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当サイトで製作されるエフェクターの品質について

プリント基板を使わず、ユニバーサル基板の裏側で部品の足を直接つなげるPTP方式(ポイントトゥポイント)で製作してます。

プリント基板で制作すると部品→ハンダ→プリント銅パターン→ハンダ→部品と信号のロスが発生する機会が多くなってしまいますが、PTP方式で製作した場合は部品と部品をハンダで直接つなぐことにより信号のロスが限りなく少なくなり回路の最適化になります。

ハンダは安物を使わず、基本的にはケスター44というオーディオ業界では有名でスタンダードなものを使用しています。箇所に応じて、ケスター285という種類も使用して使い分けてます。

個人的にサウンドの肝となるのは回路に使われる部品の定数ですが、次点で抵抗の素材や品質が重要だと考えてます。日本製の高品質なカーボン抵抗を中心にサウンドの肝となる部分はDaleなどのミリタリースペックの抵抗やカーボンコンポジション抵抗を使用してます。

抜き差しの多いジャック部分には内歯ワッシャーを使用してナットの緩みを防止しています。エフェクターの故障で一番多いのはジャックの緩みによって配線が切れたり接触してはいけない部分にジャック端子が接続することによっておきます。

ジャックを通してエフェクターのケースにも電気が流れているので、ジャックとケースの接触の安定性を高める狙いもあります。

配線材は日本製のテフロン被膜のものを中心に使用してます。一般的なビニール被膜の配線より熱に強く、大きな電圧が流れてしまっても問題ないです。太さは22AWG相当、芯線は7本のものを好んでます。過去にヴィンテージ配線材にハマっていた時期もありましたが、テフロン被膜の安定性と音質に気づいてからはテフロン被膜の配線材にこだわって製作をしています。