンドワイヤード版に比べ、より低音のぼやけが少なく引き締まった低域が特徴の現行スタンダードモデル。ほとんど歪んでいないアルペジオに低中音域と音の伸びを加えたい時など、サウンドに絶妙な高音域の明るさを与える目的で重宝されます。SRVJohn Mayerも愛用する、歴史的オーバードライブです。

BOSS BD-2 Blues Driver

製品説明

ピッキングの強弱に応じて、音量と歪み方が変わります。Gainを9時~12時あたりに設定すれば、甘くブルージーなクランチから、エッジの効いたロックサウンドまで幅広く対応します。Billie Joe Armstrong(Green Day)のボードにも長年設置されています。

Om Laboratories Sahasrara Overdrive

製品説明

非常にワイドレンジなPREGAINとTONEコントロールを持ち、中音域のフォーカスを自在に調整できるのが特徴。桑原さんは、主にソロ用のブースターとして、使用は確認できますが、確認できた資料だけでは設定やソロでの用途までは分かりません。ナッシュビルのトップセッションマン、Tim Pierceが絶賛したことでも有名です。

JHS Pedals Moonshine v2

製品説明

TS系の回路を基に、ゲインの調整幅と低中音域を広げたモデルです。桑原さんの使用は確認できますが、設定や曲ごとの用途までは分かりません。Foo FightersのChris Shiflettも使用。

Mad Professor Sweet Honey Overdrive

製品説明

ピッキングへの追従性を調整する「FOCUS」ノブがこのエフェクターの真髄。クリーントーンの立体感を保ったまま、歪み量を調整できます。ブルースギタリストのAlan Nimmoがステージで多用していることでも知られています。

JHS Charlie Brown

製品説明

多くのロックで使われるMarshall JTM45の音を9Vで再現したエフェクター。耳に痛い高域が抑えられた、高音域が強く出すぎず低中音域が多く、高音域が控えめな音が特徴で、英国ロック調の骨太なリフに向いています。John Mayerもレコーディングで試用したと紹介されています。

Psychederhythm 抹茶ドライヴ

製品説明

中音域が強くなるオーバードライブです。限定生産のため入手は困難ですが、日本のトップギタリスト佐橋佳幸氏(山下達郎バンドなど)がライブで使用するなど、その実力は折り紙付きです。

One Control Granith Grey Booster

製品説明

原音を一切変えることなく、最大+15dBまでクリーンに音量を持ち上げられるプロ品質のブースター。ギターソロで音量を持ち上げたり、アンプや後ろにつないだ歪み系エフェクターへの入力を強くしたい場面で活躍します。

② 揺れもの系(モジュレーション)

Eventide ModFactor

製品説明

コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロなど10種類のモジュレーション・エフェクトを網羅したプロセッサー。MIDIで制御することで、複雑な設定を楽曲ごとに瞬時に呼び出すことができ、桑原さんの緻密なサウンドスケープ構築に不可欠な一台です。John Petrucci(Dream Theater)も愛用。

BOSS BF-2 Flanger(商品リンクは現行BF-3)

製品説明

飛行機のジェット音のような強い効果から、アルペジオに合うコーラスのような揺れまで調整できるアナログ・フランジャー。John Frusciante(RHCP)のサウンドに欠かせないエフェクターとしても有名です。

掲載した商品リンクは現行のBF-3です。使用機材として挙げたBF-2とは回路と操作が異なるため、同一機種として扱わないでください。

BOSS TR-2 Tremolo

製品説明

光学式回路を使い、音量を周期的に上下させるトレモロです。WAVEノブで波形を三角波から矩形波まで連続して変えられます。John FruscianteLindsey Buckinghamも使用しています。

Line 6 MM-4

製品説明

16種類ものモジュレーション・エフェクトを一台に凝縮したエフェクター。4つのプリセットを足元で切り替えられる利便性も受け、多くのプロの現場で活躍しました。MetallicaのKirk Hammettが長年ライブで使用していたことでも知られています。残念ながら廃盤で、おそらく後継機も出てきてないです。

③ 空間系(ディレイ/リバーブ)

BOSS RV-5(商品リンクは現行RV-6)

製品説明

数あるリバーブエフェクターの中でも、特に「Modulate」モードが人気のモデル。このモードはリバーブの残響音に穏やかな揺らぎを加え、楽曲に幻想的で浮遊感のある響きをもたらします。シューゲイザーからプログレまで、幅広いジャンルのギタリストに愛されています。

掲載した商品リンクは現行のRV-6です。使用機材として挙げたRV-5とはモードと操作が異なるため、代替購入時は仕様を比較してください。

Line 6 DL4

製品説明

「おしゃかしゃま」などで聞けるトリッキーなループプレイや、楽曲に独特の浮遊感を与えるリバース(逆再生)ディレイなど、RADWIMPSのサウンドに欠かせない飛び道具的役割を担います。“Big Green Box”の愛称で親しまれ、Radioheadのメンバーも使用しています。

tc electronic Nova Delay ND-1

製品説明

その伝説の「2290」から受け継いだディレイ・アルゴリズムをコンパクトなエフェクターに凝縮。タップテンポ機能も搭載し、各音を聞き取りやすく各音を聞き分けやすいディレイサウンドが特徴です。ギターヒーローAndy Timmonsもスタジオで常備する実力派です。

BOSS DD-7(商品リンクは現行DD-8)

製品説明

最大6.4秒のロングディレイや、タップテンポを使った符点8分ディレイなど、多彩な機能をコンパクトな筐体に詰め込んだ多機能機。アナログディレイやモジュレートディレイのモードも搭載しており、これ一台で様々なディレイサウンドをカバーできます。

DD-7は生産完了品で、掲載した商品リンクは現行のDD-8です。使用機材の記録と購入候補を分けて確認してください。

④ ピッチシフト/フィルター系

Eventide PitchFactor

製品説明

インテリジェントなハーモニー生成から、過激なピッチベンド、シンセのようなサウンドまで、音程に関わるあらゆるエフェクトを網羅するモンスターマシン。MIDI制御により、複雑なハーモニーをライブで正確に再現するために不可欠な存在です。Steve VaiGuthrie Govanも活用。鈴木茂さんのボードにも入ってました。

DigiTech Whammy DT

製品説明

ギターサウンドを過激に変化させるピッチシフターの代名詞。このDTモデルは、従来のピッチベンド機能に加え、スイッチ一つでドロップチューニングやカポタストの役割を果たす機能を搭載。Rage Against the MachineのTom MorelloJack Whiteの使用であまりにも有名です。

BOSS AW-3 Dynamic Wah

製品説明

ピッキングの強さに応じてフィルターが掛かるタッチワウ。「Humanizer」モードを使えば、まるで人が「あ→お」と発声しているような、ユニークでボーカルライクなワウ効果が得られます。My Bloody ValentineのKevin Shieldsも愛用。

MXR CAE Wah MC-404

製品説明

著名なシステムビルダーBob Bradshaw氏(CAE)との共同開発モデル。内部にFasel社製のインダクターを2種類搭載し、スイッチで切り替えることで、ヴィンテージライクなワウから高音域が強いワウまで一台でカバー。Slashも使用したと紹介されています。

Morley George Lynch Dragon Wah

製品説明

George Lynchのシグネチャーモデルです。ワウの効く音域が広く、歪みの強いアンプにつないでも低音域が減りにくいモデルです。

⑤ その他(ユーティリティ系)

Shin’s Music Perfect Volume STD

製品説明

本体を踏み込む量に応じて、音量を連続して調整できるボリュームペダルです。Mike Landauも使用しています。

KORG Pitchblack PB-01

製品説明

±0.1セントという高精度と、暗いステージでもはっきりと見える大きな表示が特徴のチューナー。トゥルーバイパス仕様で、オフ時の音質への影響も最小限に抑えられています。John PetrucciTosin Abasiなど、正確なピッチが求められるテクニカル系ギタリストの信頼も厚いです。

PB-01は旧モデルです。中古で同型を探すより、表示、電源、バイパス方式を確認して現行Pitchblackシリーズと比較する方が実用的です。

Electro-Harmonix C9 Organ Machine

製品説明

ギターを接続するだけで、往年のロックで使われた伝説的なオルガンのサウンドを9種類もシミュレートできるユニークなエフェクター。ギターの音を9種類のオルガン音に切り替えられます。ジャズギターの巨匠Bill Frisellもその表現の幅を広げるために使用しています。

Mooer Acoustikar

製品説明

3種類のモードを搭載したアコースティック・シミュレーター。ライブでエレキギターからアコースティックサウンドに瞬時に切り替えたい、といった場面で活躍します。Tame ImpalaのKevin Parkerがスタジオで試用したことでも知られます。

Free The Tone ARC-3(商品リンクは現行ARC-4)

製品説明

桑原さんのような大規模なエフェクトシステムを制御する心臓部。多数のエフェクターの組み合わせをプリセットとして保存し、フットスイッチで呼び出せます。ONE OK ROCKのToru Yamashitaら、国内の多くのトップギタリストが絶大な信頼を寄せています。

ARC-3は生産完了品です。掲載した商品リンクは現行のARC-4なので、端子数や制御方法を比較して選んでください。

Providence PEC-04

製品説明

4つのエフェクトループと、アンプのチャンネルなどを切り替えるスイッチアウトを備えたコンパクトなコントローラー。大規模なシステムの中で、特定の役割に特化して組み込まれている可能性があります。ギタリストのMIYAVIも活用しています。

RADWIMPSの機材とボード構成を続けて見る

野田洋次郎さんの使用機材と見比べると、同じ楽曲内で歪みと空間系をどう分担していたかを整理しやすくなります。

複数の歪み・ディレイ・スイッチャーを載せる場合は、ボードの収納台数と総重量も先に確認してください。

桑原彰のサウンドに関するQ&A

桑原さんが特にこだわっているエフェクトは何ですか?

楽曲の雰囲気を正確に再現するため、MIDIで緻密に制御できるEventideのエフェクターは特に重要視しているようです。ModFactor(揺れもの系)とPitchFactor(ハーモニー系)を駆使し、複雑なサウンドをライブのステージで正確に構築しています。

ディレイを複数台使うのはなぜですか?

それぞれのディレイに役割を持たせているためです。例えば、Line 6 DL4は「ループや逆再生などのトリッキーなプレイ用」、Nova Delayは「高音質な基本的なディレイ用」、DD-7は「タップテンポを使った符点8分ディレイ用」といったように、各エフェクターの長所を活かして、あの多層的で残響が長く続くサウンドを作り上げています。

自宅で桑原さんのような音を作るコツはありますか?

大音量のアンプを鳴らせない環境なら、アンプシミュレーターやIR(インパルス・レスポンス)を活用するのが近道です。歪みはBD-2やTS808のような定番エフェクターを、ゲインを上げすぎずに使うのがポイント。空間系エフェクト、特にディレイやリバーブはDAWソフト上でステレオで掛けると、グッと立体感が増して雰囲気が近づきます。