アンプライクな歪みとは
アンプライクと呼ばれるオーバードライブは、クリーンに設定したアンプへ軽い歪みを加える用途で使われます。製品ごとに歪み量や音域のバランスが異なるため、実際の仕様と設定を確認します。
アンプに似た歪み系エフェクター19機種を、歪みの強さ、低音域と中音域の変化、操作子、電源仕様を基準に比較します。各機種の音はギターとアンプの設定でも変わるため、メーカー仕様と確認できる範囲の使用例を分けて紹介します。
なぜアンプライクなエフェクターが重要なのか?
アンプライクなエフェクターが人気の理由は、なんといってもそのリアルなサウンドにあります。真空管アンプの歪みや、クリーントーンの中にじわじわと入るサチュレーションをエフェクターで再現するのは非常に難しいこと。しかし、現代の技術ではその精度が飛躍的に向上し、多くのエフェクターがアンプライクなサウンドを提供しています。
例えば、フェンダーのようなクリーントーンが好きな人には、50年代のアンプを模したエフェクターが向いていますし、マーシャルの荒々しいロックサウンドを求めるなら、70年代のアンプを基にしたオーバードライブがオススメです!各製品が参考にしたアンプの機種と年代を確認して比べます。
アンプライクな歪みを求める人のための選び方ポイント
アンプ風の歪みを作るエフェクターは、歪み量と調整できる音域を確認して選びます。大きく分けて、以下のポイントに注意すると良いです。
- どのアンプのモデルを再現しているか(フェンダー系、マーシャル系など)
- アンプの時代や回路(50年代、70年代など)
- 軽い歪みとサチュレーションのバランス
- 自分のプレイスタイルに合ったダイナミクスが出るか
次の19機種について、参考にしたアンプ、歪みの強さ、操作方法を順に確認します。
アンプライクな歪み系エフェクター19選まとめ
Blackberry JAM|Honeyberry
Blackberry JAMは、日本製のエフェクターブランドです。Honeyberryは、フェンダー系アンプのクリーミーなクリーンサウンドに、僅かに甘い歪みを加えたようなトーンを再現しています。このエフェクターは、特に1960年代後半のフェンダーブラックフェイスアンプを基に設計されており、ブルースやクラシックロックに適したサウンドを提供します。
Catalinbread|Formula 5F6
Catalinbreadは、ヴィンテージトーンに焦点を当てたエフェクターメーカーです。Formula 5F6は、1950年代中期のフェンダーBassmanアンプ(5F6回路)を再現したオーバードライブエフェクターです。このアンプは、エレクトリックギター用アンプとして非常に有名で、ラウドで分厚いクリーンと豊かなオーバードライブが特徴です。特にロックやブルースに向いています。
Catalinbread|Formula No.55
上記の製品と同じくCatalinbreadのエフェクターです。Formula No.55は、1950年代のフェンダーTweedsアンプをモデルにしています。特にFender Tweed Deluxeアンプの歪みの粒が粗いクランチ音を再現しており、ブルース、ロカビリー、初期ロックの音に向いています。
Catalinbread|Formula 51
上記の製品と同じくCatalinbreadのエフェクターです。Formula 51は、50年代のTweedsサウンドをさらに追求したエフェクターで、Tweed Champアンプにインスパイアされています。このアンプは、小型ながらも分厚いドライブサウンドを特徴とし、特にソロパフォーマンスや録音に適したトーンを提供します。
Donner|Dumbal Drive
Donnerは、リーズナブルでエフェクターを提供するブランドです。Dumbal Driveは、Dumbleアンプのサウンドを再現したオーバードライブエフェクターです。特に1970年代後半のDumble Overdrive Specialアンプの濃厚でクリーミーなトーンにインスパイアされています。このアンプは、特にフュージョンやジャズロックギタリストの間で人気が高く、滑らかなオーバードライブが特徴です。
Free The Tone|SS-1V STRING SLINGER
Free The Toneは日本発のプロフェッショナルエフェクターブランドです。SS-1V STRING SLINGERは、1960年代後期のフェンダーブラックフェイスアンプをモデルにしており、特に美しいクリーントーンと軽めのクランチサウンドを再現します。このエフェクターは、ブルースやクラシックロックに適しており、ダイナミックなレスポンスが特徴です。
GOKKO AUDIO|Vintage Box American Sound
GOKKO AUDIOは、アンプシミュレーターの分野で評価されています。Vintage Box American Soundは、1970年代初期のフェンダーアンプをモデリングしており、クリスピーなクリーンサウンドから、軽いクランチまで幅広くカバーします。特にカントリーやクラシックロックに向いています。
JHS|SuperBolt V2
JHSは、モダンで独自性のあるエフェクターを提供するメーカーです。SuperBolt V2は、1950年代のSuproアンプにインスパイアされたオーバードライブエフェクターで、特にジミー・ペイジが使用したサウンドを目指しています。クラシックなロックサウンドと荒々しいドライブを提供します。
JOYO|AC-TONE JF-13
JOYOはコストパフォーマンスに優れたエフェクターを展開するメーカーです。AC-TONE JF-13は、1960年代中期のVox AC30アンプをシミュレートしたエフェクターです。このアンプは、ビートルズやブライアン・メイによる有名なクリーンサウンドとチューブドライブが特徴です。
JOYO|British Sound JF-16
上記の製品と同じくJOYOのエフェクターです。メーカーはBritish Sound JF-16を1970年代のMarshall Plexiアンプを参考にしたエフェクターと説明しています。歪み量と低音域はギターやアンプの設定でも変わります。
Mad Professor|Big Tweedy Drive
Mad Professorは、プレミアムなエフェクターブランドです。Big Tweedy Driveは、フェンダーの1950年代のTweed Bassmanアンプを基にしたオーバードライブエフェクターで、太くてスムーズなトーンが特徴です。クラシックロックやブルース向けです。
Mad Professor|Little Tweedy Drive
上記の製品と同じくMad Professorのエフェクターです。Little Tweedy Driveは、よりコンパクトなサイズながら1950年代のTweedアンプの高音が強すぎないサウンドを再現し、少し軽いドライブを提供します。
Mad Professor|Super Black
上記の製品と同じくMad Professorのエフェクターです。メーカーはSuper Blackを1960年代のFender Blackfaceアンプを再現するエフェクターと説明しています。ほとんど歪んでいない音から軽い歪みまで設定できます。
Menatone|Ms.Foxy Brown
Menatoneはハンドメイドのエフェクターで知られるブランドです。Ms.Foxy Brownは、ビンテージ風味のオーバードライブで、特にマーシャル系のアンプにインスパイアされた太くてパワフルなサウンドが特徴です。
One Control|Silver Bee OD 4K Mini
One Control/Silver Bee OD 4K Mini オーバードライブ ワンコントロール
Amazon楽天市場Yahooショッピングメルカリで探すサウンドハウスで見る
One Controlは、コンパクトで多機能なエフェクターを提供しています。Silver Bee OD 4K Miniは、1960年代のブラックフェイスアンプをモデリングしたエフェクターで、豊かなクリーンサウンドから歪みまでカバーし、特にファンクやカントリーに適しています。
One Control|Sonic Blue Twanger
上記の製品と同じくOne Controlのエフェクターです。Sonic Blue Twangerは、フェンダーツイードアンプのサウンドを再現し、クリーンからクランチまで対応可能なブースターです。
Umbrella Company|Hitchhike Drive Overdrive/Preamp
Umbrella Company/Hitchhike Drive Overdrive/Preamp オーバードライブ プリアンプ
Umbrella Companyは、独創的なデザインと音作りを特徴とするエフェクターメーカーです。Hitchhike Driveは、Dumble Overdrive Specialアンプにインスパイアされ、特にジャズやフュージョン向けのクリーミーなオーバードライブサウンドを提供します。
Yueou|JF-14 American Sound
Yueouはリーズナブルなエフェクターを展開しています。JF-14 American Soundは、フェンダー系アンプの特に1960年代のブラックフェイス期のサウンドを再現するアンプシミュレーターです。
Z.VEX|’59 Sound Vertical
Z.VEX ジーベックス エフェクター Vertical Series ディストーション ’59 Sound Vertical
Amazon楽天市場Yahooショッピングメルカリで探すサウンドハウスで見る
Z.VEXは、個性的なデザインとトーンで知られるエフェクターメーカーです。’59 Sound Verticalは、1959年製フェンダーバスマンアンプのオーバードライブサウンドを再現し、低中音域と歪みが強い音が特徴です。
よくある質問
アンプライクなエフェクターとは具体的にどういうものですか?
アンプライクなエフェクターとは、アンプの特性を再現することを目指したオーバードライブやディストーションのことです。例えば、フェンダーやマーシャルなど、特定のアンプモデルの音をエフェクターで再現し、アンプ本来の音に近い歪みを作ります。
アンプライクなエフェクターはどのジャンルに向いていますか?
アンプライクなエフェクターは、ロックやブルース、ジャズ、カントリーなど、幅広いジャンルで使用されます。特に、アンプのクリーントーンを活かしたサウンドが求められる場面や、真空管アンプの特性を再現したい場面で非常に効果的です。
どうやって自分に合ったアンプライクエフェクターを選べばいいですか?
自分のプレイスタイルや好みに合ったアンプモデルをベースに選ぶのがオススメです。フェンダー系のクリーンが好きな方には、フェンダーモデルをシミュレートしたエフェクターが向いていますし、荒々しいロックサウンドが好みの方はマーシャル系のエフェクターを選ぶと良いでしょう。


![Catalinbread Formula 51 [並行輸入品]](https://m.media-amazon.com/images/I/61HLVqiwFzL._SL500_.jpg)














