Joodeeという1970年代中盤から後半にかけてGibsonやFenderのコピーモデルを販売していたブランドの一品です。
製造は時期によってダイナ楽器かヤマキに分かれるそうですが、おそらく当方のレスポールはダイナ楽器製なのではと思っていますが自身はありません。Joodeeはもう一本ストラトタイプを持っているのですが、それは明らかにダイナ楽器製と分かる作りでどことなくFender Japan感を感じます。(ダイナ楽器はFender Japanの製造をフジゲンから引き継いでやってる)
↓当時のカタログです。スペックと照らし合わせるとおそらくJLP-55CSというモデルなのかなと思います。
トップのメイプルの木目が非常にいい味を出しています。ロゴもサイケでかっこいいですね。
当時定価55000円というのは今で言う15万くらいの感覚だったらしく、ブルースセッションでお会いする60代後半の大先輩に伺ったところ、Joodeeは本家ほどまではいかないが高嶺の花ではあったそうです。
78年頃から精度の高いコピーモデルが増えていったのでそれに押されてなくなっていったのかもしれません。
バックのマホガニーは大人しめ。そしてなぜかパンケーキ構造です。
当方が入手した時点で色々なエラーがあったので思い切って木材と塗装以外はすべての部品を交換してます。
ピックアップは初期のVanzandt、ブリッジはFreedom custom guitar researchのロッカブルブリッジ、テールピースはアルミでGOTOH製、ペグもGotohです。