ファズフェイスは、ジミ・ヘンドリックスをはじめ、多くのギタリストが愛用してきたクラシックなエフェクターです。私もギター歴18年、自作エフェクターを作り続けて15年以上という経験から、ファズフェイスの魅力にどっぷりハマっています!今回は、2024年最新のファズフェイスのおすすめ9選を厳選しました。これらのエフェクターは全て日本で購入可能ですので、ファズ好きにはたまらないラインナップです。
ファズフェイスタイプのエフェクターとは?
ファズフェイスは、1960年代に登場したファズペダルで、独特の歪みとボリューム感を提供します。ファズの特徴は、ギターのトーンを大幅に変化させ、アンプに送るシグナルをクリッピングさせることで、ビンテージから現代のロックサウンドまで幅広く対応できることです。特に、ファズフェイスはその丸い形状と濃密なサウンドで知られ、クラシックロックやブルースのファンには欠かせません。
ゲルマニウムトランジスタ vs シリコントランジスタ
ファズフェイスには、ゲルマニウムトランジスタを使ったものと、シリコントランジスタを使ったものがあります。それぞれに特徴がありますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
ゲルマニウムトランジスタは、ヴィンテージ感あふれる温かみのあるサウンドが特徴です。特にダイナミクスに敏感で、プレイヤーのピッキングにしっかり反応します。しかし、温度変化に弱く、安定性に欠けることがあるのがデメリットです。また、電源は基本的に9Vの電池で駆動するものが多く、外部電源には対応していないことが多いです。
シリコントランジスタは、より現代的で安定したサウンドを提供します。温度による影響を受けにくく、ライブやレコーディングなどで安定したパフォーマンスを発揮します。また、外部9V電源に対応しているモデルが多く、利便性も高いです。サウンドは少し硬めで、よりクリアでパンチのあるトーンが得られます。
どんな曲で使われている?
ファズフェイスは、ジミ・ヘンドリックスの『Purple Haze』やエリック・ジョンソンの『Cliffs of Dover』など、数多くの名曲で使用されています。その太くてアグレッシブな音色は、ロック、ブルース、さらには現代のオルタナティブロックの曲でも活躍しています。どの楽曲でも、その特徴的なサウンドが一度耳に入れば、すぐにファズフェイスだとわかるはずです!
2024年最新!ファズフェイスのおすすめ9選
Dunlop|Fuzz Face Mini Germanium
Jim DunlopのMini Germaniumバージョンは、ゲルマニウムトランジスタを使用しており、温かみのあるヴィンテージトーンが特徴です。このモデルは電池駆動のみで、外部電源には対応していません。
Dunlop|Fuzz Face Mini Silicon
シリコントランジスタを搭載したこのモデルは、安定したサウンドを提供し、9V外部電源にも対応しています。よりシャープで現代的なファズサウンドを求める方におすすめです。
Fulltone|69 MkII
このモデルは、ゲルマニウムトランジスタを採用しており、クラシックなファズトーンを提供します。温かみのあるトーンが特徴ですが、電源は9V電池のみで、外部電源には対応していません。
Dunlop|FFM3 Jimi Hendrix Fuzz Face Mini
このモデルは、ジミ・ヘンドリックスのトーンを再現したシグネチャーモデルで、シリコントランジスタを使用しています。安定したパフォーマンスと、9V外部電源に対応しており、ライブでもレコーディングでも活躍できる信頼性の高いファズフェイスタイプです。
Wampler|Velvet Fuzz
シリコントランジスタを使用したこのファズペダルは、クラシックなファズとモダンなディストーションを融合したサウンドが特徴です。9Vの外部電源にも対応しているため、利便性が高いです。
Dunlop|Band of Gypsys Fuzz Face Mini
Dunlop Band of Gypsys Fuzz Face Miniは、ジミ・ヘンドリックスがBand of Gypsys時代に使用したサウンドを再現しています。このモデルはシリコントランジスタを使用しており、安定したサウンドと9V外部電源に対応しているため、現代のプレイヤーにも使いやすい設計となっています。
Dunlop|JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Face
Dunlop JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Faceは、ジミ・ヘンドリックスが愛用したオリジナルのファズフェイスを忠実に再現しています。ゲルマニウムトランジスタを使用し、温かみのあるヴィンテージトーンを提供します。こちらは9Vの電池駆動のみで、外部電源には対応していません。
MXR|Classic 108 Fuzz
シリコントランジスタを使用し、9V外部電源対応のため、安定したサウンドが楽しめます。ファズフェイスらしい音色を現代的に再現しています。
Keeley|Fuzz Bender
シリコントランジスタを使用し、9V外部電源対応。ファズとトレモロを融合したサウンドが特徴で、ファズの中でも特に個性的です。
ファズフェイスタイプのエフェクターでよくある質問
ファズフェイスとディストーションの違いは何ですか?
ファズは音を激しくクリッピングして歪ませるのに対し、ディストーションは比較的滑らかな歪みを提供します。ファズは、より過激で大胆なトーンを求めるプレイヤーに向いています!
ファズフェイスはどんなアンプと相性がいいですか?
真空管アンプとの相性が抜群です!クリーンなアンプでも、ファズフェイスのサウンドはしっかりと響きます。特に、クラシックロックのようなジャンルにはうってつけです。
ファズフェイスはバッファーが必要ですか?
ファズフェイスはエフェクターチェーンの一番最初に接続することが推奨されており、バッファーを使うとトーンが変わってしまうことがありますので、注意が必要です。
ファズフェイスタイプのエフェクターのまとめ
ファズフェイスは、クラシックロックから現代まで幅広く活用できるエフェクターです。2024年の最新モデルも、ヴィンテージの音色をしっかり受け継ぎつつ、現代のギタリストにとって使いやすい設計が施されています。今回紹介した9つのモデルは、どれも個性的な魅力を持ち、あなたのサウンドを一段と豊かにしてくれるはずです!ぜひ、次のギア選びの参考にしてみてください!