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Vin-Antique PPSE ’79 Ver.2レビュー|国産TS系ODの音

PPSE ’79 Ver.2は、TS系の中域を中音域が強くなる音で使えるオーバードライブです。単体で深く歪ませるより、アンプや他の歪み系エフェクターへの入力を強くするブースターとして気持ちいいエフェクターです。

所有個体はVer.2ですが、現在探す場合はVer.3など流通している仕様も確認したいです。TS系の基準としてTS9やTS808も合わせて比較すると、PPSEの狙いが見えやすくなります。

関連する現行品・近い選択肢

PPSEを判断する基準として、TS9やTS808の音を知っておくと違いが分かりやすいです。

結論:この機材はどんな人に向くか

PPSE ’79 Ver.2は、TS系の中域を中音域が強くなる音で使えるオーバードライブです。単体で深く歪ませるより、アンプや他の歪み系エフェクターへの入力を強くするブースターとして気持ちいいエフェクターです。

音の特徴

低域は締まり、中音域が強くなります。高域は痛くなりにくく、ストラトとFender系アンプではリードの中音域と音量を少し上げる用途に合います。

実用的な使い方

Driveは控えめ、Levelを高めにしてアンプへの入力を強くする設定が基本です。既に歪んだアンプの前に置くと、低域が整理されてソロがバンドの中で聞こえやすくなります。

おすすめな人

  • TS系をブースターとして使いたい人
  • 国産ハンドメイド系ODが好きな人
  • Fender系アンプで中域を足したい人

おすすめしない人

  • 低域が大きく残るODが欲しい人
  • 強いディストーションを1台で作りたい人
  • 安価な定番TSだけで十分な人

TS系オーバードライブ全体の選び方は、こちらの記事で本家との違いも含めて解説しています。

FAQ

PPSE ’79はTS系ですか?
TS系に分類されるオーバードライブです。低域を抑え、中音域を強める用途に向きます。
Ver.2とVer.3は同じですか?
仕様違いがあるため同じとは断定せず、購入時は個体のバージョンと状態を確認したいです。
メイン歪みとして使えますか?
軽い歪みには使えますが、真価はブースターやリードの中域補強で出やすいです。

実機メモと写真

Vin-AntiqueのPPSE ’79(Pike Place Smoky Emerald ’79)は、日本の京都で立ち上げられたハンドメイドエフェクターブランド「Vin-Antique」のオーバードライブエフェクターです。このモデルは1979年に登場したIbanezのTS808チューブスクリーマーに強く影響を受けており、その年を記念して「’79」が名前に含まれています 

「Pike Place Smoky Emerald ’79」という名前は、アメリカのシアトルにあるPike Place Marketから着想を得ており、このマーケットにある古い看板のスモーキーグリーン色がエフェクターの筐体デザインに反映されています 。PPSE ’79は、TS808の特性を保ちながらも、デュアル電源回路を採用しており、他のTS系エフェクターよりも各音を聞き取りやすく上品なトーンを実現しています。また、ローカット回路も搭載しており、リードプレイ時に非常に美しいサウンドを出せるのが特徴です。

最新のVer.3では、アルミ削り出しの筐体やトゥルーバイパス回路が採用され、音色の幅も広がっています。さらに、「原点回帰スイッチ」が追加されており、初期バージョンの音に戻せます。

PPSE ’79は、そのサウンドとリーズナブルな価格設定で人気があり、幅広い使用者に支持されています。

オペアンプはOP275というものが使われており、7660という昇圧素子が使われています。