中華系オーバードライブとは
名前の通り、中国ブランドから登場しているお手頃価格のエフェクターのことです。
値段が安いからこそ、練習用やサブボード用に導入する人も増えています。円安の影響で昔ほど激安ではないですが、それでも手を伸ばしやすい存在です。
基本的には有名機材をベースにしたモデルが多く、オリジナルの半額以下で買えるのが最大の魅力。
「ライブで気軽に使いたい」「まずは音の方向性を試したい」というギタリストにぴったりです。
部品の精度や耐久性は本家に軍配が上がります。同じ音ではなく“近いキャラクター”と考えると楽しめます。自作経験のある私から見ても、十分に原音の雰囲気は掴めていると感じます。
お財布に優しい中華系オーバードライブ13選
JOYO Sweet Baby Overdrive JF-36
元ネタ:Mad Professor Sweet Honey Overdriveと思われる
Mad Professor マッドプロフェッサー エフェクター FACTORY Series オーバードライブ Sweet Honey Overdriv…
小音量でも反応が良く、ピッキングの強弱で表情を付けやすいペダルです。ブルース好きにおすすめ!
Mosky Amp Turbo
Saras Mosky Amp Turbo Guitar Effect Pedal 2 In 1 Boost Overdrive Effects True Bypass
元ネタ:Lovepedal AMP ELEVENと思われる
ブーストとドライブを1台に収めた万能型。リードでもバッキングでも扱いやすく、コスパが高いです。
JOYO ULTIMATE DRIVE JF-02
元ネタ:Fulltone OCDと思われる
硬質でエッジの効いた歪みが魅力。OCD系らしいレンジの広さでロックサウンドを力強く作れます。
JOYO R-20 KING OF KINGS
元ネタ:Analogman King of Toneと思われる
デュアル回路で幅広い歪みを作れる贅沢仕様。低価格ながら多彩なセッティングが楽しめます。
JOYO Vintage OverDrive
元ネタ:Ibanez TS808 Tube Screamerと思われる
定番チューブスクリーマー系。中域の押し出しが心地よく、バンドアンサンブルで埋もれにくいです。
Donner Blues Drive
元ネタ:Ibanez TS9 Tube Screamerと思われる
小型で持ち運びやすいTS系。家庭練習や小規模ライブに気軽に持ち込めるのが嬉しいポイントです。
6ixty 5ive
元ネタ:Vemuram Jan Rayと思われる
艶やかで繊細なクリーンブースト的サウンド。高級機を試したい人にぴったりのコスパ良品です。
私も所有してますが、若干違いはありますが価格差をみれば十分だと思います。
Rowin ln-328 tube drive guitar
rowin ln-328 tube drive guitarアナログオーバードライブペダルclassic blues pedals distortion boxノー…
元ネタ:Ibanez TS808 Tube Screamerと思われる
王道のブルーストーンを手軽に再現。練習用やセカンドボードに入れておくと安心です。
ROWIN DUMBLER
元ネタ:Zen Driveと思われる
ダンブル系の滑らかなコンプレッション感を味わえる一台。ソロでの歌うようなトーンが魅力です。
Btuty ゴールデンホース
元ネタ:Klon Centaurと思われる
伝説的クローンの系譜を継ぐモデル。抜けの良いミッドレンジで、クリーンブースト用途にも最適です。
Mooer Green Mile
元ネタ:Ibanez TS808 Tube Screamerと思われる
ミニサイズで省スペース。音質も十分で、ペダルボードの隙間に入れやすいのが大きな魅力です。
Mooer Blues Mood
元ネタ:Boss BD-2 Blues Driverと思われる
クリーンからクランチまで幅広く対応。オリジナルBD-2の雰囲気を手軽に味わえる実力派です。
Mooer Hustle Drive
元ネタ:Fulltone OCDと思われる
荒々しくも芯のあるドライブ感。ロックギタリストに人気のOCDサウンドを小さな筐体で楽しめます。
JOYO R-11 BAATSIN
元ネタ:Pro Co RAT、Boss DS-1、Electro-Harmonix Big Muffとあたりと思われる
複数モード搭載で幅広いジャンルに対応。ラット系からファズ系まで、実験的な音作りができます。
まとめ
中華エフェクターは「とりあえず試したい!」という時にぴったり。
オリジナル機材の高価さを考えると、安価に近いサウンドを体験できるのは大きなメリットです。
ライブ用のサブ、練習用の1台、音作りの研究用…使い道は多彩。
「中華だから」と侮らず、賢く選べば十分に戦力になります!