ジョン・フルシアンテさんの記事で扱ってきたエフェクター48台を、カテゴリ別にまとめた資料一覧です。48台を同じ時期に使用したという意味ではありません。
本人・機材担当者の発言で確認できる機材と、使用根拠・時期が未確定の候補を分けました。候補は、表の「確認状況」で確度を確認できます。
DS-2、WH10、CE-1、2022年の歪み構成など、検索の中心になる機材は総合記事で年代別に解説しています。
「本人・テック確認」は本人または機材担当者の発言で製品名を確認した機材です。「候補(使用根拠・時期未確定)」は、本人使用を示す資料、使用時期、曲が未確定の機材です。
オーバードライブ/ディストーション 7台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 1 | BOSS SD-1 Super OverDrive | 本人・2022年制作で確認 |
| 2 | Ibanez TS9 Tube Screamer | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 3 | BOSS BD-2 Blues Driver | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 4 | BOSS DS-1 Distortion | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 5 | BOSS DS-2 Turbo Distortion | 本人・テック確認 |
| 6 | MXR M78 Custom Badass ’78 Distortion | 2022年の本人インタビュー記事の機材見出しで確認 |
| 7 | Electro-Harmonix Metal Muff with Top Boost | 候補(使用根拠・時期未確定) |
BOSS SD-1 Super OverDrive
2022年の本人インタビューでは、SD-1またはDS-2へBig MuffかSuper Badass Variac Fuzzを重ねる使い方が説明されています。
Ibanez TS9 Tube Screamer
OVERDRIVE、TONE、LEVELの3ノブを備えるオーバードライブです。
BOSS BD-2 Blues Driver
GAIN、TONE、LEVELでクリーン寄りから強い歪みまで調整できるオーバードライブです。
BOSS DS-1 Distortion
TONE、DIST、LEVELを備えるディストーションです。
BOSS DS-2 Turbo Distortion
本人と機材担当者の発言で確認できる代表的な歪みです。一時期はボードに2台置かれていました。
MXR M78 Custom Badass ’78 Distortion
2022年のリハーサル用ボードでM78として紹介されています。本人の発言は「MXRのディストーション」という範囲です。
Electro-Harmonix Metal Muff with Top Boost
高ゲインの歪みに加え、TOP BOOSTを備えるディストーションです。
ファズ 12台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 8 | Electro-Harmonix English Muff’n | 本人・2009年ソロ作品の録音で確認 |
| 9 | Electro-Harmonix Big Muff | 本人・2022年制作で確認。モデルは未特定 |
| 10 | ZVEX Fuzz Factory | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 11 | BOSS FZ-3 Fuzz | テックがCalifornication期を回想 |
| 12 | Mosrite Fuzzrite | 本人・2009年ソロ作品の録音で確認 |
| 13 | Dirty Boy Afro Fuzz | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 14 | BOSS FZ-1W Fuzz | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 15 | Rainger FX Dr. Freakenstein Fuzz | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 16 | MXR Super Badass Variac Fuzz | 本人・2022年制作で確認 |
| 17 | Electro-Harmonix Deluxe Big Muff Pi | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 18 | DOD FX52 Classic Fuzz | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 19 | Electro-Harmonix “Black Russian” Big Muff Pi V8 | 候補(使用根拠・時期未確定) |
Electro-Harmonix English Muff’n
2009年の本人インタビューで、ソロ曲「Enough Of Me」の録音に使ったことが確認できます。
Electro-Harmonix Big Muff
本人は2022年の2作品でBig Muffを多く使ったと説明しています。具体的なモデルと曲ごとの組み合わせは特定されていません。
ZVEX Fuzz Factory
発振を含む大きな音の変化を複数のノブで調整できるファズです。
BOSS FZ-3 Fuzz
元機材担当者Dave Leeさんは、Californication期の小規模なボードでFZ-3を使ったと回想しています。
Mosrite Fuzzrite
2009年の本人インタビューで、ソロ作品の録音機材として挙げられています。
Dirty Boy Afro Fuzz
Dirty Boyが製作したファズです。
BOSS FZ-1W Fuzz
VINTAGE/MODERNの2モードを備えるファズです。
Rainger FX Dr. Freakenstein Fuzz
発振やピッチ変化を含む強い音の変化を作るファズです。
MXR Super Badass Variac Fuzz
2022年の本人インタビューでは、SD-1またはDS-2へ重ねたファズの一つとして説明されています。
Electro-Harmonix Deluxe Big Muff Pi
Big Muff系の歪みに、MID、ATTACK、GATEなどの追加調整を備えます。
DOD FX52 Classic Fuzz
DOD FXシリーズのファズです。
Electro-Harmonix “Black Russian” Big Muff Pi V8
黒い筐体を採用したロシア製Big MuffのV8世代です。
ファズに絞った使い分けと現行候補は別記事で整理しています。
ブースター/コーラス 2台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 20 | MXR Micro Amp | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 21 | BOSS CE-1 Chorus Ensemble | 本人・テック確認。プリアンプと信号分岐を含む |
MXR Micro Amp
GAINノブで入力レベルを上げる1ノブのブースターです。
BOSS CE-1 Chorus Ensemble
元機材担当者Dave Leeさんは、CE-1のLEVELを強く弾いたときに少し歪み始める位置へ調整し、2台のMarshallへ信号を分けたと説明しています。
フランジャー/フェイザー 6台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 22 | Electro-Harmonix Electric Mistress | 候補(使用根拠・時期未確定)。使用世代は未確認 |
| 23 | Electro-Harmonix Deluxe Electric Mistress | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 24 | MXR M117 Flanger | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 25 | MXR Phase 90 | 候補(使用根拠・時期未確定)。筐体世代は未確認 |
| 26 | MXR Phase 100 | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 27 | Moog Moogerfooger MF-103 12-Stage Phaser | 候補(使用根拠・時期未確定) |
Electro-Harmonix Electric Mistress
フランジャー/フィルター・マトリックス系の機材です。候補個体の世代は未確定です。
Electro-Harmonix Deluxe Electric Mistress
フランジャーとフィルター・マトリックスを備えるモデルです。
MXR M117 Flanger
MANUAL、WIDTH、SPEED、REGENで揺れを調整するフランジャーです。
MXR Phase 90
SPEED 1ノブのフェイザーです。候補個体の筐体世代は未確定です。
MXR Phase 100
SPEEDと4段階のINTENSITYを備えるフェイザーです。
Moog Moogerfooger MF-103 12-Stage Phaser
12段フェイザーとLFOを備えるMoogerfoogerです。
ディレイ 6台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 28 | Line 6 DL4 Delay Modeler | 候補(使用根拠・時期未確定)。初代機 |
| 29 | DOD Analog Delay 680 | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 30 | MXR M169 Carbon Copy | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 31 | BOSS DD-500 Digital Delay | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 32 | Dunlop Echoplex Delay EP103 | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 33 | BOSS DM-2 Delay | 候補(使用根拠・時期未確定)。DM-2Wとは別製品 |
Line 6 DL4 Delay Modeler
初代DL4は複数のディレイモデルとルーパーを備えます。
DOD Analog Delay 680
DODのアナログディレイです。
MXR M169 Carbon Copy
REGEN、MIX、DELAYを備えるアナログディレイです。
BOSS DD-500 Digital Delay
複数のディレイモード、プリセット、MIDIを備えるデジタルディレイです。
Dunlop Echoplex Delay EP103
テープエコー系の反復音を再現するディレイです。
BOSS DM-2 Delay
オリジナルDM-2は生産完了品で、現行のDM-2Wとは別製品です。
ワウ/ピッチ 5台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 34 | Ibanez WH10 | 本人確認。初期WH10と後継世代を分けて扱う |
| 35 | Xotic XW-1 Wah | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 36 | Dunlop 535Q Cry Baby Multi-Wah | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 37 | Electro-Harmonix POG Polyphonic Octave Generator | 候補(使用根拠・時期未確定)。初代POG |
| 38 | DigiTech WH-4 Whammy | 候補(使用根拠・時期未確定)。WH-1/Whammy 5とは別製品 |
Ibanez WH10
本人は初期WH10を『Blood Sugar Sex Magik』以来の標準ワウと説明しています。WH10V2、WH10V3は別世代です。
Xotic XW-1 Wah
BIAS、WAH Q、TREBLE、BASSを外部調整できるワウです。
Dunlop 535Q Cry Baby Multi-Wah
周波数範囲、Q、ブーストを調整できるCry Babyです。
Electro-Harmonix POG Polyphonic Octave Generator
原音へ上下のオクターブ音を重ねられる初代POGです。
DigiTech WH-4 Whammy
ペダルでピッチを連続変化させるWH-4世代で、WH-1、Whammy 5とは別製品です。
リングモジュレーター/フィルター 5台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 39 | Moog Moogerfooger MF-102 Ring Modulator | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 40 | Electro-Harmonix Q-Tron+ | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 41 | Moog Moogerfooger MF-101 Low-Pass Filter | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 42 | Line 6 FM4 Filter Modeler | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 43 | Moog Moogerfooger MF-105 MuRF | 候補(使用根拠・時期未確定) |
Moog Moogerfooger MF-102 Ring Modulator
キャリア周波数とLFOを調整できるリングモジュレーターです。
Electro-Harmonix Q-Tron+
ピッキングの強さに反応するエンベロープフィルターです。
Moog Moogerfooger MF-101 Low-Pass Filter
カットオフとエンベロープを調整できるローパスフィルターです。
Line 6 FM4 Filter Modeler
複数のフィルター系モデルを収録したストンプボックスです。
Moog Moogerfooger MF-105 MuRF
複数帯域をリズミカルに動かすフィルターです。
リバーブ/コンプレッサー 5台
| No. | 機材 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 44 | MXR M300 Reverb | 2022年リハーサル用ボードで確認 |
| 45 | BOSS RV-2 Digital Reverb | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 46 | Electro-Harmonix Holy Grail Reverb | 本人・2009年ソロ作品の録音で確認 |
| 47 | BOSS CS-3 Compression Sustainer | 候補(使用根拠・時期未確定) |
| 48 | MXR Dyna Comp | 本人・2022年リハーサルで確認 |
MXR M300 Reverb
2022年のリハーサル用ボードで確認されています。録音時の歪み4台とは別の記録です。
BOSS RV-2 Digital Reverb
BOSS初期のデジタルリバーブです。
Electro-Harmonix Holy Grail Reverb
2009年の本人インタビューで、ソロ作品の録音機材として挙げられています。
BOSS CS-3 Compression Sustainer
LEVEL、TONE、ATTACK、SUSTAINを備えるコンプレッサーです。
MXR Dyna Comp
2022年のリハーサルで、クリーンのサステインを得る用途として本人が説明しています。使用個体の世代は特定されていません。
48台一覧で注意したいこと
この一覧には、Red Hot Chili Peppersのライブ、アルバム制作、ソロ作品の録音で確認された機材が混在しています。ひとつのペダルボードの接続順として並べた表ではありません。
同じ名称でも、WH10、Big Muff、Electric Mistress、DL4、POG、Whammyなどには世代差があります。後継機は本人使用機と別仕様として扱い、購入可能な現行機は総合記事や個別記事で分けて紹介します。
まとめ
本人または機材担当者の発言で確認できる代表例は、DS-2、WH10、CE-1、SD-1、Big Muff、Super Badass Variac Fuzz、Dyna Compです。使用時期や曲が不明な機材は、表の「確認状況」にその範囲を記載しています。
音作りを始める場合は、48台を一度にそろえるのではなく、総合記事のDS-2、WH10、CE-1から役割を確認してください。
