ファズとコーラスとディレイを組み合わせてデヴィッド・ギルモアごっこをよくやります。
今回ご紹介するのは、コーラスの隠れた名機、DC-2ディメンションコーラスです。まず見て驚くのは、操作パネル。
え?ボタン4つだけ? そうなんです。お目が高い。本機は4種類のコーラスサウンドしか選べないのです。こだわりある人は辛いかもしれませんが、使ってみるとこの4つで十分なんですよね。
左から順にコーラスの効きが強くなり、一番左はうっすらかかる程度、一番右はかなりエグくコーラスかかります。
ステレオアウトすると、空間いっぱいに流れるようなサウンドが響き渡ります。
有名なギタリストの使用例は聞いたことないですが、スタジオ系ミュージシャンはよく使っているのを見ます。
回路も非常に複雑で、設計した人は頭おかしいとおもいます。
もともとはDC-2自体は元々Rolandから出ていたラック式アナログエフェクター SDD320 DIMENSION Dをベースにコンパクトエフェクター化したものらしいです。
素子もMNシリーズ使用しているので、アナログサウンドですね。
このスイッチを使用しているのは100種類以上あるBOSS製品の中でもDC-2だけらしいです。
かわいい。
現行で販売されてないにもかかわらず、ヴィンテージ市場でかなりの人気なのをBOSSさんは見かねて、2018年最近にワザクラフトシリーズで復刻してくれました。
BOSS DC-2W
たけぇ!でも、ヴィンテージDC-2もそれくらいのお値段するので、どちらを買ってもいいのではないのでしょうか。
tc electronic 3rd Dimension Chorus
ボタン4つでにてる感じするけど、これもDC-2のコピーの可能性アリで、安いのも合わせて注目です。
DC-2よりは少し揺れる系の印象ありますね。でも似てます。