ディストーションペダルは、ロック、ハードロック、パンク、メタル、オルタナ系のギターサウンドを作るうえで欠かせないエフェクターです。
ただ、BOSS、ProCo、Suhr、Friedman、Marshallなどの定番モデルを新品でそろえようとすると、意外と出費が大きくなります。
特に私のように、普段はオーバードライブやファズを中心に使っていて、ディストーションは「たまに飛び道具として使いたい」「録音やライブで一瞬だけ必要になる」というタイプの人にとっては、あまり高額なペダルを買うのは少し悩ましいところです。
そこで候補に入ってくるのが、いわゆる中華ディストーションや中国製ディストーションです。
近年はDonner、JOYO、FLAMMA、ISET、STRICH、Revol effectsなど、低価格ながら実用的なディストーションペダルがかなり増えてきました。
この記事では、お財布に優しい中国製ディストーションペダルを中心に、音の傾向、元ネタと思われる定番ペダル、どんなジャンルに向いているかをまとめて紹介します。
この記事で紹介している「元ネタ」は、回路の完全一致を保証するものではありません。外観、コントロール構成、音の方向性、ユーザー間での通説などから推測したものです。中華エフェクターは同じモデル名でもロットや仕様変更で音が変わる場合があるため、あくまで選ぶ際の目安としてご覧ください。
中華ディストーションとは?中国製ディストーションを選ぶメリット
中華ディストーションとは、主に中国ブランド、または中国生産の低価格ディストーションペダルを指して使われることが多い言葉です。
「安い=使えない」というイメージを持たれがちですが、最近のミニペダル系は筐体の作りもかなり安定しており、宅録、サブボード、スタジオ練習用、飛び道具用としては十分実用的なモデルも増えています。
もちろん、高級ブティック系ペダルと比べると、ノイズ、スイッチの耐久性、個体差、音の立体感、EQの効き方などで差が出ることはあります。
ただし、数千円台で定番ディストーションの雰囲気を試せるという意味では、かなりコストパフォーマンスの高い選択肢です。
中華ディストーションのメリット
- 価格が安く、複数の歪みキャラクターを試しやすい
- ミニサイズが多く、ボードに組み込みやすい
- 有名ペダルを意識したモデルが多く、音の方向性を選びやすい
- サブ機、宅録用、飛び道具用として導入しやすい
- 初心者がディストーションの種類を学ぶ入口として使いやすい
中華ディストーションの注意点
- 元ネタとされるペダルと完全に同じ音ではない
- 商品名や仕様が急に変わることがある
- ノイズが多めの個体もある
- 電源相性によってハムノイズや高周波ノイズが出ることがある
- 中古で売るときのリセールはあまり期待できない
そのため、メインの歪みとして長く使うというよりは、まずは欲しい音の方向性を低予算で試すという考え方で選ぶと失敗しにくいです。
おすすめ中華ディストーション比較表
| モデル | 元ネタと思われるペダル | 音の傾向 | おすすめジャンル |
|---|---|---|---|
| Donner Morpher | Suhr Riot系 | モダンで扱いやすいハイゲイン | ロック、ハードロック、リード |
| Donner Dark Mouse | ProCo RAT系 | ザラついた中域と荒い歪み | パンク、オルタナ、ガレージ |
| Revol effects METAL INSANITY DISTORTION EMD-01 | BOSS MT-2系 | 深く歪むメタル系サウンド | メタル、ラウド、宅録リフ |
| Revol effects Triple D EDS-03 | DOD Grunge系 | 荒く、ジャリっとした90年代系歪み | グランジ、オルタナ、ノイズロック |
| ISET ミニ シングル ギター エフェクター | BOSS DS-1系 | 明るく硬めの王道ディストーション | ロック、パンク、初心者向け |
| Iset ホット ディストーション | Marshall Guv’nor系 | マーシャルアンプ風の中域と歪み | ブリティッシュロック、ハードロック |
| FLAMMA FC06 | Fulltone OCD系 | オーバードライブ寄りの太い歪み | ブルースロック、ロック、バッキング |
| Revol effects ORANGE OIL DISTORTION EDS-01 | BOSS DS-1系 | 明るく抜ける定番ディストーション | ロック、パンク、リード |
| STRICH WARCRY | BOSS HM-2系 | 荒々しく潰れるチェーンソー系 | デスメタル、ハードコア、飛び道具 |
| JOYO R-03 UZI | Friedman BE-OD系 | アンプライクなモダンハイゲイン | ハードロック、メタル、リード |
| Musiclily Pro Distortion | BOSS DS-1系 | シンプルな王道ディストーション | ロック、練習用、サブボード |
| STRICH DECAY Distortion | ProCo RAT / MXR Distortion+系 | クラシックで荒い歪み | パンク、オルタナ、クラシックロック |
中華ディストーションの選び方
迷ったらDS-1系かRAT系から選ぶ
初めて中国製ディストーションを買うなら、まずはBOSS DS-1系かProCo RAT系から選ぶのがおすすめです。
DS-1系は、明るくジャキッとした王道ディストーションです。
ロック、パンク、ポップスのリード、軽めのハードロックまで幅広く使いやすく、ディストーションらしい歪みを分かりやすく体験できます。
RAT系は、DS-1よりも中域にクセがあり、ザラつきや荒さが魅力です。
オルタナ、パンク、ガレージ、グランジっぽい音を出したいなら、RAT系の中華ディストーションはかなり面白い選択肢になります。
メタルを弾くならMT-2系かBE-OD系
メタルやラウド系のリフを弾きたい場合は、BOSS MT-2系、またはFriedman BE-OD系を狙うとよいです。
MT-2系は、深く歪むだけでなく、EQでかなり極端な音作りができます。
ドンシャリのメタルサウンド、宅録用の重いリフ、飛び道具的なハイゲインを作りたい人に向いています。
BE-OD系は、よりアンプライクで、ハードロックからモダンメタルまで対応しやすいタイプです。
「ペダル単体でアンプを歪ませたような音が欲しい」という人には、JOYO R-03 UZIのようなモデルが候補になります。
ブリティッシュロックならGuv’nor系
マーシャルアンプのような中域の押し出しが欲しい場合は、Marshall Guv’nor系を意識したモデルが合います。
極端なメタルサウンドというより、クラシックロック、ハードロック、ブリティッシュ系のリフに向いた歪みです。
飛び道具ならHM-2系やDOD Grunge系
普通のディストーションではなく、少し極端な音が欲しい場合は、BOSS HM-2系やDOD Grunge系のようなモデルが面白いです。
HM-2系は、いわゆるチェーンソー系の荒々しい歪みが特徴で、スウェディッシュデスメタル、ハードコア、ノイズ系の音作りに向いています。
DOD Grunge系は、90年代オルタナやグランジ的なジャリっとした質感を狙うときに使いやすいです。
お財布に優しい中華製ディストーションエフェクターまとめ
Donner Morpher
Donner Morpherは、コンパクトな筐体ながらしっかり歪むミニサイズのディストーションペダルです。
音の方向性としては、モダンで扱いやすいハイゲインディストーションという印象で、ロック、ハードロック、リードギター向きのサウンドを作りやすいタイプです。
元ネタは、Suhr Riot Distortion系と思われます。
Suhr Riotは、アンプライクなハイゲインディストーションとして人気の高いペダルで、滑らかなサステインと太い歪みが特徴です。
Donner Morpherはその雰囲気を低価格で試したい人に向いています。
激しいメタル専用というより、リードからバッキングまで使える万能型の中華ディストーションを探している人におすすめです。
中華ディストーションの中でも、クセが強すぎず使いやすい部類に入ると思います。
Donner Morpherがおすすめな人
- Suhr Riot系のモダンな歪みを安く試したい人
- ロックやハードロック向けの中華ディストーションが欲しい人
- リードにも使える滑らかな歪みが欲しい人
- ミニサイズでボードに入れやすいディストーションを探している人
Donner Dark Mouse
Donner Dark Mouseは、名前からして分かりやすいRAT系の中華ディストーションです。
RAT系らしいザラっとした質感、荒い中域、少しファズっぽく潰れるような歪みが欲しい人に向いています。
元ネタは、ProCo RATと思われます。
RATは1970年代後半から続く定番ディストーションで、ディストーション、オーバードライブ、ファズの中間にあるような独特の荒さが魅力です。
RAT系は、上品なハイゲインというよりも、荒っぽくて前に出る歪みが魅力です。
パンク、オルタナ、グランジ、ガレージロックなどにはかなり相性がよく、綺麗すぎないディストーションを探している人におすすめです。
また、RAT系はギターのボリュームを絞ったときの質感も面白く、アンプや他の歪みペダルとの組み合わせでかなり表情が変わります。
安くRAT系サウンドを試したいなら、Donner Dark Mouseは候補に入れてよいモデルです。
Donner Dark Mouseがおすすめな人
- RAT系の中華ディストーションを探している人
- パンク、オルタナ、グランジ系の荒い歪みが欲しい人
- 綺麗すぎないジャリっとした音が好きな人
- ファズっぽさもあるディストーションが欲しい人
Revol effects METAL INSANITY DISTORTION EMD-01
Revol effects METAL INSANITY DISTORTION EMD-01は、名前の通りメタル向けの中華ディストーションです。
深い歪み、強めの低音、鋭い高域を使ったハイゲインサウンドを狙うモデルで、ロックというよりはメタルやラウド系の音作りに向いています。
元ネタは、BOSS Metal Zone MT-2系と思われます。
BOSS MT-2は、強力なEQと深い歪みで知られる定番メタルディストーションです。
特に中域のコントロール幅が広く、ドンシャリからミッドを押し出したリードサウンドまで作れるのが特徴です。
MT-2系のペダルは、設定次第で良くも悪くも音が大きく変わります。
GAINを上げすぎると潰れすぎたり、EQを極端にするとバンドの中で抜けにくくなることもあるため、最初は歪みを控えめにして、LEVELとEQで調整するのがおすすめです。
METAL INSANITYがおすすめな人
- 安いメタル向けディストーションが欲しい人
- BOSS MT-2系の音を低予算で試したい人
- 宅録で重いリフを録りたい人
- ドンシャリ系のハイゲインサウンドが好きな人
Revol effects Triple D EDS-03
Revol effects Triple D EDS-03は、荒々しい歪みが特徴のディストーションペダルです。
一般的な万能ディストーションというより、少しクセのある90年代的な歪みを狙うモデルとして考えると分かりやすいです。
元ネタは、DOD Grunge系と思われます。
DOD Grungeは、その名前の通りグランジやオルタナティブロック的な荒い歪みを狙ったペダルで、上品さよりも勢い、ザラつき、過激さを重視したサウンドです。
綺麗なリードサウンドやアンプライクな歪みを求める人にはあまり向かないかもしれません。
一方で、ニルヴァーナ以降のオルタナ、グランジ、ノイズロック、ジャンクな歪みを求める人にはかなり面白い選択肢になります。
参考動画:DOD Grunge系サウンド参考動画
Triple Dがおすすめな人
- グランジ系の荒いディストーションが欲しい人
- 綺麗すぎる歪みが苦手な人
- 飛び道具的な中華ディストーションを探している人
- 90年代オルタナっぽい質感が好きな人
ISET ミニ シングル ギター エフェクター
ISET ミニ シングル ギター エフェクターは、シンプルなディストーションサウンドを低価格で試せるミニペダルです。
細かい音作りをするというより、分かりやすく歪ませたいときに使いやすいタイプです。
元ネタは、BOSS DS-1の影響を受けていると思われます。
DS-1は、明るく硬質な歪みとシンプルな3ノブ構成で長年使われている定番ディストーションです。
ロック、パンク、リードギター、ブースター的な使い方まで幅広く使えます。
DS-1系の中華ディストーションは、初めて歪みペダルを買う人にも分かりやすいのがメリットです。
ただし、単体で使うと少し高域が強く感じる場合もあるため、アンプ側のTREBLEを少し下げたり、TONEを控えめにすると扱いやすくなります。
ISET ミニ シングルがおすすめな人
- 安いDS-1系ディストーションを探している人
- 初めて中華ディストーションを買う人
- シンプルなロック向けディストーションが欲しい人
- 小さくて安いサブ用ペダルが欲しい人
Iset ホット ディストーション
Iset ホット ディストーションは、マーシャル系の中域を意識したようなディストーションペダルです。
単なるザクザクした歪みというより、アンプっぽい押し出し感を狙いたい人に向いています。
元ネタは、Marshall Guv’nor系と思われます。
Marshall The Guv’norは、Gain、Bass、Middle、Treble、Levelを備えたディストーションペダルで、ブリティッシュアンプ的な歪みをペダルで作る定番的な存在です。
Guv’nor系は、メタル専用というより、クラシックロック、ハードロック、ブリティッシュロックに向いた歪みです。
コードを弾いたときの中域のまとまりや、リフを弾いたときの押し出し感を重視する人に合います。
Iset ホット ディストーションがおすすめな人
- Marshall Guv’nor系の歪みを安く試したい人
- ブリティッシュロック系の音が好きな人
- 中域のあるディストーションが欲しい人
- メタルよりもハードロック寄りの歪みが欲しい人
FLAMMA FC06
FLAMMA FC06は、商品名としてはメタルディストーション寄りに見えますが、音の方向性としてはオーバードライブとディストーションの中間のような太い歪みを狙えるモデルです。
元ネタは、Fulltone OCD系と思われます。
OCDは、MOSFETクリッピングを用いたタッチレスポンスのよいオーバードライブ/ディストーションとして知られています。
ピッキングの強弱に反応しやすく、アンプを押し出すような歪みが魅力です。
FC06は、完全なOCDクローンというより、かなりチューニングされた別物として考えたほうがよいです。
しかし、普通のディストーションよりも少しオーバードライブ寄りで、バッキングにも使いやすい歪みが欲しい人には面白いモデルです。
FLAMMA FC06がおすすめな人
- OCD系の太い歪みを低価格で試したい人
- ディストーションほど硬すぎない歪みが欲しい人
- ブルースロックやロックのバッキングに使いたい人
- ピッキングニュアンスが出やすい歪みが好きな人
Revol effects ORANGE OIL DISTORTION EDS-01
Revol effects ORANGE OIL DISTORTION EDS-01は、オレンジ色の筐体からも分かる通り、BOSS DS-1系を意識したと思われる中華ディストーションです。
明るく抜ける歪みで、ロック系のバッキングやリードに使いやすいタイプです。
元ネタは、BOSS DS-1系と思われます。
DS-1系は、歪みのキャラクターが分かりやすく、バンドアンサンブルの中でも前に出やすいのが魅力です。
ORANGE OILは、安くて分かりやすいディストーションを探している人に向いています。
高級ペダルのような立体感やレンジの広さを求めるよりも、「とりあえずロックな歪みが欲しい」という用途で選ぶと満足しやすいです。
ORANGE OIL DISTORTIONがおすすめな人
- DS-1系の中華ディストーションが欲しい人
- 明るく抜ける歪みが好きな人
- ロックやパンク用の安いディストーションを探している人
- サブボード用の歪みが欲しい人
STRICH WARCRY
STRICH WARCRYは、かなり攻撃的なサウンドを狙った中華ディストーションです。
普通のロック用というより、荒々しく潰れるような歪み、極端な音作り、飛び道具的なディストーションを探している人に向いています。
元ネタは、BOSS HM-2系と思われます。
HM-2系は、特にスウェディッシュデスメタルやハードコア系で使われることが多い、いわゆるチェーンソーサウンドが特徴です。
このタイプは万人向けではありません。
しかし、普通のDS-1系やRAT系では物足りない人、極端に荒い歪みを使いたい人、デスメタルやノイズ系のサウンドを作りたい人にはかなり面白い選択肢です。
STRICH WARCRYがおすすめな人
- HM-2系のチェーンソーサウンドを試したい人
- デスメタル、ハードコア、ノイズ系の音が欲しい人
- 普通のディストーションでは物足りない人
- 飛び道具用の中華ディストーションを探している人
JOYO R-03 UZI
JOYO R-03 UZIは、中国製ディストーションの中でもかなり人気の高いモデルです。
JOYOのRシリーズは筐体の質感も比較的しっかりしており、ミニペダルよりも操作性がよいのも魅力です。
元ネタは、Friedman BE-OD系と思われます。
Friedman BE-ODは、Friedmanのアンプライクなハイゲインサウンドをペダルで再現する方向性のモデルで、ハードロックからメタルまで使いやすい歪みが特徴です。
UZIは、単に歪むだけでなく、アンプのチャンネルを切り替えたような太いハイゲインサウンドを狙いやすいのが魅力です。
メタル専用というより、80年代ハードロック、モダンロック、ヘヴィなリフ、リードまで幅広く対応できます。
安い中華ディストーションの中でも、メイン歪みとして使いやすいモデルを探しているなら、JOYO R-03 UZIはかなり有力な候補です。
JOYO R-03 UZIがおすすめな人
- Friedman BE-OD系のハイゲインを安く試したい人
- アンプライクな中華ディストーションが欲しい人
- ハードロックやメタル向けの歪みが欲しい人
- ミニペダルより操作しやすいモデルを選びたい人
Musiclily Pro Distortion
Musiclily Pro Distortionは、シンプルな王道ディストーションを低価格で試せるモデルです。
派手な個性を求めるというより、練習用、サブ用、宅録用として気軽に使えるディストーションを探している人に向いています。
元ネタは、BOSS DS-1系と思われます。
DS-1系のサウンドは、明るく硬めで、歪みの輪郭が分かりやすいのが特徴です。
Musiclily Pro Distortionは、価格重視で中華ディストーションを選びたい人に合います。
高級感や細かい音作りよりも、とにかく安くディストーションサウンドを用意したいときに便利です。
Musiclily Pro Distortionがおすすめな人
- とにかく安いディストーションが欲しい人
- DS-1系のシンプルな歪みを試したい人
- 自宅練習用やサブ用のペダルを探している人
- 初めて中国製ディストーションを買う人
STRICH DECAY Distortion
STRICH DECAY Distortionは、クラシックなディストーションらしい荒さを持ったモデルです。
音の方向性としては、現代的なハイゲインというより、RAT系やMXR Distortion+系に近い、少し古めで荒い歪みをイメージすると分かりやすいです。
元ネタは、ProCo RATまたはMXR Distortion Plus系と思われます。
RAT系なら中域のザラつき、Distortion+系ならシンプルで荒いハードクリッピング系の歪みが特徴です。
STRICH DECAY Distortionは、上品なアンプライクサウンドを求める人より、荒くて前に出るディストーションが欲しい人に向いています。
パンク、オルタナ、クラシックロック、ガレージ系のサウンドには使いやすいと思います。
STRICH DECAY Distortionがおすすめな人
- RAT系やDistortion+系の荒い歪みが好きな人
- クラシックなディストーションサウンドが欲しい人
- パンクやオルタナ向けのペダルを探している人
- 安くて個性的な中華ディストーションが欲しい人
ジャンル別に選ぶおすすめ中華ディストーション
ロック全般に使いやすいモデル
- Donner Morpher
- ISET ミニ シングル ギター エフェクター
- Revol effects ORANGE OIL DISTORTION EDS-01
- Musiclily Pro Distortion
ロック全般に使うなら、DS-1系やRiot系のような分かりやすいディストーションがおすすめです。
特に初めて中華ディストーションを買う場合は、クセの強すぎるモデルよりも、まずは王道の歪みを選んだほうが失敗しにくいです。
パンク・オルタナ・グランジ向け
- Donner Dark Mouse
- Revol effects Triple D EDS-03
- STRICH DECAY Distortion
パンク、オルタナ、グランジ系なら、綺麗すぎない歪みが合います。
RAT系やDOD Grunge系のような、ザラつき、荒さ、少し潰れる感じのあるディストーションを選ぶと雰囲気が出しやすいです。
ハードロック・メタル向け
- JOYO R-03 UZI
- Revol effects METAL INSANITY DISTORTION EMD-01
- STRICH WARCRY
ハードロックやメタルなら、ハイゲインに対応できるモデルを選びましょう。
JOYO R-03 UZIはアンプライクなハイゲイン、METAL INSANITYはMT-2系の深い歪み、STRICH WARCRYはHM-2系の極端なサウンドを狙うときに向いています。
ブリティッシュロック向け
- Iset ホット ディストーション
- FLAMMA FC06
- JOYO R-03 UZI
マーシャル系の中域やアンプライクな歪みが欲しい場合は、Guv’nor系、OCD系、BE-OD系を意識したモデルがおすすめです。
ブルースロックからハードロックまで、コード感を残した歪みを作りやすいです。
中華ディストーションを買う前に確認したいポイント
電源は基本的に9Vセンターマイナスを使う
多くの中華ディストーションは、一般的なエフェクター用の9Vセンターマイナス電源で動作します。
ただし、モデルによって対応電圧や消費電流が違う場合があるため、必ず商品ページや本体表記を確認しましょう。
安い電源アダプターを使うとノイズが出ることがあります。
特にハイゲイン系のディストーションはノイズが目立ちやすいので、できればアイソレートされたパワーサプライを使うのがおすすめです。
ミニペダルは操作性に注意
中華ディストーションにはミニサイズのペダルが多いです。
ボードに入れやすいのはメリットですが、ノブが小さいため、ライブ中に細かく調整するのは少し難しいです。
自宅や宅録で使うなら問題ありませんが、ライブでメインの歪みにするなら、JOYO Rシリーズのような少し大きめのモデルのほうが操作しやすい場合があります。
元ネタと同じ音を期待しすぎない
中華ディストーションの多くは、有名ペダルを意識したような音作りになっています。
ただし、元ネタとされるペダルと完全に同じ音が出るわけではありません。
同じ回路を参考にしていても、部品の種類、値、筐体、バッファ、スイッチ、電源周り、ロット差などで音は変わります。
「本物の完全代替」ではなく、「似た方向性の音を安く試せるペダル」と考えるのがよいです。
高く売る前提では買わない
中華ディストーションは新品価格が安いぶん、中古でのリセールはあまり期待できません。
不要になったときに高く売るというより、試して遊ぶ、サブで残しておく、宅録用に置いておく、という使い方に向いています。
中華ディストーションでおすすめはどれ?
個人的に、最初の1台として選びやすいのはDonner Dark Mouse、JOYO R-03 UZI、Revol effects ORANGE OIL DISTORTIONあたりです。
RAT系の荒い歪みが好きならDonner Dark Mouse、アンプライクなハイゲインが欲しいならJOYO R-03 UZI、王道のDS-1系サウンドを安く試したいならORANGE OIL DISTORTIONが選びやすいです。
逆に、飛び道具的な音が欲しいならSTRICH WARCRYやRevol effects Triple D EDS-03が面白いです。
メインの歪みというより、曲の一部で強烈なキャラクターを出したいときに使いやすいと思います。
中華ディストーションに関するFAQ
Q. 中華ディストーションはライブでも使えますか?
A. 使えます。ただし、メインの歪みとして使う場合は、スイッチの耐久性、ノイズ、電源相性を事前に確認しておいたほうが安心です。サブボードや飛び道具用としてはかなり便利です。
Q. 中国製ディストーションは元ネタと同じ音が出ますか?
A. 完全に同じ音とは考えないほうがよいです。音の方向性が似ているモデルは多いですが、部品、回路定数、筐体、ロット差などで音は変わります。あくまで「近い雰囲気を低価格で試せるペダル」と考えるのがおすすめです。
Q. 初心者におすすめの中華ディストーションはどれですか?
A. 初心者なら、DS-1系のISET ミニ シングル、Revol effects ORANGE OIL DISTORTION、Musiclily Pro Distortionあたりが分かりやすいです。もう少し個性的な音が欲しいなら、RAT系のDonner Dark Mouseもおすすめです。
Q. メタル向けの中華ディストーションはどれですか?
A. メタル向けなら、Revol effects METAL INSANITY DISTORTION EMD-01、JOYO R-03 UZI、STRICH WARCRYが候補になります。王道のハイゲインならUZI、MT-2系の強烈な歪みならMETAL INSANITY、HM-2系の飛び道具ならWARCRYが向いています。
Q. 中華ディストーションはノイズが多いですか?
A. モデルや個体差によります。特にハイゲイン系はノイズが出やすいため、安定したパワーサプライを使う、GAINを上げすぎない、必要に応じてノイズゲートを使うと扱いやすくなります。
まとめ:中華ディストーションは低予算で歪みの方向性を試すのに便利
中華ディストーションや中国製ディストーションは、数千円台でさまざまな歪みキャラクターを試せるのが最大の魅力です。
BOSS DS-1系、ProCo RAT系、BOSS MT-2系、Marshall Guv’nor系、Fulltone OCD系、Friedman BE-OD系など、有名ペダルを意識したモデルも多く、低予算で音の方向性を探るにはかなり便利です。
一方で、元ネタと完全に同じ音を期待しすぎると失敗します。
高級ペダルの代替品というより、安く遊べる実用的な選択肢、サブボード用、宅録用、飛び道具用として考えるのがおすすめです。
迷ったら、まずは王道のDS-1系、荒い音が好きならRAT系、メタルならMT-2系やBE-OD系から選ぶと失敗しにくいです。
普段あまりディストーションを使わない人でも、1台持っておくと録音やライブで意外と役に立つ場面があります。

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