2n3565.tokyo
誰もが一度は所有したことであろう、BOSSが誇るロングセラーモデルSD-1 Super Overdriveの割と初期製造のものを紹介します。
いつか値段が上がるだろうとこっそり何台も所有してましたが、引っ越しの際にだいぶ処分してしまいました。
今でも最初期のものを除けば2万円もいかないで買えると思うので、ヴィンテージオーバードライブが欲しい人にはおすすめだと思います。そんなにエフェクターはヴィンテージのほうが良いと言わないタイプではあるのですが、SD-1は現行品および台湾製と比較すると明らかにヴィンテージモデルのほうが音がいいと思います。
オペアンプはJRC4558DDの艶有りでした。1982年製のSD-1は4558DやNECの4558が載っていたりします。
オペアンプで音が変わるのは変わるののですが、その影響は限定的だと思っている派でしたが実際に比べてみると4558DDは少しカラッとした歪みになるような気がしてます。普通の4558Dと比較すると。
トランジスタは2SC732のグリーンランクです。
インプットとアウトプットバッファに使われてるトランジスタ。
FETは2SK30のイエローランクです。
2SC1685というあまり見ないトランジスタもバッファ周りに使われてました。
現行品はチップ基板になってしまっていて改造しづらいですが、少し古い台湾製を改造するのは良いですね。日本製はできる限り改造せずにそのままの姿で残してあげてください。
BOSS SD-1の技クラフトバージョンもずっと気になっているのですが、未だに入手してません。以前試奏した時に結構良かったのですが、ヴィンテージのSD-1で十分だなと思ってしまいました。
