アンプライクな歪みって?その魅力に迫る!
ギターをやっていると、エフェクター選びって本当に迷いますよね!特に「アンプライクな歪み」を求めている人は多いのではないでしょうか。アンプライクな歪みとは、アンプ本来の音に近い、ナチュラルで温かみのあるサウンドをエフェクターで再現すること。多くのギタリストがライブでもレコーディングでも、この手のサウンドを好んで使っています。
私は15年以上エフェクターを自作してきたギタリストで、エフェクターやアンプに対するこだわりは半端じゃありません。特に、アンプのような豊かな倍音とナチュラルな歪みを再現するエフェクターには目がありません!この記事では、そんな私が厳選した「アンプライクな歪み系エフェクター」を20個紹介していきます。ギタリスト歴18年、そして自作エフェクターに15年以上取り組んできた経験から、信頼性の高い情報をお届けします。
なぜアンプライクなエフェクターが重要なのか?
アンプライクなエフェクターが人気の理由は、なんといってもそのリアルなサウンドにあります。真空管アンプの歪みや、クリーントーンの中にじわじわと入るサチュレーションをエフェクターで再現するのは非常に難しいこと。しかし、現代の技術ではその精度が飛躍的に向上し、多くのエフェクターがアンプライクなサウンドを提供しています。
例えば、フェンダーのようなクリーントーンが好きな人には、50年代のアンプを模したエフェクターが向いていますし、マーシャルの荒々しいロックサウンドを求めるなら、70年代のアンプを基にしたオーバードライブがオススメです!それぞれのエフェクターがどのアンプのどの時代を再現しているかを知ることで、自分の求めるサウンドがきっと見つかります。
アンプライクな歪みを求める人のための選び方ポイント
ここで、アンプライクなエフェクターを選ぶ際の重要なポイントを押さえておきましょう。大きく分けて、以下のポイントに注意すると良いです。
- どのアンプのモデルを再現しているか(フェンダー系、マーシャル系など)
- アンプの時代や回路(50年代、70年代など)
- ナチュラルな歪みとサチュレーションのバランス
- 自分のプレイスタイルに合ったダイナミクスが出るか
これらのポイントを考慮しながら、次に紹介する20個のエフェクターを見ていきましょう!それぞれが再現するアンプの時代やモデルをしっかり理解し、自分にピッタリなものを見つけてくださいね。
アンプライクな歪み系エフェクター20選まとめ
Blackberry JAM|Honeyberry
Blackberry JAMは、日本製の高品質エフェクターブランドです。Honeyberryは、フェンダー系アンプのクリーミーなクリーンサウンドに、僅かに甘い歪みを加えたようなトーンを再現しています。このペダルは、特に1960年代後半のフェンダーブラックフェイスアンプを基に設計されており、ブルースやクラシックロックに適したサウンドを提供します。
Catalinbread|Formula 5F6
Catalinbreadは、ヴィンテージトーンに焦点を当てたエフェクターメーカーです。Formula 5F6は、1950年代中期のフェンダーBassmanアンプ(5F6回路)を再現したオーバードライブペダルです。このアンプは、エレクトリックギター用アンプとして非常に有名で、ラウドで分厚いクリーンと豊かなオーバードライブが特徴です。特にロックやブルースに最適です。
Catalinbread|Formula No.55
上記の製品と同じくCatalinbreadのエフェクターです。Formula No.55は、1950年代のフェンダーTweedsアンプをモデルにしています。特にフェンダーTweed Deluxeアンプの特徴的な荒々しいクランチサウンドを再現しており、ブルースやロカビリー、初期ロックサウンドに最適です。
Catalinbread|Formula 51
上記の製品と同じくCatalinbreadのエフェクターです。Formula 51は、50年代のTweedsサウンドをさらに追求したペダルで、Tweed Champアンプにインスパイアされています。このアンプは、小型ながらも分厚いドライブサウンドを特徴とし、特にソロパフォーマンスや録音に適したトーンを提供します。
Donner|Dumbal Drive
Donnerは、リーズナブルで高品質なエフェクターを提供するブランドです。Dumbal Driveは、Dumbleアンプのサウンドを再現したオーバードライブペダルです。特に1970年代後半のDumble Overdrive Specialアンプの濃厚でクリーミーなトーンにインスパイアされています。このアンプは、特にフュージョンやジャズロックギタリストの間で人気が高く、滑らかなオーバードライブが特徴です。
Free The Tone|SS-1V STRING SLINGER
Free The Toneは日本発のプロフェッショナルエフェクターブランドです。SS-1V STRING SLINGERは、1960年代後期のフェンダーブラックフェイスアンプをモデルにしており、特に美しいクリーントーンと軽めのクランチサウンドを再現します。このペダルは、ブルースやクラシックロックに適しており、ダイナミックなレスポンスが特徴です。
GOKKO AUDIO|Vintage Box American Sound
GOKKO AUDIO アンプ シミュレーター フェンダーアンプの音 ペダル エフェクター Vintage Box American Soun…
GOKKO AUDIOは、アンプシミュレーターの分野で評価されています。Vintage Box American Soundは、1970年代初期のフェンダーアンプをモデリングしており、クリスピーなクリーンサウンドから、軽いクランチまで幅広くカバーします。特にカントリーやクラシックロックに向いています。
JHS|SuperBolt V2
JHSは、モダンで独自性のあるエフェクターを提供するメーカーです。SuperBolt V2は、1950年代のSuproアンプにインスパイアされたオーバードライブペダルで、特にジミー・ペイジが使用したサウンドを目指しています。クラシックなロックサウンドと荒々しいドライブを提供します。
JOYO|AC-TONE JF-13
JOYOはコストパフォーマンスに優れたエフェクターを展開するメーカーです。AC-TONE JF-13は、1960年代中期のVox AC30アンプをシミュレートしたペダルです。このアンプは、ビートルズやブライアン・メイによる有名なクリーンサウンドとチューブドライブが特徴です。
JOYO|British Sound JF-16
上記の製品と同じくJOYOのエフェクターです。British Sound JF-16は、マーシャル系アンプのサウンドを再現したペダルで、特に1970年代のマーシャルPlexiアンプを基にしています。これにより、力強いオーバードライブと分厚いトーンが特徴です。
Mad Professor|Big Tweedy Drive
Mad Professorは、プレミアムなエフェクターブランドです。Big Tweedy Driveは、フェンダーの1950年代のTweed Bassmanアンプを基にしたオーバードライブペダルで、太くてスムーズなトーンが特徴です。クラシックロックやブルース向けです。
Mad Professor|Little Tweedy Drive
上記の製品と同じくMad Professorのエフェクターです。Little Tweedy Driveは、よりコンパクトなサイズながら1950年代のTweedアンプの温かみのあるサウンドを再現し、少し軽いドライブを提供します。
Mad Professor|Super Black
Mad Professor マッドプロフェッサー エフェクター FACTORY Series プリアンプ/ブースター Super Black FAC…
上記の製品と同じくMad Professorのエフェクターです。Super Blackは、1960年代のフェンダーブラックフェイスアンプのサウンドを忠実に再現し、特にクリアで豊かなクリーントーンからライトなクランチまで幅広くカバーしています。
Menatone|Ms.Foxy Brown
Menatoneはハンドメイドのエフェクターで知られるブランドです。Ms.Foxy Brownは、ビンテージ風味のオーバードライブで、特にマーシャル系のアンプにインスパイアされた太くてパワフルなサウンドが特徴です。
One Control|Silver Bee OD 4K Mini
One Controlは、コンパクトで多機能なエフェクターを提供しています。Silver Bee OD 4K Miniは、1960年代のブラックフェイスアンプをモデリングしたペダルで、豊かなクリーンサウンドから歪みまでカバーし、特にファンクやカントリーに適しています。
One Control|Sonic Blue Twanger
上記の製品と同じくOne Controlのエフェクターです。Sonic Blue Twangerは、フェンダーツイードアンプのサウンドを再現し、クリーンからクランチまで対応可能なブースターペダルです。
Umbrella Company|Hitchhike Drive Overdrive/Preamp
Umbrella Company/Hitchhike Drive Overdrive/Preamp オーバードライブ プリアンプ
Umbrella Companyは、独創的なデザインと音作りを特徴とするエフェクターメーカーです。Hitchhike Driveは、Dumble Overdrive Specialアンプにインスパイアされ、特にジャズやフュージョン向けのクリーミーなオーバードライブサウンドを提供します。
Yueou|JF-14 American Sound
Yueouはリーズナブルなエフェクターを展開しています。JF-14 American Soundは、フェンダー系アンプの特に1960年代のブラックフェイス期のサウンドを再現するアンプシミュレーターです。
Z.VEX|’59 Sound Vertical
Z.VEX ジーベックス エフェクター Vertical Series ディストーション ’59 Sound Vertical
Z.VEXは、個性的なデザインとトーンで知られるエフェクターメーカーです。’59 Sound Verticalは、1959年製フェンダーバスマンアンプのオーバードライブサウンドを再現し、厚みのある力強いサウンドが特徴です。
よくある質問
アンプライクなエフェクターとは具体的にどういうものですか?
アンプライクなエフェクターとは、アンプの特性を再現することを目指したオーバードライブやディストーションのことです。例えば、フェンダーやマーシャルなど、特定のアンプモデルのサウンドをエフェクターでシミュレートし、アンプ本来のサウンドに近い歪みを作り出します。
アンプライクなエフェクターはどのジャンルに向いていますか?
アンプライクなエフェクターは、ロックやブルース、ジャズ、カントリーなど、幅広いジャンルで使用されます。特に、アンプのクリーントーンを活かしたサウンドが求められる場面や、真空管アンプの特性を再現したい場面で非常に効果的です。
どうやって自分に合ったアンプライクエフェクターを選べばいいですか?
自分のプレイスタイルや好みに合ったアンプモデルをベースに選ぶのがオススメです。フェンダー系のクリーンが好きな方には、フェンダーモデルをシミュレートしたエフェクターが向いていますし、荒々しいロックサウンドが好みの方はマーシャル系のエフェクターを選ぶと良いでしょう。