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アコギ・エレアコ用エフェクターおすすめ4選|DIと音作りで選ぶ

アコギ・エレアコ用エフェクターおすすめ4選|DIと音作りで選ぶ

アコギ・エレアコ用エフェクターは、音を派手に変えるためだけの機材ではありません。ピックアップで拾った硬い音を整え、ハウリングを抑え、PAへ送りやすくする役割があります。

結論は、いろいろな効果を試すならZOOM A1X FOUR、少ないつまみで自然な響きを足すならBOSS AD-2、PAへXLRで送りながら細かく整えるならZOOM AC-3、2本のギターを持ち替えるライブならBOSS AD-10です。

最初に確認すること
エレアコに足りない機能を一つ決めます。「音が硬い」「特定の音が鳴るとハウリングする」「PAへXLRで送りたい」「2本のギターを持ち替えたい」のどれかで選ぶと分かりやすくなります。
製品主な役割PA向けXLR向いている人
ZOOM A1X FOUR複数エフェクト、リズム、ルーパーなし音作りと練習を1台で試したい人
BOSS AD-2響きの補正、Ambience、Notchなし(TRS LINE OUT)つまみ3つで簡単に整えたい人
ZOOM AC-3ギター/ピックアップ補正、コンプ、リバーブ、DIありPA直結と細かな補正を両立したい人
BOSS AD-102入力、音作り、ハウリング対策、ルーパーあり2本のギターを持ち替えるライブ奏者

アコギ・エレアコ用エフェクターは何をする機材か

エレアコのピックアップは、ステージで音を大きくするために便利です。一方で、生音より弦の高音が硬く聞こえたり、胴の響きが少なく感じられたりします。

アコギ用プリアンプは、写真の色を補正するアプリに似ています。元の写真を別物にするのではなく、明るさや色を見やすく整えます。エレアコでは、音量、低音・中音・高音、胴鳴りに近い響き、リバーブを調整します。

ハウリング対策はNotchやAnti-feedbackを見る

ハウリングは、スピーカーから出た音をギターが再び拾い、特定の低い音が大きく回り続ける状態です。Notchは、その原因になっている狭い音域を探して下げる機能です。

ハウリング対策機能があっても、音量、スピーカーとの距離、ギターの向きで発生します。機材だけで完全に防げる機能ではありません。

PAへ送るなら出力端子を見る

XLR出力があるAC-3とAD-10は、会場のミキサーへ接続しやすい機種です。AD-2のLINE OUTはTRS標準端子です。見た目が標準ジャックでもバランス出力として使える端子なので、会場の入力に合うケーブルを用意します。

アコギ・エレアコ用エフェクターおすすめ4選

ZOOM A1X FOUR

A1X FOURは、アコースティック楽器向けのエフェクト、リズム、ルーパーをまとめたマルチエフェクターです。エクスプレッション・ペダルを使い、音量や効果を演奏中に足で動かせます。

アコギ用のコンプレッサー、EQ、コーラス、ディレイ、リバーブを順番に試したい初心者に向きます。XLR出力はないため、ライブ会場のPAへ直接送る場合は別のDIを組み合わせます。

参考 A1 FOUR/A1X FOUR|機能と仕様ZOOM

BOSS AD-2 Acoustic Preamp

AD-2は、Acoustic Resonance、Ambience、Notchの3つのつまみで音を整える小型プリアンプです。Acoustic Resonanceでピックアップの音を補正し、Ambienceで残響を足し、Notchでハウリングしやすい音域を探します。

メニューを使わず、ライブ中につまみを直接動かしたい人に向きます。出力は通常のOUTPUTと、バランス対応のTRS LINE OUTです。XLR端子そのものは付いていません。

参考 AD-2|機能・接続端子・仕様BOSS

ZOOM AC-3

AC-3は、ギターの形とピックアップの種類を選び、出力音を補正するプリアンプ/DIです。コンプレッサー、EQ、リバーブ、アンチフィードバック、ブーストも備えます。

XLR出力からPAへ送り、標準出力から手元のアンプへ送る使い方ができます。1台で音量調整、響き、残響、ハウリング対策まで扱いたい人に向きます。

ギターの形とピックアップの選択は、完全な生音へ戻すスイッチではありません。会場のPAと自分のギターに合わせてEQも調整します。

参考 AC-3|補正機能・DI・仕様ZOOM

BOSS AD-10 Acoustic Preamp

AD-10は、2系統の入力を備えるライブ向けアコースティック・プリアンプです。2本のギターをつないで持ち替える場合や、1本のギターに付いた2種類のピックアップを扱う場合に使えます。

EQ、コンプレッサー、リバーブ、ディレイ、コーラス、アンチフィードバック、ブースト、ルーパーを備え、XLRからPAへ出力できます。機能は多いものの、曲中に使う操作を足元へまとめたい人にはAD-2より対応範囲が広い機種です。

1本のギターを自宅で鳴らすだけなら、機能と本体サイズを持て余す可能性があります。

参考 AD-10|2入力・エフェクト・接続端子BOSS

つなぎ方の基本

PAへ送る基本は次の順です。

エレアコ → アコギ用プリアンプ/DI → PAミキサー

チューナーを別に使う場合は、エレアコとプリアンプの間へ置くと分かりやすくなります。ボリューム・ペダルは機種と用途により位置が変わるため、残響音も一緒に消したいのか、ギターの入力だけを下げたいのかで決めます。

ギター用プリアンプ全体とPA直結の違いはこちらで解説しています。

おすすめしない選び方

  • 内蔵エフェクトの数だけで決める
  • XLRのない機種を、別のDIなしでPAへ長距離接続する
  • Notchを最大にすればハウリングが止まると考える
  • 2入力が不要なのに、大型の2チャンネル機を選ぶ
  • パッシブ・ピックアップの出力や必要な入力インピーダンスを確認しない

必要な役割が響きの補正だけならAD-2、PA直結までならAC-3、2入力と足元操作まで必要ならAD-10という順で考えると、機能の重複を減らせます。

FAQ

アコギに普通のギター用エフェクターは使えますか?
使えます。コーラス、ディレイ、リバーブなどは接続できます。ただし、アコギ用機はピックアップの硬さ、ハウリング、PAへの出力を扱いやすく、ライブでは役割が異なります。
エレアコにDIは必要ですか?
会場のPAへ長いケーブルで送る場合は、XLR出力を備えるDIまたはプリアンプが便利です。アンプへ短い標準ケーブルでつなぐ自宅練習では、必ずしも必要ではありません。
アコギ用エフェクターでハウリングは完全に止まりますか?
完全には止まりません。NotchやAnti-feedbackで原因の音域を下げられますが、スピーカーとの距離、ギターの向き、会場音量も調整します。必要ならサウンドホール・カバーも使います。
初心者はA1X FOURとAD-2のどちらがよいですか?
コーラスやディレイを含む多くの効果を試すならA1X FOUR、響きの補正とハウリング対策を少ないつまみで行うならAD-2が分かりやすいです。PA直結には別途端子も確認します。

まとめ

エレアコの音作りでは、効果の数より、響きの補正、ハウリング対策、PA出力、入力数を見ます。A1X FOURは多彩な効果、AD-2は簡単な補正、AC-3はDIと細かな調整、AD-10は2入力のライブ運用に向きます。