中国製トレモロエフェクターの魅力
「安くて使えるトレモロペダルはないかな?」と探している方におすすめしたいのが、中華製のトレモロペダルでおすすめのものです。最近は格安ながら高品質なモデルが多く登場しており、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
トレモロはギターの音量を周期的に変化させるシンプルなエフェクトですが、その効果は音楽に独特の揺らぎや深みを与えてくれます。アンプ内蔵タイプもありますが、ペダル式なら自由度が高く、ボードに組み込んで使いやすいのが魅力です。
トレモロ回路は主に「フォトカプラ式」と「トランジスタ式(EAトレモロ系)」の2種類があり、中国製ペダルでもこの基本構造を踏襲しているため、価格が安くても十分なクオリティを楽しむことができます。
Joyo JF-09 Tremolo
Joyoは中国製エフェクターの定番ブランド。JF-09 Tremoloは温かみのあるビンテージライクな揺れ感が特徴です。元ネタはFulltone Supa-Trem 1やDemeter Tremulatorとされており、フォトカプラを使ったクラシックなトレモロ回路を採用しています。海外フォーラムでも「DemeterやSupa-Tremと同じ回路トポロジー」と指摘されるほどで、価格以上の実力を発揮するモデルです。
Revol effects KNOCK TREMOLO ETR-01
Revolはコストパフォーマンスに優れたブランドで、このKNOCK TREMOLOはFulltone Supa-Trem Jr.を意識した設計と考えられています。シンプルな構造ながらも揺れの質が良く、クリーン・歪みどちらにも自然に馴染むため、実用性の高さで評価されています。
Mooer Trelicopter
Mooerはミニペダルで有名な中国メーカーで、TrelicopterはDemeter Tremulatorを元ネタにしたモデルだといわれています。実際に「Demeter Tremulatorの回路に基づいている」と紹介されることも多く、コンパクトながら滑らかで音楽的な揺れが得られる点が魅力です。小型でボードに組み込みやすく、ジャズやブルース系のプレイヤーからも好評です。
Rowin Trelicopter Tremolo
RowinのTrelicopter Tremoloは、設計思想としてFulltone Supa-Trem 1を意識しているとされます。海外レビューでも「Supa-Tremに似たサウンドキャラクター」と評価されることがあり、価格の安さから入門用として人気があります。とにかく安価にトレモロを導入したい人に最適な1台です。
さいごにまとめ
今回は、中華製のトレモロペダルでおすすめのモデルを4つご紹介しました。どれも名機を元ネタにしており、価格以上のサウンドを体験できます。
- Joyo JF-09 Tremolo:FulltoneやDemeterを参考にした定番機種。ビンテージ感のある揺れが特徴。
- Revol effects KNOCK TREMOLO:Fulltone Supa-Trem Jr.風のサウンド。シンプルで扱いやすい。
- Mooer Trelicopter:Demeter Tremulatorをベースとする滑らかな揺れ。小型で省スペース。
- Rowin Trelicopter Tremolo:Fulltone Supa-Tremを意識した設計。とにかく安く試したい人におすすめ。
「コストを抑えつつもしっかりしたトレモロを使いたい!」という方には、今回紹介した中華製トレモロペダルは非常に心強い選択肢です。ぜひ自分の音楽スタイルに合う1台を選んで、揺れ感のある表現を楽しんでください。