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【2025年最新】おすすめのパッチケーブル8選まとめ

こんにちは!ギターを弾き始めて7年、毎月ライブハウスのステージに立っている僕が、エフェクターボードの「最後のピース」とも言えるパッチケーブルについて語ります。

「パッチケーブルなんて、なんでもいいんじゃない?」昔は僕もそう思っていました。でも、音作りを突き詰めていくと、この短いケーブルが意外と無視できない存在だと気づかされるんです。本当に音は変わるの?たくさん種類があるけど、どれを選べばいいの?

この記事では、そんなあなたの疑問に、僕自身の経験も交えながら答えていきたいと思います!

パッチケーブルで音は変わる?

まず結論から言ってしまうと、パッチケーブルで音は変わります!でも、それは特定の条件下での話。

一番影響が大きいのは、ギターのピックアップから出て、一番最初に繋がるエフェクターまでの区間です。特に、その最初のエフェクターがトゥルーバイパスだったりすると、そこから数珠つなぎにしたパッチケーブル全体が音に影響してきます。

ちょっと難しい話に聞こえるかもしれませんが、要はギターのピックアップとケーブルって、セットで一種の音色フィルターみたいに働くんです。ケーブルが持つ「静電容量」という電気的な特性によって、高音域のキラキラした部分が少し削れたり、音のピークが変化したりするんですね。これが「ハイ落ち」なんて言われる現象の正体です。

じゃあ、どうすればいいの?
ここでヒーローになるのが「バッファ」です。BOSSのチューナーみたいに、バッファを内蔵したエフェクターを一番最初にONにしておくと、信号が力強くなって、その後のケーブルによる音の変化はほとんど気にならなくなります。ライブハウスの長いケーブルを引き回しても音が劣化しにくくなるのと同じ理屈ですね。

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なので、音への影響を考えるなら、「バッファより前」が勝負。バッファより後は、音質よりも取り回しや耐久性を重視して選んで大丈夫です!

失敗しないパッチケーブルの選び方 3つのポイント

じゃあ、具体的にどんな基準で選べばいいのか。僕がいつも気にしている3つのポイントを紹介します。

1) 省スペース性:プラグの形でボードが決まる!

エフェクターボードを組んでいると、「あと数ミリが足りない!」ってこと、本当によくあります(笑)。そんな時に効いてくるのがプラグの形状です。

パンケーキ型と呼ばれる平べったいプラグや、さらに薄いフラット型のプラグは、ペダル同士の間隔をギリギリまで詰められるので超便利。特にBOSSのスイッチャーみたいにジャックが隣接している機材だと、この薄さが本当にありがたいんです。

プラグの薄さだけでなく、プラグの向き(形状)も非常に重要です。代表的なものを覚えておくと、配線がぐっと楽になりますよ。

L/L (L字/L字): 両端がL字型の最も一般的なタイプ。ペダルを横に並べて接続するのに最適です。

S/L (ストレート/L字): 片側がまっすぐなストレート型、もう一方がL字型。ワウペダルのようにサイドにジャックがあるペダルや、ボードの端にあるペダルとの接続に便利です。

S/S (ストレート/ストレート): 両端がストレート型。スイッチャーのジャックのように、奥まった場所にある端子同士を繋ぐときに重宝します。

L/L (クランク): L字プラグの向きが互い違いになっている特殊なタイプ。隣り合うペダルのジャックの高さが微妙に違うときに、ケーブルに無理なストレスをかけずにスマートに配線できます。

自分のボードのどこにどの形状が必要か考えながら選ぶと、よりスッキリした配線になりますよ。

2) はんだ有り/はんだレス:信頼性と自由度のトレードオフ

これは自作する人にとっては特に悩ましいポイントですよね。

  • はんだ有り:昔ながらのはんだ付けされたタイプ。やっぱり安心感が違います。毎月のようにライブで機材を運ぶ僕としては、物理的な強度や接触の安定性で、はんだ有りに絶大な信頼を置いています。
  • はんだレス:ネジなどで固定するタイプ。なんと言っても、自分のボードに合わせてピッタリの長さで作れるのが最高のメリット!ボード上が驚くほどスッキリします。最近は信頼性の高い製品も多いので、正しく作ればライブでも十分使えます。

個人的には、重要な部分にははんだ有りを使いつつ、スペースを詰めたい箇所には信頼できるメーカーのはんだレスを使う、というハイブリッドな使い方がおすすめです。

用途別!おすすめパッチケーブル8選

ここからは、僕が実際に使ったり、周りのギタリスト仲間でも評価が高かったりする製品を厳選して紹介します!

まずは、今回ご紹介する8つのパッチケーブルを一覧で見てみましょう。気になる名前をクリックすると、詳しい解説にジャンプできますよ。

No.製品名タイプ特徴
1Evidence Audio SIS + Monorailはんだレス高音質・高信頼性でプロにも愛用者多数
2FREE THE TONE CU-416 + SLはんだレス超小型プラグで省スペース性に特化
3Providence P203はんだ有り完成品迷ったらコレ!日本の大定番モデル
4Mogami Gold PRRはんだ有り完成品スタジオ品質のサウンドと省スペース性を両立
5EBS Premium/Deluxe Flat Patch超薄型フラット省スペース化の火付け役、圧倒的な薄さ
6Ernie Ball Flat Ribbon超薄型フラット入手しやすくコスパの良いフラットケーブル
7BOSS BPCスリム・パンケーキBOSS製品との相性抜群、超薄型プラグ
8RockBoard Flat Patch低容量フラット低容量スペックを明示した音質重視フラット

 

1. Evidence Audio SIS + Monorail(はんだレス)

音質も信頼性も妥協したくない、でもボードはスッキリさせたい!というわがままを叶えてくれるのがこれ。ケーブルの芯線を直接プラグにねじ込む独自の構造で、はんだレスの中でも特に安定性が高いと評判です。

2. FREE THE TONE CU-416 + SL(はんだレス)

日本のプロの現場で絶大な支持を得ているブランド。とにかくプラグが小さく、狭いスペースにもスッと収まります。音質はもちろん、作業のしやすさも考えられていて、まさに実践派のケーブルです。

こちらは楽天市場で取り扱いがありました。
https://item.rakuten.co.jp/ikebe/635206/?ultra_crid=635206&scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868&icm_cid=16057452614&gclid=CjwKCAjw2brFBhBOEiwAVJX5GHHViPHlC8S6UKmndfn4sh-l8Ts_XkaYF-5V3PyygoMRYMEqu40htxoCCbMQAvD_BwE&iasid=wem_icbs_&icm_agid=131501744574&gbraid=0AAAAADoVjpjOswp3_qoTU5DHmTIgEv1iv&icm_acid=255-776-8501&ifd=57

3. Providence P203(はんだ有り完成品)

迷ったらコレ、と言える日本の大定番パッチケーブル。しなやかで取り回しが良く、ノイズにも強い。楽器屋さんに必ず置いてある安心感も魅力ですね。僕も一本持ってお守り代わりにしています。

4. Mogami Gold PRR(はんだ有り完成品)

レコーディングスタジオの定番、モガミ電線を使ったパッチケーブル。パンケーキ型のプラグで省スペース性もばっちり。プロの現場で培われた信頼性と、クリアなサウンドが持ち味です。

5. EBS Premium/Deluxe Flat Patch(超薄型フラット)

EBS フラットパッチケーブル 28CM PCF-28

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とにかくペダルを詰め込みたい!という人には、もうこれしかないってくらい定番のフラットケーブル。ダブルシールド構造で、見た目の華奢さとは裏腹にノイズにも強い設計になっています。TRS(ステレオ)版があるのも嬉しいポイント。

6. Ernie Ball Flat Ribbon(超薄型フラット)

こちらも人気のフラットケーブル。EBSより少し手に入れやすい価格帯で、いろんな長さがセットになったマルチパックもあるので、ボード全体のケーブルを一度に入れ替えたい時に便利です。

7. BOSS BPC(スリム・パンケーキ)

驚くほど薄いパンケーキ・プラグが特徴。BOSSのスイッチャー(ESシリーズなど)のようにジャック同士が近い機材でも、プラグが干渉しないように設計されています。痒い所に手が届く、さすがBOSSという製品です。

8. RockBoard Flat Patch(低容量フラット)

省スペースなフラット型でありながら、「10 pF/10cm未満」という低容量を明確に謳っているのが素晴らしい。スペース効率と音質の両方を、高いレベルで両立させたい人におすすめです。

ケース別・配線の考え方

あなたのボードはどのタイプ?配線のヒントをいくつか。

ケースA:ギターから繋いだペダルが全部トゥルーバイパス

この場合、ケーブルの全長が音に影響しやすいです。なるべく短く、そして静電容量の低いケーブル(RockBoardなど)を選ぶと、音の劣化を最小限に抑えられます。

ケースB:最初にバッファ内蔵のチューナーなどを置いている

理想的な配線です!チューナーより後は、音の変化は気にしなくてOK。純粋にプラグの形やケーブルの柔軟性など、取り回しの良さで選んでしまいましょう。フラット型などで効率よくボードを組むのが合理的です。

ケースC:ステレオ出力やエクスプレッションペダルがある

ここは必ずTRSケーブルを使いましょう。見た目が似ているので、間違えないように印をつけておくと、ライブ本番でのトラブルを防げますよ。

よくある質問

Q. ケーブルで音は「良く」なりますか?

A. 「良い音」の基準は人それぞれですが、ケーブルで音のキャラクターが変わるのは事実です。特にギターから一番近い部分では、音が明るくクリアになったり、逆にもっちりした太い音になったりします。これは変化であって、優劣ではありません。

Q. バッファより後ろのケーブルは、本当になんでもいい?

A. はい、音質的な差はほとんど無視できるレベルになります。なので、耐久性やプラグの形状、価格などを優先して選ぶのが賢い選択です!

Q. TRSパッチはいつ必要?

A. ペダルがステレオ入出力に対応している時や、エクスプレッションペダル、タップテンポ用のスイッチなどを接続する時に必要です。普通のペダル同士はTSでOKです。

最後に、パッチケーブル選びで大切なこと

いろいろと語ってきましたが、結局のところ一番大事なのは**「自分のボードで何を優先したいか」**を考えることです。

バッファより前の音質なのか、ペダルを詰め込むための省スペース性なのか、それとも毎月のライブに耐える頑丈さなのか。自分のプレイスタイルや機材に合わせて、最適な一本(あるいは数本)を見つけるのが、エフェクターボード作りの醍醐味でもあります。

この記事が、あなたの理想のボード作りの手助けになれば、とても嬉しいです!