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GE-7のおすすめセッティング13選

GE-7のおすすめセッティング13選

GE-7の設定で迷ったら、音量だけを上げたいならLEVEL、ソロを聞こえやすくしたいなら800 Hz付近、こもりが気になるなら200〜400 Hz付近から調整すると、変化をつかみやすくなります。

最初から7本全部を動かす必要はありません。いったん中央にそろえ、困っている音に関係するスライダーを少しだけ動かします。音色を比べるときはLEVELでオン/オフの音量をそろえ、ブーストや音量ダウンでは目的に合う音量差を作ります。

私はGE-7をブースターとして使うのも好きです。音の補正とブースターを使い分けられるよう、13通りの設定を挙げました。図の数値は未改造のGE-7で最初に試すための目安です。ギター、アンプ、音量によって効き方が変わるので、各例の説明に沿って調整してください。

8〜13番ではスライダーを±15 dBまで使う例も含め、音色をはっきり変えます。大きく持ち上げる設定はアンプを小さな音量にし、GE-7のLEVELを下げた状態から試してください。音色が決まってから必要な音量に合わせます。

どのセッティングを試す?目的別の早見表

音量を変える設定と、音色を変える設定を分けて選びます。「歪みの後」は歪み系エフェクターのOUTPUTからGE-7のINPUTへつなぐ意味です。

やりたいこと試す設定GE-7を置く位置
音色をあまり変えずに音量アップ1. クリーンブースト歪みの後
ソロがバンドに埋もれる2. 中音域を足すソロ用歪みの後
バッキングのときだけ音量を下げる3. 音量を下げる設定歪みの後
低い音が膨らみ、コードがぼやける4. こもりを減らす歪みの後/アンプの前
クリーンの弦の音をはっきりさせる5. 明るいクリーンクリーンなアンプの前
シングルコイルの音が細く感じる6. 低中音域を補うクリーンなアンプの前
JC-120の高音が強すぎる7. JC-120の高音を抑える歪みの後→JC-120のINPUT
ラジオ越しのような細い音にしたい8. 低音と高音を大きく削るクリーンなアンプの前
カッティングの音色を大きく変えたい9. 深いV字のクリーンクリーンなアンプの前
深く歪ませた低音がつぶれる10. 歪ませる前の低音カット歪みの前
ファズの音がバンドで聞こえにくい11. ファズの中音域を補うファズの後
メタル向きのドンシャリにしたい12. 歪みの中音域を削る歪みの後
ワウを途中で止めたような音にしたい13. ワウ半止め風歪みの後

GE-7のおすすめセッティング13選

図の「+」はその音域を増やし、「−」は減らす意味です。中央が0 dB。細かな位置を正確に測ろうとせず、図の形を目安にして、同じフレーズを弾きながら音を確かめます。LEVELが0の例も、実際の音量差に合わせて動かしてください。

1. クリーンブースト|音量だけを上げたいとき

音色がすでに気に入っているなら、7本の音域スライダーは中央のまま、LEVELだけを上げます。ソロのたびに音色まで変えたくない人に向く使い方です。

接続はギター→歪み系→GE-7→クリーンなアンプ。歪み系を使わない場合は、ギター→GE-7→アンプで構いません。

1. 音量を上げるクリーンブースト

  • 100 Hz0 dB
  • 200 Hz0 dB
  • 400 Hz0 dB
  • 800 Hz0 dB
  • 1.6 kHz0 dB
  • 3.2 kHz0 dB
  • 6.4 kHz0 dB
  • LEVEL(全体音量)+3 dB

7バンドは中央。LEVELを少しずつ上げ、バッキングからソロへ切り替えたときの音量を確認します。

LEVELの+3 dBは、アンプから出る音量が必ず3 dB上がるという意味ではありません。後ろのアンプがすでに強く歪んでいると、音量より歪みが増えることがあります。その場合は、このあとにある「音量が上がらないとき」の項目を確認してください。

2. ソロ用の中音域ブースト|バンドに埋もれるとき

単純に音量を上げてもソロが聞こえにくいときは、800 Hzと1.6 kHzを持ち上げます。低音を増やすより、ギターのフレーズを聞き取りやすくする狙いです。

接続はギター→歪み系→GE-7→アンプ。まずはバンドや伴奏に合わせたときの聞こえ方で決めます。

2. ソロの中音域と音量を上げる

  • 100 Hz-2 dB
  • 200 Hz0 dB
  • 400 Hz+2 dB
  • 800 Hz+6 dB
  • 1.6 kHz+4 dB
  • 3.2 kHz0 dB
  • 6.4 kHz-1 dB
  • LEVEL(全体音量)0 dB

中音域でフレーズを目立たせる設定です。LEVELは低めから合わせ、音量も上げたい場合に足します。鼻にかかりすぎたら800 Hzを下げます。

中音域の変化が分かりやすいよう、800 Hzを+6 dB、1.6 kHzを+4 dBにしています。もともと中音域の強い歪みなら、800 Hzを+3 dB付近へ戻して比べてください。単独での聞こえ方に加え、伴奏の中で単音が聞き取れるかを確かめます。

3. バッキング用の音量ダウン|オンで下げ、オフでソロへ

GE-7をオンにしている間はバッキングの音量を下げ、オフにするとソロの音量に戻す使い方です。音域スライダーを中央にして、LEVELを下げます。

3. オンでバッキングの音量を下げる

  • 100 Hz0 dB
  • 200 Hz0 dB
  • 400 Hz0 dB
  • 800 Hz0 dB
  • 1.6 kHz0 dB
  • 3.2 kHz0 dB
  • 6.4 kHz0 dB
  • LEVEL(全体音量)-3 dB

先にGE-7オフでソロの音量を決めます。次にオンにしてLEVELを下げ、歌やほかの楽器を邪魔しない音量へ調整します。

接続は歪み系の後、クリーンなアンプの前です。歪み系の前でLEVELを下げると、音量に加えて歪みも減りやすくなります。曲の途中で踏み間違えないよう、この設定ではオンが小音量、オフが大音量になることを覚えておきます。

4. こもり対策|200〜400 Hzを少し下げる

コードを弾いたときに低い音が重なり、各弦を聞き分けにくいなら、200 Hzと400 Hzを少し下げます。高音を足す前に、ぼやけている音域を減らす方法です。

4. コードのこもりを減らす

  • 100 Hz-1 dB
  • 200 Hz-3 dB
  • 400 Hz-2 dB
  • 800 Hz0 dB
  • 1.6 kHz0 dB
  • 3.2 kHz0 dB
  • 6.4 kHz0 dB
  • LEVEL(全体音量)0 dB

低音弦とコードを交互に弾きます。音が軽くなりすぎたら200 Hzを戻し、まだこもる場合は400 Hzを少しずつ下げます。

歪んだ音のこもりを整えるなら歪み系の後、クリーンの補正ならアンプの前へ置きます。200 Hzを下げすぎると低い弦の響きまで減るため、音が細くなり始めたら戻してください。

5. 明るいクリーン|弦を弾いた音をはっきりさせる

クリーンのコードが暗く聞こえるときは、低音を大きく削るより、1.6 kHzと3.2 kHzを少し足す設定を試します。弦を弾いた直後の音が聞き取りやすいかを比べます。

5. クリーンの高音域を少し足す

  • 100 Hz-1 dB
  • 200 Hz0 dB
  • 400 Hz0 dB
  • 800 Hz0 dB
  • 1.6 kHz+1 dB
  • 3.2 kHz+2 dB
  • 6.4 kHz0 dB
  • LEVEL(全体音量)0 dB

単音とコードの両方で確認します。ピックの当たる音が強すぎたら3.2 kHzを戻し、1.6 kHzだけを残して比べます。

接続はギター→GE-7→クリーンなアンプです。アンプのTREBLEがすでに高いと、耳に痛い音になりやすいため、アンプ側も少し下げて比べてください。

6. シングルコイルの音を太く|200〜400 Hzを補う

シングルコイルのギターで低い音の響きが足りないと感じたら、200 Hzと400 Hzを持ち上げます。この例は軽い補正より一歩進めて、低中音域の変化をはっきり出す設定です。

6. シングルコイルの低中音域を増やす

  • 100 Hz0 dB
  • 200 Hz+5 dB
  • 400 Hz+6 dB
  • 800 Hz+2 dB
  • 1.6 kHz0 dB
  • 3.2 kHz-3 dB
  • 6.4 kHz-2 dB
  • LEVEL(全体音量)-3 dB

LEVELを下げてからオンにします。低い弦が膨らみすぎたら200 Hzを戻し、コードがこもる場合は400 Hzも下げます。単音とコードの両方で比べてください。

まずはクリーンなアンプの前で試します。ハムバッカーと同じ音に変える設定ではありませんが、手持ちのギターの高音を残しながら低中音域の量を変えられます。

7. JC-120対策|高音の強さを和らげる

JC-120で高い音が耳につくなら、GE-7を足す前にアンプのTREBLEを下げて比べます。私はJCのEQを、12時くらいを最大値として考えて調整しています。これは私の調整の目安で、12時が電気的な最大値という意味ではありません。

それでも歪み系をオンにしたときだけ高音が強いなら、歪み系→GE-7→JC-120のINPUTへつなぎ、GE-7でその音を整えます。

7. JC-120で気になる高音を抑える

  • 100 Hz0 dB
  • 200 Hz+1 dB
  • 400 Hz+1 dB
  • 800 Hz0 dB
  • 1.6 kHz0 dB
  • 3.2 kHz-2 dB
  • 6.4 kHz-3 dB
  • LEVEL(全体音量)0 dB

3.2 kHzと6.4 kHzを一度に大きく下げず、片方ずつ比べます。音が暗くなったら戻し、低音が膨らむ場合は200 Hzも中央へ戻します。

この図はJC-120のINPUTへ入れる例です。歪み系の選び方やアンプ全体の調整に迷っているなら、JC-120対策の記事で接続方法ごとの違いも確認できます。

8. ラジオ・電話風|低音と高音を大きく削る

低音と高音を大きく減らし、中音域が目立つ細い音を作ります。ギターをラジオや電話越しに聞くような音に寄せ、イントロや間奏の短いフレーズに使う設定です。

8. 低音と高音を削るラジオ・電話風

  • 100 Hz-15 dB
  • 200 Hz-15 dB
  • 400 Hz-6 dB
  • 800 Hz0 dB
  • 1.6 kHz0 dB
  • 3.2 kHz-12 dB
  • 6.4 kHz-15 dB
  • LEVEL(全体音量)0 dB

オンで細い音、オフで元の音へ切り替えます。暗すぎたら3.2 kHzを戻し、もう少し低い響きが欲しければ400 Hzを上げます。音量は最後にLEVELで調整します。

クリーンなアンプの前へ置きます。音域を削るためオンにした音が小さく感じたら、LEVELを少しずつ足してください。低音も高音も抑える点がギターのTONEだけを絞る使い方との違いです。ラジオの雑音や電話回線そのものを再現する機能ではありません。

9. カッティング向け|深いV字でクリーンの音色を変える

800 Hzを−10 dBまで下げ、低音と高音を持ち上げる設定です。8番とは逆に中音域を減らし、クリーンのコードを刻んだときの音色を大きく変えます。スライダーは中央がへこんだV字になります。

9. 深いV字のクリーン・カッティング

  • 100 Hz+4 dB
  • 200 Hz+2 dB
  • 400 Hz-5 dB
  • 800 Hz-10 dB
  • 1.6 kHz-3 dB
  • 3.2 kHz+6 dB
  • 6.4 kHz+3 dB
  • LEVEL(全体音量)-4 dB

LEVELを下げてから、短いコードを刻みます。低音が膨らめば100 Hzを下げ、高音が痛ければ3.2 kHzを下げます。伴奏で埋もれる場合は800 Hzを戻してください。

接続はクリーンなアンプの前です。ひとりで弾いて気持ちよくても、合奏では中音域を削りすぎてギターが聞こえにくくなる場合があります。そのときは800 Hzを−5 dB付近へ戻して比べます。EQだけで音を短く切る操作はできないので、歯切れを出すには弾き方も合わせて確認してください。

10. ハイゲイン向け|歪ませる前に低音を減らす

深く歪ませたとき、低音弦のリフがつぶれて聞こえるなら、歪み系へ入る低音を減らします。この例ではギター→GE-7→歪み系→アンプの順につなぎます。

10. 歪ませる前に低音を大きく削る

  • 100 Hz-15 dB
  • 200 Hz-10 dB
  • 400 Hz-3 dB
  • 800 Hz+6 dB
  • 1.6 kHz+4 dB
  • 3.2 kHz+1 dB
  • 6.4 kHz-3 dB
  • LEVEL(全体音量)-3 dB

低音弦を軽く押さえてリフを弾きます。低音が細すぎたら100 Hzと200 Hzを戻します。歪みをもっと増やしたい場合だけ、後段の歪み量も確認しながらLEVELを上げます。

100 Hzを−15 dB、200 Hzを−10 dBと大きく削り、中音域を足しています。後ろの歪み系へ入る音を変え、低音がつぶれる歪み方を変える狙いです。GE-7単独では細く聞こえる場合もあるので、後ろの歪み系をオンにして判断します。歪みの後で音色を整える4番とは、同じ低音カットでも働く位置が違います。

アンプ自体の歪みを使う場合は、GE-7をアンプのINPUTの前へ置きます。LEVELは低めから合わせ、必要なら歪みを増やすために上げます。

11. ファズのソロ用|歪みの後で中音域を補う

ファズを弾くと単独では迫力があるのに、バンドではフレーズが聞こえにくい。そんなときは、ファズの後ろで800 Hzと1.6 kHzをしっかり持ち上げます。中音域がへこんだファズの音を、大きく変えて使う例です。

11. ファズの中音域を大きく持ち上げる

  • 100 Hz-6 dB
  • 200 Hz-4 dB
  • 400 Hz+3 dB
  • 800 Hz+9 dB
  • 1.6 kHz+6 dB
  • 3.2 kHz-3 dB
  • 6.4 kHz-6 dB
  • LEVEL(全体音量)-6 dB

ファズをオンにし、GE-7のLEVELを下げた状態で比べます。鼻にかかりすぎたら800 Hzを下げます。音色が決まったら、ソロに必要な音量をLEVELで合わせます。

接続はギター→ファズ→GE-7→アンプです。800 Hzを+9 dBにし、低音と高音も減らして、ファズの広がった音を中音域中心に寄せます。中音域がもともと強いファズなら、図のままでは強調しすぎる場合があります。2番より大きく音色を変える設定として、オン/オフの違いを比べてください。

12. メタル向けのドンシャリ|歪みの後で中音域を削る

「ドンシャリ」は中音域を控えて低音域と高音域を目立たせる音作りです。この例では800 Hzを−15 dBまで下げ、100 Hzを+8 dB、3.2 kHzを+6 dBにします。9番のクリーンより深く中音域を削り、歪みの音色を大きく変えます。

12. 中音域を深く削るメタル向けドンシャリ

  • 100 Hz+8 dB
  • 200 Hz+5 dB
  • 400 Hz-6 dB
  • 800 Hz-15 dB
  • 1.6 kHz-6 dB
  • 3.2 kHz+6 dB
  • 6.4 kHz+3 dB
  • LEVEL(全体音量)-6 dB

LEVELを下げてから歪み系の後ろで試します。低音が膨らめば100 Hzを下げ、高音が痛ければ3.2 kHzを下げます。合奏で埋もれる場合は800 Hzを戻します。

接続はギター→歪み系→GE-7→アンプです。深いV字のままで合う音もありますが、合奏でギターが聞こえなくなるなら、800 Hzを−8 dB付近へ戻して比べます。低音がつぶれる場合は100 Hzの上げ幅を減らし、歪ませる前に低音を減らす10番も試してください。

13. ワウ半止め風|狭い中音域を目立たせる

ワウを途中の位置で止めたような、鼻にかかる音に寄せる設定です。800 Hzを+15 dBまで持ち上げ、低音と高音を大きく削ります。穏やかなソロ用の補正より、特定の音域だけを強く目立たせたいときの使い方です。

13. 中音域を最大まで上げるワウ半止め風

  • 100 Hz-15 dB
  • 200 Hz-12 dB
  • 400 Hz+6 dB
  • 800 Hz+15 dB
  • 1.6 kHz+10 dB
  • 3.2 kHz-10 dB
  • 6.4 kHz-15 dB
  • LEVEL(全体音量)-10 dB

LEVELを十分に下げた状態でオンにし、音量を少しずつ合わせます。800 Hzを下げて1.6 kHzを上げると、高い側の音域を強調できます。音が割れる場合はブースト量を下げます。

まずは歪み系の後で単音を弾いて比べます。800 Hzから1.6 kHzへ強調する音域を移すなら、800 Hzを+6 dB付近へ下げ、1.6 kHzを+15 dB付近へ上げる形も試せます。BOSS公式でも、中音域を大きく持ち上げ、ほかを削る半止めワウ風の使い方が紹介されています。

ワウとフィルターの形が同じになるわけではなく、踏み込む動きによる変化もありません。大きくブーストするとノイズや歪みも目立つ場合があります。意図しない音割れが出たら、音域の上げ幅やGE-7へ入れる音量を減らして比べてください。

GE-7のスライダーは、どの音を変える?

GE-7は低い音から高い音までを7つに分けて増減するイコライザーです。音域を表すHzは、数字が小さいほど低い音、大きいほど高い音を指します。1 kHzは1,000 Hzです。

表示調整するときに聞くところ
100 Hz低音弦の低い響き。増やしすぎると膨らむことがある
200 Hz低い音の量感。足すなら音がぼやけないかも確認
400 Hz低中音域の響き。コードのこもりや、単音の聞こえ方を比べる
800 Hz中音域の強さ。上げすぎると鼻にかかる場合がある
1.6 kHz単音やコードの聞き取りやすさ。強すぎるときつく聞こえることもある
3.2 kHz弦を弾いた直後の音や高音の強さ
6.4 kHz高音域のざらつきや明るさ。聞こえる変化はアンプやスピーカーにもよる
LEVELオンにしたときの全体の音量。音域の調整後に合わせる

各音域は最大±15 dBまで調整できます。普段の補正なら少しずつ、大きく音色を変えたいなら端まで使う方法も選べます。ただし、100 Hzのスライダーが100 Hzだけを変えるわけではなく、周辺の音も変わります。BOSSの製品説明では、6.4 kHzはそこから上の高音域をまとめて増減する方式とされています。

参考 GE-7の周波数帯域と操作部BOSS公式

設定を合わせる基本手順と、つなぐ順番

接続を変えるときは、機器の音量を絞って電源を切ってから行います。つなぎ直した後はアンプの電源を最後に入れ、小さい音から確認してください。

STEP 1
GE-7をオフにして、アンプの音を決める
使うギターと歪み系を決め、普段の音量で弾きます。アンプのEQは、中央が必ず平らな音になるとは限らないので、音を聴いて合わせます。
STEP 2
7本とLEVELを中央にそろえる
音域スライダーとLEVELを0 dBにそろえ、オン/オフで音量を比べます。差が気になる場合は、LEVELで合わせます。
STEP 3
目的に合う図を一つだけ試す
大きくブーストする設定では、音域スライダーを動かす前に、アンプの音量とGE-7のLEVELを下げます。低音弦、コード、単音を弾き、図の中で変化の大きいスライダーから少しずつ動かします。違いが分からなくなったら、そのスライダーを中央へ戻して比べます。
STEP 4
LEVELを合わせ、伴奏でも確認する
音色が決まってから音量差を合わせます。ソロ用なら必要な分だけ上げ、音色の比較なら同じくらいの音量にします。バンドや伴奏に合わせたときの聞こえ方も確認します。
参考 GE-7の操作方法と接続時の注意BOSS公式・取扱説明書

歪みの前は「歪み方」、後は「できあがった音」を変える

ギター→GE-7→歪み系なら、歪み系に入る音域のバランスと信号の大きさが変わります。低音を減らしてから歪ませる10番や、歪みを増やす使い方はこちらです。

ギター→歪み系→GE-7なら、歪み系から出た音を整えます。ソロの音量調整、ファズの中音域補正、ドンシャリを試すときはこちらを選びます。BOSS公式でも、アンプの前で低音を整える方法や、中音域を補う使い方が紹介されています。

参考 EQを使ったギターの音作り5例BOSS公式

LEVELを上げても音量が上がらないとき

後ろの歪み系やアンプがすでに強く歪んでいると、GE-7のLEVELを上げても、音量より歪みやノイズが増える場合があります。まず歪み系の後へGE-7を移すか、アンプの歪み量を少し下げて比べます。

アンプ内で主に音色や歪みを作る部分がプリアンプ、その後で音を増幅する部分がパワーアンプです。プリアンプを歪ませ、パワーアンプには音量の余裕がある場合は、その間につなぐ「エフェクトループ」を使う方法もあります。

ただし、GE-7と接続できる信号レベルか、アンプの説明書で確認が必要です。ループのSENDとRETURNは、スピーカー出力とは別の端子です。スピーカー出力へGE-7をつながないでください。

サーッというノイズが増えたとき

まず、上げた音域スライダーやLEVELを中央へ戻して比べます。特に高音域を増やすと、ギターや前段のエフェクターが出しているノイズも目立つ場合があります。GE-7自体や電源、接続機器が原因の場合もあるため、EQだけで解決しようとせず、ギター→GE-7→アンプの最小構成でも確認してください。

6.4 kHzを下げれば高音のノイズが目立ちにくくなることはありますが、ギターの高音も一緒に減ります。GE-7はノイズゲートのように、弾いていない間だけ音を止める機器ではありません。

GE-7の実機と音の変化を確認する

手元では日本製と台湾製のGE-7を所有しています。外観や内部の写真、ブースターとして使った感想は、日本製の所有機レビューにまとめています。古い個体は電源指定が異なる場合があるため、底面やDC IN付近の表示も確認してください。

所有する日本製BOSS GE-7 Equalizerを2台並べた外観

所有する日本製GE-7の2台。古い個体の電源や内部については、別記事で紹介しています。

写真の日本製個体はACAアダプター指定ですが、BOSSの製品ページで案内されているGE-7はPSAアダプターに対応しています。これから購入する場合は、製造国だけでなく電源の指定も確認してください。

動画ではGE-7で音域ごとの変化とクリーン・歪みの調整例を聞けます。この記事の13例と同じ数値の実演ではありませんが、スライダーを動かしたときの音の違いをつかむ参考になります。

GE-7のセッティングでよくある質問

GE-7はどのセッティングから試せばよいですか?
7本とLEVELを中央にそろえます。こもるなら200〜400 Hzを少し下げ、ソロが聞こえにくいなら800 Hzを少し上げます。最後にLEVELで音量を合わせます。
GE-7は歪みの前と後、どちらにつなぎますか?
歪み方を変えたいなら前、歪んだ音色やソロの音量を調整したいなら後を試します。後ろのアンプも強く歪んでいる場合は、LEVELを上げても音量が上がりにくいことがあります。
GE-7をクリーンブースターとして使えますか?
使えます。7本の音域スライダーを中央にそろえ、LEVELだけを少し上げます。歪み系の後、クリーンなアンプの前へつなぐと、音量の変化を確認しやすくなります。
GE-7でドンシャリにするには?
歪み系の後へつなぎ、800 Hzを大きく下げ、低音と高音を持ち上げます。12番では800 Hzを−15 dBにしています。LEVELを低めから合わせ、合奏で埋もれる場合は800 Hzを戻します。
GE-7のノイズはセッティングで減らせますか?
上げすぎた高音域やLEVELを戻すと、ノイズが目立ちにくくなる場合があります。電源や接続機器、GE-7自体の影響もあるため、最小構成で原因を確かめます。