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トレモロエフェクターおすすめ20選|種類と選び方をやさしく解説

トレモロエフェクターおすすめ20選|アンプ風からハーモニックまで選び方を解説

トレモロは、音量を周期的に上下させて「揺れ」を作るエフェクターです。クリーントーンに薄くかけるとアンプ内蔵のような揺れになり、深くかけるとリズムを刻むような強い効果になります。

この記事では、現在入手しやすい定番モデルを中心に、トレモロエフェクターの選び方とおすすめ機種を整理します。純粋なトレモロ、ハーモニックトレモロ、リバーブ一体型、ミニサイズ、低価格モデルを分けて選べるようにしました。

この記事の結論

最初の1台ならBOSS TR-2。多機能な純トレモロならMXR M305かElectro-Harmonix Nano Pulsar。リバーブも一緒に欲しいならStrymon Flint V2、Keeley Hydra、Fender Tre-Verb。ハーモニックトレモロ重視ならWalrus Audio MonumentalかJAM Pedals Harmonious Monkが選びやすいです。

トレモロエフェクターおすすめ早見表

モデル傾向おすすめポイント
BOSS TR-2まず基準にする定番BOSS TR-2は、トレモロの基準にしやすい定番です。
MXR M305 Tremolo多機能な純トレモロMXR M305 Tremoloは、6種類のトレモロと外部コントロール端子を備えるです。
Electro-Harmonix Nano PulsarEHXの現行定番Electro-Harmonix Nano Pulsarは、EHX系トレモロを今選ぶなら優先度が高い現行候補です。
Strymon Flint V23種のトレモロと3種のリバーブStrymon Flint V2は、3種類のトレモロと3種類のリバーブを組み合わせられるモデルです。
Keeley Hydra Stereo Reverb & Tremoloステレオ対応のリバーブ一体型Keeley Hydraは、リバーブ一体型でStrymon Flintと比較されやすい候補です。
Keeley Zoma Stereo Reverb and Tremoloステレオ対応の一体型Keeley Zomaは、ステレオリバーブとトレモロを一台にまとめたモデルです。
Fender Tre-Verb Digital Reverb/TremoloFenderアンプ風Fender Tre-Verbは、Fenderアンプのリバーブとトレモロの雰囲気をエフェクターで扱いたい人向けです。
Walrus Audio Monumental Harmonic Stereo Tremoloハーモニックトレモロ重視Walrus Audio Monumentalは、ハーモニックトレモロを現代的に使いたい人向けです。
JAM Pedals Harmonious Monk MK.2ハーモニックと通常トレモロを切替JAM Pedals Harmonious Monk MK.2は、ハーモニックトレモロの揺れ方を重視したい人に向きます。
JHS 3 Series Harmonic Tremハーモニック入門JHS 3 Series Harmonic Tremは、ハーモニックトレモロを比較的シンプルに試したい人向けです。
Universal Audio Flow Vintage Tremoloアンプ風の音の変化Universal Audio Flow Vintage Tremoloは、アンプ内蔵トレモロの揺れ方をコンパクトに持ち込みたい人向けです。
Source Audio Vertigo Tremolo多機能・ステレオSource Audio Vertigoは、細かく音作りしたい人向けのデジタル系トレモロです。
Electro-Harmonix Super Pulsar作り込み重視Electro-Harmonix Super Pulsarは、普通のトレモロよりもリズムパターンやステレオ動作を深く作り込みたい人向けです。
Source Audio Pathways Reverb新しいリバーブ一体型Source Audio Pathwaysは、リバーブ主体のエフェクターですが、トレモロも重要な機能として扱えるリバーブとトレモロを備えるモデルです。
EarthQuaker Devices Hummingbird V4深く刻むトレモロEarthQuaker Devices Hummingbird V4は、矩形波寄りの深い音量変化を作れるです。
EarthQuaker Devices Night Wireフィルター連動ハーモニックEarthQuaker Devices Night Wireは、周波数に応じてフィルターが動くハーモニックトレモロです。
JHS Tidewater Tremolo3ノブの小型トレモロJHS Tidewater Tremoloは、複雑な機能よりも、シンプルな揺れを求める人向けです。
Ibanez TRMINI省スペースIbanez TRMINIは、ボードの空きが少ない人に向くミニサイズのトレモロです。
Effects Bakery Uguisu Bread Tremolo低価格・入門Effects Bakery Uguisu Bread Tremoloは、まず安くトレモロを試したい人向けです。
Catalinbread Valcoder4ノブの小型トレモロCatalinbread Valcoderは、INPUT、OUTPUT、DEPTH、RATEを備える小型トレモロです。

トレモロエフェクターの選び方

まずは普通のトレモロかハーモニックトレモロかを決める

普通のトレモロは音量が上下する効果です。アンプ内蔵のような揺れ、サーフ、ブルース、カントリー、歌もののクリーンに向きます。BOSS TR-2、JHS Tidewater、Ibanez TRMINIのようなモデルが選びやすいです。

ハーモニックトレモロは、音量だけでなく周波数帯の動きも感じるタイプです。フェイザーやユニヴァイブに近い揺れがあり、サイケ、インディー、アンビエント、ブルースロックに合います。Walrus Audio Monumental、JAM Pedals Harmonious Monk、JHS 3 Series Harmonic Tremが候補になります。

歌ものやブルースなら浅く揺れを優先する

ボーカル曲やブルースで使うなら、深くかけすぎないことが大事です。DEPTHを上げすぎると音量変化が目立ち、歌やリフの邪魔になることがあります。浅めにかけて、音の奥でゆっくり揺れているくらいが使いやすいです。

インディーロックやサイケなら深い揺れも候補になる

リズムとしてトレモロをバンドの中で聞き取りやすくしたい場合は、EarthQuaker Devices Hummingbirdのような深く刻めるモデルが合います。普通のバッキングに薄く足す用途とは別で、曲の音域を変えるエフェクトとして考えると選びやすいです。

リバーブと一体型にするかも重要

トレモロはリバーブと一緒に使うことが多いです。Fender系アンプのような音を狙うなら、Strymon Flint V2、Keeley Hydra、Fender Tre-Verb、Source Audio Pathwaysのようなリバーブ一体型は一台で操作できますです。ボードの省スペース化にもつながります。

トレモロエフェクターおすすめ20選

1. BOSS TR-2

BOSS TR-2は、トレモロの基準にしやすい定番です。極端な多機能機ではありませんが、RATE、DEPTH、WAVEの3ノブで、浅いアンプ風の揺れから深めのトレモロまで素早く作れます。最初の1台、ライブ用、ボードに常設するトレモロとして最も設定しやすい候補です。

2. MXR M305 Tremolo

MXR M305 Tremoloは6種類のトレモロ、ステレオ入出力、外部コントロール端子を備えます。外部タップスイッチやエクスプレッションペダルを使う場合は、CTR端子の対応方法を取扱説明書で確認します。

3. Electro-Harmonix Nano Pulsar

Electro-Harmonix Nano Pulsarは、EHX系トレモロを今選ぶなら優先度が高い現行候補です。コンパクトながらステレオ対応で、波形を連続的に変えられるため、揺れからパンニング的な動きまで作れます。Stereo Pulsar系を探している人にも、まずこちらを候補にしやすいです。

4. Strymon Flint V2

Strymon Flint V2は、トレモロとリバーブを一台でまとめたい人の本命です。’61 Harmonic、’63 Tube、’65 Photoの3種類のトレモロと、スプリング、プレート、ホール系リバーブを組み合わせられます。アンプ内蔵の揺れと残響をエフェクターボードで再現したい人に向きます。

5. Keeley Hydra Stereo Reverb & Tremolo

Keeley Hydraは、リバーブ一体型でStrymon Flintと比較されやすい候補です。スプリング、プレート、ルーム系リバーブに加えて、サイン、ハーモニック、ビブラート系トレモロを扱えます。Fenderアンプ風だけでなく、少しモダンな揺れと残響を一台でまとめたい人に向きます。

6. Keeley Zoma Stereo Reverb and Tremolo

Keeley Zomaは、ステレオリバーブとトレモロを一台にまとめたモデルです。Hydraより知名度はまだ育っている段階ですが、Keeley系のリバーブ/トレモロを探している人には比較対象に入ります。新しい機種を試したい人、リバーブ込みで揺れを作りたい人向けです。

7. Fender Tre-Verb Digital Reverb/Tremolo

Fender Tre-Verbは、Fenderアンプのリバーブとトレモロの雰囲気をエフェクターで扱いたい人向けです。Strymon FlintやKeeley Hydraほど多くのモードを備えず、Fender系のスプリングリバーブとトレモロを使いたい人に合います。サーフ、ブルース、カントリー系のクリーントーンと相性が良いです。

8. Walrus Audio Monumental Harmonic Stereo Tremolo

Walrus Audio Monumentalは、ハーモニックトレモロを現代的に使いたい人向けです。通常の音量変化だけでなく、低域と高域が交互に動くような揺れを作れるため、単なるオンオフ感ではなく、フェイザーに近い深いうねりを狙えます。ステレオ環境やアンビエント寄りのボードにも合います。

9. JAM Pedals Harmonious Monk MK.2

JAM Pedals Harmonious Monk MK.2は、ハーモニックトレモロの揺れ方を重視したい人に向きます。派手な多機能性よりも、ブルース、サイケ、インディー、歌ものの隙間に馴染む揺れを作りやすいタイプです。浅くかける設定にも対応し、基本的につけたまま使う方法にも向きます。

10. JHS 3 Series Harmonic Trem

JHS 3 Series Harmonic Tremは、ハーモニックトレモロを比較的シンプルに試したい人向けです。高級機ほど細かく設定できませんが、通常のトレモロとは異なる揺れを比較的低い価格で試せます。初めてハーモニックトレモロを買う人にも候補になります。

11. Universal Audio Flow Vintage Tremolo

Universal Audio Flow Vintage Tremoloは、アンプ内蔵トレモロの揺れ方をコンパクトに持ち込みたい人向けです。派手な飛び道具というより、クリーンやクランチに溶けるヴィンテージ寄りの揺れを作る用途に合います。Fender系アンプの雰囲気が好きな人に特に向きます。

12. Source Audio Vertigo Tremolo

Source Audio Vertigoは複数タイプのトレモロとステレオ入出力を備えます。MIDI操作には対応する外部機器や接続環境が必要で、本体に5ピンMIDI端子はありません。

13. Electro-Harmonix Super Pulsar

Electro-Harmonix Super Pulsarは、普通のトレモロよりもリズムパターンやステレオ動作を深く作り込みたい人向けです。タップテンポ、プリセット、波形編集、外部コントロールに対応するため、ライブでテンポ同期したい人や、宅録で動きのあるトレモロを作りたい人に向きます。シンプルさより柔軟性を優先するモデルです。

14. Source Audio Pathways Reverb

Source Audio Pathwaysは、リバーブ主体のエフェクターですが、トレモロも重要な機能として扱えるリバーブとトレモロを備えるモデルです。スプリング系リバーブとトレモロを一台でまとめたい人、Strymon Flintとは違う現代的な操作性やプリセット運用を求める人に向きます。純トレモロだけが欲しい人より、残響込みで音作りしたい人向けです。

15. EarthQuaker Devices Hummingbird V4

EarthQuaker Devices Hummingbird V4は、矩形波寄りの深い音量変化を作れるです。ガレージロック、サイケ、シューゲイザー、ノイズ寄りのインディーで、音量変化をリズムとしてはっきり聞かせたいときに合います。

16. EarthQuaker Devices Night Wire

EarthQuaker Devices Night Wireは、周波数に応じてフィルターが動くハーモニックトレモロです。アンプ風トレモロより揺れが深い場合があります。コードやアルペジオに周期的な音量変化を加えたい人に向きます。

Night Wireは生産終了品です。EarthQuaker Devicesの英語公式ページには次の記載があります。

Night Wire is no longer in production.

日本語訳:「Night Wireは現在生産されていません。」

参考 Night Wire(英語サイト)EarthQuaker Devices

17. JHS Tidewater Tremolo

JHS Tidewater Tremoloは、小型でボードに入れやすいトレモロです。クリーンやクランチへ浅く加えると、演奏の後ろでゆっくり往復する揺れを作れます。

2026年9月2日時点で新品販売ページを確認しています。

18. Ibanez TRMINI

Ibanez TRMINIは、ボードの空きが少ない人に向くミニサイズのトレモロです。小型ながら基本的なトレモロ用途は押さえられるため、常時オンではなく曲によって軽く足したい人に便利です。ミニエフェクターでまとめているボードにも入れやすいです。

19. Effects Bakery Uguisu Bread Tremolo

Effects Bakery Uguisu Bread Tremoloは、まず安くトレモロを試したい人向けです。高級機のような左右への広がりや細かい設定は期待しすぎないほうが良いですが、トレモロが自分の演奏に合うか試すには十分です。初心者やサブボード用にも候補になります。

20. Catalinbread Valcoder

Catalinbread Valcoderは、INPUT、OUTPUT、DEPTH、RATEを備える小型トレモロです。現代的な多機能トレモロではなく、古いアンプに付いているような揺れをエフェクターで足す感覚に近いです。シンプルなボードでヴィンテージ感を出したい人に合います。

2026年9月2日時点で新品販売ページを確認しています。

用途別おすすめ

用途おすすめ理由
最初の1台BOSS TR-2定番で扱いやすく、普通のトレモロの基準を作りやすいです。
多機能な純トレモロMXR M305 / Electro-Harmonix Nano Pulsar / Source Audio Vertigoテンポ同期、ステレオ、波形調整などを使って細かく作れます。
リバーブもまとめたいStrymon Flint V2 / Keeley Hydra / Fender Tre-Verb / Source Audio Pathwaysアンプ風のトレモロと残響を一台で作れます。
ハーモニックトレモロを使いたいWalrus Audio Monumental / JAM Pedals Harmonious Monk / JHS 3 Series Harmonic Trem低音域と高音域が交互に変化する揺れを作れます。
リズムを作り込みたいElectro-Harmonix Super Pulsarタップテンポ、プリセット、波形編集まで踏み込めます。
深く刻みたいEarthQuaker Devices Hummingbirdリズムとしてバンドの中で聞き取りやすくなる強い揺れを作りやすいです。
省スペースIbanez TRMINI / Effects Bakery Uguisu Bread Tremolo小型ボードやサブボードに入れやすいです。

関連するトレモロ記事

中華系や低価格のトレモロをさらに掘りたい場合はこちらも参考になります。

個別レビューでは、BOSS PN-2やFulltone Supa Tremも扱っています。

トレモロエフェクター FAQ

トレモロとヴィブラートの違いは何ですか?
トレモロは音量を周期的に揺らし、ヴィブラートは音程を揺らします。アンプではVibrato表記でも実際の効果がトレモロの場合があります。
初心者におすすめのトレモロはどれですか?
BOSS TR-2はRATE、DEPTH、WAVEの3つで基本の揺れを試せます。低価格を優先する場合はUguisu Bread Tremoloも候補です。
ハーモニックトレモロは普通のトレモロと何が違いますか?
通常のトレモロは音量全体を上下させます。ハーモニックトレモロは高音域と低音域の動きが交互に聞こえ、うねりを伴います。
リバーブ一体型は必要ですか?
トレモロとリバーブを同時に使い、ボードの台数を減らしたい人に便利です。別々に設定したい場合は単体機を選べます。
安いトレモロでも使えますか?
RATEとDEPTHを調整できれば、ゆっくりした浅い揺れから試せます。ライブでは音量差、ノイズ、スイッチの位置も確認します。

まとめ

トレモロエフェクターは、単に音を揺らすだけでなく、曲の温度感やリズムの印象を大きく変えます。最初の1台ならBOSS TR-2、多機能な純トレモロならMXR M305やElectro-Harmonix Nano Pulsar、アンプ風のリバーブ込みならStrymon Flint V2やKeeley Hydra、ハーモニックトレモロならWalrus Audio MonumentalやJAM Pedals Harmonious Monkが選びやすいです。

選ぶときは「定番モデル」「安いモデル」「ハーモニックトレモロ」「リバーブ一体型」のどれを重視するかを決めると迷いにくくなります。まずは自分の使い方に近いカテゴリから選んでみてください。