現在でも定番のオーバードライブエフェクター「Ibanez TS9 Tube Screamer」の1982年製ヴィンテージです。
状態が良くないとのことで3万円で購入しましたが、音は問題なく素晴らしいです。

基板裏右側の部分が焼け焦げてました。
部品の交換はなく、基板裏の焼け焦げ以外は問題なくオリジナルです。
オペアンプのJRC4558Dの艶有りが輝いてますね。ヴィンテージだから高いコンデンサや抵抗を使っているわけではありません。当時としては一般的な安い部品のみで作られてると思います。
トランジスタはすべて2SC1815BL、FETは2SK30のオレンジランクです。
現行品に近い、TS9のセカンドリイシューと比較してみました。
現行品の方が全体まんべんなくブーストされていますが、どこか曇ってます。
ヴィンテージは帯域は狭いもののクリアな印象でした。
当サイトで紹介しているVintage MODを施している個体と比較しました。
セカンドリイシューよりは近づいた気はしますが、ブラインドで聞くと違いが全くわからないくらいでした。
セカンドリイシューとの比較は弾いてると違いははっきりわかりました。
現行品を買って預けていただければ改造も代行します。
改造のメインのJRC4558Dの艶有りはかなり貴重になってしまったので、別のものを使います。