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Maxon OD9 1982|黒ラベル初期のヴィンテージ

Maxon OD9 Vintageの概要

Maxon OD9は、1980年代に登場したクラシックなオーバードライブペダルで、特にヴィンテージモデルは高い評価を受けています。Ibanez TS-9と同じ回路を基に設計されており、ほぼ同一のサウンドを提供しますが、ブランド名が違うため価格にも差があります。特にヴィンテージ市場では、TS-9が高値で取引される一方、OD9は少し安価で手に入れられる点が魅力です!

Maxon OD9 Vintageの回路的特徴

Maxon OD9のヴィンテージモデルでは、TS-9と同様にJRC4558Dというオペアンプが主に使用されており、これがあの有名な「Tubescreamerサウンド」を生み出します。温かみのあるミッドレンジと、ギターのニュアンスをしっかりと活かした滑らかなドライブが特徴です。

ただし、Maxon OD9の一部モデルには、JRC2043DDという別のオペアンプが使用されていることもあります。このオペアンプは、JRC4558Dに比べて少しクリアでモダンなトーンを提供するため、ヴィンテージの中でも細かい違いを感じ取ることができるのが面白いところです。

MEMO

Maxon OD9は、基本的にTS-9と同じ回路構造を持つため、サウンドの違いはほとんどありません。しかし、使用されるオペアンプの違いや経年変化によって微妙な音質の差が生じることもあります。

TS-9との違い

Maxon OD9とIbanez TS-9は回路構造やパーツに大きな違いはなく、実際には同じ工場で製造されていました。主な違いは、海外向けがIbanez名義、日本国内向けがMaxon名義という点です。このため、国内で入手しやすいMaxon OD9は、ヴィンテージ市場でも比較的手に入れやすくなっています。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンがTS-9を使用したことで、TS-9のヴィンテージモデルは市場で神格化され、高額で取引されていますが、Maxon OD9はその影響を受けにくいです。これは、同じサウンドが欲しいけどコストを抑えたい方にとって、Maxon OD9が非常にお得な選択肢である理由の一つです。

Maxon OD9のヴィンテージはお得?

そうです!Maxon OD9のヴィンテージは、Ibanez TS-9に比べてやや安価でありながら、同じサウンドキャラクターを持っているため、非常にお得です。特に、TS-9が神格化されて価格が高騰している現在、少しでもコストを抑えたいユーザーにとっては理想的な選択肢です。

サウンドの違い

Maxon OD9とIbanez TS-9のサウンドはほぼ同じですが、回路の中に使用されているオペアンプや経年劣化により、若干の差を感じることがあります。特に、JRC4558Dを搭載したモデルはよりクラシックで、暖かみのあるトーンを提供し、JRC2043DDを搭載したモデルは少しモダンでクリアな印象を持っています。

Q: Maxon OD9のヴィンテージモデルの特徴は?

A: Maxon OD9は、TS-9と同じ回路を持ち、温かく豊かなオーバードライブサウンドを提供します。JRC4558Dオペアンプ搭載の個体が多く、ヴィンテージ市場で特に評価されています。

Q: OD9とTS-9のサウンドに違いはありますか?

A: 基本的に同じサウンドキャラクターを持ちますが、ヴィンテージ品の経年変化や使用されているオペアンプの違いによって若干の差が出ることがあります。

Q: なぜTS-9の方が高額なのでしょうか?

A: スティーヴィー・レイ・ヴォーンがTS-9を使用していたため、その影響でTS-9は特に神格化され、ヴィンテージ市場で価格が高騰しています。

注意すべき点

注意

ヴィンテージのMaxon OD9やTS-9は、長年の使用や保管状態によって内部の部品が劣化している可能性があります。購入する際は、できるだけ状態の良い個体を選ぶようにしましょう。また、オペアンプが交換されている可能性もあるので、注意が必要です。

まとめ

Maxon OD9のヴィンテージモデルは、Ibanez TS-9とほぼ同じ回路を持ちながら、コストを抑えてクラシックなオーバードライブサウンドを手に入れることができるため、非常にお得です。特に、TS-9が高額で手に入りにくい現在、Maxon OD9は絶好の選択肢と言えるでしょう。ヴィンテージのサウンドと魅力を楽しみたい方には、ぜひチェックしてみてください!