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グラニュラーエフェクターおすすめ4選|音を粒にする仕組みと選び方

グラニュラーエフェクターおすすめ4選|音を粒にする仕組みと選び方

グラニュラーエフェクターは、弾いた音をとても短い「粒」に切り、その粒を並べ替えて新しい響きを作る機材です。

結論から言うと、粒の動きを細かく作りたいならRed Panda Particle 2、少ない操作でアンビエントへ進みたいならWalrus Audio Fable、ループと空間系も一緒に使いたいならChase Bliss Audio MOOD MKIIが選びやすいです。Hologram Electronics Microcosmは、プリセットを切り替えながら複雑なループとグリッチをまとめて扱いたい人に向きます。

最初に覚える違い
グラニュラーは音を加工する方法、グリッチは音が途切れたり跳ねたりする聞こえ方です。サスティナーは音を持続させる機材です。グラニュラー処理でも滑らかなパッド音を作れるため、3つは同じ意味ではありません。

グラニュラーとは?

普通のディレイは、録音した音をほぼ同じ順番で繰り返します。グラニュラーは、その録音を砂粒ほど短い断片へ分け、順番、速さ、音程、再生方向を変えます。

Red PandaはParticle 2を次のように説明しています。

It chops your signal into small grains and then rearranges, shifts, and mangles it.

日本語訳:入力音を小さな粒に切り分け、並べ替え、音程を変え、形を崩します。

参考 Red Panda Particle 2製品ページ(英語)

長いフレーズを録音して重ねる一般的なルーパーに対し、グラニュラーは短い断片そのものを材料にします。ただしMOOD MKIIやMicrocosmのように、マイクロループとグラニュラーに近い加工を一台で行う製品もあります。

おすすめ4機種の比較

製品得意なこと操作の入口向く人
Red Panda Particle 2粒の大きさや動きを作るディレイから始める音を細かく設計したい
Walrus Audio Fable粒と反復音を重ねるプログラムを選ぶアンビエントをすぐ弾きたい
Chase Bliss Audio MOOD MKII短いループと空間処理片側ずつ試す即興で音を育てたい
Hologram Electronics Microcosmループ、グリッチ、空間処理プリセットを選ぶ複雑な変化を足元で呼びたい

グラニュラーエフェクターおすすめ4選

Red Panda Particle 2

Particle 2は、入力音を粒へ分けて、音程、密度、再生方向などを変えるグラニュラー・ディレイです。普通のディレイに近い反復から始め、PARAMETERを一つずつ動かすと変化を追いやすくなります。

粒の動きを演奏に合わせたい人、エクスプレッションやMIDIを使って設定を切り替えたい人に向きます。最初から全つまみを大きく動かすと原音との関係が分かりにくいため、MIXを低めにして試します。

Walrus Audio Fable

Fableは、5種類のプログラムから粒の動き方を選び、原音と反復音を混ぜるペダルです。細かな編集より、弾いたコードの後ろへ揺れる粒を足す使い方から始めやすい設計です。

クリーンのアルペジオ、音数の少ないイントロ、曲間のつなぎで空間を広げたい人に向きます。歪みの後ろに置くと、歪ませた音全体が粒になります。

Chase Bliss Audio MOOD MKII

MOOD MKIIは、短い演奏を取り込むマイクロルーパーと、ディレイやリバーブなどの空間処理を組み合わせるペダルです。Particle 2が粒の加工から音を組み立てるのに対し、MOOD MKIIは空間系とマイクロループの組み合わせから音を作ります。

まず左側の空間系だけ、次に右側のマイクロルーパーだけを鳴らし、最後に両方を混ぜると役割が分かります。偶然できた短いフレーズへ弾き足していく即興に向きます。

Hologram Electronics Microcosm

Microcosmは、弾いた音を短く取り込み、並べ替え、反復、ループ、空間処理を組み合わせるペダルです。複数のアルゴリズムとプリセットを使い、規則的な反復から不規則なグリッチまで切り替えられます。

操作を一から組み立てるより、まず完成した動きから選びたい人に向きます。Microcosmはグラニュラー、ループ、グリッチ、空間処理を統合したワークステーションです。

2026年8月31日時点では、メーカー公式サイトに注文導線があります。海外から購入する場合は、送料、関税、国内での保証条件も確認してください。

Microcosm is a granular effects pedal that rearranges and reinterprets your sound in new and exciting ways.

日本語訳:Microcosmは、音を並べ替えて新しい形へ作り直すグラニュラーエフェクターです。

参考 Hologram Electronics Microcosm製品ページ(英語)

初心者向けの設定

最初は、ギター → グラニュラーエフェクター → リバーブ → アンプの順で接続します。次は、粒の動きを聞き分けるための出発点です。

1. MIXは原音がよく聞こえる位置にする

2. 粒の密度を低めにする

3. 音程変更と逆再生をオフにする

4. コードを一回鳴らし、反復の間隔を聞く

5. 粒の密度、音程、再生方向を一つずつ変える

歪みの前に置くと粒の一つひとつが後段でまとまり、歪みの後ろに置くと完成した歪み音が細かく切られます。切れ目を目立たせるなら歪みの後ろ、粒を後段の歪みになじませるなら歪みの前へ置きます。

変わった処理を実際のプロがどう使っているかは、Tensor、HEDRA、Whammyの使用例をまとめた記事でも確認できます。

FAQ

グラニュラーとグリッチの違いは何ですか?
グラニュラーは音を短い粒へ分けて加工する方法です。グリッチは途切れ、跳び、反復などの聞こえ方を指します。グラニュラーで滑らかな音も作れます。
グラニュラーエフェクターは普通のディレイとして使えますか?
Particle 2やFableはディレイに近い反復から始められます。粒の密度や音程変化を控えると、原音との関係を聞き取りやすくなります。
歪みの前と後ろでは何が変わりますか?
歪みの前では粒が後段の歪みでまとまり、歪みの後ろでは完成した歪み音の切れ目が目立ちます。まず後ろへ置くと処理を聞き分けやすいです。
最初の一台はどれがよいですか?
粒の変化を学ぶならParticle 2、少ない操作で広がりを作るならFable、短いループも使うならMOOD MKIIが候補です。

まとめ

グラニュラーは、音を短い粒へ分けて再構成する処理です。最初は普通のディレイに近い設定から始め、MIX、密度、音程、再生方向の順に動かすと、何が起きているかを耳で追えます。