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BEAMS OVERDRIVEレビュー|FAT搭載ローゲインOD

BEAMS OVERDRIVEは、ギターとアンプの特徴を残しながら、音量、歪み、厚みを調整するローゲイン・オーバードライブです。 Gainを下げればクリーンブースター、上げればメインの歪みとして使えます。Toneとは別のFATノブを備え、接続するアンプやギターに合わせて厚みを調整できる点が特徴です。

BEAMS OVERDRIVEの要点
  • Gain、Volume、Tone、FATの4ノブ
  • クリーンブースターとローゲインODの両方に使える
  • 弦を弾いた直後の反応を残す方向で調整
  • ユニバーサル基板へ部品を手配線して製作
  • 電源は9V電池、またはセンターマイナスDC9〜18V
2n3565_tokyo BEAMS OVERDRIVE

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BEAMS OVERDRIVE

FATコントロールを備えたローゲイン・オーバードライブ。

公式ストアで見る

価格、在庫、保証などの購入条件は公式ストアの商品ページで確認できます。

BEAMS OVERDRIVEはどんな音か

トランスペアレント系とは、特定の中音域や低音域を大きく強調するより、ギターとアンプの違いを残す方向の歪みです。BEAMSでは、Gain、Tone、FATを動かした分だけ音量感と帯域が変わります。

このペダルでは、弦を弾いた瞬間の音をつぶしすぎない反応を狙っています。弱く弾いたときと強く弾いたときの差を残したい人や、アンプの歪みにもう一段だけ押し出しを加えたい人に向きます。

BEAMS OVERDRIVEのユニバーサル基板と手配線
ユニバーサル基板へ部品を取り付け、裏側を手配線した内部。

4つのノブの働き

ノブ動かすと何が起きるか最初の位置
Gain上げるほど歪みと圧縮感が増える9時
VolumeON時の出力音量を決めるOFF時と同じ音量
Tone音の明るさを合わせる12時
FAT音の厚みをギターとアンプへ合わせる12時から試す

FATはToneと同じ高音調整ではありません。細いと感じるときと、低い音が混み合うときの両方で動かし、コードの各弦が聞き取れる位置を探します。

クリーンブースターとして使う設定

クリーンブースターは、歪みを大きく増やさず、アンプへ送る音量を上げる使い方です。

1. Gainを8〜9時にする

2. ToneとFATを12時にする

3. Volumeを上げ、アンプが少し前へ出る音量にする

4. 低音弦がぼやけたらFATを調整する

5. 高音弦が痛ければToneを戻す

アンプが完全なクリーンなら音量アップとして働き、すでに歪み始めているアンプでは歪みとサステインが増えます。同じ設定でもアンプ側の音量で結果が変わります。

メインの歪みとして使う設定

単体で歪ませる場合は、Gainを12時から始め、VolumeでON/OFFの音量をそろえます。Gainを上げた直後は大きく聞こえやすいため、Volumeも一緒に調整します。

用途設定の出発点次に動かすノブ
薄いクランチGain 10時、Tone/FAT 12時Volumeで音量をそろえる
メインODGain 1時、Tone 12時FATでコードの厚みを調整
アンプを押すGain 9時、Volume 1〜2時Toneで高音を合わせる

数値は試奏の出発点です。シングルコイルとハムバッカー、小型アンプと大型アンプでは入力音量と低域が違うため、最後は実際の演奏音量で合わせます。

ユニバーサル基板と手配線

BEAMS OVERDRIVEは、穴の開いたユニバーサル基板へ部品を取り付け、裏側を手配線しています。配線経路と部品の間隔を製作時に確認しやすい方式です。音質と耐久性は、回路、配線設計、はんだ付け、部品固定を含む製品全体で決まります。

プリント基板には、再現性が高く、小型化しやすい利点があります。BEAMSでは少量製作と修理時の追跡を考え、ユニバーサル基板への手配線を選んでいます。

BEAMS OVERDRIVEに搭載したNJM4558DD
掲載個体ではオペアンプにNJM4558DDを使用しています。

掲載個体ではNJM4558DDを使っています。オペアンプは回路の一部であり、BEAMSの音はクリッピング、フィルター、電源、各部品の値を含む回路全体で決まります。

試奏動画

次の動画はプロトタイプの試奏です。筐体は製品版と異なりますが、回路の方向を確認できます。

電源とサイズ

項目仕様
電源9V電池、またはセンターマイナスDC9〜18V
推奨電源容量20mA以上
消費電流約8mA
サイズ上辺 約59×111mm/底辺 約61×112mm

外部電源は、電圧だけでなくセンターマイナスの極性を確認します。複数ペダル用電源では、ほかの機材と合わせた総電流が供給上限を超えないようにします。

同じ2n3565_tokyo製作で、MOSFETクリッピングとBASS回路を使った自作機BEAMS FUJIYAMAはこちらです。

FAQ

BEAMS OVERDRIVEはクリーンブースターとして使えますか?
使えます。Gainを8〜9時に下げ、Volumeを上げます。完全なクリーンアンプでは音量を上げ、歪み始めたアンプでは歪みとサステインを増やします。
FATとToneの違いは何ですか?
Toneは主に音の明るさを合わせ、FATは音の厚みをギターとアンプへ合わせます。両方を12時から始め、コードの分離を聞きながら調整します。
BEAMS OVERDRIVEは何Vで使えますか?
9V電池、またはセンターマイナスDC9〜18Vの外部電源で使えます。外部電源は20mA以上を用意し、接続前に極性と電圧を確認してください。
BEAMS OVERDRIVEの配線方式は音質にどう関わりますか?
BEAMSはユニバーサル基板へ手配線しています。音質は、回路、部品値、配線、電源、組立状態を含む製品全体で決まります。

まとめ

BEAMS OVERDRIVEは、クリーンブースターとローゲインODを1台で使い分け、ToneとFATで接続先へ合わせられるペダルです。最初はGainを低く、ToneとFATを12時に置き、Volumeで音量を合わせると各ノブの違いが分かります。

ユニバーサル基板への手配線とNJM4558DDは掲載個体の実装記録です。音は、実際のギター、アンプ、演奏音量を組み合わせて確認できます。