この記事のギターは、Fernandes The RevivalのRTE-70-59として借りているTelecasterタイプです。 ピックアップ、フレット、ポット、ブリッジが交換されており、改造後の演奏状態を記録しています。
- 入手時の型番情報はRTE-70-59
- ヘッドは石ロゴのFernandes The Revival
- 石ロゴはシリーズ判別の手掛かり。製造年はカタログや刻印も合わせて調べる
- 年代はカタログ、シリアル、ネックやボディの刻印、電装部品を合わせて確認する
- この個体は交換部品が多いため、オリジナル仕様の資料より改造実例として読むのが適切

RTE-70-59の現在の仕様
| 部分 | 現在の仕様 | 状態 |
|---|---|---|
| シリーズ/型番 | Fernandes The Revival/RTE-70-59として入手 | 入手時情報 |
| ピックアップ | HOWL GUITARS製の前後セット | 交換済み |
| フレット | ステンレス | 打ち替え済み |
| ポット | インチ規格 | 交換済み |
| ブリッジ | GOTOH/Wilkinsonタイプ | 交換済み |
| ボディ | 中央付近に継ぎ目が見える2ピース | 写真で確認 |
上の表は、現在の個体で確認した記録です。ピックアップ、フレット、ポット、ブリッジは後年に交換されています。当時の新品仕様は、同年代のカタログと未改造個体を照合します。
Fernandes Revival Telecasterの型番と年代を確認する方法
石ロゴはThe Revivalを見分ける手掛かりです。製造年とRTE-70-59という型番は、次の情報を合わせて調べます。
1. 販売時の保証書、カタログ、値札に型番が残っているか
2. ヘッドロゴとシリアルの組み合わせ
3. ネックポケット、ネックエンド、ピックアップキャビティーの刻印
4. ボディのバインディング、ブリッジ穴、配線穴などの加工
5. ポットやピックアップが交換されていない場合は部品の表示
ネックや電装を外す作業には傷や断線の危険があります。まず外から見える写真と資料を集め、内部確認は修理・調整の機会に工房へ相談します。
この個体で行った修理と改造
ピックアップを前後とも交換
借りた時点でフロントピックアップが鳴らなかったため、前後をHOWL GUITARS製のセットへ交換しました。片方だけ違う出力のものへ替えるより、前後の音量差とミックスポジションを合わせやすい構成です。
現在の音は、交換したHOWL GUITARS製ピックアップと電装を含むものです。純正ピックアップの音は未交換個体で確認します。
ステンレスフレットへ打ち替え
フレットはステンレスへ交換されています。ステンレスは摩耗しにくい一方、打ち替え後の弾き心地は材質だけでなく、フレットの高さ、幅、端の処理、すり合わせで変わります。
購入時は、音詰まり、チョーキング時の引っ掛かり、フレット端の処理を試奏で確認します。
ポットとノブ
ポットはインチ規格へ交換されています。ポットの軸にはインチ/ミリ、スプリット/ソリッドの違いがあり、ノブの穴と合わない場合があります。交換部品を買うときは、見た目より先に軸の太さと形を合わせます。
ブリッジをGOTOH/Wilkinsonタイプへ交換
元のブリッジプレートが失われていたため、現在はGOTOH/Wilkinsonタイプを使っています。各弦を個別にオクターブ調整できるサドルで、現在の演奏状態を作りやすい構成です。

実際に弾いた印象
この個体は、ステンレスフレットと交換ピックアップによって、借りた当初の不具合を解消した実用ギターです。Telecasterタイプらしい前後ピックアップの使い分けができ、ブリッジ側ではコードの輪郭、フロント側では単音の厚みを作れます。
この印象は、掲載している改造後の個体での記録です。ヴィンテージ中古は、同じ型番でもフレットの摩耗、ネック状態、電装交換で弾き心地と音が大きく変わります。
中古RTEを買うときのチェックリスト
- 型番と製造年の根拠が写真や資料で示されているか
- ネックの反り、トラスロッド、フレット残量
- ピックアップとポットに交換歴があるか
- ブリッジと取付穴が加工されていないか
- バインディングの割れや浮き
- 音量、トーン、セレクターにガリや音切れがないか
- コレクション目的なら純正部品が付属するか
演奏用では、現在の調整状態、音詰まり、電装の動作を試奏で確認します。オリジナル性を重視する場合は、交換部品を価格へ反映して比較します。
The RevivalのStratocasterタイプ、RST-50-57の所有個体はこちらで紹介しています。
FAQ
- Fernandes RTE-70-59は何年代のギターですか?
- この記事の個体はThe Revival期のRTE-70-59として入手しました。製造年は、カタログ、シリアル、ネックやボディの刻印を合わせて確認します。
- この記事のRTE-70-59は現在どんな仕様ですか?
- HOWL GUITARS製ピックアップ、ステンレスフレット、インチ規格ポット、GOTOH/Wilkinsonタイプのブリッジへ交換されています。
- RTE-70-59の型番はどう確認しますか?
- 石ロゴをThe Revivalの手掛かりにし、ボディ加工、刻印、シリアル、当時のカタログを合わせて型番を確認します。
まとめ
このRTE-70-59は、The RevivalのTelecasterタイプを現役で使うためにピックアップ、フレット、ポット、ブリッジを整えた個体です。検索時に知りたい型番と年代は、石ロゴだけでなく、シリアル、刻印、カタログを組み合わせて調べます。
中古品は、当時の仕様を残す個体と、実用を優先して改造された個体を分けて比較してください。この記事の個体は後者であり、現在の演奏状態を確認するための実例です。

