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ギター用コンプレッサーおすすめ13選|かけっぱなし・名機・選び方

ギター用コンプレッサーおすすめ13選|かけっぱなし・名機・選び方

ギター用コンプレッサーは、音量差を整え、サステインを伸ばし、クリーンの粒立ちをそろえるエフェクターです。ただ、効果が分かりにくいまま選ぶと「音が小さくなった」「ノイズが増えた」「ピッキングのニュアンスが消えた」と感じやすいエフェクターでもあります。

この記事では、コンプレッサーエフェクターのおすすめ13機種を、かけっぱなし、カッティング、ソロ、宅録、ハイエンド用途に分けて整理します。結論から言うと、最初の1台なら Keeley Compressor PlusBOSS CP-1X が選びやすく、コンプらしい名機感を求めるなら MXR Dyna Comp、スタジオ品質まで求めるなら Origin Effects Cali76 が有力です。

この記事の結論

かけっぱなしで使うならBOSS CP-1X、ギターらしいコンプ感と調整幅を両立するならKeeley Compressor Plus、省スペースならXotic SP Compressor、名機らしい圧縮感ならMXR Dyna Comp、ハイエンドならOrigin Effects Cali76を基準に選ぶと失敗しにくいです。

ギター用コンプレッサーおすすめ13選の早見表

モデルタイプ向いている用途
MXR Dyna Compクラシック系ファンク、カントリー、粒立ちをそろえたいクリーン
Keeley Compressor PlusROSS系 / ブレンド付き最初の1台、かけっぱなし、シングルコイルとハムの両対応
Wampler Ego Compressorブレンド付き元のギターとアンプの音を大きく変えにくい系カッティング、カントリー、原音を残したコンプ
Xotic SP Compressor小型 / Ross系省スペースボード、常時オン、ブースター前段
BOSS CP-1Xマルチバンド / デジタルかけっぱなし、歪み前、音色を変えたくない人
Electro-Harmonix Soul Preacherシンプル / アタック切替低価格でコンプ感を試したい人、クリーンの粒立ち補正
JHS Pedals Pulp ‘N’ Peel V4DI付き / 多機能ギターとベース兼用、宅録、ライン出力
TC Electronic HyperGravity Compressorマルチバンド / TonePrint細かく設定したい人、元のギターとアンプの音を大きく変えにくい補正、宅録
Origin Effects Cali76 FET Compressor1176系 / ハイエンドスタジオ品質、プロ用途、低中音域の量と音域の広がり
Strymon COMPADREコンプ + ブーストライブで音量補正もしたい人、MIDI管理、クリーンブースト兼用
Spaceman Effects Ixion光学式 / 音域の傾向系滑らかなコンプ、個性的な音の変化、クリーンの音の変化作り
Empress Effects Compressor MKII高機能 / メーター付き正確に設定したい人、宅録、ベース兼用
Walrus Audio Deep Six V3スタジオ系 / Blend付きポップス、アルペジオ、ボード映えと実用性の両立

コンプレッサーエフェクターとは?

コンプレッサーは、大きすぎる音を抑え、小さい音を持ち上げることで、ギターの音量差を整えるエフェクターです。クリーンのカッティング、アルペジオ、カントリー、ファンク、ポップス、ソロのサステイン補助で特に効果が分かりやすいです。

一方で、設定を強くしすぎると音の強弱が平坦になり、ノイズも目立ちます。初心者は「強く潰す」よりも、弾きにくい部分だけを少し整える意識で使うと失敗しにくいです。

コンプレッサーの選び方

最初の1台はBlend付きかマルチバンド系を選ぶ

初めてコンプレッサーを買うなら、BlendつきのKeeley Compressor Plus、Wampler Ego、Xotic SP、Walrus Deep Six、またはBOSS CP-1Xが扱いやすいです。原音を混ぜられると、潰れすぎを避けながらコンプ感を足せます。

かけっぱなし用途ではノイズと音色変化を見る

かけっぱなしで使うなら、効果の派手さよりもノイズの少なさ、低音の潰れ方、ピッキングの残り方が重要です。BOSS CP-1X、Keeley Compressor Plus、Xotic SP Compressorは常時オン用途でも使いやすい候補です。詳しい考え方は コンプレッサーかけっぱなしの記事 でも整理しています。

名機らしいコンプ感ならDyna Comp系、自然さならBlend付き

MXR Dyna Compのような機種は、強く弾いた音と弱く弾いた音の差を小さくする圧縮がはっきり聞こえます。カッティングやカントリーでは気持ちよく使えますが、薄く整えたい人には強く感じる場合があります。自然さ重視ならBlend付き、音域の傾向重視ならDyna Comp系という分け方が現実的です。

Keeley Compressor PlusとBOSS CP-1Xで迷ったら用途で決める

Keeley Compressor Plus は、BlendやToneでギターらしいコンプ感を作り込みたい人に向きます。BOSS CP-1X は、マルチバンド処理で音色変化を抑え、整えたい人に向きます。シングルコイルのカッティングや分かりやすいコンプ感ならKeeley、ジャンルを問わない常時オンならCP-1Xを基準にすると選びやすいです。

用途を絞って選ぶ

常時オンで音を整える設定、ノイズ、接続順を先に確認したい場合はこちらです。

中国系ブランドの低価格コンプレッサーを、圧縮の方向、操作、販売経路の注意点で比べる場合はこちらです。

ギター用コンプレッサーおすすめ13選

MXR Dyna Comp

こんな人におすすめ

ファンク、カントリー、粒立ちをそろえたいクリーン

コンプレッサーらしい「パコン」とした圧縮感を出しやすい定番機です。自然さよりも効果の分かりやすさを重視する人に向きます。

おすすめ設定:OUTPUT 13時 / SENSITIVITY 10時から12時

Keeley Compressor Plus

こんな人におすすめ

最初の1台、かけっぱなし、シングルコイルとハムの両対応

Blend、Tone、Single Coil/Humbucker切替があり、原音を混ぜた軽い圧縮から音量差の小さい設定まで調整できます。BOSS CP-1Xと迷う場合、つまみで圧縮量と原音の割合を細かく調整したいならKeeleyが選びやすいです。

おすすめ設定:SUSTAIN 10時 / LEVEL 12時 / BLEND 11時 / TONE 12時

Wampler Ego Compressor

こんな人におすすめ

カッティング、カントリー、原音を残したコンプ

Blendで原音を混ぜられるため、コンプレッサーをかけても弦を弾いた直後の音を残しやすいモデルです。音作りの幅を重視する中級者にも向きます。

おすすめ設定:SUSTAIN 10時 / ATTACK 12時 / BLEND 10時から12時 / TONE 12時

Xotic SP Compressor

こんな人におすすめ

省スペースボード、常時オン、ブースター前段

ミニサイズながらBlendを備え、ボードに入れやすいのが強みです。内部DIPで細かく追い込めますが、表面操作はシンプルなのでライブ向きです。

おすすめ設定:BLEND 10時 / VOLUME 12時 / COMP LoからMid

BOSS CP-1X

こんな人におすすめ

かけっぱなし、歪み前、音色を変えたくない人

帯域ごとに処理するため、低音が潰れすぎたり高音だけ強調されたりしにくいコンプレッサーです。Keeley Compressor Plusと比べると、CP-1Xは操作感よりも自然さと安定感を重視する人に向きます。

おすすめ設定:LEVEL 12時 / ATTACK 11時 / RATIO 10時 / COMP 10時

Electro-Harmonix Soul Preacher

こんな人におすすめ

低価格でコンプ感を試したい人、クリーンの粒立ち補正

操作はシンプルですが、Attack切替で反応を変えられます。強くかけると個性が出やすいので、最初はSustainを上げすぎないのが扱いやすいです。

おすすめ設定:VOL 12時 / SUSTAIN 10時 / ATTACK FastまたはMed

JHS Pedals Pulp ‘N’ Peel V4

こんな人におすすめ

ギターとベース兼用、宅録、ライン出力

コンプレッサーに加えてDIアウトやEQ的な調整もできる実用機です。エフェクターボードから直接録る場面や、ベースにも使いたい人に合います。

おすすめ設定:VOLUME 12時 / COMP 10時 / BLEND 11時 / EQ 12時

TC Electronic HyperGravity Compressor

こんな人におすすめ

細かく設定したい人、元のギターとアンプの音を大きく変えにくい補正、宅録

マルチバンド処理とTonePrintに対応し、補正から強いコンプまで作れます。スマホ連携やプリセット活用に抵抗がなければコスパの良い選択肢です。

おすすめ設定:SUSTAIN 10時 / LEVEL 12時 / ATTACK 12時 / BLEND 11時

Origin Effects Cali76 FET Compressor

こんな人におすすめ

スタジオ品質、プロ用途、低中音域の量と音域の広がり

1176系の音の変化をエフェクターに落とし込んだハイエンドコンプレッサーです。旧Cali76 Compact Deluxeの後継候補として選びやすく、倍音の量、アタックの残り方、サステインの自然さを重視するなら強力な候補です。

おすすめ設定:IN 10時 / OUT 12時 / DRY 10時 / RATIO低め / ATTACK遅め

Strymon COMPADRE

こんな人におすすめ

ライブで音量補正もしたい人、MIDI管理、クリーンブースト兼用

コンプレッサーとブースターを一体化したモデルです。単なる粒立ち補正だけでなく、ソロ時の音量アップやMIDIを含むボード管理まで考える人に向きます。

おすすめ設定:COMP Studio / SUSTAIN 10時 / BOOST必要量だけ

Spaceman Effects Ixion

こんな人におすすめ

滑らかなコンプ、個性的な音の変化、クリーンの音の変化作り

光学式らしい滑らかさと、Spacemanらしい設定に応じて音域が変わります。強い圧縮よりも、弾いた直後の音量と音の伸びをそろえる設定に向きます。

おすすめ設定:COMP控えめ / LEVEL unity / TONE 12時付近

Empress Effects Compressor MKII

こんな人におすすめ

正確に設定したい人、宅録、ベース兼用

ゲインリダクションを見ながら設定できるため、耳だけで判断しにくいコンプレッサーを論理的に追い込めます。ギターだけでなくベースやライン楽器にも使いやすいモデルです。

おすすめ設定:RATIO 2:1または4:1 / ATTACKやや遅め / RELEASE中間 / MIX 50%前後

Walrus Audio Deep Six V3

こんな人におすすめ

ポップス、アルペジオ、ボード映えと実用性の両立

1176系を意識したコンプ感にBlendを組み合わせた扱いやすいモデルです。強く潰すより、アルペジオやクリーンを少し整える使い方でまとまります。

おすすめ設定:SUSTAIN 10時 / BLEND 11時 / LEVEL 12時 / TONE 12時

用途別のおすすめ

初心者の最初の1台

Keeley Compressor PlusかBOSS CP-1Xがおすすめです。どちらも極端に癖が強すぎず、クリーン、歪み前、かけっぱなしで試しやすいです。

カッティングやファンク

MXR Dyna Comp、Keeley Compressor Plus、Wampler Ego Compressorが候補です。歯切れと粒立ちを出したいなら、アタックを潰しすぎない設定から始めます。

省スペースボード

Xotic SP Compressorが強いです。小型ながらBlendがあり、ボードの空きが少ない場合でも入れやすいです。電源まわりのノイズが気になる場合は パワーサプライ選び も見直すと改善することがあります。

宅録・ライン録音

Empress Effects Compressor MKII、JHS Pulp ‘N’ Peel V4、TC Electronic HyperGravityが扱いやすいです。メーター、DI、マルチバンド処理など、録音時に判断しやすい機能が役立ちます。

ハイエンドな名機を狙う

Origin Effects Cali76、Empress Compressor MKII、Strymon COMPADREが候補です。より古典的な名機やプロ使用機材を知りたい場合は プロも使うコンプレッサー名機の記事SHIGERU SUZUKI C-2 Compressor も参考になります。

コンプレッサーの基本設定

最初はSustainやCompを10時前後、Levelをオン/オフで同じ音量、Blendがある機種は10時から12時に設定します。音が潰れすぎる場合はSustainを下げ、音が奥に引っ込む場合はLevelやToneを少し上げます。

歪み系エフェクターの前に置くと、歪みの乗り方とサステインを整えやすくなります。ブースターやオーバードライブとの組み合わせは、音量差とノイズを確認しながら調整してください。歪み系エフェクター選びは オーバードライブおすすめ記事 も参考になります。

FAQ

ギター用コンプレッサーで最初の1台におすすめなのはどれですか?
迷ったらKeeley Compressor PlusかBOSS CP-1Xが選びやすいです。つまみで音の変化を作り込みたいならKeeley、音色変化を抑えてかけっぱなしにしたいならCP-1Xが向きます。
コンプレッサーはかけっぱなしでも大丈夫ですか?
大丈夫です。ただしSustainやRatioを上げすぎるとノイズが増えたりピッキングの強弱が平坦になったりします。かけっぱなしでは薄く整える程度から始めるのが安全です。
Keeley Compressor PlusとBOSS CP-1Xはどちらがおすすめですか?
Blendで原音と圧縮音の割合を調整するならKeeley Compressor Plus、BOSS独自のMDP方式で周波数帯ごとに圧縮を調整する機種ならBOSS CP-1Xが候補です。KeeleyにはBlendノブがあり、CP-1XにはGain Reductionインジケーターがあります。
Dyna Compは初心者にも向いていますか?
コンプレッサーの効果を分かりやすく体験したい初心者には向いています。ただしかけっぱなし用途では個性が強く感じることがあるため、薄く使いたい場合はBlend付きモデルも候補に入れてください。
コンプレッサーは歪みの前と後ろのどちらにつなぎますか?
基本は歪みの前です。ピッキングを整えて歪みへ送るとサステインや粒立ちを作りやすくなります。歪みの後ろに置くと音量差の補正はしやすい一方、ノイズや潰れ方が目立つ場合があります。
コンプレッサーとブースターは何が違いますか?
ブースターは主に出力音量を上げるエフェクターです。コンプレッサーは大きい音を抑え、小さい音を持ち上げて音量差を整えます。結果としてサステインが伸びたり、カッティングの粒がそろったりします。

国産ヴィンテージ/ROSS系コンプの実機例

現行13機種とは別に、古い国産コンプやROSS系の音と回路を確認したい場合は次の実機レビューも参考になります。

まとめ

ギター用コンプレッサーは、強くかけるエフェクトというより、演奏を整えてバンドの中で聞き取りやすくするための道具として考えると選びやすくなります。

最初の1台ならKeeley Compressor PlusかBOSS CP-1X、省スペースならXotic SP Compressor、定番のコンプ感ならMXR Dyna Comp、音質重視ならOrigin Effects Cali76が有力です。まずは薄めの設定で、オンにしたときだけ弾きやすくなるポイントを探すのが失敗しにくい使い方です。

最終更新:2026年7月6日