エレキギター機材知恵袋を開設しました!質問募集中!

Arion SCH-1レビュー|初期グレー筐体の揺れとSCH-Zとの違い

SCH-1は、上品なコーラスよりもグワッと動く揺れを楽しむエフェクターです。薄くかけるより、カッティングやアルペジオでバンド内での聞き取りやすさを出す使い方に向いています。

SCH-1は基本的に中古中心です。後継のSCH-Zやモディファイ品もありますが、初期グレー筐体の荒さと深い揺れを狙うなら個体選びが重要です。

結論:この機材はどんな人に向くか

SCH-1は、上品なコーラスよりもグワッと動く揺れを楽しむエフェクターです。薄くかけるより、カッティングやアルペジオでバンド内での聞き取りやすさを出す使い方に向いています。

音の特徴

中域にクセがあり、RateとDepthを上げるとレスリー風に近い揺れ方をします。BOSS CE系と比べると高音域が控えめで、揺れが深く聞こえます。

実用的な使い方

クリーンカッティング、フュージョン系のコードワーク、軽い歪みのアルペジオに合います。音量差やノイズは個体差が出るので、ライブ用なら実機確認が安心です。

おすすめな人

  • Michael Landau系の太いコーラスに惹かれる人
  • 綺麗すぎない揺れものが好きな人
  • 中古やモディファイも含めて選べる人

おすすめしない人

  • 透明で薄いコーラスだけがほしい人
  • 現行新品で安定して買いたい人
  • ノイズや個体差を避けたい人

SCH-1の立ち位置を他のコーラスと比べたい場合は、こちらも役に立ちます。

FAQ

Arion SCH-1とSCH-Zは同じですか?
音の傾向は近いものの、初期SCH-1は揺れが深く、歪みも加わりやすいとされています。個体差も大きいので試奏できると安心です。
SCH-1は中古で買う価値がありますか?
強い揺れやLandau系コーラスが好きなら価値があります。透明な複数の用途に使えるコーラスを求めるなら別機種も候補です。
SCH-1は歪みと相性がいいですか?
軽い歪みやクランチとは相性が良いです。深い歪みでは揺れが濁りやすいので控えめな設定が使いやすいです。

実機メモと写真

日本が誇る激安エフェクターの雄、「Arion」(アリオン)のSCH-1というコーラスをご紹介します。 現在でもArion製のSCH-Zというコーラスを見かけますが、本機はSCH-Zの前身モデルです。 ヴィンテージのArionはケースの色がグレイのものと現行物の同じく黒いものがありますが、お察しの通りグレイのものが初期と聞いています。 本機はもちろんグレイタイプです。 グレイタイプと黒いタイプでは若干回路が変更されているらしく、初期のものは揺れが激しく、もはやコーラスというよりはレスリー・スピーカーをシュミレートしているのではないかと錯覚するほどです。 後期の黒いタイプはそこを考慮してもう少し落ち着いたコーラスを目指して、現行品と似た傾向に落ち着いたようです。 とはいえ、グレイタイプ、黒いタイプでそこまで差はありません。黒いタイプでも設定次第でエグい揺れを作れます。管理人は昔使っていたのですが、誰かに盗まれてしまいました。許さん。というより、SCH-1だけ盗んだことを考えると、価値を知ってるプロの仕業ですね。 グレイタイプはオークションで安く最近手に入れました。 マイケル・ランドウ氏も近年では現行品を改造したモデルを使ってますが、元々はSCH-1を愛用してました。かなり多くの数をコレクションしているそうです。 E.W.S社などで改造品が出ていますが、SCH-1のサウンドを狙った改造をしていることがほとんどです。 今でも入手できますが、中々お高い値段がするBBD素子MN3102が贅沢に使われています。 TA75558Pは東芝製のオペアンプで、1980-83年ごろのTS-9に使われていたことで有名ですね。 現行品のSCH-Zの中身を見たことある方ならわかりますが、微妙に部品配置、回路も違うようです。主にトーン回路が違いました。