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中華ディストーションおすすめ12選|STRICHの国・元ネタも解説

中華ディストーションを初めて選ぶなら、荒いRAT方向のDonner Dark Mouse、アンプライクなハイゲインのJOYO UZI、王道ディストーション方向のRevol Orange Oilが分かりやすい候補です。

この記事では12機種を、元ネタとして語られやすい定番ペダルと並べて比較します。以前書いた自分の評価とおすすめは残しつつ、メーカーが公表していない回路は「同一」「クローン」と断定しない表現へ修正しました。

先に結論
ロック全般ならMorpher、荒い歪みならDark Mouse、メタルならUZI、飛び道具ならWARCRYかTriple Dが選びやすいです。

中華ディストーションとは

ここでは主に中国系ブランド、または中国生産の低価格ディストーションを扱います。数千円台でDS-1、RAT、MT-2、Guv’norなどに近い音の方向を試しやすく、宅録、サブボード、飛び道具に便利です。

ただし、ブランドの運営国と製造国は同じとは限りません。JOYOは公式の会社所在地を中国・深圳と掲載しています。STRICHは公式サイトで製品とマニュアルを公開していますが、確認できる範囲では会社所在地が明示されていないため、国籍を断定しません。販売ページの「中国製」表記とブランドの国は分けて考えます。

参考 About JOYOJOYO 参考 Owner’s Manual & SoftwareSTRICH

安くて信頼しやすい定番ブランドとも比較する

中国系ブランドという条件ではなく、公式情報、国内流通、問い合わせ先を確認しやすい低価格ディストーションを選ぶ場合はこちらを比較してください。

中華ディストーションの選び方

欲しい音比較対象になりやすい定番候補
明るい王道ロックBOSS DS-1ISET Mini、Orange Oil、Musiclily Pro
荒いオルタナ・パンクProCo RATDonner Dark Mouse、STRICH Decay
中域の太いハードロックSuhr Riot、Marshall Guv’norMorpher、Iset Hot Distortion
深いメタルBOSS MT-2、Friedman BE-ODMetal Insanity、JOYO UZI
極端な飛び道具BOSS HM-2、DOD GrungeWARCRY、Triple D

初めてならDS-1方向かRAT方向を基準にすると、好みを判断しやすくなります。メタル用でもGainを最大から始めず、歪みを控えめにしてLevelとEQでバンド内の輪郭を作るのがおすすめです。

中華ディストーションおすすめ12選

1. Donner Morpher|太い万能ハイゲイン

Morpherはミニサイズながら、リードとバッキングの両方へ使いやすい太いディストーションです。以前から書いている通り、クセが強すぎない万能型という評価は変わりません。

Suhr Riot方向と比較されることが多いものの、メーカーが同一回路を公表しているわけではありません。滑らかなサステインと中域の押し出しを低予算で試す候補として考えます。

2. Donner Dark Mouse|RAT方向の荒い歪み

Dark MouseはRAT系に近い、ザラつく中域とファズ寄りまで潰れる歪みが特徴です。パンク、オルタナ、グランジ、ガレージロックに合います。

3. Revol Metal Insanity EMD-01|MT-2方向のメタル歪み

Metal Insanityは深い歪みと強いEQ変化を使うメタル向けモデルです。BOSS MT-2方向の比較候補ですが、極端なドンシャリから始めるとバンドで輪郭が消えやすいため、中域を残して調整します。

4. Revol Triple D EDS-03|90年代的な飛び道具

Triple Dは上品なアンプライク歪みより、荒くジャリつく90年代オルタナ方向が得意です。DOD Grungeと比較される音の方向で、曲の一部を強烈に変える用途に向きます。

5. ISET Mini Single|DS-1方向を安く試す

ISET Mini Singleは、明るく硬めの王道ディストーションを低予算で試す候補です。単体で高域が強い場合はToneとアンプのTrebleを下げ、歪みを抑えてブースター寄りにも使えます。

比較基準のBOSS DS-1は、ここで一度だけ掲載します。Orange OilとMusiclily Proも同じ方向の比較候補です。

6. Iset Hot Distortion|Guv’nor方向の中域

Iset Hot Distortionは、ブリティッシュアンプらしい中域と押し出しを狙うモデルです。クラシックロックやハードロックで、低域と高域だけを強調しない歪みが欲しい人に合います。

7. FLAMMA FC06|OD寄りにも使える太い歪み

FC06は商品名こそメタル寄りですが、設定次第でオーバードライブとディストーションの中間に置けます。以前の記事ではOCD方向と考えましたが、完全なクローンではなく別のチューニングとして扱う方が実態に合います。

8. Revol Orange Oil EDS-01|王道ロック向け

Orange Oilは、見た目と音の方向からDS-1系と比較される明るいディストーションです。「とりあえずロックな歪みが欲しい」という用途で分かりやすく、自分が最初の1台として選びやすいと感じるモデルの一つです。

9. STRICH WARCRY|チェーンソー方向の極端な歪み

WARCRYは普通のロック用ではなく、HM-2系と比較される荒く潰れた歪みを狙う飛び道具です。デスメタル、ハードコア、ノイズ系に向き、万能型を求める人には勧めません。

10. JOYO R-03 UZI|BE-OD方向のアンプライク歪み

UZIはミニペダルよりノブを操作しやすく、アンプのチャンネルを切り替えたような太いハイゲインを作りやすいモデルです。80年代ハードロック、モダンロック、メタルのリフとリードに対応します。

11. Musiclily Pro Distortion|価格重視の王道型

Musiclily Pro Distortionは、細かな音作りより安くディストーションを用意したい人向けです。DS-1方向の明るい歪みを、練習、サブ、宅録で試す用途に合います。

12. STRICH Decay Distortion|RAT/Distortion+方向の荒さ

Decay Distortionは現代的な滑らかなハイゲインより、古いハードクリッピング系の荒さを狙うモデルです。RATやMXR Distortion+方向の比較候補ですが、公式に元回路は明示されていません。

ジャンル別のおすすめ

  • ロック全般:Donner Morpher、Orange Oil
  • パンク・オルタナ・グランジ:Dark Mouse、Triple D、Decay
  • ハードロック・メタル:JOYO UZI、Metal Insanity
  • ブリティッシュロック:Iset Hot Distortion、FLAMMA FC06
  • 飛び道具:STRICH WARCRY、Triple D

個人的に最初の1台として選びやすいのは、以前と同じくDark Mouse、UZI、Orange Oilです。荒いRAT方向、アンプライクなハイゲイン、王道DS-1方向という違いが明確で、好みに合わせやすいからです。

買う前の注意点

多くは9Vセンターマイナスですが、必ず本体と説明書の表記を確認します。ハイゲイン機は電源ノイズを増幅しやすいため、アイソレート出力を使い、ライブ前にスイッチとジャックも確認してください。

元ネタとされるペダルと完全に同じ音や耐久性を期待せず、低予算で方向性を試す機材として考えると満足しやすくなります。新品価格が安いぶん、リセールを目的にせず、宅録や予備として残す使い方にも向きます。

歪み全体から定番機を比較したい場合はこちらです。

中華ディレイも含めてボードを組む場合はこちらです。

中華ディストーションのFAQ

中華ディストーションで最初の1台はどれがおすすめですか?
荒い音ならDonner Dark Mouse、ハイゲインならJOYO UZI、王道ロックならRevol Orange Oilが選びやすいです。
中華ディストーションは元ネタと同じ音ですか?
完全に同じとは限りません。メーカーが回路を公表していない場合は、操作や音の方向が近い比較候補として考えてください。
STRICHはどこの国のブランドですか?
公式サイトでは製品とマニュアルを確認できますが、確認できる範囲で会社所在地の明示は見つかりません。販売ページの製造国とブランド運営国は分けて判断します。

まとめ

中華ディストーションは、低予算で歪みの方向を試すのに便利です。最初はDS-1かRAT方向、メタルならMT-2かBE-OD方向を基準にし、元ネタの完全代替ではなく自分の曲に合うかで選んでください。