結論から言えば、エレキギターのパッシブピックアップの弱い音声信号を強くするためです。
エフェクターの創世記の製品を見るとバッファバイパスではなく、機械式スイッチによるバイパスが主流だったかと思います。
エレキギターのピックアップから出る信号は非常にノイズに弱く、高インピーダンスなものなので本来あまり良いものではなかったです。
科学的には説明できませんが、機械式スイッチを通すだけでシールドケーブル3m分くらいの劣化はしていると思います。スイッチを分解してみればわかりますが鉄の板が端子に接触してるだけなので。
おそらく初めてバッファバイパスが採用されたのはBOSS初期3機種(1977年発売)であるOD-1、PH-1、SP-1だと思います。
日本人のこだわりか、ハイインピーダンスの信号を更に劣化させるのは許せなかったのでしょう。