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ストラトキャスター改造パーツ徹底ガイド|音質と操作性をアップするおすすめカスタム方法

目次

はじめに|ストラトキャスター改造の魅力

ストラトキャスターは、世界中のギタリストに愛されている歴史あるエレキギターです。標準の仕様でも十分に魅力的ですが、パーツを交換してカスタマイズすることで自分好みの音色や操作性を手に入れられるのが大きな魅力です!

本記事では、ストラトキャスターの改造におすすめのパーツを、できるだけ詳しくご紹介いたします。ヴィンテージテイストが好きな方も、最新のトレモロ技術を取り入れたい方も、ぜひ参考になさってください。

私愛用のストラトタイプのギターです。2ピースアルダーボディにラッカー塗装でソニックブルーを塗ってます。ネックはALLPARTS製です。 ブリッジはウィルキンソンVSVG、ピックアップはAngel Seeksというレアなピックアップです。

さらに、改造の際に気をつけるべきポイントや、パーツの選び方のコツなども丁寧に解説いたします。

ピックアップ交換

まずは最も音に直結するパーツともいえるピックアップから見ていきましょう。ストラトキャスターの代名詞といえるシングルコイルの素直な響きは、多くのギタリストに支持されています。

しかし、「もっと太い音が欲しい」「ヴィンテージサウンドを再現したい」という場合はピックアップの交換が効果的です!

The Revival Pickups RPS8 Texas Special

こちらはヴィンテージ系のアルニコ5マグネットを採用したピックアップセットです。いわゆる「テキサス系サウンド」が特徴で、ややパワーのあるストラトトーンを演出します。ブルースやロックを中心に弾かれる方におすすめで、甘く粘りのあるミッドレンジが魅力です。

MEMO
RPS8 Texas Specialは、歯切れの良さをキープしつつ中域の押し出しを強調した構造なので、クランチサウンドにもマッチします!

Fender Vintera ’60s

本家Fenderのリプレイス用ピックアップです。60年代前半のストラトキャスターのサウンドを狙っており、クリアで素直なサウンドです。

Fender Deluxe Drive Stratocaster Pickup SET

レスポンスの速さと元気のいいサウンドが特徴です。ヴィンテージの枯れ感は少ないですがドライブさせたときのサウンドは気持ちがいいです。 他にも予算があるならVanzandt(ヴァンザント)やGrinning Dog、LINDY FRALIN(リンディ・フレリン)、Bare Knuckle Pickups、Raw Vintageなどのピックアップメーカーもおすすめです。

セイモア・ダンカンももちろんおすすめですが、最近のものはぱっとしない印象があります。 取り付けの際には配線図をしっかり確認し、ホット・コールドの位置関係を間違えないよう注意してください。ストラト用のピックアップ交換は配線が比較的シンプルですが、慣れない方はショップに依頼するのも安心です。

★サウンドハウス虎の巻!ギター初心者講座ギター パーツの配線 https://www.soundhouse.co.jp/howto/guitar/wiring/

ポットの交換で回し心地や音作りを最適化

ボリュームやトーンを調整するポット(ポテンショメータ)も意外に音質に影響します。回し心地の軽重は演奏性にも関わるので、自分のスタイルに合うものを選びたいですね!

ストラトキャスターでは250kΩを使うのが一般的ですが、メーカーによってトルク(回す抵抗感)が変わります。

主なおすすめポット

  • HOSCO SCUD CTS製ポット (CTS-A250-S)
  • ESP ORIGINAL PARTS BOURNS POT 250kΩA
  • SCUD ALPHA ポット (ALP-250A)

ESP ORIGINAL PARTS BOURNS POT 250kΩA ポット

ESP ORIGINAL PARTS BOURNS POT 250kΩA ポット

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この3つの中では、BOURNSが最も軽く、CTSが中間、ALPHAがやや重めという特性です。ボリューム奏法を多用する方にはBOURNSが人気ですが、私は標準的な硬さのCTSがお気に入りです! ストラトには3つポットを使うので、3つ買いましょう。

“MEMO”
CTSポットには背面に「へそ」が出っ張ったものとフラットなものがあります。へそ付きの方が回し心地は軽い傾向があるので、気になる方は仕様をチェックしてみてください。

ペグ交換でチューニングを安定させる

ペグは弦を巻き取り、チューニングを保持するための重要なパーツです。品質が良いものに交換するだけでチューニングの安定度が大きく向上し、ライブやレコーディングのストレスを減らせます!

GOTOH SD91-05M L6(ニッケル)

GOTOH ギターペグ SD91-05M L6 ニッケル

GOTOH ギターペグ SD91-05M L6 ニッケル

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老舗国産メーカーGOTOHの定番ペグで、ヴィンテージスタイルの外観と機能性が人気です。軽量設計でネックヘッドへの負担を抑えつつ、耐久性やチューニング精度もしっかり確保されています。

ブリッジのアップグレードでサスティンとトーンを向上

ストラトキャスターのブリッジは、ボディと弦を繋ぐ重要なパーツです。素材や構造によってサウンドの響きが大きく変わるため、ここにこだわることでより自分好みのトーンを追求できます!

Freedom Custom Guitar Research SP-ST-01

Freedom Custom Guitar Research SP-ST-01 Synchronized Tremolo Unit Nickel

Freedom Custom Guitar Research SP-ST-01 Synchronized Tremolo Unit Nickel

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ヴィンテージ志向の方に人気のシンクロナイズドトレモロユニットです。イナーシャブロックは鉄製で、質量がしっかりしているためサスティン向上に寄与します。ニッケルメッキの美しい外観も魅力的です。

Wilkinson by GOTOH VSVG-NX (VSVG-N)

トレモロを多用する方にぴったりのシンクロナイズドトレモロユニットです。滑らかな操作性と、クラシックな外観を両立しているため、ロックからポップスまで幅広いジャンルのプレイヤーに愛されています!管理人も大好きなモデルです。 チューニングが非常に安定します。

“MEMO”
もしすでに良いブリッジを使っているなら、無理に交換しなくてもOKです。まずはイナーシャブロックが鉄製かどうかを磁石で確認してみましょう。磁石がくっつくようであれば鉄製のイナーシャブロックで、鉄製のほうが響きがきれいです。磁石がくっつかなければ合金製です。

ブリッジサドルで更なる音のチューニングを

ブリッジ自体の交換はハードルが高くても、サドル交換なら比較的気軽に挑戦できます!サドル部分は弦高やイントネーションを調整する際に頻繁に触れるため、作りがしっかりしたものを選ぶと扱いやすく音も安定します。

RawVintage サドル RVS-108(国産ギター向け) / RVS-112(USA製ギター向け)

RawVintage エレキギター サドル ミリサイズ RVS-108

RawVintage エレキギター サドル ミリサイズ RVS-108

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RawVintage サドル インチサイズ RVS-112

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素材と構造にこだわって作られているため、安定したサスティンとパキッとしたアタックが得られます。国産かアメリカ製かでサイズが異なるので、購入前に必ず確認してくださいね!

ジャックの品質で安定した出力を確保

意外に見落とされがちですが、ジャックの品質がギターサウンドの安定性に大きく関わります。接点部分が酸化するとノイズが出やすくなり、ライブや録音中に音が途切れるリスクが高まることも。そこで、信頼性の高いジャックに交換しておくと安心です。

Pure Tone PTT1(オープンジャック)

接触点が二重構造になっており、通常のジャックと比べると安定した接触が得られるのが特徴です。音切れやガリノイズを極力抑えたい方におすすめです!少し値が張ることもありますが、その分リスク回避の効果は高いでしょう。

Switchcraft

SCUD Switchcraft社製オープンジャック モノラル OJ-120

SCUD Switchcraft社製オープンジャック モノラル OJ-120

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長年ギターパーツのスタンダードとして信頼されてきたSwitchcraftのジャックです。オープン構造なのでメンテナンスもしやすく、交換用ジャックとして定番中の定番と言えます。

ピックアップセレクターで多彩なサウンドを切り替え

ピックアップを交換するなら、同時にチェックしたいのがピックアップセレクターです!ストラトでは定番の5wayスイッチを使うことで、フロント・ミドル・リアのピックアップを自在に組み合わせられます。

しかし、経年劣化や頻繁な使用で接点がくたびれると、ガリが出たり、接触不良が起こったりすることも。そこでおすすめなのが以下の商品です。

SCUD CRL製レバースイッチ

SCUD CRL製レバースイッチ 5way 取付ビス付 ノブ別売り CRL-5W

SCUD CRL製レバースイッチ 5way 取付ビス付 ノブ別売り CRL-5W

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アメリカの老舗パーツメーカーCRLのライセンス品で、耐久性が非常に高いのが特徴です。カチッとした切り替え感が心地よく、交換後に操作感が一気に改善されることが多いです!「純正スイッチが不調になってきた」「ガリが気になる」という方は、早めの交換を検討してください。 正直ピックアップセレクタースイッチはこれ一択です。

トレモロ機構周りを強化して安定性向上

ストラトキャスターの特徴と言えば、やはりトレモロユニットです。アームを使った繊細な表現から、派手なアーミングまで対応できる自由度の高さが人気の理由と言えるでしょう。ただし、弦のテンションを支える重要なパーツなので、少しカスタムするだけでも大きく音や操作感が変わります!

RawVintage トレモロスプリング RVTS-1

RawVintage トレモロスプリング RVTS-1 / Tremolo Springs

RawVintage トレモロスプリング RVTS-1 / Tremolo Springs

1,609円(03/06 18:09時点)
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スプリングの本数を増やすとサスティンが向上する反面、トレモロが硬くなるというジレンマがあります。

その点、RawVintageのスプリングはやや柔らかめなので、5本装着しても比較的アーム操作がスムーズです。「できるだけ芯のある音を出したいけど、アーミングのしやすさも犠牲にしたくない」という方には非常に魅力的です!

スプリングをRaw vintageのものに変更し、5本にしてみました。アーミングも滑らかになり安定感がでました。生鳴りも増えた気がします。

Musiclily Ultra ブラス製トレモロスプリングクロー

ブラス(真鍮)製トレモロスプリングクローです。ここを交換するための部品があるのを最近知りました。元のスティール製のスプリングハンガーよりだいぶ厚く、折り曲げではなく削り出しで作られているようです。かなり贅沢。

スプリングを引っ掛ける爪の部分が元の鉄製のものよりスプリングの引っ掛ける部分の接地面積より多いので安定感を感じます。

実際にスプリングクローを交換してみました。アーミングが更に安定した感じがします。

配線材の変更で音質アップ!

Belden 8503

BELDEN 8503 フックアップワイヤー5色セット 8503-01-5

BELDEN 8503 フックアップワイヤー5色セット 8503-01-5

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シールドでも有名なBelden(ベルデン)社製の配線材です。配線材交換の定番ですね。

ビニール被膜なのであまりはんだごてで熱を与えると溶けてしまうのが難点ですが、交換するだけでギターの音色の膜が一枚取れたような感覚になります。

ルシアーオブジャパン Gavitt製 ビンテージクロスプッシュバックワイヤー

ヴィンテージライクな外観と作業性の良さが魅力です。プッシュバックワイヤーはハンダ付けの際、被覆を火で炙る必要がないため、初心者にも扱いやすいというメリットがあります!

配線材はこだわると奥が深いため、よろしければこちらの記事も併せてご覧ください。

ネックプレートの交換で生鳴り感をアップ!

ストラトキャスターはネックとボディが別の部品で別れているため、接合部分であるジョイントに関わる部品は重要です。

お手軽に交換できるものではネックプレートがおすすめです。

KTS チタン製ネックプレート

KTS チタンパーツ Ti-Neck Plate Titanium Neck Joint Plate

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通常のネックプレートは鉄製のものが多いのですが、これは贅沢なチタン製のネックプレートです。

カラッとした鳴りに変わりました。

Freedom Custom Guitar Research トーンシフトプレート

こちらも鉄ではなく、ブラス(真鍮)製のプレートです。クロームメッキが施されてるため見た目は普通と同じ色合いなので違和感がないのがいいですね。

私のストラトにも2mmの厚さのネックプレートを使ってます。

2mmのものと3mmのものがありますが、3mmのものは音が太くなりすぎて私には合いませんでした。すでに鳴りすぎてるストラトにはいいかもしれません。私は2mmのものをよく使ってます。

↓は3mmのものです。

Freedom Custom Guitar Research プレート 3mm

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ネックプレート交換以外にもいい方法が

ネックプレート交換だけでなく、ジョイント部分に一手間加えるだけで生鳴り感を上げる方法があります。

いいストラトにはすでに施されている場合が多いのですが、20万円以下のFenderタイプおよびFenderのギターはだいたい対応されてないので有効な改造です。

ボディ側のネジ穴を広げてジョイントネジがスコスコ入るようにするとよいです。より強くネックとボディを接合できるようになります。

ドリルをお持ちならば直ぐにできる改造です。

コンデンサの変更でトーン回路をカスタム

コンデンサはボリュームやトーンと比べると目立たないパーツですが、トーン回路の要として非常に重要です。特にストラトキャスターのトーン回路はシンプルなので、コンデンサの種類を変えるだけでも高域の抜けや音のキャラクターが変わります!

Sprague ORANGE DROP 0.047uF

現行品で入手しやすいコンデンサの中では、「オレンジドロップ一択!」と評する方も多い定番製品です。価格も手頃で安定した品質が期待できます。もっとヴィンテージ感を出したい場合は、ビンテージPIO(Paper In Oil)コンデンサを探すのも面白いですよ。

また、構造上ストラトキャスターのリアピックアップにはトーンが効かないようになっています。エレキギターのトーンポットはフルアップにしても少しだけトーン回路を通っているため、リアピックアップがギャンギャンな音をしているのもこれも理由の一つだと思います。

普段リアピックアップを使わない人も、トーン回路を通すと使いやすくなるかもしれません。いちばん簡単なのは、センターピックアップのトーンポットをリアピックアップと兼用させてしまおうという改造を施すことです。線を一本つなぐだけなので簡単です。

出典:https://mcbrain.jp/5676/

私はセンターとリアをよく使うので、センターとフロントのトーンを兼用にして、リアを独立したトーンポットにしてます。

はんだで接合の安定性と音質をサポート

ギターの電気回路は、意外とハンダ付けの品質に左右されます。接点が不安定だとノイズの原因になったり、せっかくの高品質パーツも本来のポテンシャルを発揮できません。なるべく楽器用・オーディオ用に適したハンダを使いましょう!

おすすめのはんだ

  • Kester44(ケスター44)楽器配線用ハンダ
  • 日本アルミット KR-19RMA 音響用ハンダ

KESTER44 音響用ハンダ 2M切り売り

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日本アルミットKR-19RMA 音響用ハンダ2M切り売り

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どちらも評価の高い製品です。特にKester44はギターメーカーの工場でも使われることがあり、安定した接合が望めます。ハンダ付けは一見難しそうですが、温度と作業手順をしっかり守れば比較的スムーズに行えますよ。

その他の便利なアイテム

メンテナンス性や操作性を高めるためにあると便利なアイテムもご紹介します!

Freedom Custom Guitar Research SP-P-09 シリコンオイル

弦が触れる部分全てに塗ることでチョーキングやトレモロアームを動かしてもチューニングが安定します!

基本的に弦が伸び切って安定しているのにチューニングが狂う理由はチョーキングなどで動いた弦の位置が滑りが悪くて元の位置に戻れなくなることで発生します。このオイルを塗っておけば滑りが良くなってチューニングが狂いにくくなりますよ。

“注意”
シリコンオイルを使う際は、つけ過ぎない注意してください。オイルが固まってしまったりベタつく可能性もあります。。

交換・改造の手順をイメージするタイムライン

ここでは、ストラトキャスターを改造する際の大まかな手順をタイムライン形式でご紹介いたします。初心者の方でも流れをイメージしやすくなりますので、ぜひ参考になさってください!

‘STEP.1’
‘改造プランを立てる’
まずは交換したいパーツを選び、予算や必要な工具をチェックしましょう。
‘STEP.2’
‘ギターを分解する’
弦を外し、ピックガードやブリッジなど、改造に必要な部位を丁寧に取り外します。
‘STEP.3’
‘パーツを交換する’
ピックアップやポット、ジャック、ブリッジなどを交換し、配線図に従ってハンダ付けを行いましょう。
‘STEP.4’
‘組み立てと調整’
すべてのパーツを元に戻し、ネックの調整やオクターブチューニングなどを入念に行います。
‘STEP.5’
‘試奏して微調整’
音を出してみて、サウンドや操作性に違和感があれば微調整を繰り返します。

Q&Aコーナー|よくある質問と回答

最後に、ストラトキャスターの改造に関して多くの方が気になるポイントをまとめてみました。5つの質問と回答を用意しましたので、ぜひチェックしてみてください!

改造にどれくらい費用がかかりますか?
パーツの選択にもよりますが、トータルで1万円から5万円程度が多い印象です。ブリッジやピックアップなど大きなパーツを交換する場合はさらに費用が上がります。
初心者でもパーツ交換を自分でできますか?
ハンダ付けやネック・ブリッジ調整に抵抗がなければ可能です。ただし、トラブル時の対処が難しい場合はプロに依頼するほうが安心です。
トレモロとブリッジのどちらを先に交換すればいいですか?
基本的にはブリッジユニット(トレモロ機構含む)を一体で交換すると作業がスムーズです。個別に交換する際は、まずサドルやスプリングを変えて様子を見るのも良い方法です。
オレンジドロップ以外のコンデンサを使うメリットはありますか?
ビンテージ感の強いPaper In Oilタイプや、ブラックビューティなど、個性的なキャラクターを持つコンデンサを使うと微妙な質感が変わります。好みのサウンドに合わせて試してみる価値があります。
配線材を交換しても本当に音は変わるのでしょうか?
細かな差ではありますが、ノイズ耐性や高域の伸びなどに変化を感じる方もいらっしゃいます。気持ち良く弾けるかどうかは精神的な面も大きいので、試してみる価値はあると思います。

エフェクタービルダーからのコメント

サイト管理人

ストラトキャスターは改造の幅がとても広く、触れば触るほど沼にハマってしまいます!しかし、パーツ選びはあくまで「自分がどんな音とプレイフィールを求めるか」が基準です。最初からすべてを交換するのではなく、気になるポイントから少しずつアップグレードしていくと、費用も分散できて失敗も減らせます。ぜひじっくりとご検討くださいね!

まとめ|理想のストラトサウンドを目指しましょう

いかがでしたでしょうか?ストラトキャスターの改造におすすめのパーツを、ピックアップからジャック、トレモロ機構、ブリッジサドル、ポット、コンデンサ、配線材、はんだ、ペグ、そしてシリコンオイルまで、一通りご紹介いたしました。改造のプロセスはやや手間がかかりますが、一度手を入れたギターは唯一無二の相棒に感じられるようになるはずです!

今回ご紹介したパーツを組み合わせて、ご自身のストラトキャスターをさらに魅力的なギターへと仕上げてみてください。音質はもちろん、外観や操作性の向上を目指して、ぜひカスタムを楽しみましょう! 長文を最後までお読みいただき、ありがとうございます!今後もギターに関するお役立ち情報をどんどん発信していきますので、参考になさっていただければ幸いです。