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ギター用クリップチューナーおすすめ11選|精度・充電式を比較

ギター用クリップチューナーおすすめ11選|精度・充電式を比較

1本ずつ手軽に合わせるならBOSS TU-02、6本の弦のずれをまとめて探すならPolyTune Clip、電池交換を減らすなら充電式のTU-05かFlash 2.0が候補です。ベース兼用かギター専用か、画面を見やすい向きにできるかも比べてください。

クリップチューナーは、ギターのヘッドを挟み、楽器の振動から音程を読み取ります。シールドをつながずに使えるので、自宅やアコギ、ライブ前の確認に便利です。曲間にアンプの音を消して合わせたい場合は、足元で音を止められるペダルチューナーが向いています。

精度・音域・表示の違いを先に確認

音程のずれの単位がセントで、100セントが半音です。「±1セント」より「±0.1セント」のほうがメーカー公称の誤差は小さくなります。ただし、細かな精度は特定の表示モードだけに対応する機種もあります。

半音刻みのすべての音名を表示するのが「クロマチック」、動く模様が止まる位置へ合わせるのが「ストロボ」です。ストロボは小さなずれを見つけやすい表示方法で、弾いた直後の音の揺れまで完全に止めようとする必要はありません。

「測定範囲」は拾える音の高さ、「基準ピッチ」はほかの楽器と合わせるための基準です。通常はA4=440Hzにし、バンドやピアノ側に指定があればそろえます。たとえば「430〜450Hz」は基準を変えられる幅で、測定できる全音域ではありません。

比較する数値について
精度と電池持ちはメーカー公称値です。使用するモードや画面設定も合わせて比べます。掲載モデルの仕様を比較しており、価格と在庫は各商品情報で確認してください。

クリップチューナー11機種の比較

製品強み電源・連続使用向いている人
TC Electronic PolyTune Clip全弦確認、ストロボ±0.02セントCR2032×1素早さと精度を両立したい
TC Electronic UniTune Clipクロマチック/ストロボCR2032×1全弦表示が不要で精度を優先
BOSS TU-024モード、カラー表示CR2032、最大24時間初めての1台
D’Addario Eclipse Tunerフルカラー、430〜450HzCR2032価格と見やすさを重視
KORG PitchCrow-G小型、ファインチューニング時±0.1セントCR2032、約24時間ギターとベースを兼用
KORG Pitchclip 2シンプル、表示反転CR2032、最大24時間予備用、簡単操作
BOSS TU-05大型カラー画面、充電式内蔵電池、最大10時間ボタン電池を交換したくない
Fender Flash 2.0充電式、変則チューニング内蔵電池、約20時間充電式とプリセットを重視
KORG AW-LT100Gストロボ±0.1セント単4電池、約100時間電池持ちと精度を重視
BOSS TU-10大型カラー画面、5半音下げCR2032、約12〜24時間深いダウンチューニング
D’Addario NS Microヘッド裏に隠しやすいCR2032見た目を目立たせたくない

連続使用時間は公称値で、画面設定、電池、温度、使用状況によって変わります。

失敗しにくい選び方

精度は使用目的に合わせる

普段の弦のチューニングなら、画面の見やすさと反応も大切です。録音前や、開放弦と12フレットの音程差を調整するときには、ストロボの細かな表示が役立ちます。PolyTune ClipとUniTune Clipはストロボ時±0.02セント、AW-LT100Gはストロボ時±0.1セントを公称しています。

表示桁の細かさだけでなく、音が減衰したときの追従、低音弦の安定、画面の見やすさも実用性に影響します。複数の弦を同時に鳴らすPolyTune機能は全体のずれを素早く見つける機能で、最後は1本ずつ合わせると確実です。

充電式か交換式電池か

充電式は電池を買い置きしなくてよい一方、充電を忘れると使えません。TU-05は最大10時間、Flash 2.0は約20時間が公称値です。本番で使う場合は事前に充電し、充電ケーブルの端子も確認してください。TU-05は生産時期によりMicro USB仕様とUSB Type-C仕様があります。

CR2032や単4電池式は、予備電池があればその場で復帰できます。長時間使用なら、単4電池1本で約100時間を公称するAW-LT100Gが候補です。

ライブ本番はペダル式との違いを確認する

クリップ式は楽器の振動を検出するため、周囲が大音量だと床、ステージ、他の楽器から伝わる振動の影響を受ける場合があります。また、出音を自動でミュートする機能はありません。

エレキギター/ベースの本番で、曲間に確実にミュートして合わせたい場合はペダルチューナーが向きます。自宅やアコースティック楽器、予備用ならクリップ式が手軽です。

ラッカー塗装はつけっぱなしにしない

クリップのパッド、圧力、熱、湿度などの条件によっては、ラッカー塗装に跡、曇り、変色が生じる可能性があります。メーカーがすべての塗装との安全性を保証しているとは限らないため、チューニングが終わったら外してください。ラッカー塗装の楽器では、クリップ使用の可否を楽器メーカーへ確認してください。

おすすめクリップチューナー11選

1. TC Electronic PolyTune Clip

全弦のずれを素早く確認したい人向けです。6本をまとめて鳴らす表示を「ポリフォニック」と呼びます。まずずれた弦を探し、最後に1本ずつ合わせると使いやすいです。通常の音名表示と、±0.02セントのストロボにも切り替えられます。

全弦同時表示はギター向けです。ベースでは1本ずつ合わせます。電源はCR2032電池1個です。

実際に使用しているTC Electronic PolyTune Clip

愛用しているPolyTune Clip。セッションで周囲が大音量でも使えていますが、全弦を同時に合わせるのではなく、ずれの確認後は1本ずつ調整しています。

New strobe tuner with +/- 0.02 cent accuracy

日本語訳:ストロボチューナーの精度は±0.02セントです。

参考 PolyTune Clip 製品情報(英語)TC Electronic

2. TC Electronic UniTune Clip

PolyTune Clipから全弦同時表示を省き、クロマチックとストロボへ絞ったモデルです。ストロボ時±0.02セントを公称し、1本ずつ合わせる人には機能が分かりやすい選択です。

Extremely accurate Strobe tuner with ± 0.02 cent accuracy

日本語訳:ストロボチューナーの精度は±0.02セントです。

参考 UniTune Clip 製品情報(英語)TC Electronic

3. BOSS TU-02

クロマチック、ギター、ベース、ウクレレの4モードを備えた分かりやすい定番です。精度は±1セント、CR2032で最大24時間。初めての1台や、複数の弦楽器を持ち替える人に向きます。

参考 TU-02 製品情報BOSS

4. D’Addario Eclipse Tuner

画面の向きを合わせやすい1台が欲しい人向けです。フルカラーの縦型表示で、ヘッドの表裏・左右どちらにも向けやすい可動部があります。CR2032電池1個で動き、基準ピッチを430〜450Hzに調整できます。

精度の数値を比べるより、普段構える姿勢で表示が見えるかを確認してください。公式説明書には取り付け位置が案内されています。

can be mounted in front of or behind the headstock

日本語訳:ヘッドの表側にも裏側にも取り付け可能。Eclipse公式説明書(英語)

参考 Eclipse Tuner 取扱説明書(英語)D’Addario

5. KORG PitchCrow-G

ギターとベースを持ち替え、細かな音程も合わせたい人向けです。通常の音名表示に加え、ギター/ベース専用モードと、±0.1セントのファインチューニングを備えます。CR2032電池1個で約24時間使えます。

クロマチック時はA0(27.50Hz)〜C8(4186Hz)、ベースモードは5弦の低いBをさらに下げた音も含む専用範囲です。半音下げなどのフラット設定と、カポを付けた位置に合わせる設定も使えます。

参考 PitchCrow-G 製品情報KORG

6. KORG Pitchclip 2

電源を入れて1本ずつ合わせる、簡単な操作を重視する人向けです。画面を上下反転でき、CR2032電池1個で約24時間使えます。精度は±1セント、測定範囲はA0(27.5Hz)〜C8(4186Hz)です。

初代から低音域の検出とクリップの保持力が改良されています。基準ピッチは440Hz固定です。ほかの楽器に合わせて442Hzなどへ変更する必要がある場合は、基準を変えられるTU-02やPitchCrow-Gを選んでください。

参考 Pitchclip 2 製品情報KORG

7. BOSS TU-05

大型の表示と充電式を両立したい人向けです。内蔵電池で約10時間、精度は±1セント。測定範囲はA0(27.5Hz)〜C8(4186Hz)で、ギター、ベース、ウクレレ用モードもあります。基準ピッチは431〜449Hzに変更できます。

生産時期によりMicro USBとUSB Type-Cの2仕様があります。購入時は端子と付属ケーブルを確認してください。いずれもTU-05で、端子の違いから精度の優劣は判断できません。

参考 TU-05 製品情報BOSS

8. Fender Flash 2.0 Rechargeable Tuner

充電1回で使える時間と、変則チューニング用の設定を重視する人向けです。約20時間使える充電式で、精度は±1セント。ギター、ベース、ウクレレ、バイオリン用モードに加え、Open G/D/Eと半音・全音下げの設定があります。

A micro USB recharging cable is included.

日本語訳:Micro USB充電ケーブルが付属。

基準ピッチは440Hzです。TU-05のUSB Type-C仕様と取り違えず、使う充電ケーブルを確認してください。Flash 2.0公式仕様(英語)

参考 Flash 2.0 Rechargeable Tuner 製品情報(英語)Fender

9. KORG AW-LT100G

単4電池を使い、交換の頻度を減らしたいギタリスト向けです。約100時間は、アルカリ電池・バックライトがソフト・A4入力で連続動作させた公称値です。ストロボ時は±0.1セントで、基準ピッチは436〜445Hzに変更できます。

AW-LT100Gはギター用で、測定範囲はB1(61.74Hz)〜E6(1319Hz)。5弦ベースの低いBなどを用途に含めるなら、別モデルAW-LT100Bを比較してください。同じ外観でも測定範囲が異なります。

参考 AW-LT100G/AW-LT100B 製品情報KORG

10. BOSS TU-10-BK

音のずれを流れる表示で見たい人や、深いダウンチューニング用の設定が欲しい人向けです。最大5半音下げに対応し、精度は±1セント、測定範囲はC0(16.35Hz)〜C8(4186Hz)。基準ピッチは436〜445Hzです。

CR2032電池1個でカラー時約12時間、白黒時約24時間が公称値です。流れる針を使う「ストリーム表示」は見方の選択肢で、ストロボ精度の数値と同じ意味ではありません。

参考 TU-10 製品情報BOSS

11. D’Addario NS Micro Headstock Tuner

客席から目立ちにくい大きさを優先する人向けです。掲載品はPW-CT-12。ヘッド裏へ隠すように取り付けられ、カラー表示を縦横4方向に切り替えられます。電源はCR2032電池1個で、基準ピッチは410〜480Hzです。

小さな画面を演奏姿勢から見られるかが選ぶポイントです。公式説明書には表示方向の切り替えが説明されています。

four selectable viewing angles

日本語訳:表示方向を4通りから選択可能。PW-CT-12公式説明書(英語)

参考 NS Micro Headstock Tuner 取扱説明書(英語)D’Addario

目的別の結論

目的第一候補理由
全体確認と精度を両立PolyTune Clip全弦、クロマチック、ストロボを切り替えられる
1本ずつ高精度で合わせるUniTune Clip全弦機能を省き、ストロボ±0.02セント
初めての1台BOSS TU-024モードとカラー表示で分かりやすい
充電式BOSS TU-05大型画面と4モード
充電1回の長さFender Flash 2.0約20時間の公称値
電池持ちKORG AW-LT100G単4電池で約100時間
目立ちにくさD’Addario NS Microヘッド裏へ付けやすい

クリップチューナーの使い方

STEP 1
ヘッドを挟んで画面を向ける
振動を拾えるようにしっかり挟み、いつもの演奏姿勢で表示が見える角度にします。楽器を挟んだまま無理に可動部を回しません。
STEP 2
楽器のモードと基準を選ぶ
通常はA4=440Hz。指定がある場合は合わせます。ギター用モードで目的の音が出ない変則チューニングでは、対応するクロマチックモードを使います。
STEP 3
1本ずつ軽く鳴らす
ほかの弦は手で止め、目標の音名が表示されてからペグを少しずつ回します。音が高い場合は一度下げ、低い側から上げて合わせます。PolyTuneの全弦表示も、ずれを見つけた後は1本ずつ調整します。
STEP 4
全弦を確認してから外す
低音弦の表示が揺れる場合は軽く弾いて少し待ちます。12フレットのハーモニクスを試す方法もあります。周囲の振動が強ければ静かな場所へ移動します。最後に全弦を再確認し、塗装への圧力を残さないようチューナーを外します。

チューニングだけでなく弦交換や日常整備に必要な道具は、メンテナンス用品の記事で整理しています。

よくある質問

一番おすすめのクリップチューナーはどれですか?
全弦のずれを素早く確認し、ストロボで追い込めるPolyTune Clipが総合的に使いやすいです。全弦表示が不要ならUniTune Clip、価格と簡単操作ならBOSS TU-02やKORG Pitchclip 2を比較してください。
充電式と電池式はどちらが便利ですか?
日常的に充電できるならTU-05やFlash 2.0が便利です。ライブや移動先で即座に復帰したい場合は、予備のCR2032や単4電池へ交換できる機種が安心です。
クリップチューナーはライブ本番でも使えますか?
使えますが、周囲から伝わる振動で表示が不安定になる場合があり、出音も自動ではミュートできません。エレキギター/ベースの本番ではペダル式をメイン、クリップ式を予備にすると確実です。

まとめ

クリップチューナーは、精度、表示、電源、使う楽器の4点で選びます。総合力ならPolyTune Clip、精度を絞って選ぶならUniTune Clip、充電式ならTU-05またはFlash 2.0、簡単操作ならTU-02やPitchclip 2が候補です。

候補が決まったら、商品情報で型番、電池・充電端子、基準ピッチを変えられるかを確認してください。本番での無音調整も必要なら、ペダル式との使い分けを選び方に加えます。ラッカー塗装の楽器では使用後に外します。